2019年3月19日火曜日

池袋観劇

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「ピーターパン」の
 ベーコンエッグ \216
 シナモンロール \194 1/2個
カフェオレ
わらじ型の平べったいパンに、長いベーコンと目玉焼きをトッピングしてある、「ピーターパン」のベーコンエッグが今日の朝御飯。
 
それだけでは少し物足りないかなと、可愛いサイズのシナモンロールも買ってきて、それはだんなと半分こして食べた。
 
たまーに食べたくなるシナモンロールは、容赦なく甘いし手はべたべたするしで食べにくい系パンなのだけど、それでも時折恋しくなる。シナモン風味が強いのが好き。
 
一日中バイトなのだという息子にはパンを2個食べさせてやって、慌ただしく朝6時半にはだんなも息子も出かけていった今日の朝。
私も午前中からお出かけなので、家事諸々ささっと終わらせて出かける準備~。
池袋東武内「粥餐庁」にて
 担々麺&選べるお粥セット \1200
今日は午後から池袋で観劇で、その前にちらりと買い物をしつつ劇場近くの池袋東武デパート内でお昼ご飯。
 
粥餐庁」は新宿さぼてん系列のお粥屋さんで、たまに名前を見るなと思っていたけど、でも都内の店舗はここ池袋と新宿、大崎くらいにしか無いらしい。あとは埼玉、北海道、仙台、名古屋、大阪、福岡とぽろぽろあちこちに店舗がある。
 
最初は季節の桜海老のお粥が美味しそうだなと、店頭の案内ポスターを見てそれを目当てに入店したはずだったのだけど、メニューを見ていたらお粥と麺が楽しめるハーフ&ハーフのセットがあって、ああこっちの方が食べたいなと。
 
残念ながら桜海老のお粥は選べなかったけど、選択肢は「蒸し鶏とほうれん草のさつま芋かゆ」「蒸し鶏とみょうがのおかゆ梅味仕立て」「湯葉とじゃこ湯葉のおかゆ」「海老とチーズのトマトのおかゆ」と色々あって、そして濃厚ごま担々麺とミニ肉まん、杏仁豆腐がついてくる嬉しい組み合わせ。
 
好みな感じに胡麻たっぷりで辛さも若干控えめな担々麺は食べやすかったし、選んださつま芋粥も蒸し鶏どっさりで見た目よりも食べ応えがあった。
 
うっかり腹持ちのよろしくないお粥を食べてしまったから夕方には切ないほどお腹が空いてしまったのだけど、でも担々麺みたいな味のものが恋しいと思っていたので無問題。
 
……で、ちょこっとお安く見てきたのは、「青蛾館創立35周年記念公演 毛皮のマリー」。
ちょこっとお安かったのに(まあ、かなり端の方ではあったものの)、前から数列目のかなり良い席で観劇できた。
 
これは寺山修司の戯曲で、今から50年以上も前に、美輪明宏の為に作られた作品。
 
贅沢にしつらえた一室がある。
そこに住む「毛皮のマリー」は、中年の男娼である。
マリーとともに暮らしている美少年「欣也」はその部屋から出たことがなく、マリーが部屋に放った蝶を捕まえては標本にして暮らしていた。
ある日、上の階に越してきた謎の少女によって、マリーと欣也の関係がかき乱されてゆく。
 
欣也、そしてマリーにはそれぞれ隠された秘密があった…。
 
と、公演公式サイトによると、そんなあらすじ。
 
部屋の中で蝶を集める少年、下男に風呂の世話をさせながら夜な夜な男を家に連れ込むマリー、外の世界へと少年を誘う美少女……と、退廃的な耽美な世界、そして割とドロッとした感じにいやらしくもあって。寺山修司節とも言える独特な言葉の言い回しが耳に残る、「ああ、毒と薬って表裏一体なんだなあ」なんて思わせられる、なかなか強烈なお芝居だった。
 
何度もあちこちの劇団によって演じられてきたこの作品、かつては美少年役にいしだ壱成、及川光博が演じたこともあるそうで。それはさぞ美しかった事だろうなと。
 
そして今作はまさかの(それとも定番なの?どの公演でもこんななの??)男性の生お尻(さすがに前は向かない。絶妙に向かないけど、でもノー下着&照明ばっちり)を拝むことに。
そも、最初からしてブーメランパンツ一丁の男性が10人くらい出てきてバーレスクショーさながらに踊るという演出で。
 
なんかすごいもの見ちゃったなあ……とかなりびっくりしたし、でも絵画のように美しいシーンもあったりで。そうして今日のは「オリジナルバージョン」というもの。
このオリジナルの他に、ニューヨークの劇場「ラ・ママ」公演時のバージョンという、日本では未公開のものも存在するそうで、今回の公演はこの2パターンを交互に演じるという面白い趣向になっていたのだった。
 
なので明日は明日で「ラ・ママ版」を見に来る予定。役者さんも一部変わるそうで、どんな感じになるのかとても楽しみ。
「ANTONIO'S DELI」の
 トリッパのトマト煮込み
 ラザニア
 ハムとポテトのクリームグラタン
ビール(ヒューガルデン)
今日は息子と2人の夕御飯。
 
簡単に済ませたいなと観劇後に池袋東武を歩いて、夕方のタイムセールが始まっていたらしい「ANTONIO'S DELI」でいくつかお総菜を買って帰ってきた。全部100円引きとか200円引きとかの値札がついていたもので。
 
グラタンとラザニア、そして私にはとても嬉しいトリッパのトマト煮込み。
グラタンとラザニアはあらかた息子にあげることにして、私はトリッパ煮込みを肴にビールを飲んで、大体それで夕御飯を終わりにした。
 
下茹でとかめんどくさそう、と思って、トリッパを自分で買ってきて煮たことはないのだけど、お肉屋で売られてる白くて綺麗なトリッパなら普通に煮るだけで食べられるのかな。
 
モツ煮(は大体豚モツだよね)も相当好物だけど、煮込み系ホルモンならトリッパも双璧で大好物な私は、いつか自分でも煮てみようと思っている。