2019年2月26日火曜日

巷で噂の「乃が美」のパン

「カトランベーカリー」のクリームパン
カフェオレ
今日の朝御飯は、大好物のクリームパン。
 
だんなと息子も「おいしい」と言ってくれるもんだから、これを買う時は割と問答無用で3人分購入している気がする。
今日も安定の美味しさ。
 
……で、今日は9時半到着目処に、津田沼パルコまでいそいそとお出かけしてみた。
公式twitter情報で「乃が美の食パンを販売」というのを週末に知って、11時前に行ってみたのだけれどあっけなく売り切れで。
 
どうも開店前から並ぶらしいと聞いて、その行列の指定場所なども教えてもらったので、ならばと今日、開店10時の30分前から並んでみることにした。
 
なんでも「乃が美(のがみ)」は、「日本の美味しい食パン10本」に選ばれたとか、「パン・オブ・ザ・イヤー」で金賞を貰ったとか、華々しい系列を持つ"生"食パンなのであるらしい。
 
でも正直私は"生"ってやつにはあんまりときめかなくて。
生クリームと生ビール、あと生ハムあたりはともかくとして、生チョコとか生キャラメルとか生どら焼きとか生パスタあたりは、「いやまあ、別に……?」という感覚。
生食パンとか、正直、わけわからないし……なんて思いつつも、それほどに人気のある食パンなら1回くらい食べてみようかな?なんて。
 
次回購入時の備忘録代わりに、以下、本日の時系列。
 
09:30 事前に聞いていたパン購入専用入口を目指してみると既に50人くらいの列。A館B館境界の裏通りにある階段入口がそこだったのだけど、大通りにまでずらりと列が伸びていてびっくり。
 
09:45 列が動いて地下入口にまでぞろぞろと移動。1人1枚引換券が配られる。でも列から離れるのは禁止。今月の販売は週末各日300本、平日は200本だったということだけれど、この先もそうなのかはちょっと不明。
 
10:00 販売開始。9:30到着の私は10:10には受け取ることができた。2斤サイズの1本が税別800円。ちなみに、買ってすぐに列に並び直し「2本目」をゲットせんとする人も数十人。他のお店覗いてから地上の列近くに戻ったのだけど、10:18段階でちょうど整理券が捌けたくらいの様子に見えた。
 
店頭のポスターによると、この先は(少なくとも5月までは)毎週火曜と水曜に同様にこのパンが販売になるんですって。4/30-5/1だけお休み。
 
さてどうかな。美味しいと良いな。
 
そしてその後は週末のお出かけ(女子会!)に向けて、髪を切って、ついでに染めて。
 
なんとなく担当の兄さんと地元のラーメン話で盛り上がってしまい、地元の店はここがいいあそこがいいと話の末、その兄さんのイチオシは新小岩の「麺屋一燈」なんですって。つけ麺なのかな。
「乃が美」の食パン
ブッラータのカプレーゼ
魚介クリームシチュー
ビール(ヒューガルデン)
で、せっかくなので、買ってきたばかりのパンを食べてみましょうという本日の夕御飯。
まずは焼かずにバターも塗らずにちぎってそのまま食べてください、とお勧めされた。
 
じゃあパンの似合う献立にしましょうということで、クリームシチューを作ることに。バターと小麦粉で、ベシャメルソースを炊こうかとも思ったのだけれど、寄ったスーパーでチャウダーのルーが特売だったのでこれで良いやと手抜きした。
 
クリームシチューなら定番は鶏肉だけど、鶏は昨夜に食べてしまったから、それじゃあと今日は魚介にしてみることに。実は鶏肉買うよりお金がかかったけど、パナメイ海老と帆立貝柱とサーモンの切り身を買ってきた。野菜は玉ねぎとさやいんげん。
 
魚介は火を通しすぎたら固くなってパッサパサになってしまうから、だんなが帰宅するのに合わせて遅いタイミングで仕上げるようにして、あとは手持ちのフルーツトマトを食べてしまいたいなとカプレーゼ。ブッラータも冷凍庫に入りっぱなしなのがあったしで。
 
「……というわけで、並んで買ってまいりました高級食パンでございます」
とテーブルに出して、端からざっくり大きく切り分け、もふもふと食べた。
 
"生食パン"の"生"は、「口どけの良さ」とか「とろける食感」を表現したものだそうで、確かにちょっと独特な歯触り。
ふあんもちもちとした、ぱさついた感じがないマシュマロみたいな歯ごたえで、パン切りナイフを入れても切りにくいし、なんなら噛み切るのもちょっとコツが要る感じ。
 
なかなか新鮮な食感で、確かに美味しかった。息子がもりもり食べまくり、今夜だけで1斤以上が無くなった。
そんな勢いで減るくらいには美味しかったけど……"食パンが食べたい時"に食べたいパンかっていうと、微妙な感じ。
 
食パンとして私が好きなのは、安定感が半端ないアンデルセンの「長時間発酵食パン」と、あともうちょっと近場(かよく行く繁華街とか)で売られていたらそれはもう頻繁に買いに行くだろう、田原町の「パンのペリカン」のもの。
 
私はそのまま食べても美味しいし、焼いて食べてもなお美味しいし、って感じの食パンが好きなんだなー、なんて思ったのだった。
 
でもなんだかんだ、買えるうちにまたこの食パン、買いに行ってしまうと思う。地元で手軽に人気のパンを買えるというのはありがたいものだから。
 
ちなみに、宣伝文句にもなっていた「日本の美味しい食パン10本」の残りの9本はこんな感じだそう。
あいにくと、遠くまでパンを買いに行くほどの情熱のない私は、知らないお店がほとんどで。
 
そして「日本の美味しい食パン10本」で検索するとおそろしい数で「乃が美」ばかりがヒットするのもなんだかなー、という感じ。「宣伝がお上手なんだなあ」と言うか……。
 
多分、これ、買ってる人も「残りの9本も食べたんだけどね」とは絶対なってないよなーなんて思ったりするのだった。