2018年5月10日木曜日

サギンでシースー

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「MAISON KAYSER」の
 レモンパイ \281
フルーツいろいろ
ヨーグルト(プレミアム湯田ヨーグルト)
カフェオレ
海浜幕張のアウトレットモールに「MAISON KAYSER」が出来てたよー、ということで、早速買い物してきた。
 
私は平べったい貝みたいな形の「レモンパイ」。でも飽食気味であんまりお腹も空いておらず、半分に割って残りは明日にでも食べることにした。
甘酸っぱいレモンカードがたんまり挟まったパイで、リッチな味わい。
 
フルーツと共に食べたヨーグルトは、北野エースで売っていた「プレミアム湯田ヨーグルト」。
 
ヨーグルトなのにプラスチック容器ではなくアルミのパウチパックに入っていて、800gとずっしりと重い。岩手の会社なんですって。
ヨーグルトは「もっちり濃厚」と「すっきり濃厚」があって、「そりゃもっちりでしょう」と買ってきたのだけど、前者が加糖だったらしい(パッケージにちゃんと記されていたけど目に入ってなかった)。
 
「手県産の生乳を使用したヨーグルトにフレッシュな生クリームを贅沢に加え、臭いや光の遮断性が高いアルミパウチで発酵させました。しっかりとした組織となめらかな食感が特徴です」
というヨーグルト、独特のねっちりもっちり食感でとても美味しかった。生クリームが入ってるだけあって、濃厚なのがとても好み。
銀座「銀座福助 本店」にて
 季節のコース「陽春」 \4000
 追加:のどぐろ握り \600
 追加:うに軍艦 \800
 日本酒(山形 大山 特別純米) \750
今日で母は帰宅。
 
「最後にお寿司食べたいわねぇ」
と言うから、じゃあいつもの銚子丸?と聞けば、
「銀座の福助って、今は無いのかしら」と。
 
むかーしむかし、母が勤め先の上司に連れてきてもらったのが来店の切っ掛けだったという「銀座福助 本店」。
当時は数寄屋橋阪急の地下にあって、そんな場所なのに銀座にしては高すぎるということもなく、お手頃価格で美味しいお寿司が食べられるお店だった。
 
私が学生だった頃、中央区に住んでいた時期が10年くらいあって、その頃は数ヶ月に一度の割合で、「お寿司と言ったらここだよね」とばかりに、そこそこ頻繁に来ていたお店。
 
数寄屋橋阪急も今は無く、でも調べてみたら銀座2丁目の銀座トレシャス10階にあの本店が移転していた。
調べてみたら、変わらずにそこそこのお手頃価格でランチ握りのセットなどがあり、前日までに予約をすればコース料理もいただけるとのこと。
 
お寿司8貫いただけて、刺身や焼物、茶碗蒸しなどもついてきて4000円はとても幸せじゃないかな?と、昨日のうちにそれを予約しておいてみた。
 
天気予報では、午前中に小雨が降るかもしれないけれど午後からは晴れということになっていて。
 
だから傘も持たずに出かけたのだけれど、銀座に着いてみれば、ちょっと驚くくらいの大雨だった。
それでも、銀座松屋から地上に出ればたかだか200mほどの距離だしと、雨の中、傘無しで小走りでお店に向かう。到着した途端、雷まで鳴り出して、笑っちゃうくらいの荒天に。
 
コースの内容はこんな感じ。
久しぶりの福助のお寿司、美味しかった。
 
先付
菜の花辛子和え
生湯葉べっこう餡掛け
刺身
四種盛り
(鮪赤身、梅まだい、真だこ、甘海老)
組肴
焼物 さわらの西京焼
煮物 若竹煮
蒸物 茶碗蒸し
寿司
にぎり鮨8カン
中とろ、かんぱち、かつお、帆立
車子、蛍烏賊、生白魚、桜海老
お椀
甘海老頭のお味噌汁
食後
桜小餅
抹茶アイス
 
お刺身の角皿が黒地のモダンなオリジナルなもの(系列の「ほり川」のロゴ入りだった)だったり、数寄屋橋時代にはそれほどの品揃えではなかった記憶のある日本酒が色々あったり、良い方向に色々変わっていたお店。
 
「銀座福助本店」にて。ランチのコースはお値打ちでした。 「組肴」は、こんな感じに盆の上に焼物、煮物、茶碗蒸しがセットで。
 
具沢山の茶碗蒸しは海老、穴子、蒲鉾、椎茸、帆立貝、銀杏、三つ葉と嬉しい具材が色々で、優しい味つけ。
 
そしてお寿司が来る前には、お腹の具合によってシャリ大きめ、小さめの調整が可能ですよと訊いてきてくれた。
 
「私は普通のサイズで大丈夫だけど……母は小さめにしてもらったら?追加で少し握って貰いたいの、あるんでしょ?」
「えー、普通のサイズで良いわぁ」
「それ絶対食べきれないと思うのね。そして私はあんまり引き受けられないと思うのね」
「えー……」
 
なんてやりとりの末、母のシャリは小ぶりにしてもらい(結果的にそれで良かった)、追加の握りにうに軍艦と、壁に貼られたメニューにあった「のどぐろ」。
母、一度のどぐろを食べてみたかったんですって。
 
「のどぐろは、塩と醤油、どちらで召し上がりますか?」
「えーっと……どちらが美味しいですか?お勧めの方で」
「今日のはとても脂が乗ってますし、塩がお勧めですねえ」
「じゃ、塩で!」
 
さすがにこのあたりは良いお値段で、うに軍艦は1貫800円、のどぐろ握りは1貫600円。
 
まずはセットの握りがやってきて、それとは別皿で追加の握りが後からやってきた。
 
回ってないお寿司屋のお寿司、半端なものは銚子丸圧勝だったりもするのだけれど、さすがの福助は、さすがの美味しさだった。
 
文句なしの鮮度で、白魚はぴちぴち、帆立もむちむちと幸せな食感で。今日の一番上の写真からははみ出た場所にあった中とろも、とろけるような口当たりだった。
うにも、こんなに美味しいのは久しぶり。臭みが全然なくて、とろんと甘い。
 
でも、何より美味しかったのは「のどぐろ」。
しっかり脂が乗っていて、その脂の乗りゆえにか、軽く振られた塩が甘く感じられるくらい。
見た目もとても唆られるものだったし(「わーいのどぐろだー!」とテンションが上がるあまり写真撮り忘れた)。
 
最後には小ぶりサイズの桜餅と抹茶アイス、お寿司屋らしい巨大湯飲みの緑茶でおしまい。
 
思い出の店の味が、場所などは違いつつも変わらず楽しめるというのは本当に何より。場所も便利だし、母の上京時の定番ランチになりそうな気がする。
 
食事を終えて、ちらっとデパートで買い物して地上に出ると、数時間前とはうってかわっての青空になっていた。
 
東京駅に向かい、シンガポールでの買い物で母がいたく気に入っていた「TWG」のお茶屋さんに寄り、「BAKE」のチーズタルトを買って、あとは駅構内の「アンデルセン」でパンを買って。
 
荷物は既にあらかた段ボールで送ってしまったけれど、それでもそこそこの大荷物になった母は、
「めんどくさいし忙しいから到着しても連絡しないわよー」
と言ってキャリーを引きずり、帰っていった。
 
さて、これで我が家もやっと平常運転だけれど、どうしよう。お腹がさっぱり空かないわ。
「京鳥」の焼き鳥いろいろ
「北野エース」の卵入りポテトサラダ
ビール(プレミアムモルツ)
なんだかんだ私も大荷物になって地元に帰還。
 
今日はだんなの帰りも遅いと聞いているし、何か適当な夕御飯……と、パルコの下を覗きに行ったら「京鳥」という焼き鳥屋さんが1本20円割引のタイムセール中。
 
これが良いわーと、色々買って来てみた。皮とかねぎまとか季節メニューの「チーズつくね串」とか。私の分は4本、息子の分は6本で。
 
「北野エース」で見切り品になっていたゆで卵入りのポテトサラダも買って、あとは御飯は冷凍のがあるし味噌汁はインスタントでいいや……と、ゆるゆるな夕御飯。息子も連日御馳走続きだったし、今日はさらっとこんな感じで許してくださいということで。
 
私はサラダと焼き鳥だけをつまみにビール1缶飲んで、それで充分。
 
なんだか長いGWという感じで「ハレの日」続きだった感のある我が家、母と一緒に買った不思議な調味料やらレトルトやらがそこここに名残のように置かれていて、でも明日からはいつもの日常。