2018年1月8日月曜日

愛しのバターケーキ

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「ピーターパン」の
 あんバターコッペ
 とろ~りたまごの焼きそばサンド
カフェオレ
謎の筋肉痛&関節痛(他の症状一切無し)が続いている連休最終日、早朝に寝ていられなくなってもそもそと起き出してロキソニン飲んで、
「インフル……?違うよねぇ……?」
さっぱりわかんないー、とこたつでごろごろ。痛み止めが効いてさえしまえば、もう当たり前に動けるわけで。
 
朝食は、「ピーターパン」のお気に入りあんバターパン。店内のカウンターでお願いして、好みのものをサンドして貰えるもの。あんことバターが目下私とだんなのお気に入り。
 
あとは、半熟目玉焼きと焼きそばとレタスを食パンにサンドした、一風変わった焼きそばパンも1人1切れ。
 
焼きそばパンと言えばコッペパンだけど、この、食パンサンドの焼きそばパンも美味しいんだわ。
スパゲッティ ポバティ
コカコーラ
「今日がラストチャンスだから、エシレにお買い物に行こうと思います」
とだんなに伝えたら、「俺が定期持ってるし買ってくるよ」と一人、東京駅まで出かけてくれた。
 
目的地は、「エシレ・メゾン デュ ブール」。
 
ガレット・デ・ロワが期間限定販売とのことで、ずっと気になっていたのだった。販売期間は1月2日から8日までとかなり短く、お値段も相当なもの。でも、絶対美味しいんだろうなぁ、食べてみたいなぁ……と。
 
大人気のケーキ、「ガトー・エシレ」ほどの人気は無いだろうと、開店直後の到着タイミングくらいで行って貰ったところ、店頭には50人以上の行列ができていたらしい。結局その後、30分くらい並んで、ガレット・デ・ロワを買ってきてくれたのだった。
 
行列の人の目当ては「ガトー・エシレ」以外はマドレーヌやクロワッサンが主だったみたい。
1日10台程度しか焼かれないというガレット・デ・ロワはなんとかだんなのところまで残っていてくれた。
 
「あと〇人くらい」「〇台余ってるっぽい」「買えそう」
と実況メールが届くのを、はらはらしながら見守っていた私。
 
「クロワッサンは、とにかくお高いから、買えても無理しないでいいよー」
と伝えていたのだけど、
「クロワッサンがいい匂いすぎて辛い」
とメールが来て、「わかる、わかるよ」と頷いて。
 
結局、「せっかくここまで並んだんだから」の心理で、色々買ってきてくれた。ガレット・デ・ロワと同じくらい恋しかった、1カット売りのバタークリームケーキも買ってきてもらった。
 
アンシンメトリーなパイの模様も美しい、エシレのガレット・デ・ロワ。 というわけで、エシレのガレット・デ・ロワ、税込5400円。
 
アーモンドは仕込まれておらず、好みで添付のフェーヴを埋めてねというスタイル。金色の紙製王冠つき。
 
フェーヴはエシレのプレートをホルスタインが抱えた可愛いもので、これはここ数年同じものっぽい感じ。
 
これもエシレで人気のクロワッサン。値段が……値段です……。 「せっかく並んだんだし」の心理で買ってきてくれたクロワッサンは、手前が「クロワッサン・エシレ 50%ブール ドゥー(無塩)」、奥が「クロワッサン・エシレ 50%ブール ドゥミセル(有塩)」、どちらも1個432円。
 
包んだ紙袋に油の染みができるほどに、バターじゅくじゅくです。
 
こんなにバターしこたま入れてくれなくても良いんだよ、エシレ……(うれしいけども……)。
 
ボルディエに倣ってか、エシレでも海藻バターが。 そして、
「エシレでも海藻バター売り始めたんだってさ」
と、買ってきてくれた、20g378円(高いなー)の海藻バターも。
 
厳密に本国でどちらが先に扱っていたのかは知らないけど、「海藻バター」として日本で有名だったのはボルディエのが先だと思う。
 
エシレのも美味しいと良いな。
 
久しぶりに「貧乏人のパスタ」。胡椒がりごり。 で、お昼御飯は久しぶりに「ポバティ」、貧乏人のパスタ。
 
なんでも丸ビルの明治屋が閉店セール中だったそうで、「ペコリーノロマーノが半額だったー!」と、だんながエシレの帰りに寄ってきてくれたのだった。
 
その、買ってきてくれたばかりのペコリーノをがりごりたっぷり削る。
 
最初に半熟の目玉焼きを1人1個作っておいて、別途、オリーブ油を入れたフライパンの中で1人1個の別卵をわりほぐして、そこに茹でたパスタを入れて絡める。この段階でチーズを入れても良いのだけど、今日は、盛りつけた後から上にどっさり「セルフがけ」した。胡椒もたっぷり。
 
本来は、羊乳を材料にしたペコリーノじゃなく、パルミジャーノ・レッジャーノの下位互換とも言える、安価なグラナ・パダーノを使うパスタ。羊乳チーズでなんとなく風味が変わって、リッチな味のパスタになった。
「エシレ・メゾン デュ ブール」の
   ミゼラブル
カフェオレ
で、おやつに待望のバターケーキ。
 
行列に並んで買う「ガトー・エシレ」の方は、確かにすばらしく美味しいけれど、正直ちょっと濃厚すぎて、表面のバターをこそいでタッパーに入れたい(で、クラッカーとかにつけて食べたい)気持ちになってしまう。
 
「ショーケースに普通に並んでいる方のバタークリームケーキが食べたいのです」と「ミゼラブル」(756円)を買ってきてもらったけど、これでも夕食に響くくらいにもったりとお腹に溜まったのだった。ほんと、ここの食べ物は何もかもが、とっても濃厚。
 
スポンジではなく、アーモンド風味の生地(ダックワーズだそう)の層が4つ。その間に、ダックワーズ層と同じ厚さでバタークリームが3層。容赦なく、とってもバター。
 
写真の奥は、だんなの分の「ミルフォイユ」(864円)。バタークリームがあまり好きではない息子には「エクレール・ショコラ」(378円)。
 
ミルフォイユはパイ生地の食感がさっくさくで、ねっとりしたカスタードクリームには、これまたしこたまバターの存在感が感じられた。
とにかくバター。容赦なくバター。という感じで、バタークリームに飢えていた私は、もうすっかり充足できた。
 
充足できたは良いけれど、なんだか胃もたれしてしまって、夕飯の品数を全然増やせなかったという。
Tボーンステーキ
クラムチャウダー(キャンベル缶)
羽釜御飯
ビール(ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール 初摘みホップヌーヴォー)
コールスローでも作る予定だったけど、肉とビールの他はほとんど食べられる気がしないなぁ……と、夕飯は、年末の肉福袋に入っていた1kgサイズのTボーンを、ステーキにして。
 
早めに冷蔵庫から出して常温に置いておいた肉を、だんなが華麗に焼いてくれた。
いつも餃子を焼いているスキレットにあふれんばかりの断面積もさることながら、その断面積で厚さ4cmくらいはありそうな肉が、ものすごい迫力。
 
「こっちはヒレだね」
「こっちはサーロイン」
と、ナイフざっくり突き立てて、家族で分けつついただいた。なにしろ、骨つきとはいえ焼く前のサイズが1kgもあるわけだから、たいそうな食べ応え。
 
いつものバター醤油味でいただいて、ソースがおいしいものだから、最後にそのソースを少しばかり白飯に絡めながらいただいた。もうあとはスープを用意しただけで、すっかり満腹。
 
夜にガレット・デ・ロワを食べる予定だったけど、今日はもう全然無理でした。