2017年10月12日木曜日

マルサラ風味の肉団子♪

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「ピーターパン」の
 コッペパンサンド(あん&バター) \194 半分
 モンブラン蒸しケーキ \162
キーツマンゴー
カフェオレ
昨日、地元のパン屋さん「ピーターパン」に寄ってきたので(コッペパンを25個予約するという目的……)、朝ごパンも買ってきた。
 
店内の隅にはコッペパンのサンドコーナーがあって、ジャムやあんこ、バターなどを1種類or2種類、サンドして渡してくれる。だんなが「あんこ&バター」で注文しているのを見て、良いなぁと思っていたら、他にも総菜パンを買ったからと、それを半分こして食べることになった。
 
季節もののモンブラン蒸しケーキと、そのあんバターコッペをもぐもぐ食べた朝御飯。
 
この店のコッペパン、大きくてふんわりした食感で、素朴ながらなかなか美味しい。
 
そして半分食べて冷蔵庫に残してあったキーツマンゴーも剥いて食べた。ほんとに甘くて美味しいマンゴーで、今日はお昼の用事の前に銀座のわしたショップに寄ってみようと心に誓ってみた次第。
田中玉緒さんの料理教室
 ファリナータ
 カリフラワーとリコッタのクリーム w/自家製いくら
 秋茄子とツナのペンネ ダッテリーノトマトのソース
 マルサーラ風味のポルペッティーネ
     w/キタアカリのイタリア風粉ふきいも
 ナガノパープルのゼリー ゴルゴンゾーラのムースを添えて
 ワイン、コーヒー
銀座わしたショップ本店」でめでたく色々買うことができて(沖縄のスーパーで買った類の食材は、8割方ここで買えるものだったと把握……まあ、うん、それが分かっただけでも、ね)、うっかり大荷物で向かったのは田中玉緒さんの料理教室。
 
私の友人が1人参加するからと、数日前に「もしこの日に空いてらっしゃったらせりあさんもいかがですか」とお誘いいただいたのだった。
 
とても綺麗な秋色セッティングの食卓で、秋の食材たっぷりの、おもてなしにも使えそうな料理を色々教わってきた。どれも美味しかったー。
 
リグーリアの郷土料理「ファリナータ」。カリッもちもち食感で美味しい。 目の前で焼きあげて、できたての熱々をいただいたのは、「ファリナータ」というリグーリア地方の郷土料理。
 
ピッツァのような感覚で、これを1枚食事として食べたりするのだそう、外見はシンプルな「ひよこ豆粉」を使った粉もの料理……で良いのかな。
 
オリーブ油多めで、表面はカリッと、中はもちもち。味つけはシンプルな塩味で、香り付けにローズマリー。本場ではシラスを混ぜたりもするそうで。
 
これ1品で食事が成立するという意味では、中国の「焼餅」あたりに通じるものなのかな。ちょっと独特な食感で、美味しかった。
 
ゼラチンなどは使わないのであまり手間なく簡単に作れる、上品な味の「カリフラワーとリコッタのクリーム」には自家製いくらをたっぷり添えて。こんな感じで1人1スプーン、お洒落な前菜。
 
トマト缶はどこで買えるかな?の「秋茄子とツナのペンネ」。 いよいよ季節の秋茄子を使ったパスタは、ツナと、トマト缶「ダッテリーノトマト」を使ったもの。
 
「ダッテリーノ」は語源が「デーツ」(ダッテリーノ=小さなデーツ)にあるそうで、その名の通り、デーツのような楕円形をしたプチトマト。
 
綺麗に粒の形が残っている水煮缶で、火を通しても勝手には崩れていかない感じ?半量くらい潰しながらソースにする。甘さが強く酸味が少ないのが特徴の、高級トマトなんですって。
 
このトマトがキモだろうから、これを作るならこのトマト缶を買いたいところだけど……amazonには普通にありました。
 
アクセントに良い風味を加えているのが塩蔵ケッパー。なぜか日本では塩蔵ケッパーの扱いが少なくて、スーパーにあるのは酢漬けがほとんど。塩蔵の方が常温保存余裕で、便利なのにね。
 
そしてお待ちかねのメインディッシュが、「肉団子、肉団子」と連呼されていたイタリア版肉団子「ポルペッティーネ」。
 
中にはレーズンやチーズがたっぷり入っていて、甘くてしょっぱい、日本の味とはまた違う肉団子で、松の実を加えたりもするそう(今日は松の実の代わりに表面にアーモンドプードルをまぶした形で)。
 
煮詰めて作るマルサラ酒(マルサーラ・セッコ)のソースも、甘さの奥にふわっと上品な酸味を感じる大人の味わい。今日はきのこもどっさり、セージの風味のキタアカリの粉ふきいもも添えて、食べ応えのある1皿だった。
 
肉団子は、「焼いてソースをかけたもの」と「焼いた後にソースと共に煮込んだもの」の2種類を用意していただいたけど、どちらもそれぞれの良さがあり。肉そのものの味を感じるなら前者だけど、後者の柔らかくソースを含んだ食感もこれからの季節にはあったかい感じがして幸せな感じ。
 
ぶどうをゼリーで固めたようなぶどうたっぷりゼリーにはゴルゴンゾーラのムースと黒胡椒。 ドルチェもお洒落な、よそゆきな外見の綺麗なもの。
 
皮ごと食べられる大粒のぶどう「ナガノパープル」をたっぷり使って、「ぶどう入りゼリー」というよりは「ぶどうのゼリー寄せ」というくらいにぶどうどっさり。
 
上には、これもゼラチンなどは使わない、ホイップクリームとゴルゴンゾーラチーズを合わせたふんわりしたムースを乗せて、更にアクセントに黒胡椒(!)。
 
あっさり味のムースは、それ1つで食べても美味しくて、ゼリーと合わせるのも良し、ゼリー単品もまた良し、と、それぞれ楽しめる味わいだった。
 
今回に限らずだけど、料理1つ1つとテーブルセッティングがどこをとっても「絵になる」感じで、とても素敵な時間を過ごせた数時間。
 
途中、今回も先生の"どじっ娘"属性が露呈するようなハプニングもあったものの(その場に居た全員の寿命が縮んだレベルの勘違いトラブルだった……今日のハイライトは間違いなくこのシーン……)、そのドキドキハラハラも含めて楽しい料理教室。
 
今日もごちそうさまでした!
表参道「MARUYAMA COFFEE」にて
 スマトラ セミウォッシュト \741
 コーヒー豆(コンダドカン 100g) \756
表参道に最近オープンしたばかりの「MARUYAMA COFFEE」。 レッスン後は、今日は夜の教室も無いということで、玉緒さん、友人、私の3人連れだって「MARUYAMA COFFEE」へ。
 
いつもはここにもう1人友人を加えて「セレブ会」なんて茶化した名称で食べ歩きなどをしていたから、「ばたばたスケジュールじゃなく、また改めてセレブ会しましょうね」なんて話をしつつ、美味しいコーヒーをいただいてきた。
 
軽井沢が本店だそうで、ここのコーヒーが一番好きだという友人曰く、「でも軽井沢のお店と品揃えが違う~」とのこと。
 
いわゆる「丸山珈琲」というブレンドがあるのかと思いきや(本店とかにはあるらしい)、この表参道店は、「シングルオリジンコーヒー専門店」。ずらーりと農園名が並び、ワインの蔵を選ぶような感覚でコーヒーをいただくようになっていた。
 
フレンチプレスでいただくコーヒー、とても久しぶり。 私は酸味より苦み、甘み、コクが欲しい嗜好なので、
「ビターキャラメル、カカオ、シガーを思わせる風味。クリーミーな舌触りとスパイシーで長い後味」
と紹介されていたスマトラ島のコーヒーをいただいてみた。
 
玉緒さんはトップバリスタが煎れてくれる「マリサベル・カバジェロ ゲイシャ ハニー」を。
「フルーツの風味とシルクのような舌触り」
という、全く方向性の違う豆で、なるほど、全然違う味がした。
 
普段飲みのは地元の「おためしセット」で色々試しているけれど、コーヒー豆はほんと、奥が深い。
家用に100gだけ豆を挽いてもらってきたけど、おいしいと良いなー。
 
もうちょっと色々買い物に寄り道したりしたかったけれど、今日は7時以降に生ハム原木が届く予定だったので、後ろ髪を引かれながら帰宅した。
コストコサーモンの刺身
御飯
麦茶
帰宅してざっと家事をしたところで予定通りに生ハムが届き(7kg強……大きい……!)、ついでに一緒に頼んでいた1kg量のシュレッドチーズを200gずつくらいに小分けして冷凍庫に。
 
色々やっているうちに息子も帰宅し、今日は息子と2人の夕御飯。
 
ごめんなんか色々余裕ないの、ごめん!と、昨日買ってきてあったコストコの巨大サーモンを半量、刺身にして食卓に出した。冷凍御飯をチンして、息子にはインスタント味噌汁。あと1品何か出したかったけど、これというアイディアが無くて、
「ごめん、サーモン丼で食べて!」
と、雑な感じの夕御飯。あいにく、自家製いくらも、もう食べきってしまったしなぁ。
 
「えーこれだけー?」
と息子に言われたけど、サーモンを1切れ食べて、「あれ?これ、すごく旨い」だそうで。
 
そうなのよ、コストコのサーモン、なんでか知らないけど、とんでもなく美味しいのよ。これをお食べ、たんとお食べ、と、私も丼にしていただいた。
明日はちょっと気合い入れて沖縄料理の支度をするから、今日のところはお許しください……明後日のイベント終了まで、がんばれ私。