2017年2月3日金曜日

蝦夷鹿のタリアータ♪

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「ボンジュール・ボン」の塩パン
自家製ヨーグルト w/パインアメジャム
カフェオレ
「ほんとはね、吉祥寺でお洒落な名前の人気のパン屋さんで買って来ようと思ったんだけど、定休日だったみたいで」
「うん」
「だからねー商店街にあった、チェーン店っぽかった、ジャンガリアンハムスターみたいな名前の店で買ってきたんだー」
「じゃ、じゃんがりあん……?」
「うん」
 
などとだんなに報告したそのお店の名前は「ボンジュール・ボン」。ジャンガリアンハムスター、全く関係なかった。一体どこから出てきたんだろジャンガリアンハムスター。
 
アブダビ(今度だんな、出張に行くらしい……)がどうしても覚えられなくて「レバノン」と誤認しまくりだったり、「木村屋の前で待ち合わせね!」と自分で言っておきながら神戸屋の前で待っていたり、私の言語野は昔から色々と不自由なのだった。
 
ともかくも、「ボンジュール・ボン」のパンは、美味しかった。12月に新発売したらしい、「満を持してのBONの塩ロール」は、中にバターがたっぷり。バタートーストのような中のふかふかと表面にカリサク食感が良い感じのバランスで、これまで口にした塩バターパン系の中で1、2を争う美味しさだった。しかもお値段108円。
 
で、ヨーグルトに添えて食べてみたのは、今日開封してみた「パインアメジャム」。あの「パインアメ 」をジャムにした商品で、半年ほど前にネットで騒がれていたのを目にしていた。先日カルディで売られていたのをみつけたので、試しにと買ってきた次第。
 
確かに笑っちゃうほどパインアメ味で、でも、ヨーグルトにはいまいち似合わない……ような感じ。あの独特の香料っぽい香りが、我が家の酸味強めの自家製ヨーグルトにはいまいち合わなかった。マイルドなヨーグルトには合ったかもしれないけれど。
 
ネットニュースの「話題の「パインアメジャム」を食べてみた結果」のレポートを見たところによると、トーストに塗るのが一番お似合いらしいので、トーストで食べていこうと思う。
田中玉緒さんの「おうちダイニング」にて
 オニオンキッシュ
 魚介のラザーニェ
 蝦夷鹿のタリアータ
友人T作 紅茶のシフォン
ワインとか紅茶とか
さて、今日は久しぶりに玉緒さんちの「おうちダイニング」。
 
友人Tがお邪魔する予定があるということで、御一緒にどうですかーと、仲良しの私とMさんとにお声がけいただいたのだった。どうせ息子は昼まで寝てるしと一人で伺う気満々だったのに、息子に「今度、玉ちゃんところ行ってくるね、お昼に」と報告したら、
「え、俺も行きたい。玉ちゃんに会いたい」
だそうで。
 
Mさんもお嬢さんを連れてきて、賑やかな食事会になったのだった。お酒もたくさん飲んでしまった。
 
絶品だったオニオンキッシュ。タルト生地がまた美味しくて。 最初のお皿は、オニオンキッシュ。
 
飴色に炒めた玉ねぎがたっぷりで、キッシュ大好き&炒めた玉ねぎも大好きな私には、ものすごい「大御馳走」。
 
タルト生地はサクサクで、濃厚なアパレイユも絶妙な口溶けの良さ。
 
タルト生地は冷凍パイ生地を使うと簡単と知りつつ、それでもめんどくさくてなかなか作らないキッシュ、息子もだんなも大好物だから今度真面目に作ろうと、改めて決意した。
 
ムール貝の存在感が素敵な魚介のラザーニェは、お肉じゃなくてもしっかり濃厚。そして何よりの「今日いちばんの御馳走」は蝦夷鹿のタリアータ!写真のように、皿には野菜もどっさり。
 
部位はウチモモなのだという蝦夷鹿は、鹿ならではの鉄っぽい風味も残しつつ、でも嫌な方向のえぐさや臭みは全くなくて、そして筋っぽくもなくて食感やわらか。美味しかった。
 
鹿肉は馬肉と並んで脂肪分が少なく、ゆえに低カロリー。しかも牡蠣と並ぶ鉄分の含有量でアミノ酸やミネラルバランスにも優れ……と、かなり素敵な食材だそう。
 
でも外食で口にするのはその多くが赤ワイン煮込みで、「違った調理法の方が私は好きなんだけどなぁ」と思っていたところ。シンプルなタリアータは、願ってもない調理法だった。
 
今の時代は、通販で手軽にジビエも買うことができるから、猪肉あたりと一緒に頼んでみようかなぁ……またぼたん鍋も食べたいし……。
 
食後はTさんが焼いてきてくれたシフォンケーキ(玉緒さんレシピで焼いたそう)にホイップクリーム添えて、もぐもぐ。
 
このところ、同世代と会う機会があまりなかったので、おしゃべりも楽しかった。私たち世代が会うと、どうしても「病気」とか「介護」とかが話題になりがちで、なんかこう、話題的にはどんよりしたものが頻出したりもして、それもまた一興、ということで。
 
そうそう、友人が持参していた「Omoidori」というiPhone用のアルバムスキャナが面白かった。一時期私もフィルムスキャナが欲しいなと思うことがあったのだけれど、これは紙焼き写真を綺麗に撮影することでスキャンする二枚貝のような形のハードウェア。
 
2L版の大きめの写真も半分ずつに分けて撮影したものを自動に綺麗に合成してくれて、これはとても便利そう。
恵方巻いろいろ
 海鮮恵方巻 \1200
 国産牛焼き肉巻 \780
 三元豚ロースカツ巻 \398
 野菜たっぷりサラダ巻(ハーフ) \200
とり豆腐
ビール(サッポロラガービール)
さて今日は節分、ということで、息子と2人、ゆるゆる帰宅して地元駅に着いてから魚屋の恵方巻を買って帰ってきた。
 
せめてもと汁物代わりの「とり豆腐」だけは自作して、あとは買ってきた恵方巻をカットして太巻きとして皿に並べて夕御飯。
 
エキナカのお寿司屋さんも魚屋さんも、そしてイオンも、恵方巻を求める人で狂乱の混雑ぶりだったけど、これって「もう今日は恵方巻用意しておけば文句言われないかららくちんよねー」という需要理由が少なくないと思う。恵方巻を正しく恵方巻として食べる家って、どのくらいあるんだろ。
 
我が家では(というか、私の中では)節分はもう「太巻を色々食べる日」という認識になっているのだった。そういえば、豆買ってくるのも忘れたわ……。
 
というわけで、魚屋さんの正統派恵方巻を1本。お肉屋コーナーで売られていた牛焼き肉巻きとロースカツ巻きも買い、ついでにハーフサイズのサラダ巻き(玉子焼きとか蟹サラダとか巻かれていた)も。
 
いくらやサーモン、鮪に穴子、と美味しいものばかり巻かれた海鮮恵方巻がさすがの文句なしの美味しさだったものの、他のシーズンではまず見ないカツ巻きや牛巻きも、それぞれ面白美味しかった。
 
イオンでは「ご当地限定恵方巻」なんてものもあったそうで。千葉はあさり入りだったらしい。