地元ビストロ夕御飯

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ラピュタトースト（リッチ版）
白桃のコンポート
アイスカフェオレ

今日の朝御飯は、食パン使ってラピュタトースト……の、豪華版。
 
食パンにチーズ乗せてマヨネーズを細く全面に搾り、魚焼きグリルでトースト。目玉焼きは別途フライパンで。
 
チーズトーストに目玉焼き乗せたら、できあがり。マヨネーズの塩気と酸味が良い感じ。
 
昨日ささっと作っておいた白桃のコンポートも出してみた。そこそこ火を通したつもりだったけど、何しろガチガチに固かった白桃なので、なんだかりんごのようなシャキシャキした歯触り。
 
……うーん、４個パックの桃買ってきたのだけれど、全部コンポートにしてしまった方が無難なのかしら、これは。常温放置で少しは柔らかくなるかなぁ……。
 
桃はやっぱり難しい。良い香りしていても、柔らかで美味しいとは限らないのねー。

津田沼「ビストロコモ食堂」にて
　突き出し（カリフラワーとベーコンのソテー）
　豚肉のリエット（パン付き） \680
　ゼッポリーニ \500
　羊の白ワイン煮込み \1200
　ブラックアンガス牛のフランクステーキ \1280
　生ビール \0
　白ワイン（レ ザルパン ブリュ プイィ フュメ） \4400
 
津田沼「志な乃」にて
　のりせいろ \680
 
「マクドナルド」の
　三角ももクリームパイ

今日は息子バイト。だんなの帰宅時間も不透明。
 
「帰宅９時頃になるかもだけど、帰れるようなら一緒に飲みに行く？」
とだんなに言われて、何も食べずに私もゆるゆる待ってみることにした。８時過ぎても連絡ないようだったらところてんでも食べればいいやー、などと。
 
で、幸いな事にところてん以前のタイミングで「そろそろ帰れそう！」と連絡があって、夜８時半に地元駅で待ち合わせ。
「蕎麦屋で飲み？」
「なんかさ、唐揚げな気分なんだよね」
「あー、わかるー」
なんてやりとりの後、駅前の唐揚げが名物のチェーン居酒屋に行ってみるも、金曜夜ということでか満席。「ミライザカ」は私たちが思っていた以上に人気店であるらしかった。（和民系なんだけどねー……でもけっこう美味しいし何しろビールが安い）
 
じゃああそこはどうだ、と向かってみたのは、久しぶりの「ビストロコモ食堂」。こぢんまりとした店内は相変わらず混雑していたけれど、幸いカウンターが３席ほど空いていて、座ることができた。
 
ドリンク無料券が何枚かあったので、それを使ってビールを一杯。
 
数ヶ月前から月替わりイベントの「フランスワイン産地巡り」が始まっていて、でもタイミングが悪くてなかなか来られなかったところ、今日はその「ロワール地方編」週間とのこと。シェフはまさにこの地方で２年間修行してきたとのことで、いつも以上に気合いの入った魅力的な限定メニューが用意されていた。
 
で、そのメニューから「ロワール・トゥレーヌ地区の郷土料理」なのだという豚肉のリエットと、羊肉の肩ロースの白ワイン煮込みを。せっかくだからワインも飲んじゃえーとプイィ・フュメをボトルでいただいちゃうことにした。ビールのお供にはいつものアテの「ゼッポリーニ」（青海苔風味の一口揚げピザ）も。
 
ねっちりと豚の脂もほどよく混ざった、でも臭みがなくて美味しいパテは、ボリュームたっぷり。
 
「これさぁ、新宿の某ホテルのだとこれより分量少なくて値段倍以上だよね」
などと言いつつ、もぐもぐ。全体的にお手頃価格で本当に素敵なお店。
 
系列店の「鈴家」さんの方が客席にゆとりがあるし、何より日本酒が飲めるしでそちらに行く機会の方が多いのだけれど、でも「この料理は自宅ではちょっと作れないなぁ」と思える品が楽しめるのはこのお店の方。
 
パテも良かったけれど、野菜たっぷりの羊の煮込みが文句なしに美味しかった。ワインにもたいそう似合っていて、酒がすすむすすむ。
 
赤ワイン煮込みよりもかなりさっぱりとした味わいで、「匂いの強い肉はとりあえず赤ワインで煮込んどけ」的な調理法はあまり好きじゃない（嫌いじゃないんだけど……鹿肉あたりも赤ワイン煮込みにしない方が好き……）こともあって、私好みの羊肉料理だった。
 
で、「本日の肉料理」が書かれた黒板に「ブラックアンガス牛のフランクステーキ」の文字を見て、ついついこれも注文。
 
良い具合にロゼ色に火が入った、赤身が美味しいアンガスビーフの美味しさが存分に味わえる皿で、皿の端におろしわさびが添えられていたのがまた素敵。
 
こちらの皿にも野菜がしっかり添えられていて、全部だんなと半分こしながら楽しんだ。
 
で、ここで止めておけば良いのに、「シメにお蕎麦が食べたい……」と閉店間近の「志な乃」に滑り込んで「のりせいろ」を１人１枚食べた挙げ句、
「あ、あのね、期間限定の桃パイが美味しそうなんだよ、すっごく美味しそうなんだよ」
と並びのマクドナルドでデザートまで買ってしまう体たらく。
 
平日一人飯の簡素さの反動のごとく、盛大に楽しんでしまった金曜夜だった。明日からの連休は遊びまくる（おそらくは食べまくる）予定だというのに。