2016年7月9日土曜日

麺線&魯肉飯♪

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「ミスタードーナツ」の
 エビグラタンパイ
 クロワッサンマフィン チョコアーモンド
アイスカフェオレ
家族揃っての土曜の朝御飯は、昨日買ってきたミスタードーナツ。
 
買いに行くとたいてい100円セールをしているミスド、昨日はそういったキャンペーンは無くて(あ、でも福袋は売ってたわ……)、適当に好きなものを買ってきた。夕食前のはらぺこのタイミングで買ったものだから、パイとクロワッサンマフィンという、大変に重々しい組み合わせに。朝になって目の前に並べてみると、どっちか1個で充分だった。
 
さくさく生地の食感が素敵なクロワッサンマフィンは、確かに美味しいのだけれど、クリームが詰まっているからかなり食べづらい。何回食べても、手がべたべたになってしまうのだった。お店で食べるのは難儀だわ、これ……。
新橋「台湾麺線」にて
 九份セット \1200
     排骨飯・台湾麺線(小)・ドリンク
 茹でワンタン \680
息子は朝食後に「夜に帰るー」とお出かけ。じゃあ私たちはどうしましょう、と考える前に、だんなから
「排骨飯食べに行かない?新橋に」
と、誘われた。
 
なんでも、新橋の麺線屋さんで期間限定メニューの排骨飯が出ているのだそう。昨日行ってみたら長蛇の列で断念したんですって。で、その期間限定メニューが今日で終了なのだそう。
 
「麺線屋さんだから麺線もあるよ!あと魯肉飯も!」
ということで、「麺線食べたい!麺線食べる!」と、お出かけすることにした。
 
ひょろ長い建物の、小さな間口の店でした。 小雨降る中、新橋からてくてく歩いて10分ほどの、なかなかアクセスの悪いところにあった「台湾麺線」というそのお店。
 
11時半のオープンを待って店に到着すると、既に先客が3組ほどいて、ものの十数分で店内はほぼ満席になった。人気のお店だ。
 
排骨飯もとても食べたかったのだけれど、それ以上に魯肉飯が恋しかったので、私は魯肉飯とミニサイズ麺線のセット「九份セット」を。好みのドリンクもセットになっていて、台湾ビールも選択可能。
 
ちなみに魯肉飯がミニサイズで麺線が大サイズになるセットもあって、それは「台北101セット」。
 
だんなは排骨飯とミニ麺線のセット「排骨飯セット」1000円を頼み、ついでにビールのアテに茹でワンタン680円も。パクチーサラダも注文したかったのだけれど、ここ最近の大雨で関西から取り寄せているパクチーの入荷状態が悪いからお休み中なんですって。
 
やってきた魯肉飯と麺線は、「そうそうそうそう、これこれこれこれ!」な、台湾を思い出す懐かしい味。
 
「とろみのある鰹だしにモツ、短めに切られた素麺、香菜をトッピング」という風な、ちょっと独特な味と食感の麺線、なんで蒸し暑い台湾で、こんなとろみのある熱い汁物が人気なんだろう……と思わなくもないのだけれど、これがもう、すこぶる美味しい。牡蠣入りとかあひるの血入りとか色々あって、店頭の匂いがすさまじいお店もあったりするけど、そういうのもまた美味しい。このお店のは、臭みがなくてとても食べやすいものだった。
 
魯肉飯も、形の残る肉とミンチ状に煮崩れた肉がほどよく混ざって、色合いも味も、お手本のような懐かしい美味しさ。
 
最高にフォトジェニックな排骨飯。 だんなの頼んだ排骨飯も、またたいそうフォトジェニックな美しいものだった。
 
サクサクカリカリに骨つき豚を揚げたものを丼にしたのが排骨飯(ぱいくーはん)。
 
カレー風味のお店もあるけれど、このお店のは五香粉っぽいスパイス風味。私もだんなもカレー風味じゃない方が好みなので、
「カレーじゃないね」
「それがまた良いね」
と、横から1切れ分けてもらって私もお相伴に預かった。
 
こちらは茹でワンタン。具沢山のぷりっぷり♪ 自家製ワンタンは、みっちり具が詰まっていて、これまた素敵。
 
たれは黒酢入りのさっぱり味。
 
他にも「7月のおすすめ」メニューには水餃子や空心菜炒め、豆干、茶葉蛋、麻辣ピーナッツ、更には「夜市の鶏排」(=鶏の唐揚げ)なんてサイドメニューがあって、どれも食べたくなってしまった。
 
小菜メニューも色々あるし、何より気になったのは3500円の宴会メニュー。飲み放題つきで、豆腐干糸サラダ・銀糸巻・台湾ソーセージ・菜脯蛋・夜市の鶏排・ルーロー空心菜・ミニ麺線orミニ魯肉飯という内容で、文字だけで幸せな気分になれそう。
 
ちなみに、コースメニューの締めの麺線は「し麺線」、魯肉飯は「〆ルー」という表記になっていて、それが可愛らしかった。
 
コース料理って2人でも良いのかなー4人集めなきゃかな、友達誘って宴会しようか、などと話しながら新橋を後に。
秋葉原「KURAMOTO STAND」にて
 KURAMOTOスペシャルかき氷(シロップ3種) \1100
んで、せっかく都内に出たのだしと、銀座に寄って、ついでに秋葉原にも行って、都内をうろうろ。
 
秋葉原はボードゲーム屋さんがお目当てだったのだけれど、「そうそう、行ってみたいお店があったんだー」と、JRが運営する地方の名産品のお店「CHABARA(ちゃばら)」に寄ってみた。
 
全国のアンテナショップが一堂に会したような充実ぶりで、甘味から酒の肴、御飯の供まで美味しそうなものが盛りだくさん。冷凍の気仙沼ホルモンや鯖と鱈子の燻製、試飲して美味しかった静岡のお茶などなどを買い込んで、「どっかで休憩したいよー」とだんなが会計を済ませてくれている間に周囲を見渡していたら、「氷」の暖簾と目が合った。
 
お?お?と近くに寄ってみれば、そこは日本酒「菊水」のアンテナショップ「KURAMOTO STAND」。
 
酒粕を使った大人のかき氷メニューがあるそうで、甘味の他に日本酒飲み比べセットなども。休憩しましょ!ここでしましょ!かき氷!と、だんなを引っ張って1時間ほどゆるゆるしてきた。
 
秋葉原「KURAMOTO STAND」にて、シロップ3種の大人のかき氷。 だんなは「生原酒飲み比べ」を頼んでいたので、じゃあかき氷は2人でつつこう、色んな味を楽しめるのが良いかなーと、3種シロップセットの「スペシャルかき氷」を。
 
シロップが、「菊水」のお猪口に入ってやってきたのがいかにもな感じで素敵だった。
 
一番奥が「酒粕&自家製練乳」、中央が「さかすけ&自家製練乳」、手前が「酒粕&マンゴー」。
 
どれもふわんと酒粕の香りがする、甘さもちょっとだけ控えめな、大人な味のかき氷だった。
 
「さかすけ」は、乳酸菌発酵酒粕なんですって。独特の甘酸っぱさがあって、私はこのさかすけソースが一番気に入った。
 
一種類ずつかけつつ味わって、途中からは2種がけ、最後は全部合わせて3種がけで、最後まで美味しくいただいた。マンゴーは果肉も入っていてとてもリッチな味わい。
 
美味しかったなー。また食べたいし、何よりCHABARAが面白かったのでまた覗きに来たいな。
スパゲッティ 若者のアイドル
牛すじのねぎぽん
ビール(オリオン生)
「夕飯、スパゲティはどうだろう。カルボナーラとか」
「んー……スパゲティは良いけどクリームって気分じゃないかなぁ……野菜入りのが食べたい」
「オイルベースで?」
「ああ、うん、そう"若者のアイドル"みたいな」
「アイドルは良いね、うん良い」
 
なんてやりとりの末、地元に帰ってからしめじやしいたけなどを買い込んで帰宅した。作ったのは、「壁の穴」の名物パスタ「若者のアイドル」。
 
具材はしめじ、しいたけ、ピーマン、トマト、ベーコン、ソーセージ。ざくざく大きめに切った具が入る、ダイナミックな和風スパゲティだ。
火の通りにくいものから順に炒めて、味付けは昆布茶と白ワイン、少量の醤油、塩胡椒。
 
ついでに、買い置きの牛すじを、火を通さずに冷蔵庫に入れっぱなしだったのに気付いたので、それも茹でていつもの「ねぎぽん」で。
 
パスタどっさり茹でて、「献立少なめでごめん!」とパスタがっつり夕御飯にした。息子は牛すじがたんまり食べられて、それはそれで満足だったみたい。
 
パスタは、椎茸を半分に切ってしまったのと、「トマトはベランダのがあるし」とプチトマトを使ったのがちょっと失敗。あとピーマンも少々薄切りにしすぎた。椎茸は丸のまま使うのがちょうど良いサイズで、それに合わせてピーマンも厚めの輪切り、トマトは大きなものをざっくりくし形に切るくらいが、いかにもな「アイドル」感溢れるものになったはず。忘れないうちにリベンジした気分。