2016年6月23日木曜日

歌舞伎座で赤飯弁当♪

チーズトースト
ヨーグルト w/紅玉ジャム
アイスカフェオレ
今日の朝食は、残っていた大手メーカー製の普通な感じの食パンで、チーズトースト。ここ数日は神戸屋スペシャルが続いていたから、改めて普通の食パンを食べると、やっぱり味気なくて物足りない感じ。
 
シュレッドチーズが余っていたので、こんもり盛ってトーストしたら、それなりにリッチな味になって幸せだった。ヨーグルトとカフェオレと……って、乳製品万歳朝御飯。
歌舞伎座にて
 「日本橋弁松総本店」の赤詰弁当 \1134
 お茶
今日は夕方から一人お出かけして、先日一部&二部を観た「六月大歌舞伎 義経千本桜」、今日は三部の「道行初音旅」&「川連法眼館」を観に行ってきた。
 
三部は猿之助が「化け狐」の役で出てきて、「川連~」のラストでは「市川猿之助宙乗り狐六法相勤め申し候」ということで、五期歌舞伎座開場後初となる宙乗りを披露とのこと。
 
多分、花道の真上を飛んで引っ込んでいく形になるよねー……と、取った席は3階東席。
 
東桟敷の真上にあたる三階席で、右の写真のような眺めになる。
 
舞台の右端がちょん切れるけれど、花道はばっちり見えるし、特に今回は「宙乗り狐六法」がたいそう良く見えて、これは幸せな席だった。
 
右端が切れるのが良いか、舞台正面の3階席で花道が全く見えないのが良いか、悩ましいところだけれど、3階東席気に入りました。7月歌舞伎の席も、この3階東で押さえているので、楽しみ。
 
猿之助演じる狐忠信は、両親の皮を張って作られた"初音の鼓"を慕って静御前に付き従っていたところ、本物の忠信の登場により正体を現し、最後はその鼓を義経から賜って「ありがとう」と喜びつつ、恩返しをして去って行く……的なストーリー。
 
猿之助の動きが「北島マヤか」というほどに狐で、しかも愛らしかった。宙乗りも、多分相当肩や腰が痛いのではと思うのだけど、とても自然でなんというか「綺麗」だった。最後は会場全体に桜の花吹雪。
 
今日の大向こうのかけ声は、「御両人!」「待ってました!」「四代目!」なんてものも飛び交って、バラエティ豊か。何より多かったのはやっぱり「澤瀉屋!」だったかな。
 
幕間の30分で食べたお弁当は、入場前に銀座三越に寄って買ってきたもの。
 
今日はなんとなく洋風弁当な気分だったのだけれど、駅弁だったら洋風のものもあったのかもだけど、デパ地下だと「惣菜」的なものばかり。洋風の惣菜って、ソースのかかっているものが多かったりするので、「サンドイッチっていう気分でもないし」と和風弁当コーナーに方向転換して買ってきた。
 
「お赤飯!君に決めた!」と買ったのは、「日本橋弁松総本店」というお店の赤詰弁当、1134円。
 
昔ならではの「濃ゆい味」をウリにした仕出し弁当のお店のようで、外見も味も、なんというか歌舞伎鑑賞にぴったりな感じだった。
 
赤飯、めかじき照焼、玉子焼、蒲鉾、甘煮(つと麩、蓮根、里芋、揚ボール(魚肉)、筍、椎茸、絹さや)、生姜辛煮という盛合せ。確かに全体的に味が濃いめのしっかり系で、ちょっとびっくりするほど辛味のあった生姜辛煮が鮮烈だった。
 
「洋食食べたい」という気持ちはどこへやら、「やっぱり和風弁当ってサイコー」とか思いながら、もぐもぐ。
 
なんだかんだ、駅弁が選択肢豊富で値段お手頃感があるので、「駅弁専門店が東京駅に!絶対に買いたい人気商品20選」あたりを参考に、次はまた駅弁かな。
 
来月の「七月大歌舞伎」は、歌舞伎十八番の内「鎌髭」「景清」ですって(良く知らない……)。午前の部の「流星」には、また「市川猿之助宙乗り相勤め申し候」の文字が。
 
猿之助に中車(=香川照之)、そして海老蔵、という配役だそう。楽しみー。