2016年4月4日月曜日

豚と蕪を南蛮煮

コーヒー
昨夜のディナーはなかなか大変だった。
 
「なんかもう、軽くうつむいて帰りたいレベルにお腹いっぱい……」
「俺むしろ、のけぞらないといけないレベルにお腹いっぱい……」
と、よれよれと帰宅して、久しぶりに消化薬「ガロール」のお世話になった。
 
で、夜が明けて今朝になっても、まだ「お腹空いた」という感じではなく。
 
だんなも同様で、最初は「買い置きの塩バターロールだけでいいや」と言っていたのだけれど、「いや、むしろもうコーヒーだけでいいや」という事に。
 
確かにそうだねと、朝はコーヒーだけ淹れて終わりにした。
 
最近飲んでいたコーヒーが酸味強めの方向のものだったので、それより苦めのものが恋しい気分だなと、地元のお気に入り珈琲屋さん「珈琲豆のおおつか」の船橋ブレンドを。エスプレッソにも向く味わいのブレンドなんですって。しっかり苦めで良い感じ。
茹で空豆
玉こんにゃく
豚肉の南蛮煮
いかなごのくぎ煮
いぶりがっこ
わかめと新玉ねぎの味噌汁
筍御飯
ビール(キリン 一番搾り 小麦のうまみ)
年度はじめのだんなは激ジョブだろうし、息子と2人の夕御飯ならありもの使って簡単で良いかなー……とゆるゆる考えていたところで、「今日帰れそう」との連絡が。
 
それは大変!材料なんにもない!と、夕方になって急ぎスーパーに行ってきた。夕方遅めのスーパーは、会社帰りの人でけっこうな混雑だったけれど、見切り品価格の肉などもけっこうあって良い感じ。明日以降の食材含め、色々買ってくることができた。
 
美味しそうな蕪があったので、「豚バラと蕪を煮ようかな」と特売の豚バラブロックも買ってきた。買った時はあっさりめの味付けの煮物にする予定だったはずが、帰宅してからレシピデータベースを見たところ「豚肉の南蛮煮」が美味しそうだなーと。
 
圧力鍋を使って、醤油味醂味、それに少量のカレー粉で豚バラをこっくり煮て、蕪と玉ねぎも合わせて炊いて……という感じの料理。御飯にもビールにも合う味になりそうだなとこれを作ってみることにした。
 
春っぽい献立にしようと、今シーズン初購入の空豆茹でて、汁物も新玉ねぎと塩蔵わかめで。あとはみんな大好き「玉こんにゃく」。山形で買ってきたそれがそろそろ賞味期限なので慌てて調理してみた。
 
そして春と言ったらこれだよねの筍御飯。
 
丸のままの筍、スーパーなどでも見るには見るけど「鮮度どうかなぁ、煮てみて苦かったらがっかりだしなぁ」と、値段の高さもあって二の足を踏んでいた。茹で筍も一緒に売られているけれど、こちらもけっこう良い値段。今日は熊本産の筍の水煮(←表示を信じるならね……あんまり安いと実は中国産だったりするのかなと心配したりもするわけで……)がそこそこ手頃な価格だったので買ってきてみた。油揚げと合わせて、薄口醤油と酒の調味で炊き込みご飯。
 
夕方からばたばたと献立決めて作った夕飯だったけれど、けっこう頑張ったし美味しくできた。白飯が進みそうなおかずにしておいて炊き込みご飯は、ちょっとやりすぎだったかもしれないけれど、やっとこさ筍も食べられたし、豚肉も美味しく煮えたし、大満足。