2015年3月8日日曜日

地元の幸せフレンチランチ

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション」の
 ロブションのクリームパン
 エピ
カスピ海ヨーグルト w/王林ジャム
カフェオレ
昨日、ホテルをチェックアウトする前に、母と「ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション」に寄って買ってきたパンで朝御飯。
 
息子には季節ものの、苺とクリームチーズのクロワッサン的なもの、だんなにはミートパイ、そして私はその名も「ロブションのクリームパン」なるクリームパン。あとは1本「エピ」を買って、これは皆で適当にちぎりながらいただいた。
 
形状は「分厚いパンケーキ」のような、ブリオッシュ生地っぽいバター多めのしっとり生地のクリームパン。クリームは包まれているのではなく、パン生地の上から3ヶ所、押し込むように絞られている風なクリームパンだった。なんとも個性的。
 
クリームの味が濃厚で、パン生地の味もなんともリッチで「さすがロブション」という感じだった。でも、母からのメールによると「私が買ったパンは、なんだかイマイチだったわーキッシュは最高に美味しかったけど」だそうで、かのロブションでも当たり外れがあるみたいで。
津田沼 「chez Como」にて
 Eコース \2200
息子は朝から外出。
 
だんなと2人の昼御飯、さてどうしましょうかと色々考えて、「なんか天気悪いから車借りようか?」「いや、そこまでせずとも」と相談して、「お祭りのチケット買わなきゃだし、シェコモに行ってみる?」ということに。自転車こぎこぎ、駅前からは少々離れたお店を目指した。
 
津田沼界隈に日本酒バーやビストロも展開している、本店のフレンチのお店が「chez Como」。以前平日ランチに友人と訪れて良いお店だなぁと思ったのだけど、週末の今日もプリフィクスのランチコースの価格は同じ。平日夜も同じ内容で、週末の夜だけは、値段がちょっと上がる代わりに料理の素材もランクアップする感じ。
 
このレストランで、3月22日にここ数年恒例の東日本大震災復興応援チャリティーイベント「MATSURI 2015」を開催するんですって。飲み食べ放題で、前売りチケット男性4000円女性3000円。なんか楽しそうね、と、前売り買わなきゃと思っていたところなのだった。
 
津田沼「chez Como」のプリフィクスメニュー。選択肢豊富♪ 今のプリフィクスメニューはこんな感じ。選択肢豊富で、毎回うっとり。
 
前菜とメインが1品ずつ選べるシンプルな内容だと1500円。でも2200円のEコースにすると、スープとデザート盛り合わせと食後のコーヒーまでいただける。
 
ボリュームと内容のバランスが素敵だなと思うのが、やっぱりEコースなのだった。……母の上京週間が終わったら粗食にしようというのは、なんだったのか。
 
で、私がいただいたのが、
 
  • コラーゲン豊富な豚肉のゼリー寄せ グリビッシュソースで
  • 温かいオニオンスープ
  • 骨付き鶏もも肉のコンフィ ラタトゥイユを添えて
  • パン
  • デザート盛り合わせ
  • アイスティー
 
といった内容。デザートは4種類盛り合わされていて、相変わらずお値打ちな幸せな内容だった。
 
津田沼「chez Como」にて、豚耳も入ってる、豚肉のゼリー寄せ。ぷるぷるーん。 これは豚肉のゼリー寄せ。
 
「あ、ミミガー入ってる、ミミガー」
と、透けて見える豚の耳に豚耳好きの私のテンションが上がる。
 
グリビッシュソースは、「酸味の効いたタルタルソース」という感じ。野菜も入ってパセリの香りもしっかりと。白ワインが恋しくなる素敵な前菜だった。
 
玉ねぎのスープは食感を残した玉ねぎも入る、「ひたすら実直に玉ねぎを炒めまくりました」という風な、シンプルだけどこれまた良い感じのもの。お米のスープも美味しいから悩んだけれど、食べたことない方を選んでみた。
 
そして今日の感動は、なんといっても鶏もも肉のコンフィ(今日の一番上の写真)。
 
鶏もも1本、皮目がパリッと焼けていて、中はふっくら。付け合わせのラタトゥイユも優しい味で、肉の影にこんもりたっぷり盛られていた。このコンフィだけを目当てに、週1ペースで通いたいかもと思うほどの美味しさで、心底うっとり。
 
津田沼「chez Como」にて。デザート盛り合わせも豪華です。 デザート、今日は4種類でこんな感じの盛り合わせ。
 
左は、名称忘れたけど、ねちもちした食感の「小麦粉焼きプリン」的なケーキ。抹茶のシフォンケーキと、はちみつのアイスクリーム、奥の容器はココナッツのブランマンジェ。
 
ブランマンジェのはちみつのアイスクリームもミルクたっぷりの濃厚な味わい。冷たい系デザートが好きな私は、たいそう嬉しい組み合わせだった。
 
お会計時にめでたくイベントチケットも買うことができて(高校生の息子は大人男性と同じ料金かと思いきや、子供料金の1000円で良いそうで……)、2週間後のイベントが楽しみな我が家なのだった。
津田沼 「土間土間」にて
 プラチナコース \2500
 +2時間プレミアム飲み放題
今日の夕飯、「刺身でも買ってきてちびちびやるー?」などと話していたのだけど、諸々めんどくさくなって「外に飲みに行っちゃおうか」と。
 
ちょうど手元に津田沼の店で使える共同購入クーポンがあったので、本来は2日前予約なところ、ダメ元で「今日伺っても大丈夫ですか?」と予約の電話を入れてみた。ダメならダメで駄菓子居酒屋あたりに行けば良いよね、という感じで。
 
幸いにして、「昨夜同じコースを召し上がった団体のお客様がいらしたので、3人分でしたら材料が多分残っていると思います」とのこと。ただし、3種から選べる鍋料理は固定のものになるか、あるいは別の料理になってしまうかもしれませんが……とのことだったけど、そのくらいなら全然良いよ~と、伺わせていただくことに。
 
50%OFF【2,500円】土間土間 贅沢コースで初登場≪プラチナコース8品+選べる飲み放題(2時間or3時間)≫2名から利用可」というグルーポンのクーポン、銘柄日本酒、焼酎、サングリアなども飲める「プレミアム飲み放題」が2時間ついて(もしくはプレミアムじゃない飲み放題3時間も選択可能)、鍋料理を含む料理8品出てきて2500円、というお値打ちクーポンだった。
 
その居酒屋チェーン「土間土間」、幸いにも津田沼駅前近くにも店舗がある。都心の繁華街のあちこち、あとは幕張や千葉あたりでも看板を見たことがあるお店だけど、入ったのは初めてだったかも。今回はコース料理でアラカルトのメニューなどを見たりはしなかったけれど、料理はどれもなかなか美味しかった。
 
クーポンに記載の料理順とは全然違っていたりはしたけれど、ちゃんと8品、やってきた。出てきた順で、料理はこんな感じ。
 
  • ローストカルビーフ 蓮根じゃがサラダ
  • トリュフの温泉たまご
  • お刺身の盛り合わせ
    島野浦の真鯛・バチマグロのぶつ・サーモン・炙り〆サバ・ホタテ
  • 選べる鍋
    ※下記A・B・Cよりお好きな鍋をお選びください。
    A:国産牛のとまとすき焼き
    B:鶏のみぞれ鍋 柚子の香り
    C:ドルチェポルコとポルチーニ茸の白湯ポトフ鍋
    →Aのとまとすき焼き固定
  • つかみの1品!鰤の竜田揚げ 野菜たるたる
  • 鮭の柚子味噌香り焼き
    →チーズちぢみに変更
  • 〆のメニュー
    選んだ鍋によって、下記のメニューとなります。
    Aの〆:卵とじきしめん / Bの〆:うどん / Cの〆:リゾットセット
  • 安納芋のホットメープルパイ
 
「つかみの1品!」が鍋が終わった後に出てきたりして、そこは笑ってしまったのだけど、でも初めて食べた「トマトすき焼き」はなかなか悪くなかった。トマトがどっさり2~3個分ほども割り下の中に入っていて、長ねぎや白菜、牛肉などなどと一緒に煮て、溶き卵はつけずにそのまま食べる。最後はきしめんを入れて、卵でとじて、〆きしめん。
 
そういうすき焼きがあること(流行っていること)は知っていたし、雑誌に載っていたレシピなどを一応控えていたりはしたけれど、自分で作る勇気がいまいちなくて(すき焼き用の牛肉って安くないわけで……)作ったことはなかった鍋料理。トマトの酸味が爽やかで思っていたよりもずっと美味しかった。
 
鍋をのんびりつついているところで、
「あと来てない料理ってなんだろ」
「デザートと〆のきしめんはまぁ良いとして……あとはブリの竜田揚げと鮭の柚子味噌焼き……」
「魚2品か」
「お腹いっぱいになりそうだね」
などと話していたのだけど、「鮭の柚子味噌香り焼き」が「チーズちぢみ」に差し替えになって、むしろ結果オーライ。序盤に出てきた刺身も、なかなかちゃんと美味しかった。
 
で、こういう料理ならやっぱり日本酒かなぁと、最初にビールを1杯いただいた後は、日本酒の「南部美人 純米吟醸」と「出羽桜 桜花吟醸」を交互に、確か合計5合くらい。
 
息子が気に入って何度も頼んでいたノンアルコールカクテルの「オレンジレモン」が良い感じ。グラスに入ったトニックウォーターに、半割のレモンとオレンジが、それぞれレモン絞り、オレンジ絞りが添えられてやってくるというもの。
 
絞るのがなかなかめんどくさそうだったけど、フレッシュジュースなわけだから、ちらっと味見させてもらったら自然な味で美味しかった。
 
「土間土間」のパーティーメニュー、デザートがすごい迫力でした……! そしてこれが、迫力のデザート。
 
鍋を除けたコンロの上に、鉄鍋に入れられたこのタワーが置かれ、「下のメープルシロップがぐつぐつ言ったら火を止めてお召し上がりください」とのこと。
 
メープルシロップに浸っているのは銀杏切りのさつまいも(火が通って既に柔らかくなったもの)。その上に厚さ3cmほどのパイ生地と、積み上げられた20cmほどのバニラアイスクリームタワー。上にパイの「ふた」が乗ってるけど、もはや謎のオブジェのようになっていた。
 
「俺要らない。こんなに要らない」
「んー、アイスなら私食べられるーパイも食べられるー」
デザートはいつでも私の独壇場で、今日も私はパイの7割、アイスの4割強くらいを平らげた。メープルシロップががっつりと甘いけど、アイスが冷たくて口当たりが良いから、案外もぐもぐ食べられる。
 
ああ、粗食にしようという当初の予定は、本当に何だったんだろう。明日からこそは粗食。多分。