2015年3月4日水曜日

今日は地元の洋風居酒屋に

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「Delifrance」のクイニーアマン
「神戸牛のミートパイ(ユーハイム)」の煮りんごとろりのアップルパイ
果物いろいろ(あまおう・王林・はるみ)
カフェオレ
今日は息子、学校行事で「朝5時に家を出る。弁当も必要」だそう。
 
なんじゃそりゃー!と絶望しつつ、
「じゃあ、ギリギリまで寝てられるように、朝御飯も持たせようか?おにぎりとか」
と提案したら「そうしてー」と。
 
私も連日母対応でお出かけで寝不足気味だから、朝の支度は極力簡単に済むようにと、うどん弁当にさせてもらった。昨日買ってきたかき揚げを詰めて、うどんを茹でるのと並行して冷凍ご飯を温めておにぎりを2個。
 
  • うどん(ひやあつ)
  • おにぎり(菜飯・鮭)
  • 天ぷら(野菜かき揚げ・ちくわ磯辺)
  • 麦茶
 
4時15分に起きて支度して、4時45分に息子を叩き起こして、息子を見送ってから1時間ほど二度寝。週もまだ半ばなのに、息子も私もハードな事だった。
 
朝食は、ミートパイと一緒に先日買ってきた「神戸牛のミートパイ」のアップルパイを温めて、母と半分こ。あとは昨日地元の駅前で買ってきたクイニーアマンも母と半分こ。
 
「あんたんち、フルーツ無いのフルーツ!」
と、昨日、母が無双して買ってくれた果物は、いちご(あまおう)とりんご(王林)とみかん(はるみ)。普段は買わない(買えない)美味しいものばかりで、綺麗に深皿に盛りつけて出してみた。
 
ユーハイムのアップルパイ、初めて食べた気がするけれど、りんごたっぷりでパイはさくさく、なんともリッチな味わい。東京駅GranStaのユーハイムのミートパイ専門店のパイはどれも美味しくて、「15時からの販売」と店頭に記されていた「大井肉店のすき焼きミートパイ 」の存在も気になるところ。
乃木坂「ザ・リッツカールトン東京」内「ひのきざか」にて
 寿司 浜 \8000
 ビール(小瓶) \1300
今日は母と六本木方面にお出かけ。
 
「ゆっくりめに家を出て、お昼食べてから展覧会に行けばいいよねー」
と、11時過ぎ到着目処で、乃木坂に向かってみた。
 
12月上旬に和食のお店「ひのきざか」をリニューアルオープンした「ザ・リッツ・カールトン東京」はどうかなと、お昼の席の空き具合を直前に聞いてみたところ、評判の良い会席料理のコーナーは既に予約で満席とのこと。
 
「お寿司か天ぷらのカウンター席でしたら御案内できますが」
と言われて、うううーんお寿司かぁ、と躊躇していたら、電話をする私の横で、母が全力で頷いていた。あ、お寿司が良いみたいです……お寿司の席、2つお願いします、と電話を切って、唐突に「ホテルでお寿司」ということになった。ちらし寿司の簡単なランチセットなら5000円弱くらいみたいだし、そんな感じで良いかなぁ、とか。
 
新宿方面に開けた、大きな窓の前に板前さんが立ち、その前に一直線のカウンター。よくあるガラスの「寿司ネタショーケース」的なものは無くて、大きなまな板の横にはネタが入っているらしい木箱がいくつか。
 
メニューを見ていたら、握りも良いなぁ、握りにしちゃう?握り食べちゃう?と母と相談して、「浜コース」8000円也をいただいてしまうことにした。
 
先付け
うるいのおひたし
温物
茶碗蒸し
握り十貫
烏賊、白身(あいなめ)、赤身、中とろ、車海老、光物、貝類(ほっき貝)、穴子、季節のおすすめ(白海老) 玉子 お好み(とろ)
細巻き一本
しそまぐろ
椀物
あら汁
水菓子
さくらのアイスクリーム
 
外食はそれなりにしてはいるけど、今日のこれは、さすがにしこたま緊張した。
 
先に2品ばかり出てきて、その後にイケメンの板前さん(けっこう若く見えた……30代くらい)が
「それではお寿司をはじめさせていただきます」
と、恭しく1貫1貫握っては、刷毛でネタに醤油をさっと塗って「○○でございます」と。
 
テーブルには「指先だけを拭くための」ガーゼ地の小さなおしぼりの皿も出てきて、「回ってないお寿司がそもそも久しぶり」のレベルの私は「緊張する!緊張するよ!」と思いながら、もう恰好つけるのは止めて、箸は使わずに、いつも通り素直に手でお寿司をもぐもぐしてきた。握り寿司は常に手で食べてきたから、いつも通りそれでいいや、と。
 
最初の「あいなめ」から、もうぴっかぴかつっやつやしていて、「なんかもう、ただものではございません」という感じ。
そんな雰囲気だったから、カメラなんてもう全然出せませんでした……と、お昼の写真は1枚も無し。素手で食べているところ、雑菌だらけだろうカメラに触るというのもなんだかなーとも思ったし。
 
固定の握りが9貫出てきたところで、玉子焼きが1切れと、「最後の1つはお好きなものを」とネタ箱を見せてくださった。
 
ブリかハマチあたりがあったら食べたかったけど、あいにく無いようだったので、悩んだ末に「とろ」を。とろける口当たりで、シャリの量も上品なサイズ(銚子丸の2/3くらい)。
 
最後は巻物、しそ入りの鉄火巻きを出してくださって、お椀は「こんなお上品なあら汁は初めてです」と心底思った、超上品なあら汁でおしまい。
 
日頃は「半端な"回ってないお寿司屋"行ってもねぇ。結局は銚子丸の方が美味しいんだもん」と思っていたし思っているけど、一定以上の「すごいお店」のお寿司はやっぱり別世界のものなんだなと、改めて。でも緊張しました。私はやっぱり銚子丸あたりが身の丈に合ったお店だと思う。
 
で、食後にゆるゆると、国立新美術館で開催中の「ルーヴル美術館展」を見に。今回の上京、母はこれが見たくてやってきたのだった。
 
目玉はフェルメールの「天文学者」。案外と館内は混雑しておらず、スムーズに見ることができたけど、さすがにこの絵の前はたいそうな人だかりだった。「16世紀初頭から19世紀半ばまで、約3世紀半にわたるヨーロッパ風俗画」の展覧会ということで、宗教画はなく、人物画が大半。数少ない静物画のリュバン・ボージャン「チェス盤のある静物」が展示されていたのが印象的だった。
 
あとは、パッと見は「すごく綺麗な絵」なのに、よくよく見ると描かれたアイテムが示すテーマが重いジャン=バティスト・グルーズの「割れた水瓶」もすごく好きだった絵。ルーブル、一度だけ大学の卒業旅行で訪れているはずなのだけど、あんまり時間がなくて、モナリザとニケを見たことくらいしか覚えてなく……いつか改めて、ゆっくりパリに行ってみたいものだけど、なかなかねぇ。
津田沼 「ワイガヤ」にて
 最強ドレッシングの農園サラダ \690
 パルマ産生ハムの切り落とし \890
 サーモンの瞬間スモーク \660
 フロマージュブランのタルトフランべ 温泉玉子のせ \680
 バケツdeフライドポテト \590
 地鶏ささみのカルパッチョ エシャロットソース\560
 合鴨のロティと八街産サツマイモのクレープ巻き \1200
 スモークサーモンのクリームソーススパゲティ \1100
 自家製サングリア(白) \580
 自家製サングリア(ロゼ) \640
 生ビール 2×\190
 コーラ 2×\290
などなどを3人で
軽くお茶したり買い物したりしつつ、夕方帰宅。
 
夕飯は今日も外かなぁ、外でいいか、と、以前一度、だんなと2人でランチに訪れた「ワイガヤ」に息子と母、3人で行ってきた。
 
ちょうど「オープン1周年記念」だとかで、生ビールが1杯190円のキャンペーンをしていたタイミングで、お店はほぼ満席の賑わいぶり。「夜に来たらこれ食べてみたい」と思っていたあれこれを注文しつつ、4月までの「千葉食材フェア」の特別料理も2つほど。
 
津田沼「ワイガヤ」にて、期待以上の美味しさだったスモークサーモン。とってもレア。 「サーモンの瞬間スモーク」は、こんな感じに、かなりしっかり、しっとりと「生」。
 
ごくほのかに燻製臭が漂う、とても美味しいおつまみだった。しっかり食べ応えもあって、これで660円はなかなかお値打ちかも。
 
ビールを飲みつつ、途中からはお店自家製のサングリアもちらりといただいたのだけど、こちらも美味しかった。
 
白サングリア(こちらは母が飲んでいた)は、スペイン産白ワインに、グレープフルーツ、レモン、オレンジを漬け込んだもの。私が頼んでみたロゼサングリアは、スペイン産ロゼワインにベリー類、リンゴ、ライムを漬け込んだもの。りんごが香るロゼ、これ良いなぁ美味しいなぁと、特に気に入った。
 
津田沼「ワイガヤ」にて、たいそうツボの美味しさだったバケツ入りフライドポテト。 そして、前回来たときに「次回頼もう、絶対気になる」と思っていた「バケツdeフライドポテト」。
 
なんとびっくり、濃厚なトリュフの香り。
 
多分、仕上げにぱらっとまぶしてあるのがトリュフ塩なんだと思う。ポテトはにんにくやハーブと一緒に揚げてあるみたいで風味が良くて、しかも粉チーズとアンチョビソースもついてくる。
 
「うーわ、やばい、これ美味しい。止まらない」
「うん、これ美味しい、危険」
と、息子と2人、少しばかり口数を減らしてしまいながら、温かいうちにせっせと食べた。
 
うん、やっぱりこのお店、ちゃんと美味しくて、お値段手頃で、お酒の選択肢も色々あって、とても好きだ。
ただ、内装とかが若者向きで、母の好みとは違っていただろうことが申し訳なかったかなぁ。しかも今回厨房近くの席で、食事の途中、店中に広がる勢いで「たっぷりの刻みにんにくを炒めた」風の香りが広がったものだから、にんにく嫌いの母は「苦手な匂いがするー」と閉口していたのも、ちょっと不幸な事だった。
 
ともかくも、母待望の鴨、「しもふさ合鴨のロティと八街産サツマイモのクレープ巻き 赤味噌ピーナッツソースで」(今日の一番上の写真)を食べることが出来たのは幸いだった、かな?
息子はスモークサーモンがどっさり入ったクリームソースのスパゲティをリクエストして、ぺろりと平らげて「今日は寝不足で疲れてるから先帰るー」と早めにお店を出て行った。
 
鴨はロゼ色にローストされていて、ちょっとエスニックな風味の赤味噌ベースの甘いたれで。八街(やちまた)産の甘いさつまいもは、石焼き芋風に焼いたのと、ピュレにしたのをクレープで巻いたのが添えられていて、なかなかボリュームのあるお皿だった。
 
次はだんなも一緒にバケツのポテトと、あと「前盛り」(前菜盛り合わせ)と「肉盛り」(肉料理盛り合わせ)を食べなくちゃ。