2015年3月18日水曜日

空也の最中。

「アンデルセン」のミルクフランス
「breadworks」のチーズフランス(正式名称失念)
カフェオレ
今日は息子、今年度最後の弁当の日。残すは午前授業のみで、ほどなく修了式だ。
 
「水曜は弁当あると嬉しいなー」とだんなが言っていたので、今日は2人分の弁当作り。5時半起きも、新学期が始まるまではこれでしばらくはお休みの予定。
 
  • 吉野家風牛丼
  • 鮭そぼろ入り玉子焼き
  • ちぢみほうれん草の胡麻和え
  • さつまあげ(市販品冷凍)
  • 自家製スモークチーズ
  • りんご
  • ほうじ茶
 
満を持して、というわけではないけれど、美味しい和牛切り落としが手元にあるので、「これはやっぱりすき焼き風にさっと煮たりするのが美味しいのでは」と牛丼仕立てにすることに。なんだかんだこれが美味しいのよねと、吉野家風の牛丼の具を昨夜のうちに仕込んでおいた。
 
今朝はほうれん草を茹でたり、玉子焼きを焼いたり。2人分の弁当箱を詰め終わり、6時半になってコーヒー淹れて魚焼きグリルを余熱し始めたところで息子に「朝だよ」と声をかけたら、なんだか今日は不調の模様。……ええー。
 
「なんか、寒い。めっちゃ寒い」
だそうで、確かになんだか熱っぽく。学校はお休みということになり、せっかく詰めた弁当の息子の分は、小皿や鍋に戻すことになった。お昼過ぎて元気になったら食べられるかしら。それとも私が食べちゃおうかしら。
 
朝食は、表参道の「アンデルセン」で買ってきた、みんな大好き「ミルクフランス」と、同じく表参道のパン屋さん「breadworks」に初めて寄って買ってきた、チーズ入りの三角形のフランスパン。ごろりと大きめサイズのそれは、スライスしてから軽く炙っていただいた。
 
表参道交差点にあって買いやすく、安定して美味しいからついつい寄ってしまう「アンデルセン」だけど、他にも美味しいパン屋さんは沢山あるわけで、一昨日のお出かけついでに教えてもらったのが「breadworks」。数切れずつ色々なパンを袋詰めにしたお試しセットや、玉緒さんお勧めの「カカオブレッド」など、既に手元にはパンの袋が複数あったけど「気になる気になる」と買ってきてしまったのだった。
 
で、甘いパン重ねるのもねと、今朝はチーズのパンと、これは先に食べてしまいたい「ミルクフランス」で今日のところは朝御飯。仕込みの都合で今日はヨーグルトは無し。
 
角切りチーズがどっさり包まれたチーズパンは、小麦の香りも香ばしく、程よく溶けるチーズの風味も素敵。緑の多い、素敵なテラスがついたお店はイートインも可能なのかな?良い雰囲気だった。他のパンも食べるのがたのしみー。
「空也」の最中
ほうじ茶
息子用に支度した弁当は、結局、午前中爆睡して午後に「ちょっと元気になった……腹減った……」と起きてきた息子の胃袋に。牛丼はご飯と具を別々に温めてから盛りつけて、他のおかずは小皿に盛りつけなおして出したところ、「やっぱりあったかいご飯が旨いよねー」と言いながらぺろりと食べきっていた。私の早起きも報われたようで、何より。
 
で、私は、だんなが昨日銀座で受け取ってきてくれた「空也」の最中を、もぐもぐ。
 
女子力の高いだんな、昨年に続いて今年のホワイトデーも、同僚女子たちへのお返しにマドレーヌをせっせと焼いていたのだけど、
「おゆきさんの分も別に焼くからねー♪」
と言っただんなに、
「いや、別のがいい。マドレーヌは、ほら、さんざん味見させてもらってるし」
と返した私。
 
「あ、空也がいい。しばらく食べてない。空也の最中!」
とおねだりして、「事前に予約すれば容易に買えるけど、その日に銀座に取りに行かねばならない」のが地味に大変な最中を買ってきてもらった。久しぶりの最中、買ってきてくれた量は20個!
 
「これでアレよ、"残った最中でお汁粉"が楽しめるよ!」
とだんなは言っていた(最中に添えられたリーフレットに「硬くなった最中につきましては、五~六ケまとめて、手鍋に入れ、水を加えて、おしるこにして召し上がるのも一法かと存じます」とあるのよね)けれど、昨日の夜の段階で親子3人2個ずつぺろりと平らげてしまい、この分じゃお汁粉の味来は訪れないような気がする。
 
というわけで、10個入りの箱に残った4個の最中を、本日写真撮影。撮影した後2個食べた。
 
ピカッと艶のある粒あんを香ばしい焦がし皮で挟んだ、2口サイズほどの可愛らしい最中は、20代の頃に初めて食べた時から変わらない美味しさ。分量とか甘さとか食感とか、諸々が「こうでなくては」というバランスの良い味なのだった。やばい、やっぱりお汁粉の分、残りそうもない。もぐもぐ。
枝つきレーズン・自家製スモークチーズ
鮭と野菜のホイル蒸し
いかなごのくぎ煮
牛すね肉のテールスープ風
羽釜御飯
ビール(キリン一番搾り)
夕飯は、「これを調理するのは塩辛いかなぁ」と思いつつ、辛塩鮭で、ホイル蒸し。
野菜いっぱいにしてバター落とせばいけるかなと、エリンギやブロッコリー、コーンなどを鮭と一緒に巻いて、美味しいバターを落としてから20分ほど蒸した。
 
ビールのアテにレーズンとスモークチーズ、そして今日のメインは魚より、むしろ牛すね肉のスープだったかな。こちらの方が数段美味しかった。
 
圧力鍋で、2口分ほどのサイズにカットされた牛すね肉を昆布だしで炊いたものは、スープごと使って薄切りにんにく、千切り長ねぎと合わせて火にかけて、黒胡椒挽いたらほぼできあがり。ご飯にかければ、「あっさりめのコムタンクッパ」風になる。
 
手間らしい手間もかからず、この手のものを作る時には圧力鍋は本当にお手軽。期待以上に美味しかった、お手頃価格の牛すね肉(確か「はこだて牛」とラベルに書いてあった)、また見つけたら買って来ようかな。この肉ならビーフシチュー作ってもきっと美味しい。