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「パレスホテル東京」内「GRAND KITCHEN」にて
朝食ブッフェ
１月２日の朝。朝食ブッフェ
６時には一応目が覚めていたのだけど、ボーッとしていたら７時を過ぎて外が何やら賑やかな感じ。楽隊の演奏らしき音と歓声、「とにかく外にたくさんの人がいる」という感じ。
ベランダから見下ろすと、やたら賑やかな事になっていた。そっか！箱根駅伝か！ここってルートだったんだ!?と、そんなことに今更気付いた私たち。
スタートの読売新聞社はホテルのすぐ近く。選手たちはホテル裏手の日比谷通りを走っていくのであるらしい。
窓の下には、この寒空の下、チアガール姿の一団が踊りまくっているのが見えた。
このまま部屋に居ても走っていく姿は見られるだろうけど、その後だと朝食レストランが混雑するかもだよねぇ……と、「レストランからもきっとちらっと見えるよ！」と、朝食ブッフェのレストラン「GRAND KITCHEN」に向かうことにした。
食事途中、卵料理をいただくあたりで「すみません！ちょっと駅伝見てきます！」とお行儀悪くも皆で中座して駅伝ウォッチ。この季節にはさすがに閉鎖されているけれどレストランにはテラス席が併設されていて、そこからお堀越しに日比谷通りを見ることができた。
「あっという間に行ってしまいますよ～」
見逃さないようにご覧くださいね、とホテルのスタッフに言われてガン見していた私たちだけど、本当にあっという間。先導のパトカーが見えた！……と思ったら、団子になった選手一同がえらい早さで駆け抜けて行った。このスピードで20km前後を走っていくのだから、とんでもないね……。初めて肉眼で見たよ、箱根駅伝。
朝食は、卵料理はオーダーして焼いてもらうスタイル。せっかくなのでエッグベネディクトを所望して、あとは紅茶飲み飲み、厚切りの美味しいハムやサラダ類、デニッシュも少し。
生ハムやスモークサーモン、鶏ハムなどのコールドミートが充実していて、野菜のソテー、キッシュ、白いんげん豆と野菜のスープといったものも。
部屋に戻ると、今度は駅伝とはまた違った賑やかさ。皇居の前にひたすら集まってくる人、人、人。そうだった、今日は一般参賀の日でもあるんでした……と、びっくりの私たち。
ニュースで毎年「○万人が一般参賀に」などと聞くものの、実際目にするとすごいなと。
ちなみに周囲の道路に路駐していた車は、その多くが右翼の街宣車。この後お買い物に出た時に「今日は右翼の車の博覧会か!?」というくらい、いろんな車を見た。
で、今日の午前中は、私と母はちらりと買い物に。
せっかく都心にいて初売りが始まるタイミングだし、と、雑貨の福袋目当てに新丸ビルに行ってみることにした。デパートに行くほどの体力とかやる気とかはなく、「まぁ、せっかく近くにいることだし」くらいの気持ちで……だったのだけど、大荷物で戻ることに。福袋楽しいね。滾るね！
以下、うっかり買っちゃった戦利品いろいろ。
事前に目を付けていて「買ってみよう！」と買ってみたのが、「Idea Seventh Sense」のキッチンラッキーバッグ、税込10000円。なんでも中身は20000円～25000円相当だそうで、まぁ、今回は要らない品があっても母と分けっこしたりできるかな？という思いもあったりして購入。
中身は、IDEAオリジナルブランド「BRUNO」の商品が色々と。
- コンパクトガラスブレンダー（希望小売価格7020円）
- コンパクトスチームクッカー（希望小売価格7020円）
- スチームクッカーレシピブック（希望小売価格540円）
- セラミックセット ココット ブルー（希望小売価格2700円）
- パーソナルペーパー加湿器（希望小売価格2700円）
- リネンミトン（希望小売価格2700円）
- ミニトート（希望小売価格2160円）
これは「かまわぬ」の福袋。「手ぬぐいは布巾代わりに使えるし」と、10000円相当が入っているのだというこれも、買ってみた。
中身は、「豆まくら」と「手ぬぐいぞうり」、ミニ風呂敷が２枚と、手ぬぐいが３枚。品が入っていた袋も手ぬぐい生地で、旅行に小物入れて包んだりできそうな感じ。
手ぬぐいぞうりの扱いにちょっと困る感じだけれど、手ぬぐいは普通に買っても１枚700円くらいするものだし、まぁいいかな……と。
これは母と分けるつもりで買った「デリエ・イデー」のハッピーバッグ、5400円。中身は16200円相当だそう。リバティプリントのルームシューズとポーチ、同柄のフェイスタオルとハンドタオルのセット、貝を使ったモザイク柄の入れ子の容器、平たく折りたためるＡ５サイズほどのボックス、あとはルームフレグランス。
リバティ柄グッズとルームフレグランスは母が持ち帰ることにして、お互い、「あ、これなら使う使う」というのをめでたく入手。
これは、なんとなーく買ってみた、地階「igrekplus」の焼き菓子福袋。2160円相当だそうで、中身はこんな感じにぎっしりと焼き菓子12点！
嫌いなものは１つも無かったから、これもなかなか良い感じ。
そんな感じで、たいそうな大荷物になってしまって、よたよたと新丸ビルを後にした……ところで、「DEAN&DELUCA」の看板と目が合ってしまったりして。
これは……どうなのかな、それほどには得ではないのかもだけど、トートの使い勝手が良いのよねと、「どうせ荷物送っちゃうし！」と買ってしまった、HAPPY BAG ITALIAN PASTA。- イタリアンフルーツトマトのオイル漬け（1566円）
- エキストラバージンオリーブオイル
- バーニャカウダソース（上記オリーブ油とセットで1296円）
- ジェノヴェーゼペースト（1620円）
- ルンモ リングイネ（540円）
- ルンモ ペンネリガーテ（540円）
- ヴェンチュリーノ タジャスカオリーブとトマトのソース（972円）
- アーリオオーリオペペロンチーノ（540円）
- スクエアトートバッグバック（2012年時2415円）
……という感じ？思っていたよりもお得だったみたい。イタリア食材はあれば使うから、悪い買い物ではなかったなと。
そしてこれは、昨日のうちに買っていた、ホテルアーケードの「今治浴巾」の福袋。手触りも柄も素敵なバスタオルが２枚、フェイスタオルが２枚、バスマットが１枚、そしてタオルターバンと、idee Zoraのストール。
そんな感じで、今年の初お買い物はなかなか良い感じで幕を開けたのだった。
とにもかくにも大荷物。一般参賀の混雑もあって、外食は無理そうだねと早々にホテルに戻ったのだけど、ホテルのレストランも大混雑。朝食を摂ったレストランでごく軽いランチでもと席の状況をゲストサービスに聞いてみたら、満席なうえに予約でいっぱいだそうで。
１月２日の都心は、昨日一昨日とうってかわってたいそうな賑わいなのだった。元日はあんなに静かだったのにねぇ。
「パレスホテル東京」内クラブラウンジにて
フィンガーサンドいろいろ
スコーン w/クロテッドクリーム・ストロベリージャム
オレンジケーキ・マカロン
マンゴープリン
紅茶
この分じゃルームサービスを頼んでも時間がかかりそうだよねぇ……と、結局お昼は抜きで、ラウンジのアフタヌーンティーサービスに期待をかける私たち。ラウンジ使いまくり。フィンガーサンドいろいろ
スコーン w/クロテッドクリーム・ストロベリージャム
オレンジケーキ・マカロン
マンゴープリン
紅茶
小腹がすいてしまったので、ここぞとばかりに色々もぐもぐ。フィンガーサンドは６種類ほど（それぞれ分量は少ないけど、補充はしてくれる）、オレンジケーキ、フィナンシェ、チョコレートケーキなどの焼き菓子が３種類。
スコーンはプレーンとフィグ（いちじく）の２種類で、クロテッドクリームの他、ジャムはみかんやブルーベリー、ストロベリーなど３種類ほどが用意されている。
あとはグラスデザートが４種類、マカロン２種類、ティータイムに関わらずいつでも置かれているナッツやクッキー、柚子おかきなども。
紅茶はティーバッグだけれど種類豊富で美味しいものだし、冷蔵ケースには缶入りのクランベリージュース、パイナップルジュース、お茶などが入っていた。
今日は朝御飯もそこそこ早かったし、ちゃんとお昼御飯を食べるつもりだったのだけど、クラブラウンジさまさまな昼下がり。
「パレスホテル東京」内クラブラウンジにて
一口チャーシュー・鯖のカナッペ・ブリーチーズのカナッペ
シャンパン
「パレスホテル東京」内「CROWN」にて
menu de la journee
白ワインボトル（St.Romain）
赤ワイングラス（バルバレスコ）
今日も２部制の夕御飯、私たちは遅めスタートの19:30。一口チャーシュー・鯖のカナッペ・ブリーチーズのカナッペ
シャンパン
「パレスホテル東京」内「CROWN」にて
menu de la journee
白ワインボトル（St.Romain）
赤ワイングラス（バルバレスコ）
18:30を過ぎた頃にラウンジに寄って、今日も一杯頂いてから向かうことに。
シャンパンをいただいて、おつまみ数品を皿に盛って、夜景を眺めながらのんびりと。今日のチーズプレートが、なんだか賑やかな感じだったから写真を撮ってみた。
青カビ系やシェーブルなど、種類豊富に美味しいチーズが用意されているのが、とても嬉しい。
大晦日の時点は満室だったと聞いていて、ラウンジもさぞ混雑するのではと思っていたのだけど、昼も夜も、それほどにはラウンジは混雑していなかった。今日１月２日はチェックアウトする人もいるし、今日からチェックインというお客さんもけっこう沢山。
正月滞在プランの最後の夜、満を持して予約を入れたのはメインダイニングの「CROWN」。
数年前に、母とランチで訪れたここの料理が本当に美味しくて（特にとうもろこしの前菜が！）また来たいと思っていたし、だんなもきっと美味しいと思ってくれるだろうなと思っていた。
昼は明るい自然光がたっぷり入るこのお店、夜はシックな雰囲気でそれもまた良い感じ。前回母と来た隣の位置の窓際のテーブルで、ワイン飲み飲みコースを楽しんだ。
いただいたのは、こんな感じ。
- 食前のアミューズ・ブーシュ
マスタードのムース、わさびのクリーム 海老とイカのタルタル - ３種のパン
四角いロールパン、チャパタ、黒胡麻のハードパン - フォアグラカナールとエピス風味の赤ワインでマーブル仕立て
マンダリンとベルガモットのパート・ド・フリュイ オニオン風味のブリオッシュ・トースト - ニューカレドニア産天使の海老とマンテカート
クリアーなトマト水のジュレ ペコリーノチーズとバジルのクロメスキ添え - 平目のロティ クミン風味のポテトニョッキ
シトロネルとココナッツの香るジュ・ド・オマールブルーのエミュルション - 黒毛和牛フィレ肉のグリエ グリーンアスパラガス
クー・ド・ブフとスカモルツァチーズ入りカッペレッティと共に シンプルなジュ - ブラジル産チョコレートとマンゴーブルテのアリュメット
爽やかな酸味のパッションシャーベットと共に - ミニャルディーズ コーヒー ミニマカロン、チョコレート、ベリーのムース
もちろん、今日のディナーをとても楽しみにしていたけれど、でもその反面、「お正月プランの皆お揃いの料理だし、年末年始は新鮮な食材も手に入りにくいし」と、万全の料理というわけではないんだろうなぁ……と思っていたのも事実。
そんなことを思ってしまってごめんなさい、すごーく美味しかったです……！と、目も舌もすっかり満足させてもらった夕御飯だった。何もかも美味しくて、やっぱり私、このお店が好きだなぁ……と。最近、ミシュランの星も獲得したのだそうだ。
今日一番上の写真は、前菜の「天使の海老とマンテカート」。
左上にちょこりと１個添えられた「チーズのコロッケ」的なものがびっくりするほど美味しくて、全体的にそんな「１つ添えられたコレが悶えるほど美味しい」という仕掛けが多い、ここの料理。
ズッキーニでくるりと巻かれた円盤状のものが「マンテカート」で、野菜たっぷりの魚介のテリーヌという風なもの。ズッキーニがシャキシャキした歯触りを残していて、その食感の妙も良い感じだった。
１皿戻って、これはフォアグラの前菜。エメンタールチーズのような水玉模様の「敷きもの」はマンダリン風味のパート・ド・フリュイ（固めのゼリーみたいなの）。
周囲にマンダリンの果肉も添えられて、フォアグラは濃厚だけれどさっぱり軽いお皿になっていた。隅っこの「オニオン風味のブリオッシュトースト」がまた良い仕事を。
着席してメニューを貰って、一同「……ん？」と不安に思ったのが、この料理、「平目のロティ クミン風味のポテトニョッキ」。何しろ、昨夜のコンサートディナーの魚料理が、まんま「平目のロティ クミン風味のジャガイモのニョッキ」だったのだもの。
「シトロネル」とか「エミュルジョン」といった単語も重なって、おんなじようなのが来るのかなぁ、それはちょっとつまらないなぁ……と。（そこは、事前にメニューが重ならないようにレストラン同士足並み揃えて配慮して欲しかったー）
でも、出てきた料理は、全く「別世界」のもの。とんでもなく美味しかった。
緩やかな泡のソースは、とても濃厚なオマール海老の風味がついたココナッツミルクベースのもの。魚にはふんわり火が通っていて、でも表面はカリッと。ポテトのニョッキ１つとっても、食感から何から、全く違うものだった。
メインディッシュの、絶妙な焼き加減の和牛フィレ肉も文句のない美味しさ。添えられた餃子風のショートパスタの中には、牛テールの煮込みとスカモルツァチーズが詰められていて、これをつまんだ息子が「美味しすぎるぅ～」と悶絶していた。
デザートは、飴細工がぐるんぐるんと空中に弧を描いている、ミルフィーユ風の冷たいチョコレート菓子。上の筒状の黄色いものがパッションフルーツのシャーベット。
その下にチョコレートのムース、小麦粉の生地も薄く使われていた感じ。
チョコレートはしっかり甘く、でもシャーベットが鮮烈に酸っぱくて、一緒に口に含むとなんとも爽やか。
ミニャルディーズは一口サイズのものが３種類小皿に並べられてやってきて、食後の飲み物はカモミールティーを飲みながらいただいた。
困ったことに、胃痛やら風邪気味やらの不調からは回復したのだけれど、今日の昼頃から突然の歯痛に襲われ、「歯が痛いと食事も楽しめないじゃん……」と手持ちの鎮痛剤を飲み続けているところ。食事の時間に効くように痛み止めを飲んでいるのだけど、痛み止めは胃が荒れるし肝臓にも良くないと聞くし、これは早くなんとかしないと。でも明日の帰宅までは、全力でお正月休みを堪能する所存。
