2015年1月11日日曜日

渋谷でアイスバイン!

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「サンジェルマン」の
 北海道たっぷりコーン
カフェオレ
昨日寄ったパン屋さんは「サンジェルマン」。今日はお出かけで、さらっとパン1個食べれば良いかなぁと私はお気に入りの「北海道たっぷりコーン」を。
 
似た感じのパンは他にもあちこちあるけれど、かまぼこくらいのサイズのパンにしこたまコーンが乗った、マヨネーズ風味のふわふわパンは、バランスの良い味とサイズで大好物。今日も美味しかった。
渋谷「いきなり!ステーキ」にて
 国産牛サーロイン212g \2290
 ガーリックライス \216
今日は家族で「ナゾトキ街歩きゲーム 渋谷迷宮殺人事件」に挑戦。
 
舞台は渋谷。スマホを手に、実際の場所を散策しながら謎を解く……という、「脱出ゲーム」とは違う謎解きゲーム。どこに連れ回されるかは謎解きを始めてみなければわからないので、「テキトーに、歩いている途中で昼食摂ればいいんじゃない?と、ランチのお店を調べたりすることなく出発した。
 
……が、「そろそろお腹空いたね」と歩いていた駅近く、なかなかこれというお店もみつからなくてどうしたものかなぁと思っていたところ、息子が
「あ、"いきなりステーキ"だ」
と、目敏い発見を。
 
これは良いね、ささっと食べられるし、私はまだ一度も入ったことがなかったんだー……と、「いきなり!ステーキ」に入ることにした。数ヶ月前に海浜幕張にも店舗ができて、だんなと息子は2人で行ったことがあったのだけど、その時は私は家で留守番していたから、私だけ未食だったという次第。
 
ここは最近流行の「立ち食い」のお店。
 
入店して、まずは目の前で肉を切ってもらう。リブロースは1g5.5円、サーロインは1g7円、ひれは1g8円、これらは300gからのオーダーだそう。そして国産牛サーロインは1g10円で200gから。
 
昼から300gステーキはちょっと重いかなぁと、私は国産牛サーロインを200gでカットしてもらった。カットの結果、ちょっと多くて私の分は212g。
 
ステーキ皿以外の品は別料金で、ライスとガーリックライスは200円、ミックスサラダは250円。パンは無し。平日ランチだとライスやスープもついた1200円のセットがあったりもするみたいだった。
 
「いきなり!ステーキ」初体験中。 なるほどねぇ……とカウンターにもたれつつ待つこと10分ばかり。
 
カウンターの上には紙エプロンとフォークとナイフ、サラダ用のドレッシング、ポットに入ったステーキソースなどが並んでいて、皿の上げ下げと水を汲んでもらう以外はセルフ。
 
私はまだ「俺の○○」系も行ったことがなかったから、「フォークとナイフを持ってるのに、立ち食いって不思議な感じ……」と思いながら「立ち食いステーキ」を楽しんだ。
 
肉の上にはフライドガーリックとガーリックバターで、かなりがっつりにんにく臭。添え物は肉の下の玉ねぎと、少しのコーンだけ。噂に違わず「とにかく肉!」な皿だった。
 
味の方も、まあまあ申し分なかったけど、でも、1g10円の国産牛と1g5.5円のだんなのリブロースは、あんまり差がなかったかな?とも。価格を思うとリブロースで充分満足、次回はちゃんとお腹空いたタイミングで300gリブロースをがっつり食べたら幸せかなーと思ったりした。
 
個人的には、店舗限定(センター街店とか、新宿西口店とか錦糸町店とか)でいただけるUS産アンガス牛サーロインステーキ、1g7円に興味津々。システム覚えたから、もう1人で行くのも怖くないなぁ、なんて思ったりした。
 
で、肉充電した後は引き続き謎解き。
 
思った以上に広範囲を歩くことになり、「次はここに行かなきゃだ」「うえええええええ」などと泣き言言いつつ、でも謎自体は難易度低めだったかも。いくつか詰まるところがあったものの、だんなの閃きもあって夕方にはめでたく完全クリアに成功したのだった。
 
……次回作はもうちょっと難しくてもいいのよ?なんて。
渋谷「Wasserfall」にて
 プレッツェル \400
 トリッパのトマト煮込み \800
 ビールで煮込んだオムグラーシュ \1200
 フラムクーヘン(ハーフ) \700
 マルゲリータ(ハーフ) \700
 アイスバイン \3000
 カルトッフェルザラート \500
 ビール(プランク ヘーフェヴァイツェン 330ml) \800
 ビール(プランク ヘラー・ヴァイツェンボック 330ml) \900
 ビール(Aecht Schlenkerla Rauchbier Marzen)
で、ちょうど渋谷に来たのだからと、昨年のうちに買ってあった共同購入クーポンを握りしめて、夕飯は渋谷のビール屋さんに。
 
【予約不要!】ドイツとオーストリアのクラフトビールが大集合!《3,000円分の食事券》が1,500円!相性抜群のソーセージをほおばりながら乾杯★1度の来店で何枚でも使えるお得なクーポン♪渋谷駅1分」というクーポンは、珍しいことに、固定メニューのクーポンではなく、「お食事券」。
 
3000円分の食事券が1500円で買えるとあって(しかもラクーポン自体の割引クーポンがあって、多少お安く購入できた)、しかもお店はドイツビール、オーストリアビールを供するビアバーとのこと。これは素敵!と、チケット数枚買い込んで、「豪遊できるぞ!」とお店に向かったのだった。
 
ラビリンスのような複雑な造りのビルに入っていたそのお店、「エレベーターがないー」「あ、地下にあった」「1階には止まらないエレベーターなんだね」と、迷いつつ4階のその店にようよう到着。店の中はすっきりと良い雰囲気のビアバーだったけれど、外の雰囲気からすると、一見で入るのは相当勇気が要りそうな感じだった。
 
伺った「Wasserfall」は「Cerveza Gym Group」という、渋谷に数店舗を展開するグループ店の1つで、他に日本酒と国産地ビールのお店、ハワイとアメリカのビールのお店、世界のビールのお店、とテイストを変えたお店があるそうだ。
 
まだ早い時間だったこともあってお客は私たちだけ。お店の人がたいそうフレンドリーな感じで、最初はビールの話をしつつ、話題はいつしか日本酒に。こんな日本酒が好きで~なんて話をだんながしていたら、
「御存知!"作(ざく)"を御存知!もう飲んでもらっちゃおう!お代はいいです、ちょっと飲んでいって!」
と、ビール屋なのになぜかテーブルに日本酒がグラスでやってきた。この店のマスター、そもそもはグループの日本酒のお店で働いていたそうで、ビールも好きだけど日本酒も、という嗜好みたい。私たちもそんな感じだから、なんだか盛り上がってしまったのだった。
 
味見させてもらったお酒は「作」のZラベル。フルーティーな純米吟醸で、美味しいお酒だった。
 
ドイツをぐるっとビール飲みながら回ってきたのだというマスターたちの話を聞きつつ、初めて飲むドイツビールを堪能しつつ、食べ物も色々と。
 
渋谷「Wasserfall」にて、まずはプレッツェルと、ヘーフェヴァイツェン! ドイツビールの私の好みは、なんと言っても小麦の香りのヴァイツェン。
 
今はちょうど、バイエルンの小さな醸造所「Michael Plank」の樽生の用意があるそうで、最初は「ヘーフェヴァイツェン」、次は「ヘラー・ヴァイツェンボック 」をいただいてみた。
 
どちらもヴァイツェン(白ビール)という理解で良いのかなぁと思うのだけど、味の違いはわかるけど、作り方の何が違うのかは、良くわかってない私。
 
ヴァイツェンは「バナナのような香り」と称される独特な甘い風味があって、ベルギーの白ビールとはまた違うこっくりした感じが、それはそれでとても好み。どちらも美味しかったけど、「麦!」という風味が強く感じられたヘーフェヴァイツェンの方が好みだった。
 
写真の奥のビールは、だんなが頼んだ、これもPlank醸造所の、「ドゥンケル・ヴァイツェンボック」だったかな。麦芽を深炒りしているので、ヴァイツェンとは全く違う色合いと風味。
 
お腹空いたー!という息子は、オムライスのグラーシュ(=パプリカ入りのシチュー)がけ、「ビールで煮込んだオムグラーシュ」に続いて、ピザまでもぐもぐ。「フラムクーヘン」というドイツ風ピッツァは、トマトソースを使わずにサワークリームがトッピングされ、具もシンプルに玉ねぎと細切りベーコンという「最高にビールのアテ」的なもの。これも美味しかった。
 
そして、「やっぱりこれは食べたいよね」と注文したアイスバインは、安定のボリューミーなサイズ。
 
このお店のは仕上げに表面を焼いているそうで、厳密には「アイスバイン」ではないそうだけど(表面焼くと別の料理名になるそうで)、香ばしい焼き目のついたそれは普通のアイスバインより数段美味しそうで、たいそう食欲をそそられた。……けど、普通に3~4人分あるサイズなので、食べきれなくて、最後は骨ごと包んで貰って持ち帰ることに。
 
中までしっかり塩気とスパイス香が染みたジューシーな豚すね肉、しっとりしていて最高だった。添えられたザワークラウトも自家製なんですって。自然な淡い甘さでこれもまた良い感じ。
 
渋谷「Wasserfall」にて、最後は燻製ビールを飲み飲み、ドイツ風ポテサラを。 肉を豪快に囓りながら、さっぱりした味のものも恋しいねとドイツ風ポテサラ「カルトッフェルザラート」も。
 
ビネガーの酸味が効いた、あっさり味のポテトサラダ。
 
ぽくぽく男爵系のお芋ではなく、メークインなどのシャキシャキ系を使うのがそれっぽい感じになりそうなポテサラだった。
 
お供のビールは、今度は瓶で「Aecht Schlenkerla Rauchbier Marzen」を。
 
ラオホ(Rauch)は「煙」の意味で、Rauchbierは燻製ビールとのこと。モルトを乾燥させる時に燻製するそうで、独特の燻製香が「深炒りビール」のそれとはまた違って面白かった。こっくりしてはいるけれど、甘みは少なく、後味すっきり。
 
すっかりお腹いっぱいになって、ビールもあれこれ飲んで、でもお会計は思っていたよりも安かった。マスター曰く、「1ヶ月に1度ではなく、1週間に1度来ていただけるように」とできるだけ価格を抑えているのだとか。シュニッツェルなども、1人で食べやすいサイズで提供していたりするそう。
 
勉強熱心かつ情熱のある人たちに支えられている店で、楽しく美味しい数時間だった。
 
渋谷はちょっとアクセスの悪い町なのだけと、また飲みに来たいな。グループの日本酒の店も行ってみたいなと。