2014年9月16日火曜日

燻製&ほうとう

「Delifrance」の
 ハムチーズフォカッチャ
 パン・オ・ショコラ
梨(幸水)
アイスカフェオレ
連休明けの気だるい火曜日。
 
明日は息子、「自宅学習日」らしいし(部活には行くけど弁当不要らしい)、まだ微妙に夏休み気分が続いている感じで弁当作りのペースが戻らないのよねぇ……と、今日の息子の弁当は、お手軽簡単うどん弁当。
 
  • 鶏ささみ磯辺天ぷら・海老かき揚げ
  • うどん(ひやひや)
  • 麦茶
 
昨日、津田沼で美味しそうな鶏ささみ天をみつけたので、海老かき揚げと合わせて2玉のうどんと共にどんぶり型弁当箱に。いつも通り、冷凍しただしをつけて持たせてやった。
 
連休中に私とだんなはカレーうどん食べたところだから、冷凍うどんもちょうど冷凍庫に入っていたので良かったな、と。(で、冷凍庫がぎゅうぎゅうなので冷凍ものを早めに消費したかったというのもあり)
 
朝御飯は津田沼駅前の「Delifrance」で買ってきたパンを。久しぶりのパン・オ・ショコラと、こちらはだんなと半分こして食べたハムチーズサンドのフォカッチャ。
 
デリフランスは「VIE DE FRANCE」の系列のお店だけど、でもヴィド~よりはデリ~の方がパンが美味しいなと思う。
 
さて、やらなきゃいけない仕事もあるけど、やらなきゃいけない燻製もあった今日。
 
昨日「これ、燻製にしたらきっと美味しい!」と買ってきた鮭ハラス、早めに加工した方が良いよなぁと、一緒に買ってきたプロセスチーズや、だんなリクエストの「チーかま」と共に、燻製してみた。
 
我が家の燻製機は「温燻」通り越して「熱燻」相当なので、一番の心配は「チーズ燻製したらドロッドロに溶けてしまわないか」ということ。
 
温度上げないように、こまめに火を消しながら「でも燻製器内に煙は常に充満している」感じにすればなんとかなるかなぁ……と、数分おきに様子を見ながら10分ほど燻製してみたら、思いのほか形が崩れていない様子。これなら大丈夫かなと、チーズかまぼこと一緒に合計20分燻製してみた。
 
ちなみに燻製したのはQ・B・B ベビーチーズのプレーンとブラックペッパー。ある程度塊にしておいた方が溶けないかなと思って、包装を外したチーズを4個ぴったりくっつけて燻製したのだけど、多分これで充分燻製香がついたんじゃないかな……ついてくれてるといいな。
 
鮭ハラスは既に強めの塩味がついていたので、軽く干してから早々にスモーク。20分ほどかけてしっかり火が通って良い色に染まったところで引き上げた。
さばの生姜煮
ほうとう
麦茶
夕飯は、多分初めて作ってみた山梨の郷土料理「ほうとう」。
 
昨日スーパーでほうとうの生麺を売っているのを見て、「あー、そうそう、こんな感じの平たい麺だよね」と懐かしくなって、買ってきてみた。……のは良いんだけど、この平たい麺って醤油味で食べるんだったか味噌味で食べるんだったか、そのあたりからもう記憶が怪しいという。
 
買い物籠に入れておきながら「ほうとうってどんな味なんだっけー?」と首をひねる私に、
「味噌味でさ、かぼちゃとか入れるんじゃなかった?」
と、だんな。
 
ほほー、なるほどー……と、2005年のはとバスツアーで食べて以来(多分)のほうとう、改めてちゃんとネットで調べて材料揃えてみた。
生麺は打ち粉も大量についていて、
「これ、はたくの?それとも別茹ですべき?」
とこれもネットで調べたら、この粉がとろみになるから、そのまま具材と一緒に煮込む(麺は8~10分で茹で上がる)ので良し、とのこと。なーるほどー。
 
里芋は今ひとつ苦手なので入れないことにして、あと、白菜はあまりにも高かったので白菜抜きで代わりに小松菜。
 
だし汁をコンロにかけて、かぼちゃ、人参を先に煮て、麺を入れるのと同じタイミングで椎茸、しめじ、長ねぎ、小松菜、油揚げ、豚肉も入れて煮込んでいく。全てに火が入ったところで味噌を溶く。早く溶いてしまうとうどんが柔らかくならないことがあるんですって。
 
で、東北系の田舎味噌を使うよりはこっちだろうなぁと信州味噌を使用。山梨には「甲州味噌」というのがあるそうで、本当はそれを使うのが一番良いのかな。
 
あとは小皿に鯖の生姜煮も。
 
昨日、「さばみそが食べたい!」と思い立って買ってきた鯖だったけれど、ほうとうも味噌味だから「さばみそ」を作るのはいかがなものかと方向転換して薄口醤油や味醂で炊いた「生姜煮」に。焼き塩さばではなく煮魚が恋しい気分だった。
 
ちょっと不思議な組み合わせになったけれど、野菜たっぷりのほうとうと煮魚という、なんだかヘルシーめな夕御飯。和製フェットチーネとでも言う感じの、ぺたりと平たく幅広い麺は、独特な食感で楽しい口当たり。
 
野菜たっぷりの味噌スープというのも新鮮で私は「お♪おいしい♪」と思ったのだけど、息子は
「美味しいんだけど、麺もこういうの嫌いじゃないけど……でも、なんていうか、"しっくりこない"……」
だそうで。
 
息子にとっては、うどんは澄んだいりこだしに入っているのがあたりまえで、味噌味の時は「豚味噌鍋」の味であるのがあたりまえで、だからほのかに甘い味噌にかぼちゃなんかが入っているうどんは息子にとっては「これじゃない」感が強いということなのかなー。
 
でも、私は「食べたい」と思って作ってみたほうとうがちゃんと美味しくて満足なのだった。麺は7割ほど息子によそってあげたのだけど、野菜が多くてお腹いっぱい。