2014年9月15日月曜日

駄菓子居酒屋を満喫

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
トースト
ミネストローネ(キャンベル缶)
アイスカフェオレ
昨夜のスープが半端に余っていて、でも今日は外食だしなぁと、朝御飯に出してしまうことに。
 
池袋「タカセ」のふわふわ食パン、「スイートブレッド」をスライスしてトーストし、スープと共にもぐもぐ。
 
今日の息子は一日外出なんですって。高校生は忙しい。
で、「夕飯も要らない」ということだったので、じゃあだんなと飲みに行こうかということになったのだった。いぇーい、飲み放題~。
いくら丼
だんな特製 豚とキャベツの味噌汁
麦茶
「いくらご飯が食べたいな」と、だんな。
 
一昨日、池袋東武デパートの地下で美味しそうな生すじこを買ってきていくらに加工しておいたのだけど、週明けから平日は忙しくなるとしたら、確かにいくらご飯、朝食以外で食べるチャンスは無さそうな感じ。
 
じゃあお昼ご飯に食べようねーと、いくら丼にすることにした。前回作ったいくらも少量余っていたのでそれも出しつつ、今回のいくらと食べ比べ。
 
前回:ぬるま湯+菜箸刺してぐるぐるでほぐした&だし汁+醤油+味醂の調味液
今回:金網ごしごしでほぐした(お店でやってくれた)&添付の既製品調味液
 
という違いだったのだけど、困ったことに、手間をかけていない今回の方が美味しかったりして。ぬるま湯に浸ける方法は、温度にもよるけど皮が固くなってしまうようで、でも「冷水よりもほぐしやすい」という利点もあるそうで。「ぬるま湯+塩」とか「冷水+塩」とか、ネットを検索しても色々な手法があって、なかなか「正解」が見つからないのだった。潰れるリスク高そうだけど、やっぱり「金網ごしごし」がいいのかなー。
 
そして調味液は、だし汁を加えない、醤油+味醂+日本酒が、私はやっぱり好きみたい。そこに昆布入れるのもアリかなと思うけど。
 
いくら丼に添えた具沢山の味噌汁は、だんながささっと作ってくれた豚汁。油揚げがあるから適当に味噌汁作ろうかなぁでもめんどくさいなぁと思っていたところ、だんなが
「キャベツあったよね?豚も残ってたよね?」
と、さっさかさーと作ってくれた。
 
だし汁は必要なく、具材を炒めて水を注いで軽く煮て味噌を溶くだけで簡単に作れるから、単身赴任時代にけっこう作っていたんですって。「キャベツと豚」という相性ぴったりの組み合わせもよい感じ。
津田沼「半兵ヱ にぎわい横丁通り店」にて
 宴会コース(2.5時間飲み放題付) \4320/1人→\3000/2人
そして夕方になるのを待って津田沼へ。
 
お気に入りの魚屋さんで魚やら何やらを買い込んでから、パルコの近くにある「半兵ヱ」というチェーン居酒屋に向かってみた。初めて来たけど、都内ほか全国あちこちに展開している昭和レトロな安居酒屋らしい。
 
8月終わりに「使用期限切れそうなんだけど、ポンパレの1000円割引券があるんだよねー」とだんなが言い、だったらこれに行ってみようか、と買ってみたのが「昭和歌謡が流れるレトロ空間でタイムスリップ!自慢の串焼き、もんじゃ焼き含むボリューム満点のコースに最大2.5H飲み放題付」という共同購入クーポン。
 
けっこうな品数の料理に2時間半飲み放題つきでたったの2000円。割引券使ったら、2枚でたったの3000円。あいにく、飲み放題の対象に生ビールが含まれていないのは残念だったけれど、だったらサワーでも飲むし、クーポン案内に明記はされていなかったものの飲み放題案内写真にホッピーの瓶が写っていたから「もしかしてホッピーはアリかも?」という期待もあったりして。
 
「まぁ、サワーでもホッピーでも4~5杯飲めば料理ががっかりでも元は取れるもんねー」と思いながら伺ったのだった。
 
津田沼「半兵ヱ」、昭和の駄菓子屋さんのような店内。 そしたらこれが、料理充実のなかなかの内容。不思議な空間に不思議なメニュー、なかなか楽しいお店だった。
 
店内はこんな感じに、駄菓子屋さん風の売店が出口近くに併設されていて、店内は昭和レトロな看板やポスターが壁一面に。
 
トイレににも日光写真のネガやらめんこ、かるたなどが飾られていたりして、店内に流れる歌は昭和歌謡。マグマ大使のテーマソングとか流れていて、「うぉーまだ産まれてないな」「私たちの時代の更に一回り下って感じ?」と、「懐かしい」を通り越す「昭和」な空間だった。
 
そしてこの店、普通に伺っても、けっこうなお手頃価格。学生さんらしき男性グループや女性客などで、店内はなかなかの混雑になっていた。
 
出てきた料理はこんな感じ。
 
  • 駄菓子盛り合わせ(6種類)
  • 枝豆
  • 気まぐれサラダ(大根妻サラダ)
  • 本日のお刺身(〆サバ・イカ)
  • おでん盛り合わせ(大根・卵・ちくわ・はんぺん)
  • 串焼き(砂肝塩・正肉たれ)
  • 串揚げ(ソーセージ・豚)
  • 特製ミックス玉
  • タコウィンナー
  • イカバター
  • 半兵ヱ焼き(半兵ヱ特製もんじゃ焼き)
  • デザート(アイスクリン)
 
津田沼「半兵ヱ」にて、卓上には駄菓子セットが。 予約席には、既に「駄菓子盛り」の器がどどんと。
 
マヨネーズの小袋がついた「おこのみ焼きせんべい」に、鯛焼き型のエアインチョコ、「ビスコ」の小袋、フィリックスガム、「どらチョコ」なるチョコ味ミニどら焼き、そして駄菓子の定番「ビッグカツ」。
 
「私、このカツって食べたことないよ。子供心に"これはなんかヤバイ"って気がして買ったことなかった」
「うまいよ?これホッピーに合いそうだなぁ……」
と、飲み放題メニューに期待通りの「ホッピー」の文字を見つけた私とだんなは、まずはホッピーから。
 
袋入りの駄菓子なのにちゃんと衣がついていて「カツ」の風味で、ソースも染みてて、笑っちゃうほどちゃんと「カツ」の味。お酒飲みながら駄菓子というのも、なんだか楽しい。
 
小ぶりの両手鍋入りのおでんとか、けっこうなボリュームのお好み焼きとか、料理も全体的に「すごーく美味しい!」という感じではないものの、ホッピーやサワー片手に楽しめる内容のものばかり。「タコウィンナー」(今日の一番上の写真)も、たっぷり8個乗っていて旗までついていて、笑ってしまった。ちゃんと「赤いウィンナー」だし。
 
「シャンペンソーダ宙ハイ」はなんとこんなものが……。 チューハイは、この店では「宙ハイ」という表記。
 
メニューを見て気になっていた「シャンペンソーダ宙ハイ」を試しに頼んでみたら、想像していなかった方向のチューハイがやってきた。
 
シンプルなチューハイ(焼酎+炭酸)に添えられてきたのは、駄菓子の「フレッシュソーダ」。昔懐かし「粉末ジュース」だ。
 
水に溶かして飲んだり、そのまま舐めても美味しいんだよね。
「わぁ!なんかすごいの来た!」
「その発想はなかった!」
と、だんなと2人、大笑い。
 
やだ、このシャンペンソーダ宙ハイ、美味しいです。 溶かしてみるとこんな色合いになり、なんともケミカルな色合いの「大人のフレッシュソーダ」は、これはこれでなかなか美味しかったりした。
 
甘いし、ソーダだし、なんじゃこりゃーと笑いながらごくごく。
 
メニューに載っているからと「電気ブラン」もロックで数杯いただいて、結局今日は
ホッピーセット→ホッピー(中)→ホッピー(中)→コーシー焼酎→電気ブラン(ロック)→宙ハイシャンペンソーダ→電気ブラン(ロック)→冷やし燗酎梅→辛口梅酒(ロック)→アイス緑茶
飲んだ飲んだの計10杯。
 
この、同じ内容の飲み放題が、通常は男性2時間1500円、女性2時間1200円なんですって。電気ブランも、けっこう美味しかった。「コーシー焼酎」(←メニュー記載まま)は、「コーヒーの風味をつけた焼酎」というより「焼酎のブラックコーヒー割り」という感じだったけど、これはこれでなかなか。
 
津田沼「半兵ヱ」にて、シメ「もんじゃ焼き」はこんな感じで。 小さなテーブルで、果たして「もんじゃ焼き」はどんな感じに出てくるのかなと思っていたら、こんな感じで。
 
もんじゃ生地には刻みキャベツなどもざくざく入っていて、上にはウスターソースと半熟の目玉焼き。適当に混ぜつつ、「はがし」でこそげつつ、いただいた。
 
結局セットの料理だけでお腹いっぱいになってしまったのだけど、通常メニューには気になる文字が色々と。私は最後まで「食パン耳揚げ 50円」が気になって仕方が無かった。
 
他にも「生刺」なる数量限定のメニューがあって、「鳥皮生刺」「ホルモン生刺」「レバー生刺」「子袋生刺」「ガツ生刺」なんて品揃え。
 
「サバ缶」「マルシンハンバーグ」「石井のミートボール」なんて、「それ、そのまんま出すだけか!?出すだけなのか!?」的な文字もあったり、更には「イナゴの佃煮」「ざざむしの佃煮」「メダカの佃煮」なんてものも。
 
やたらと具材の種類がある「煮込み」も気になるし、「また来なきゃ」と思ったのだった。ていうか、またこのお店のクーポン出してくれないかなー……。大満足でした!