2014年8月2日土曜日

ふく、食べてきました

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
江戸川橋「関口フランスパン」の
 4種の薄焼きチーズ
 カスタードクリームパン
ミニマンゴー
アイスカフェオレ
今日の朝御飯は、江戸川橋で買ってきた美味しいパン。
 
「確か駅近くにけっこう評判良いらしいパン屋さんがあるんだよー」
と調べて、地下鉄駅を出たところにあった「関口フランスパン」のパディスリーダノワーズ店に寄ってきたのだった。
 
菓子パン総菜パンは、おおむね200円以下でお手頃価格。私が選んだのは、カスタードクリームパンとチーズパン。
 
クリームパン、普通のものは152円で、バニラビーンズ入りのワンランク上の「カスタードクリームパン」は162円。この価格差だったらと、上等な方のを選んでみた。クリームはとてもどっしり、「ぽってり」という風に炊かれていて、かなり好みな味。説明通りにバニラビーンズがたっぷりで、たいそう美味しかった。
 
「薄焼きチーズ」は、3種のチーズをパン生地で包み、パルミジャーノ・レッジャーノをかけて焼いた平たいパン。なんとなく、方向として中国の「葱餅」に似ている感じもあって、魚焼きグリルで中まで温めたら、表面サクッ、中はもちもちの心地よい食感に。これも「アタリ」の美味しさだった。
 
今日は最高気温35℃ということだけど、めげずにおでかけ~。
永田町 「下関春帆楼 東京店」にて
 JRW 特別ふく籠盛り御膳 \3000
 生ビール
 日本酒(東洋美人)
昨日のランチも楽しんだ「ジャパン・レストラン・ウィーク 2014」。
 
もう1店舗くらい食べに行く?とリストを見ていたら、だんなが
「あ、"しゅんぱんろう"もあるんだね、ここいいなぁ」
だそうで。
 
下関本店のふぐ料理専門店。歴史は古く、ふく料理公許第一号店であり、本店は日清講和条約が締結された場所でもあるそうで。それはすごいね食べてみたいねぇと、永田町にある「日本料理 下関春帆楼 東京店」に予約を入れて伺ってみたのだった。
 
JA共済ビルの1階にあったお店は、でもとても静かで席も広々。用意してくださっていたのは個室の席で、源平合戦の絵が飾られた良い感じの空間だった。
 
あまりの暑さに最初はビールをいただいて、その後は冷酒を1合。
 
お料理は、おかずのほとんどが「籐籠盛り」で。椀もご飯も一緒に並べられ、最後にデザート、という流れだった。
 
もっとこう、「お弁当」みたいな感じかなと思っていたけれど、豪華豪華。見た目以上に食べ応えもあり、大満足。
 
造り
ふく薄造り
御椀
沢煮椀 牛蒡 人参 椎茸
籐籠盛り
小鉢 落花生豆腐 無花果
造り 本日の造り あしらい一式
煮物 冬瓜と穴子の博多 黒皮南瓜 蕃茄 湯葉揚煮
焼物 栄螺の変り壺焼き
揚物 ふく唐揚
食事
ふくそぼろご飯・香の物
菓子
自家製黒ごま生プリン
 
特筆すべきは、やっぱり「ふく薄造り」(今日の一番上の写真)。
透けるほどに薄いふぐのお刺身が器に一周ぐるりと盛られ、中央にはこりこりしたエンガワ部分も。
 
「たいした味はしない」と言われるふぐだけれど、刺身を数枚一気に口に入れると、淡泊だけれどちゃんと旨味もあって、「ああこれがふぐの味なんだなぁ」という感じ。マグロのようなわかりやすい味ではないけれど、確かに美味しかった。
 
紅葉おろしと芽葱、すだちを添えた自家製ポン酢も良い感じで、お酒も進む。
 
「下関春帆楼」にて、籠盛り御膳。食べ応えありました~。 で、最初に頼んだビールがあるうちにこれ食べておきたいよねー、と、「ふく唐揚」をだんなも私も先にもぐもぐ。
 
先に一口食べただんなが、
「ごめ……すごく乱暴な感想言っていい?」
と前置きして、その後に
「唐揚げの衣がね、モスチキンの味がする……」
だそうで。
 
ちょ、ふぐの名店でモスチキンとか……と唖然としたのだけれど、でも、うん、このサクッと揚がった食感とか、生姜醤油が効いた味とか、骨ついてるところとか、素材の味は全然違うんだけど、衣まわりの味が、確かにあのチキンの食感と風味で、笑ってしまった。
 
美味しいのに、すごく美味しいのに、その評価が「モスチキン」ってどうなの、ちょっとダメな表現だよね……とだんなと2人、苦笑い。
 
サザエの壺焼きは、バターの香りでエスカルゴ風。落花生豆腐の上には生ハムと無花果が乗っていたりして(昨日も食べた生ハムいちじくだ!とまた盛り上がる私たち)なんだかモダン。
 
沢煮椀のだしや、炊き合わせのだしの味がなんとも上品だった。でもご飯に乗った「ふくそぼろ」は淡めながら旨味たっぷりで、メリハリのきいた美味しい膳だったなぁ、と。
 
「下関春帆楼」にて、デザートは胡麻プリンでした。 食事の最後はコーヒー紅茶も選べるということで、アイスティーいただきつつの胡麻プリン。
 
生クリームたっぷり!という風な、ねちねちもちもちした濃厚なプリンだった。
 
紅茶よりコーヒーかな、ミルクはきっと要らない感じかなーと思ったとおりに、ブラックのアイスコーヒーに似合う味。
 
夜にはかなり値の張るお店だけれど、昼には2980円の「ふくご膳」なるものがあるらしく、今日食べた薄造りと唐揚げ、そぼろご飯の他に小鍋仕立ての「ふくちり鍋」もいただけるみたい。それは良いなぁ、ふぐ恋しくなったらそれだな、と思いながら帰路についた。
チーズちくわ・スティックきゅうり
まぐろ中落ち
かつおのたたき
「魚久」の粕漬け (銀だら&鮭)
羽釜御飯
日本酒(岐阜 房島屋 純米大吟醸 無濾過生原酒)
日本酒(奈良 兜村酒造 よしの 純米大吟醸 雄町)
夕御飯は、だんなが家庭用パックを買っておいてくれていた「魚久」の粕漬け焼きつつ、他に魚をメインに色々と。
「なんか魚が食べたいよねー」
と、帰りに津田沼で途中下車して「角上魚類」でお魚を買ってきたのだった。
 
1パック800円ほどだったまぐろの中落ちは、"例の添加物"が入ってる系の白っぽいねぎとろではなく、いかにも「ちゃんと骨から削りましたよ」的なもの。800円かぁ……と思いつつも1つ買ってきてみたのだけれど、これが見た目以上にたいそうたっぷりな分量入っていてお買い得だった。息子は早々にねぎとろ丼を堪能し、私もお酒飲みつつ少しつまんだ後、最後はねぎとろ丼。
 
1サク300円台だったかつおは、直火で炙って刻み万能ねぎ、スライスオニオンと合わせて、ポン酢醤油で。粕漬け2種類焼いたらもうけっこうな御馳走になってしまったので、あとは酒のアテ&箸休めにチーズちくわやきゅうりを用意して終わりにした。
 
……で、昼にもちらっとお酒飲んでいたのに、夕飯であっという間に4合瓶を空にしてしまい、更に飲みかけの日本酒も空にして計6合くらい飲んでしまったという。粕漬けもお刺身も美味しかったのよね。ついつい。