2014年5月3日土曜日

中華街で台湾料理

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
ピザトースト
カフェオレ
2年間のだんなの単身赴任、やっと終了。
 
大阪での諸々の最後の用事を片付けただんなが昨夜遅くに帰ってきて、引っ越し荷物は明日の日曜にどかんと我が家に届く予定。
 
今日は一日、家族で外遊び。横浜スタジアムで今日明日開催の「進撃の巨人×リアル脱出ゲーム ある城塞都市からの脱出」に参加すべく、早めに起きて朝食を摂った。
 
イベント後の遅めの昼御飯になりそうだからと、用意したのはピザトースト。
 
自家製トマトソースをたっぷり使って、あとは玉ねぎとピーマン、そしてベーコン代わりにスライスウィンナー。食パン3枚を魚焼きグリルで焼くのはスペース的にちょっと難しいので、久しぶりに電気オーブンを余熱してパンを焼いた。綺麗に焼けるけど、時間かかるのよね、電気オーブン……。
 
できれば自家製ヨーグルトも出したいところだったけれど、こたつを片付けてしまった今、半日程度では固まってくれず、固まるまでには丸2日くらいかかる感じ。昨日の朝に仕込んだはずのヨーグルトが今朝にはまだ固まっていなくて、「まだダメかー」と食卓には出せなかったのだった。残念。
横浜中華街「秀味園」にて
 台湾風煮こんだつまみ \1000
 チャーシュー \1000
 空心菜炒め \1180
 魯肉飯 \500
 マーボー豆腐+チャーハンセット \900
 生ビール 4×\500
 コーラ 2×\250
で、初日の今日を皮切りに、全国の野球場を巡るリアル脱出ゲームの初回公演に参加。
 
グループ攻略ではない個人戦は久しぶりだし、球場が舞台なのも久しぶり。まして好きな「進撃の巨人」コラボとあって、熱くなった……けど、会場が、実際、とんでもなく暑かった。直射日光、浴びまくり。
 
顔にこそ日焼け止めをちゃんと塗ってはいたものの、腕だの首筋だのはノーガードで(しかも気温上がると聞いてたものだから、上着持参の半袖Tシャツ着用で)、焼けた焼けた。わたくし、春の紫外線の強さを舐めきっておりました。
 
謎自体はそれほど難易度高いというほどでもなかったのだけれど、色々な要因あって(運営側の不手際とかも、ちょびっと……)、残念ながら脱出失敗。ほんとに後一歩のところだっただけに、かなり残念。なかなか簡単には脱出させてもらえないのよね……。
 
で、祝勝会ではなく残念会になってしまったのだけれど、打ち上げはハマスタからすぐの横浜中華街に移動して、何度か入ったことのある台湾料理屋さん「秀味園」へ。
 
魯肉飯を食べよう!ということだったけど、私は魯肉飯よりむしろ「つまみとビール!」という気分だったので、魯肉飯はだんなからちらっと分けてもらうにとどめて、あれこれ一品料理をいただいた。
 
横浜中華街「秀味園」にて、空心菜炒め。どっさり! デジカメの設定が変になってしまっていたみたいで(鞄の中で勝手にダイヤルが変なところに回ってたらしい……)、あいにく写真がいまいち美味しそうじゃないのだけれど、これは空心菜炒め。
 
1180円という値段はなかなかのものだったけれど、その分、量が大変にどっさり!
 
そして、この店独特のちょっと変わったメニューが、その名も「台湾風煮こんだつまみ」(今日の一番上の写真)。
 
品名がまんまそれ、という、面白い品は、卵、手羽先、厚揚げ、豚の耳(ミミガー)、昆布、計5種類の煮込みの盛り合わせ。上に、ちょっと甘い味噌だれがかかっている。
 
なんというか、台湾の屋台の味を彷彿とさせる、おでんっぽい味の料理。
 
あとは、薄切りきゅうりと共にたんまり盛り合わされたチャーシューも1皿貰って、そのおかず3品で生ビール2杯、たいそう美味しくいただいた。
 
横浜中華街「秀味園」にて、名物魯肉飯は、こんな感じ。ちょっと独特。 で、だんながシメにと頼んだ名物魯肉飯は、こんな感じ。
 
一般的には、御飯は茶碗に軽く1杯、肉味噌を乗せただけのものが多いところ、このお店のは「どんぶり飯一杯」。
 
更に上には肉味噌(というほど味噌っぽくはないけど)と共に、角煮がどどんと数切れ。青菜と煮玉子も乗った、「これ一杯でお腹いっぱいだよ、他のもの食べられないよ!」というシロモノ、なのだった。
 
それほど味が濃いわけではないから、味的にはさらっと食べられるのだけれど、いかんせん、量がお若い人向けというか、なんというか。
 
なので、
「私、一口か二口でいいから、分けてくださいー」
とだんなにお願いして、横からちらっと貰ったのだった。うん、美味しいなー。なんというか「異国の味」。
 
折しも今日は「ザ よこはまパレード」なる国際仮装行列が日中6時間ほどにも渡って開催されているらしく、もとよりゴールデンウィークでもあるから中華街はたいそうな混雑。寄り道あれこれするのも億劫で、行きつけのお店だけをぱぱっと寄って帰宅した。
 
金陵」で焼きもの買って、「萬珍樓」で、そろそろ無くなるところだった香辣脆と、あと自分のおやつ用に月餅買って(だんなも息子も月餅はあまり好きじゃないそうなので)、あとは中華食材を扱うスーパーでものすごく安かった紹興酒や香辛料などをちらっと買ったところで早々に帰宅した。ゴールデンウィークの中華街は、歩くもんじゃないね……たいそうな混雑で、疲れた。
冷やし中華
「金陵」の
 焼きアヒル
 皮付き焼き豚
ビール(サッポロ黒ラベル)
かなり遅めの昼御飯をがっつりめにいただいたので、夕飯は軽くで良いねということに。
 
金陵」で焼き豚と焼きアヒルを買ってきたところだったので、「これを肴に、ビールで良いんじゃない?」と算段しつつ、息子はそれだけというわけにはいかないか……と、買い置きのラ王の冷やし中華を使って、豪華、「皮付き焼き豚」乗せ冷やし中華を用意してやることにした。
 
「どんぐらい食べたい?冷やし中華」
と息子に聞いたら
「1.5玉は食べたい!」
だそうなので、茹でたのは3玉。
 
錦糸玉子と千切りきゅうりと千切り焼き豚を用意して、息子に1.5玉、だんなに1玉、私に半玉、という感じでささっと支度。さすがラ王、乾麺だけれど割とちゃんと美味しくて、粘度のあるたれもちょっと不思議だけれどこれも悪くない。ちゃんと美味しい。
 
でも私とだんなの何よりの御馳走は、「焼きアヒル」。
 
ガラス張りの店頭の向こうに、もういかにも美味しそうな(んで実際、すんごく美味しい)チャーシューや焼きアヒルを吊して売っているこのお店、でもちょっと入りづらい雰囲気で、売り場が混んでいることはあまりない感じ。
 
1/4羽にしとく?それとも半羽?とだんなと相談しつつ、久しぶりに来たんだし半羽いっちゃおう!と、レジで「アヒル半羽と、あと焼き豚200g」と注文。いつも店頭に立っている髭のお兄ちゃんが、「頭、つけます?」と聞いてくれたから、全力で「ください!スープにします!」と頷いた。いつもいただけるとは限らない「アヒルの頭」が貰えて嬉しい私。ほんとに、まんま頭で、クチバシのところを中華包丁でザン!と落として、首から先を袋に入れてくれるから、なかなかすごい光景ではあるんだけど……でも、嬉しい。連休中にスープに加工しなきゃだな。
 
で、肉の部分も、骨ごと一口大にざっかざっか切ってくれて、プラスチックの容器にたっぷり2パック分で半羽。お会計は焼き豚と合わせて5000円ちょっとというところで、かなり贅沢なお買い物だったりした。……でも、美味しいし。他ではなかなか買えないし。かなり幸せ。
 
焦げないように、魚焼きグリルの余熱を使いながらアヒルも豚も温めて、ビール傍らにもぐもぐ。皮付き焼き豚は感動的なまでに皮がパリパリサクサクで、久しぶりに口にした変わらない美味しさにうっとりだった。脱出ゲームは残念だったけど、久しぶりの中華街の味を堪能できたので今日は満足。