2014年1月5日日曜日

王様だーれだ?

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秋田風雑煮
磯辺焼き
麦茶
もう正月休みもおしまいです……ということで、名残惜しんで今朝はお餅。
 
秋田風のお雑煮で餅1個、あとは磯辺焼きで餅1個。あと1回くらい白味噌雑煮食べたいけど、それは来週以降の平日昼間のお楽しみかなー(息子はやっぱりいまいちお好きじゃなさそうなので)。
 
用意していて気がついたけど、息子は生まれてこの方、雑煮と言えば私が作る秋田風のものばかりだったわけで。
鶏と小松菜、あと蒲鉾と柚子の皮を添えたりする、定番の「関東風雑煮」というのは息子は知らずに育ってきたのねと思う反面、そういや私も食べたことなかったなと気がついた。
 
私にとっての「お雑煮」は、今も昔も、ずっとごぼうと舞茸入りのきりたんぽ鍋風だったんだなぁと。
フォアグラの西京漬け&りんごのコンポート
ターツァイの蟹あんかけ
ごぼうとさつまいもの具沢山汁
羽釜御飯
麦茶
今日は日曜、明日から息子は登校、だんなは出勤で、年末年始休みもこれでおしまい。
 
だんなは夕方の新幹線で帰るそうなので、お昼とおやつも家で食べられるねと、昼御飯は手製料理をあれこれ用意することにした。年末に届いた野菜、まだ色々残っているのでそれを調理。用意できるものを用意したら、献立の方向がいまいちアンバランスになってしまったけど……気にしない。
 
ターツァイは、中華レシピで「ターツァイの蟹あん」に。塩茹でしたターツァイに、買い置きの蟹缶と卵白であんを作ってかけた。
 
根菜が手元にたくさんあるということで、ワタナベマキさんレシピの「ごぼうとさつまいもの具だくさん汁」も。味噌汁ではあるけれど味噌は若干少なめで生姜が効いたちょっと洋風な感じもあるおつゆは、ごぼうたっぷり、さつまいもに玉ねぎに人参に……と角切り野菜がたっぷり。
 
そして良い感じに漬かったフォアグラの西京味噌漬けはスライスして、薄く切った紅玉りんごのコンポートと一緒に。日本酒にももちろん、ワインにも似合いそうな素晴らしい惣菜は、フレッシュフォアグラが入手できたときのお楽しみの一つ。
 
日持ちがする(そもそも食べ頃になるのが漬けてから4日ほど経ってから)から、年末に調理すると正月後半にのんびり楽しめるという寸法だ。今年もたいそう美味しくできた。何しろ、今年は使った味噌が「八百三」だし。
 
というわけで、和洋中なんとも判然としないお昼御飯になってしまった。けど、どれもなかなか美味しくできたので私としては満足。
 
そして今日のお昼頃に立て続けに届いた2つの福袋の備忘録~。
 
「St.Cousair」の5000円福袋。キャセロールがけっこうな存在感でした。 これは、何度かジャムやソースの類を購入したことがある、「St.Cousair(サンクゼール)」の「 おすすめセレクションハッピーボックス」。
 
送料込で5,000円。通常価格7,000円相当の品が入っているということで、中身は
 
・イタリア風トマトドレッシング (通常価格420円)
・オニオンマスタードマヨネーズ (通常価格680円)
・ガーリック&トマトパスタソース (通常価格680円)
・キャセロール (通常価格2800円)
・ウッドスプーン&フォーク (通常価格不明)
・クールトートバック(通常価格1180円)
 
という感じ。
 
キャセロールがなかなかの存在感で軽くびっくりしたのだけど、直火OKだったらこれでアヒージョとか簡単に作れるかなー……と、ちょっとわくわく。魚焼きグリルにも使えるようだったら嬉しいな。
 
これは「かんざし屋wargo」の福袋~。じわじわ増える私のかんざし……。 こちらはお気に入りのかんざし屋さん、「wargo」の「KANZASHI福袋2014」。送料込みで5,250円。
 
・福袋でしか手に入らない「限定かんざし」
・人気のかんざしから1種類をチョイス、「お楽しみかんざし」
・福袋でしか手に入らない「手拭い製のかんざし袋」
・福袋でしか手に入らない「焼き印入り木製ミラー」
・福袋でしか手に入らない「職人引きの木製くし」
・かんざしの使いこなしがいっぱい詰まった「Kanzashiスタイルブック」
 
のセットということで、ミラーとくしは福袋定番、という感じ(あんまり使いやすくはない……)。
 
それでも、手持ちのかんざしの方向とかぶらないものが2つ貰えたから、けっこう満足~。
「グランドハイアット東京」のガレット・デ・ロワ
カフェオレ
だんな出立前の最後のおやつは、1日早いけど(本来は1月6日の公現祭の日に食べるんですって)「ガレット・デ・ロワ」。
 
アーモンドクリームのパイの中に小さな陶器のオブジェ(フェーヴ)が埋め込まれていて、それを引き当てた人は「王様」。「祝福を受け、幸運が1年間継続する」んですって。
 
日本では、食品衛生なんちゃらという指導のもと、「食べ物に陶器とか埋めちゃいけません」って感じにアーモンドを埋めたりするところが多いのだけど(で、フェーヴは別添えにしてくれたりする)、昨日買ってきたグランドハイアット東京のガレット・デ・ロワは、パイの中にちゃんとフェーヴが埋まっていた。
 
グランドハイアット東京のガレット・デ・ロワ。フェーヴは青いクマさんでした。 1つのパイを6等分して1人1切れ。めでたく今年は私が王様を引き当てた。
 
お腹に「Ma Super Copine!」と書かれた(意味は「僕のスーパーな彼女!」って感じらしい)花柄の青いクマさん。
 
さすが3500円もしただけあって(同じ日に見た、ロブションのよりも高かった……!)、サクサクのパイはパーフェクトな食感。リッチな風味のパイに程良い甘さの濃厚なアーモンドクリームが詰まっていて、文句なしに美味しいガレット・デ・ロワだった。酔っ払った勢いで奮発して買ってしまったものだけど、この美味だったら後悔なし。
 
そして私は、パイについてきた紙製の王冠をかぶって。
王様はだんなをお見送りして、洗濯したシーツを片付けて、夕飯の支度をするのでありました。
 
うっかりベランダで王冠つけたままゴミの片付けとかしてしまったよ……。ゴミの分別を真面目にする王様。
たらこスパゲッティ いくら乗せ
麦茶
正月用に買ったいくらが残ってる!……ということで、夕飯は「いくらを美味しく食べましょう」をテーマに、たらこスパゲティ。
 
入試を間近に控えて、散髪と願書用の写真を撮りに出かけた息子に「帰りにたらこを買ってきてください」とお遣いを頼み、手間なし簡単夕御飯にした。
 
で、息子の主張は「たらこスパゲッティの日は、たらこスパゲッティだけをお腹いっぱい食べたいのです」というものだったので、これ幸いと(?)スープは無し。サラダも無し。目の前には山盛りのたらこスパゲッティのみ。……という、なんだか「土曜の昼御飯」のような夕飯になってしまった。
 
300gほどのパスタを茹でて、息子と私の皿に2:1という感じで盛りつけたら、盛りの違いがなかなかシュールな光景に。「正月だし!」と奮発してカルピス発酵バターを使ったたらこスパは、いくらと刻み海苔もたっぷり。たいそう豪華な皿になった。