2013年11月23日土曜日

ロマネ・コンペイトー

「Johan」の
 銀座のチョコブレッド
 コーンパン
炒めウィンナー&目玉焼き
ミルクティー
それは、一昨日のこと。
 
「明日せっかく銀座行くんだし、Johanで息子の好きなチョコブレッドでも買って帰ってやりたいけど、焼き上がりの時間に合わせて店に行けるかわかんないしねぇ……」
と考えて、「お取り置き、してもらえないのかな」と。
 
三越内にある、全国の甘味を扱うセレクトショップ「菓遊庵」は一度に数点しか入らない季節限定商品も電話やメールで一方入れれば取り置きしてくれることもあるし、案外Johanも予約できるんじゃね?……と思って調べてみたら、Johanの公式ページの店舗情報に、ばっちり銀座ジョアン店の「ご予約受付フリーダイヤル」が記されていたりした。
 
予約!予約できるじゃん!と、一昨日のうちに電話して、「明日、午後4時頃に受け取りに行くので、チョコブレッドと、あとコーンパンも……」とお願いしてみたら、あっさりOK。当日は、ちょうど夕方4時に焼き上がったチョコブレッド目当てのお客さんでレジが大混雑する中、「ご予約のお客様用カウンター」で実にあっさりと、受け取りも会計もすることができたのだった。おおおおお……今までの苦労はなんだったんだ。人気商品のチョコブレッドとコーンパン、同時に買えてしまったよ。
 
さすがにこれはダメなんだろうなと思いつつ、「当日の予約というのは受け付けていただけるんでしょうか」と聞いてみたら、これはやっぱりダメとのこと。チョコブレッドとコーンパンと、あとメープルなんとか?だったかな、それらの人気商品は「当日予約」はダメなんですって。
 
でも、私のような田舎者は「銀座に行きます!来週!」と前々から予定を立てていくことがほとんどだから、前日予約でも受け付けてくれるなら全く問題がない感じ。当日になって「よし銀座だ!」ってことはまずないし。そういう状況なら、諦めもつくし。
 
「というわけで、本日はチョコブレッドとコーンパンが両方あります。チョコブレッドだけをお腹いっぱい食べるか、コーンパンも出してソーセージや目玉焼きも添えるか、どちらが良いですか?」
と、今日は珍しく早起きしてきた息子に聞いたら「後者がいい」とのことで、今日は朝からがっつりめ。
 
表面が少しだけカリッするように温めたコーンパンと、いつもの組み合わせのウィンナーと目玉焼き(他のにすればいいのにねー……なんかこの組み合わせが好きでたまらないここ最近……)、あとはテーブル中央にどかんとチョコブレッドを出して「好きなだけ切ってお食べ」と。お供はディンブラのミルクティー。
 
本当に不思議に思うところなのだけれど、銀座三越で買ったチョコブレッドは、どういうわけか他店と比して別格の美味しさ。
 
今は品名も「銀座のチョコブレッド」という風になっているみたい。店舗の規模が小さめな恵比寿三越とか千葉三越あたりと比べて銀座が美味しいというのはまだ理解できるものの、同様に大型店舗でしかも銀座よりゴージャスな食パンを扱っている日本橋三越よりも銀座の方が美味しいというのが、なんとも不思議に思うところなのだった。
気のせいじゃ、ないんだよねぇ……。ほんと、何が違うのかなぁ。
 
「おいしいね」「うん、おいしい」と、コーンパンやらソーセージやらがあったにも関わらず、チョコブレッドは半分近くなくなっちゃったのだった。まぁ、美味しいうちに食べた方が、パンも人も幸せなはず。多分。
「MOUTOM」の
 自家製ベーコンとポテトのグラタン
ウィルキンソンのジンジャーエール
昨日は大荷物で寄れなかったのだけれど、昨日、めでたく地元駅ビルの「ペリエ稲毛」の食料品売り場がリニューアルオープンした。
 
昨日から明日までの3日間、オープニングセールで諸々催しが企画されているそう。混雑承知で、「マツキヨも行かなきゃだし、ついでにお昼御飯になるものでも見てくるよ~」と、午前中に出かけてみた。
 
これがもう、「あはは……来なきゃ良かった、かな……」と思うほどの大混雑。オラが街にこんなに人、いたっけか?と思いたくなるほどにフロアにみっしりお客さんが溢れ、でも、ピッカピカに新しくなった駅ビルにはびっくり。心なしか天井まで高くなった気がする。これまで「駅構内」扱いされていた場所も売り場フロアに組み込まれて、店数もけっこう増えた。なんともお洒落な感じになって、「負けてない!千葉のデパートの地下食料品売り場にも、きっと負けてない!」とか思いたくなったくらい。
 
スカイツリー店あたりと比べると「なんか、こっちの店舗は今ひとつパッとしてないよね?」なんて失礼にも思っていた鮮魚店「魚力」も売り場を広げて良い感じになっていたし、今日はほとんど覗けなかったけれど、お馴染みの肉屋さん「ニュークイック」も良い感じ。
 
これまた馴染みの「北野エース」もなんだかやたらラグジュアリーな売り場に変貌していてびっくりしたし(でも品揃えはいつもの北野エースで一安心……)、「RF1もFLOも九州屋も今まで通りだー良かった良かった」と売り場をひととおり眺めて歩いた。ケーキ屋さんいっぱいだなー。うれしいなー。
 
で、数ヶ月、購入できなくて寂しかった西千葉に本店があるハム屋さん「MOUTOM(モートン)」で、お昼御飯を買ってきた。ここも売り場がちょっと広くなったのかな?扱うデザートや惣菜の数が増えていた。
 
残念なことに保健所の指導が入って「その場でお客さんの要望聞いてのハムのスライス販売」はしてくれなくなってしまったようだけど、頼めば別処のキッチンでスライスしてきてくれるそう。まぁ、スライスくらい自分でやれよという話なのかな……あるいは「明日受け取りに行くから」って前日に電話予約しておけば簡単なのかしら。
 
購入したのは、大きなソーセージが上にごろりと1本乗った「自家製ベーコンとポテトのグラタン」。北野エースで瓶入りのウィルキンソンのジンジャーエール(辛口!)を買って(息子には三ツ矢サイダーを買って)、大荷物で帰宅。
 
待望のパン屋さん「神戸屋キッチン」でもちらっと買い物したけれど、残念ながら午前11時時点では食パン「神戸屋スペシャル」は焼き上がっていないとのことで、今日は購入できず。
 
塩味控えめのグラタンは、品名通りにじゃがいもたっぷり。チーズも惜しみなくたっぷり乗っていて、じゃがいもとベシャメルソースの間にざくざく入るベーコンが良い風味だった。上に乗ったソーセージももちろんいつも通りの美味しさだったし。
 
「生筋子も買えたしー♪白子も売ってたー♪」
今までこういうの、地元じゃ買えなかったからねぇ~(イオンで時々見るけど、なんだかなーって品質なのよねぇ……)と、筋子の下処理して、今日は食べない予定の白子は軽く蒸して冷やして、ご機嫌な私。
 
ご機嫌と言えば、ご機嫌のタネがもう一つ。
 
昨日の夜、夕飯を終えた後くらいに届いたダンボールには、「ロマネ・コンペイトウ」が入っていた。
 
京都からのその荷物、だんなからのクリスマスプレゼント第二弾(第一弾はこれ)の「緑寿庵清水」の「究極のヴァン・ルージュ(赤ワイン)の金平糖」。
 
ワインボトルを模した紙筒の容器に、ワイン色の金平糖入りパッケージが2つ。紙筒は恭しく木箱に収められて、飾り罫つきのいかにもなフォントで「ROMANÉE CONPEITO」と記されている。
 
なんでも、ロマネ・コンティの畑のあるヴォーヌ・ロマネ村の赤ワインを贅沢に使った金平糖なのだとか。すっごいなーと思いつつ、
「でもそれ、"ロマネ・コンペイトー"のダジャレを繰り出したいがためにヴォーヌ・ロマネのワインにしたんじゃないの?」
と突っ込みたくなってしまう。
 
紙筒をあけるなり、「ワインそのもの」の香りがして、日本酒の時と同様びっくりした。とりあえず味見……!と、数個ぽいぽいと食べてみたら、これがまたびっくりするほど赤ワイン。「赤ぶどうの金平糖」でもなく「ぶどうジュースの金平糖」でもなく、しっかりくっきり「赤ワインの金平糖」だった。なんかもう、色々とすごかった。たくさん食べると酔っ払いそうな気すらするけれど、さすがにそれはないのかな。
 
あとは、あれだ。「究極のチョコ」も「究極のキャラメル」も「究極のブランデー」も気になるけど、一番気になって仕方が無いのは「究極の梅酒」の金平糖なのでございます。旦那様。
 
あ、あとね、あとね、妻はね、祇園に数ヶ月前にオープンした「CACAO MARKET by MarieBelle」の量り売りチョコボールも気になって仕方ないのでございます……(と、以前リクエストが通ったことに味をしめて、またもやおねだり)。
煮豚丼 茹でほうれん草添え
中華風コーンスープ
麦茶
ローストポークが食べたいなと数日前に産直スーパーで買ってきた、美味しい豚の肩ロースブロック。
 
でも今日は午後に色々とばたばたしてしまい、「さてどうやって作るんだったっけー?」とレシピを確認したのは、もう夕方になってから。
 
見れば、前の晩からマリネしておけとか、焼くのに1時間かけるとか、思った以上にローストポークは大変だった。ローストビーフのつもりでいたら、あかんかった。
 
「うわぁ……あと1時間で夕飯にしなきゃいけないのに」
たいへんたいへんどうしましょ……と悩んだ結果、圧力鍋にがんばってもらうことにした。作ってみたのは行正り香さんレシピの「焼豚風煮物」。
図書館で借りた『圧力鍋、使ってみよう』(行正り香 講談社 2012.12)に掲載されていたもの。
 
肉の表面を焼き付ける必要もなく、醤油や味醂、酒、砂糖、蜂蜜などの調味料と共に圧力鍋にかけるだけ。ただそれだけ。
 
たれは煮詰めてから肉に回しかける。
 
この味だったら丼にしても美味しいよね……と、息子に10分ほどで食べさせなきゃいけない必要があった(毎週土曜は塾の授業と授業の合間にささっと帰ってきて御飯食べているので)から、茹でほうれん草を添えて丼仕立てに。
 
肉に圧力かけている間に、クリームコーンの缶詰を使って久しぶりに中華風コーンスープも用意してみた。
顆粒鶏ガラスープを溶かした湯にクリームコーン缶を加えて塩で調味し、沸騰したところで溶き卵を回し入れるだけの簡単スープ。
 
他にもう1品野菜の副菜でも添えようと思っていたのにここで時間がなくなってしまい、息子ともども、私までなんとなく慌ただしい気分で夕飯をささっと済ませたのだった。……はぁ、早く受験が終わるといいねぇ。週末くらいゆっくり御飯食べたいよねぇ。