2013年10月20日日曜日

熟成肉をゴチになる

ホットケーキ w/ホイップクリーム&パイナップルジャム
カフェオレ
今日は息子、午前中に塾があるということで、まっとうな時間に朝御飯。
 
「これ、いつ買ったんだろ。海外旅行の時?……あ、違った、日本語で説明書いてあるや、アメリカ製だけど」
と、どこで買ったのか忘れてしまった(多分スーパーの輸入食品コーナーの特売品だった気が)ホットケーキミックスを使ってみることにした。粉100gで4枚焼けるんですって。水を80cc入れれば良いんですって。
 
「でも粉100gって、絶対物足りない気がする……」
300g入りの袋だから、2回で食べられるように150g使うことにしよう……と計量して、水を160cc加えて、なんだか私は間違ってしまったらしい。「なんかゆるい生地だけど、これでいいのかなー?」と焼いてみてから、加えた水の量が間違っていたことに気がついた。2を掛けちゃダメじゃん、1.5を掛けなきゃいけなかったんじゃん……。完全に寝ぼけてたらしい私。
 
それでも、完全に失敗というわけではなくて、「なんとなく薄くて平べったい感じの大ぶりパンケーキ」が1人2枚。普通にバターとメープルシロップでも良いかなと思いつつ、使いさしの生クリームが手元に残っていたこともあって、ホイップクリーム&ジャムを添えて食べることにした。私はパイナップルジャムを添えて、肌寒い朝に南国の味。
浜松町「Beer Kitchen AOSHIMA」にて
 秋刀魚とすだちのサラダ
 ガーリックポテト
 黒毛和牛超熟成ロースステーキ
 薬膳タルト
 ビール(ヒューガルデンホワイト)
 ビール(リーフマン)
などなど
塾から帰った息子と午後はお出かけ。おやつタイムをちょっと過ぎた頃の早い時間に、今日はゴチ夕食。
 
8月から9月にかけて、少々無理目なスケジュールでの大きな仕事を、例の"火サスの先輩"に依頼されて頑張って、めでたく納品できたのが9月の半ば過ぎだった。
 
最終的には「納期遅くしましょう、お互い納得がいくまで最終調整しましょう」と先方が言ってくださったこともあり、それほどには「地獄の忙しさ」ではなくなったのだけれど、多忙を極めていた頃に
「終わったら、報酬の他に飯奢ってやるから!熟成肉のステーキ喰わせてくれるとこに連れてってやるから!」
と、先輩から「鼻の先の人参」の提案が。
 
今日はその、"人参報酬"を受け取る約束。「息子さんも連れておいでよ、奢ったる」と言ってくださって、息子を誘ったところ、「肉!?いくー!」ということに。
 
向かった先は、浜松町、貿易センタービルの地下。浜松町駅に隣接するこのビルは何度か来たことがあったけれど、地階には飲食店がたくさん。面白そうなお店が色々あって、その一角にある「Beer Kitchen AOSHIMA」に訪れた。
 
母体が洋食屋さんということで、黒毛和牛のメニューも充実のビール屋さんとのこと。常にドイツビール2種類、ベルギービール2種類、イギリスビール1種類、そして日本ビール2種類の樽生が用意されているとのこと。「ヒューガルデン」の名前があるのを見てしまい、最初のビールはそれをいただいた。おかわりで、同じくベルギーのビール「リーフマン」を。ベリー系のジュースをブレンドした、果実酒のようなリーフマンは、ベルビュークリークのような方向の面白いビールだった。
 
で、美味しいビールを傍らに、肉!肉!
 
「1人1枚食べるよな?な?」
と先輩が早速注文してくれて、どどんとやってきたのは、300gサイズのステーキ。
塩胡椒のみでシンプルに焼かれた黒毛和牛は、卓上に塩と醤油、おろしわさびもやってきて、好みの調味料をつけてもぐもぐ。
 
プライムリブのようなアメリカの赤身肉とはまた違う、サシたっぷりの「日本の牛肉」の美味しさを久しぶりに噛みしめた。最初は「あれ?あんまり厚みはないんだな?」なんて思ったけれど、脂の乗りまくった和牛ならこのくらいの厚さの肉を焼き肉のような感覚で食べる方が似合うのかも。
 
テーブルには肉の添え物にとガーリックポテト(一口サイズにごろっとカットしたじゃがいもをにんにくと一緒に素揚げ、塩胡椒で)、私のリクエストで秋刀魚のサラダなども。
 
息子はステーキに定食セット(スープとご飯、ソフトドリンク)までつけてもらっていたというのに、
「まだ食べたいのとか飲みたいのあったら注文していいからな?」
言われて、「じゃあ……メンチカツも」と驚きの追加注文。
 
「え?いま、ステーキ食べたよね?え?」
「いや、だって、ステーキ美味しかったから、だからメンチカツも美味しそうかなって……」
「うん、まぁ、注文するなら私もちょっと食べたいけども」
「俺も食べるし」
「じゃ、じゃあ注文……」
と、メンチカツも追加で。
 
鉄板に乗り、熱々の状態でやってきたメンチカツは、炒めたキャベツなども盛られたボリュームたっぷりなもの。みっちりと肉が詰まった風な、これまた美味しいメンチカツだった。メニューを見たら御馳走になった熟成肉はさすがのお値段だったけれど、その他のメニューはさほど割高感もなく、ベルギーやドイツの生ビールがいただけるのがたいそう良い感じ。
 
新橋、東京が乗換駅の私たちにはロケーションも悪くなく、これはまた来たいなと思ったのだった。美味しいお酒が飲めて美味しいご飯も食べられる嬉しいお店を教えてもらえて大満足。そしてほんのりほろ酔いで帰宅。ヒューガルデン、調子に乗って巨大な500mlグラスで飲んだのが間違いだったかしらん……(だが後悔はしない)。