2013年8月15日木曜日

ボウルでホルモン

「Marie Catherine」の
 淡路島玉ねぎパン
 コーンパン
アイスカフェオレ
昨日、お出かけついでにデパ地下で買ってきたパンで朝御飯。
 
Marie Catherine」というパン屋さん、美味しそうなコーンパンが店頭に詰まれていて、どうもそれ以外の品揃えを見ても、
「……なんかJohanっぽい……?ていうか、DONQっぽい……?」
と思ったのだけれど、やはり同じ系列店だったらしい。
 
大きなコーンパンはだんなと半分こ。それに、同じくらいのサイズの「淡路島玉ねぎパン」もだんなと半分こ。楽しかった夏休みもあっという間で、まだ大阪でのホテル泊を残してはいるけれど、だんなの大阪宅は今日が最終日。
 
「これ持って帰る?自家製ジンジャーシロップ」
「いっぱいあるの?じゃあ貰うー」
「これも持って帰る?」
「うん、貰うー」
 
と、単身赴任の夫宅を訪問する妻の一般的行動とはなんだか逆の行動をしている私なのだった。
いや、私も手作りジャムとかだんなにあげててはいるんだけどね。なんというかお世話になりっぱなしだったここ数日間。
大阪グランフロント内「GOOD EAT TABLES」にて
 ナスとモッツァレラの完熟トマトソースパスタ \1260
今回、比叡山旅行の旅費を出してくれた母に「1泊2日、こんな感じで行ってくるよ」と事前に報告しておいたところ、
「あらー。たった1泊だけなの?」
と。
 
家にいても暑いでしょ、どっかプールのあるホテルでも行ってもう一日のんびりしてきなさいよ、プッシュされ(&お金も貰ってしまい)、そういうことならと、今年の春開業したばかりの大阪駅前「グランフロント大阪」内のホテル、「インターコンチネンタルホテル大阪」に泊まってみることにした。
 
というわけで、今日は梅田方面にお出かけ。もともと「グランフロントで開催中の展覧会でやっている謎解きイベントに挑戦してみよう」という予定があったから、これ幸いと今日明日は梅田界隈で遊ぶことになったのだった。
 
のんびりめに出発したところ、ホテルに荷物を預けたらもうお昼ご飯時。外を歩くのもうんざりするような気温なので、グランフロント内で済ませてしまいたいねと、適当にフロアを歩いて、「全てのランチにパン食べ放題+サラダビュッフェ+ドリンクバー付き」という文字に惹かれた洋食屋さん「GOOD EAT TABLES」に入ることにした。そういえばスパゲティとか食べてなかったよねということで、私が選んだのは「ナスとモッツァレラの完熟トマトソースパスタ 」。
 
パンはフォカッチャが数種類。プレーンとかシナモン、くるみやセミドライトマト。あとはカカオを練り込んだ甘いパンとか、クロワッサンも。
 
サラダはミックスリーフで、ドレッシング2種類。飲み物はジュース類とコーヒー紅茶、ウーロン茶など。ベリー酢ドリンクがあるのが面白くて、これがなかなか美味しかった。連日の猛暑もあって酸味のあるものが美味しいものだから、このベリー酢ばかりを飲んでいた私。
 
スパゲッティーニを使ったパスタもちゃんと具沢山で、パンもせっせとお代わりしたらなかなかにお腹いっぱい。水分補給もしっかりやった後、「THE世界一展」で開催中の「怪盗ナレ男とキャピ子から未来をすくえ!」に挑戦してきた。
 
例の、リアル脱出ゲームのSCRAPが作った謎ということで、謎解き自体もなかなか楽しかったし(でも難易度はちょっと低めだった……かな?)、この企画展示自体もとても面白かった。
 
で、チェックイン可能な3時になるのを待って、インターコンチネンタルホテル大阪にチェックイン。
 
和風モダンな雰囲気の部屋はシャワーブースとバスタブがひとつの空間にまとまった、ある意味日本の浴室のような感じ。広々としていて水回りが使いやすい部屋で、たいそう居心地が良かった。
 
1時間ちょっと、ゆるゆるとプールで遊んだ後に、「お腹空いたー!」と、今日の夕飯はホルモン焼きのすごい店。
梅田 「焼肉 岩崎塾」にて
 白菜キムチ \315
 ナムル \357
 タン \420
 盛り合わせA \2100
 黒毛和牛ロース 2×\693
 韓国海苔 2×\252
 ライス \252
 ライス(大) \357
 生ビール(中) 4×\290
 下町ハイボール 2×\380
 コーラ 2×\252
「ホルモン焼きのすごい店」は、「焼肉 岩崎塾」本店。
 
「前にこの記事見て行ってみたいとは思っててね」
で、こっちに来てから、たまたま職場の同僚に連れてきてもらったんだー……と、だんな談。
 
本当にすごいんだよ、おゆきさんと俺とだったら、"盛り合わせA"いけると思う!……と言われて、でてきたのが、ホルモン1kgの盛り合わせ。ボウルの中に、どどんと、様々な部位(ミノ・ハート・小ツラ・赤千など、だそう)の肉がごたまぜなって出て来て、想像以上に壮観な光景が目の前に広がった。
 
「きゃー!すごいー!」
「……これ、嫌いな人にはただのグロ画像かもね……」
「……確かにそうかも……」
苦笑いしつつ、でもホルモン好きの私とだんなは2人して「ばんざーい」という感じ。
 
あいにく息子はホルモンはそれほど得意ではなく、ロースを別注文してライスと韓国海苔で一人焼き肉を堪能する流れで落ち着いた。
 
私とだんなはビールを飲み飲み、お代わりでは「下町ハイボール」なんてものも飲んでみたり。箸休めにとナムルやキムチも注文しつつ、もりもりとホルモンを食べに食べて、「ホルモン焼きで超満腹」という、これまで味わったことのない満腹感を味わうに至ったのだった。
 
ボウルにどかんと入った見た目こそアレだったけれど、臭みのないレバーも、ざくざくと大ぶりにカットされた小腸大腸も、レバーとはまた違った食感と味わいの心臓も、どれもたいそう良い感じ。コリコリとした食感のセンマイも美味しかった。
 
焼いては食べ、焼いては食べしているうちに店内はあっという間に満席。お客ほぼ全員、脂のしたたるホルモンを食べるものだから、室内にはいつしか煙が充満して、髪も服もバッグも「ホルモン焼きの煙で燻されている」ような状態に。
 
滴る脂の勢いで網からは炎も立ち上がったりして、そういう時は氷を網や肉の上に転がして消火するのだった。なんかもう、色々すごいね。
 
最後はもう、自分自身がホルモンになっちゃったような匂いになってしまって、よろよろしながらタクシーでホテルへ帰還。なんかもう、酷い匂いで帰ってきてしまって本当にスミマセン、という感じ……。でも美味しかった!満足でした。