2013年5月6日月曜日

温泉卵に試行錯誤

「アンデルセン」の
 ミルクフランス1/2本
 ハイジの白パン1/2個
ミルクジャム・自家製ジャム色々
清見オレンジ
カフェオレ
「せっかく買ったミルクジャムを美味しく食べましょう」
ということで、昨日夕方に「アンデルセン」でハイジの白パンを買ってきた。それと、だんなは大阪でなかなか食べられないという(ちょうど良い場所にアンデルセンが無いのだそうで)ミルクフランスも。
 
で、ミルクフランスもハイジの白パンも、だんなと1個を半分こ。息子はハイジの白パン抜きで、ミルクフランスを1人で1本。
 
食卓に、先日作ったばかりの苺ジャムはじめ、リンゴジャムなども並べつつ、グランドハイアットで買ってきたミルクジャムの瓶も並べて、軽く温めた白パンにこてこて塗りつついただいた。
 
保存食作りに目覚めて、一応「ミルクジャム」のレシピも控えているのだけれど、これはなかなかめんどくさそう。材料は簡単で、牛乳と生クリーム、砂糖を合わせて、焦げないように20分ばかり、煮詰め煮詰めていく……というもの。紅茶葉最後に混ぜれば「ミルクティージャム」になるし、コーヒーやチョコレートを混ぜたりしても美味しいらしい。苺ジャムと2層にして「苺ミルクジャム」という名前で売られていた品も、以前見たことがある。
 
良い値段だったホテルメイドのミルクジャムは、さすがの美味しさだった。滑らかで口当たり良く、とても濃厚なミルクの香り。茶色く色づくまで煮詰めた、カフェオレ色のミルクジャムだった。
 
これ、苺につけて食べても美味しそうだ。乳製品好きにはたまらない味わい。
たらこスパゲッティ
麦茶
連休最終日の今日、午後にはだんなが大阪に行ってしまう。荷造りもあるし、午前中はのんびりだらだらと、洗濯したり連休中のあれやこれやを片付けたり。
 
だんなへのお土産は、数日前に作ったばかりの苺ジャムと、連休前に作ったメンマの瓶と、あと茹で筍と。
 
筍は、「ジップロックに入れて毎日水替えしていたバージョン」と「5月2日に瓶詰めして煮沸消毒&脱気をしてみたバージョン」の2つがあるけれど、さてどっちを持たせるべきかなと思案する。
 
後者の処理が完璧だったら常温保存で半年でも保存できると思うのだけれど、いまいち自信がなく、前者をちらりと味見してみたら、特に傷んでいるということもなさそうで。
 
悩んだ末、「現状、間違いなく大丈夫と確認できた方」の前者の筍を1本持たせることにした。うまく瓶詰め加工できるようになったら、この先の春、どんなに巨大な筍、大量の筍が目の前に登場しても、余裕で対処できそうかなと思うのだけど……さてどうだろう。
 
ともあれ、お昼御飯は息子の好物たらこスパ。だんなはそれほどには「たらこ」という食材が好きではないのだそうで、でも「たらこスパゲッティ」という料理は好物なのだそう。
 
「だから、大阪で一人でたらこ買ってたらこスパすることは、無いんだよねー」
ということで、家族でたらこスパ。
 
昨日魚屋でほぐしたらこを買ってきたら、これがえらく分量たっぷりだったこともあり、家族皆で大盛りたらこスパゲティー。
 
ほぐしたたらこを日本酒や昆布茶で和えたペーストと、使いやすいように10gほどのサイズにカットして保存しているバターを同量ずつ3枚の皿によそって、茹でた麺も同量ずつ3枚の皿に。各自麺と具を和えてから、私の麺の2割ほどを息子の皿に移動。そんな感じで息子特盛、だんな大盛、私普通盛にしてから「いただきます」。
 
数あるパスタ料理の中でも「こんな簡単で許されるのか、これは"料理"と言って良いのか(だって、ともすればナイフすら要らない……鍋と皿とフォークがあればできちゃう)」と思うものなのだけれど、なのになんでかすごく美味しい。今日は家族一緒に食べるからなおのこと美味しい。
厚揚げと筍の煮物
牛しぐれ丼
大根と油揚げの味噌汁
麦茶
……で、午後には息子は遊びに出かけ、だんなも大阪に出発。一気に静かになった家で、
「……そか、今日からまた塾開始だから夕飯ちょっと早くしなきゃだ……」
と、ぼちぼち夕飯の支度をした。
 
巨大な筍3本も、だんなに1本あげたりメンマに加工したりしたら、もう残りはわずか。4日前に瓶詰めにして、一応念のために冷蔵庫に入れておいた筍瓶を開けてみたら、こちらも全く傷んでいなかったので、これを使って「厚揚げと筍の煮物」。
 
大根の味噌汁はいつもの通りにいりこだしにしたので、このだしを取り分けて厚揚げと筍も炊いた。薄口醤油ベースの、上品な薄味にして、仕上げにスナップえんどうをぱらりと入れる。この筍、本当にびっくりするくらいに美味しかったなぁ……今年の春は、筍の美味しさを再確認する春だったように思う。
 
メインのおかずは「牛しぐれ丼」。酒と味醂をお玉一杯ずつフライパンに熱して煮切り、同様にお玉一杯の醤油も投入。ついでに砂糖をパラッと入れて、それで玉ねぎを煮る。玉ねぎ煮えたら取り出して、今度はすき焼き用の牛肉をしゃぶしゃぶの要領で1枚ずつ火を通して、で、玉ねぎと共に御飯の上に盛りつける。最後に温泉卵をのせたらできあがり。
 
火が通り過ぎて固くならないように、少しずつ丁寧に牛肉に火を入れた甲斐あって、ニュークイックで買ってきた米国産牛ロースはうっとりするほど美味しく煮えた。あとは卵が完璧だったら言うことなかったのだけれど、「ポットに75℃の湯と卵入れて30分で温泉卵」というのを実践してみたら、これが全然火が通っておらず。
 
いつもは弁当箱ほどのサイズの、「卵と熱湯入れて20分くらいで温泉卵になりますよ」的な温泉卵器(発泡スチロールの断熱材が入ったプラスチックの簡単な作りの容器)を使っていたのだけれど、これが微妙に市販の温泉卵とは違う感じにできてしまうので別の方法を試した次第なのだけど、「これならいつもの温泉卵器で作った方が良かったかもー」という結論に。
 
「あ、ゴメン、なんか卵が限りなく生っぽくなっちゃったかも」
と食卓に出したら、息子曰く
「いいよいいよ、卵かけご飯気分で食べるから!」
だそうで。まぁ、牛肉の味つけもすき焼きみたいなものだし、すき焼き丼と思えば良いのか……と思いながらもぐもぐ。