2013年5月13日月曜日

お弁当は三色丼

自家製コンビーフのバゲットサンド
ゼリー(フジッコ フルーツセラピー ゴールデンパイナップル)
アイスカフェオレ
土曜は雨で順延、日曜はグラウンド水浸しが予想されたのでこれも順延、そして今日が息子の学校の運動会。そして私は5時半起き。
 
「……まぁ、ご飯炊かなきゃいけない献立を考えた私が悪いんだけど……」
と、半分寝ぼけながら鍋を火にかけて、今朝の弁当作りは鶏ひき肉を煮るところから。
 
今日のお弁当は、三色丼。先日図書館で借りてきた(毎度のことながら、図書館さまさま)『きょうの料理』4月号に載っていた、栗原はるみさんの「鶏そぼろご飯」が美味しそうで「これだ!」と思ったのだった。
 
三色丼は何度も作っているのだけれど、これまで作っていたのは、「白飯の上に鶏そぼろと卵と青み」というものばかりだった。このレシピは、米も鶏スープで炊くというもの。それは絶対美味しいでしょう!と、作ってみることにした。
 
鶏ひきは醤油、酒、味醂を加えただしでさっと煮て、だしを足したその煮汁で米を炊く。で、鶏ひきは改めて醤油や砂糖などを加えてしっかり炒る。青みは塩茹でにしたきぬさやで、炒り卵はほんのり甘く。
 
栗原はるみさん、私が結婚する数年前に刊行していた『ごちそうさまが、ききたくて。』は本当に名著だった。料理らしい料理をほとんどしてきていなかった私は、この本と、小林カツ代さんの本と、あと別冊dancyuの家庭料理ムック本をバイブルに、右往左往していたのを思い出す。
 
その後、栗原はるみさんはやたらと各メディアに登場するようになり、量産されるレシピやオリジナルグッズには「???」と思うことも多くなって、以来それほど前向きにはこの方の新刊レシピ本を読んだりはしなくなっていたのだけれど、この鶏そぼろ丼はとても良い感じ。鶏ひき肉、300g使ってたっぷりそぼろを作ったので、今日の私のお昼ご飯も、この三色丼だ。
 
息子の弁当には、他に「551蓬莱」の焼売とハムカツ、人参サラダ、ちくわきゅうりを詰めて、大きな水筒に麦茶たっぷり。
 
そして朝御飯は、我が家には珍しくバゲットサンド。
 
たまたま「なんか、バゲットが食べたい」と買ってきていたバゲットを20cm長さほどに切り、薄くバターを塗ってからレタス、トマト、マヨネーズ、スライスチーズ、自家製コンビーフ……と、次々詰めていく。弁当に作った炒り卵も少量残っていたので、「これも詰めちゃえ」と入れてみた。あとは上からぎゅうと押さえて具をしっかり挟み、2等分にスライス。
 
「……食パンより食べにくいな」
「まぁ、顎の運動だと思って。目が覚めるよ!」
朝から硬いものをわっしわしと囓ると、目がパキッと覚める感じがする。なんとなく「バゲットサンドが食べたい」と思って作ったのだけれど、これはかなりヒットだった。実は、作りたいと思っていたのは「さばサンド」(うん、鯖を挟むのね……)だったりするのだけれど、これも近いうちに。
 
そして自家製コンビーフは文句なしに美味しかった。クリームシチューやスープに使うのもアリだし、さっと炒めて目玉焼きの下に敷くとかスクランブルエッグやオムレツに混ぜるとか、色々使えそう。そろそろ気温も高い季節だけれどコンビーフがあるならホットサンドも良いだろうし。
茹でもやしのうまたれかけ
あっさりコールスロー
かぼちゃの胡麻煮
ポークソテー
新玉ねぎと豆腐の赤だし
羽釜御飯
麦茶
運動会で一日お疲れの息子が帰ってくるしと、「今日は肉だな。わしっと食べられる肉だな」と。
 
トンテキ用の厚切り豚肉を数日前に買ってきて、「今日明日には食べないだろうな」と塩麹塗ってラップして保存しておいたのを使って、夕御飯はポークソテー。
 
焦げないように、塩麹をざっとぬぐってからスキレットで焼いて、火が通ってから醤油と酒と味醂、おろしにんにく、ケチャップを合わせたタレを回しかけて軽く煮詰めてできあがり。
 
まだ残っていたコールスローと、ささっと煮たかぼちゃの胡麻煮(昨日作った「八方だし」を使って味つけした)を添えて、あとは味噌汁と炊きたてご飯と。
 
「運動会、結果はどうだったよ?」
「白組負けた」
「そっか、負けたか」
「理由を皆で話したんだけどね、"俺たち白組で、応援団旗が白旗じゃん?白旗振ってんじゃん?だから勝てないんじゃね?"ということになった」
「えー……」
 
そんな事話しながらもぐもぐ。