2013年3月19日火曜日

くぎ煮の季節

ロールパン
スパイシーミート入りオムレツ
アイスカフェオレ
週末に産直スーパーで買ってきたロールパン(5個で200円……だったかな?けっこう安い)で朝御飯。
 
ロールパンのような厚みのあるパンは魚焼きグリルで焼いてはいけないと、身をもって学習したのだけれど、でも、オーブンを使うのはちょっとめんどくさい(余熱に時間かかるし)。
 
「そっか、火が付いてるから焦げるわけで……火が消えていれば焦げないよね?」
と気がついて、魚焼きグリルを強火で3分ばかり空焼きして、庫内がしっかり温まったところで火を消して、そこにロールパン入れて3分ほど放置してみた。これが大成功。
 
オーブンで軽く温めた時のようにふわっと温かく柔らかくなって、テーブルロールなどの温めならこれで充分、という仕上がりになった。さすがにピザトーストとかカレーパンなどの、時間をかけないといけないものはオーブン任せにせざるを得ないけれど、魚焼きグリル活用の道がまた一つ開けてご機嫌な私だ。
 
添え物はオムレツ。ちょっと前に作ったナムプラー風味のスパイシー挽き肉炒め、半端に残っていたのでオムレツの具にして巻き込んでみた。
カプレーゼ
肉野菜炒め
いかなごのくぎ煮
ルッコラと刻み野菜のスープ
羽釜御飯
麦茶
今日は関西在住の友人一家から嬉しい品が届いた。今が旬の「いかなごのくぎ煮」だ。
 
しらすよりも一回り大きいくらいの小魚の佃煮は、我が家界隈だと漬物屋さんあたりで「珍味くぎ煮、入荷しました」なんて売り場の端に小さなのぼりを立てて売っているくらいで、大好きなのになかなか買えない。スーパーなどでも探せば見かけないではないけれど、「添加物てんこ盛り」的なもので、これはあんまり美味しくないんだなぁ……。
 
「というわけで!本場のくぎ煮です!貴重品です!」
と、いつも以上に気合いを入れてお米を炊いた。
 
今日のメインのおかずは「肉野菜炒め」。給料日前というわけではないのだけれど、参考にしたのは『LIFE2』掲載の「給料日前の肉野菜炒め」だ。
 
週末の鍋用に用意していたもやしとニラがちょっと余ったので、「キャベツもまだあるし」と、野菜たっぷり炒めもの。あとは人参と、レシピにあったきくらげは「まぁ……いいや」とスルーした。
 
このレシピは、肉を最初に炒めてから除け、醤油と味醂に絡めておくという作り方。肉を出した後のフライパンで野菜を強火で一気に炒めてから、醤油だれごと肉を戻し入れて、ささっとあおったらできあがり。肉を炒めて、そのまま野菜を入れていくと肉に火が通り過ぎる感があるし、確かにこれは良い方法かも。
 
「野菜炒め」って、よく食べるメニューなようでいてその実あまり作らないから、「なるほどな」と思いながら中華鍋を操った。「豚ニラもやし炒め」とかだったら、ニラともやしはほんの数十秒火を通せば充分だから気にしないでも良いかもだけど、キャベツや人参が入る時はこの手法が良いのかな。
 
「ん~!うまっ♪」
「春の味だね」
「お、言うねぇ」
炊きたて御飯にくぎ煮をたっぷり乗せて食べる幸福感ときたら、「あ~、私、日本人で良かった!」と心から思ってしまう。たまらんです。