2013年3月15日金曜日

料理は見た目も大事

シナモントースト
ミルクティー
いよかんのはちみつがけ
数日前、
「なんか、友達がくれたー」
と息子が持ち帰ってきたいよかん。
 
朝剥いて食べるのは手間かなと、昨夜のうちに剥いてみたところ、これがなかなか、しっかりはっきり酸っぱいいよかん。思わず口が「*」の形になる。
 
「うー……香り良くて美味しいけど、でもこりゃすっぱいなー」
と、全部薄皮剥いてほぐしたところに蜂蜜をかけておいた。いっそゼリーか何かに加工しようかしらと思いつつ、そのまま朝御飯に食べちゃうことに。
 
そして食パンは久しぶりのシナモントースト。
 
シナモントーストの極意は「惜しみなく」。
惜しみなく使うバター、惜しみなく使うシナモンパウダー、惜しみなく使うグラニュー糖で、美味しいシナモントーストができあがる。いずれも半端な感じにしちゃうと、なんだかしょんぼりな味になっちゃうのだった。
 
だからまぁ、カロリーがおっそろしくて頻繁には食べる気になれないわけですが……と、もぐもぐ。
ルッコラのサラダ
ビーフストロガノフ
刻み野菜のスープ
麦茶
このところ、「この料理を食べたいからこの材料を買って来よう」という感じではなくて、「火曜(←イオンの特売「火曜市」目当て)と週末にスーパーで肉や魚を買う」、「日曜(日曜が特売らしいので)に産直スーパーで野菜を買う」てな感じにお買い物をしている。
 
野菜は旬のもので安いもの、肉や魚もお手頃価格のもの……というのを選んでいるので、買ってきてから「さて、何作ろう」と考えることになるのだった。
 
というわけで、今日のテーマは「牛肉とマッシュルーム、あとルッコラを食べましょう」というもの。
 
「牛肉とマッシュルーム」の段階で「じゃあビーフストロガノフだ」と思ったのだけれど、私の想像するビーフストロガノフは生クリーム入りもの。あいにく生クリームは持ってないのよねぇ……とレシピを探してみたら、生クリーム抜きのビーフストロガノフを見つけることができた。生クリームどころか、トマトも入らず、材料は牛肉とたっぷりのマッシュルーム、あとはピクルスとバターくらい。
 
ほんとにこれで出来るのかな?と思いつつ、作ってみることにした。
 
バターで牛肉炒めて薄切りマッシュルームも加え、マッシュルームの水分が飛ぶまでしっかり炒めたらピクルスを加え、あとは塩と黒胡椒、レモン汁で味を調えたらできあがり。ライスはバターライスにして、そして盛りつけてからサワークリームを添える、と。
 
レモンは手元にあったけれどサワークリームは無くて、
「半端に残ってたクロテッドクリームは……アリ?」
と、微妙なアレンジを加えた結果、
「……味はまぁ、悪くないけど……なんか見かけががっかりなものになったわ……」
というものになってしまった。
 
本当はストロガノフの仕上げに刻みパセリを混ぜ込むところ、ベランダのイタリアンパセリ(冬場は育たず、かなり控えめなサイズの株になっちゃった……)をちらっと摘んで乗せたのもまた、微妙に貧相でがっかり外見に拍車をかけてくれてしまうことに。
 
ルッコラのサラダは新玉ねぎのスライスを混ぜて、ベーコンビッツを散らし、ランチドレッシングで。
 
「なんか!見かけがイマイチだけど、こんな感じで今日の夕飯はスミマセン!」
と卓上に並べて、「でも味はまぁ、悪くないでしょ?」「うん、味は悪くない」なんて話しながらの金曜ディナー。
 
でも料理って、見かけも大事。普段の料理も、それほど綺麗に作れているとは思っていないけれど、今日のは写真を撮って「これはへこむわー」というものだったのだから、推して知るべし……という感じ。
 
というわけで、今日の写真は「僕はいつどう撮られても美人に写ってさしあげますのニャ」と安定の美しさを誇るりゃんりゃんさんに登場いただいたのでした。そこはかとなく、ドヤ顔。