2012年10月31日水曜日

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2012年10月31日

宝塚&ハロウィーン

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バタートースト 自家製ジャム
ヨーグルト(牧場の朝 ストロベリー)
カフェオレ
昨日に引き続き、「Johan」の食パンでトースト朝食。
自家製ジャムを色々並べて、ヨーグルトとカフェオレと……と、そんな感じで。
 
調味料にしても何にしても、こだわりだすと天井がなくなってしまうのだけれど、やっぱり美味しいパンで一日が始められるととても幸せ。
有楽町 「THE BEAT DINER」にて
 ザ・ビートバーガー 120gセット \1400
 ポテト&サラダ&ドリンク +\100
今日はお出かけ~と、都心に出かけて、今日は観劇♪
 
マチネの前にお昼御飯だ!と、前からちょっと気になっていた「THE BEAT DINER」というお店に行ってみることにした。
 
有楽町のガード下にある、アメリカ~ンな佇まいのハンバーガー屋さん。値段はちょっと張るけど、美味しそうだなと、以前通りかかった時にメニューを見て気になっていたのだった。調べたら、JR東日本の子会社資本のバーガーショップなのだそう。……なるほど、JRのガード下だから賃料とか諸々、良い感じに回るということ……なのかな?
 
「平日ランチ限定セットメニュー」は、700円から。バーガー+ポテト+ドリンクか、バーガー+サラダ+ドリンクという組み合わせで、ポテトとサラダ両方つけるならプラス100円。パティのサイズは80gと120gの2種類がある。
 
新メニューと紹介されていた「とろけるチーズのトマトソースバーガー」「4種チーズのオニオンソテーバーガー」もいいなぁと思いつつ、結局「当店看板メニュー」と紹介されていた「ザ・ビートバーガー」にしてみることにした。ベーコンや目玉焼き、アボカドなどがサンドされているようで、ラーメン屋で言うところの「全部入り」みたいな感じ?せっかくなのでポテトとサラダ両方つけてもらったら、なかなかゴージャスなお昼御飯になった。飲み物はジンジャーエールで。
 
有楽町「THE BEAT DINER」にて。素敵なボリューム♪ そしてやってきました、どどーんと迫力のハンバーガー♪
 
プラスチック製のお洒落なピックではなくて頑丈な「ステンレス串」がブッスと刺さり、期待以上のボリュームだ。
 
ポテトも揚げたて、良い感じにサクサクほくほくで、さっそく皿の隅っこにケチャップしぼりだして、いざハンバーガー。
 
「こちら、お使いください」とバーガーの皿と一緒にテーブルにやってきたワックスペーパーの頑丈なバーガー用の袋にバーガーをおさめて、上からぎゅうと軽くおさえてからかぶりついた。肉汁たっぷりのパティに、ふかふかのバンズ、野菜もたっぷりで、期待以上にちゃんと美味しいハンバーガーだった。
 
なんでも、「ベーコン・エッグ・アボカド・トマト」の頭文字から「ビート(BEAT)バーガー」になったのだとか。
 
そんなランチを堪能後、まだ開場まで時間があったので帝国ホテルのペストリーショップに寄って「夕方取りに来るのでお取り置きお願いしまーす」とパンとケーキを購入。お出かけお出かけ楽しいなぁと、劇場に向かった。
 
というわけで、観てきたのは宝塚歌劇 宙組公演『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』。久しぶりの宝塚歌劇、なんと演目は「銀河英雄伝説」。
 
この作品の原作は小説で、中学~高校生の頃に私は夢中になっていた。漫画化やアニメ化もされ、それらも全部見ていた青春時代。
 
舞台は宇宙だけれど、世界観は中世か近世かという感じで、特に「帝国軍」は貴族だドレスだフリルだと、確かに宝塚っぽくなくもない。主人公の帝国側軍人のラインハルトは金髪碧眼の超美形という設定だ。……でもこの作品、極端に女性の登場人物が少なくてラブロマンス要素もほとんどなく、作中の描写の多くは「戦場」で、しかも「宇宙空間での艦隊戦」。「え!?宝塚で銀英伝やるの!?ホントに!?」と「宝塚で上演」のニュースを半年ほど前に知った私とだんなはたいそう驚いた。
 
そんな、期待たっぷり不安少々の観劇。既に本場の宝塚大劇場で観てきただんなからは、「いや、思った以上にちゃんと銀英伝だったよ!」と聞いていたので、かなり楽しみにしていたのだった。
 
で。
 
楽しかった。すごーく楽しかった。思っていた以上に「ちゃんと銀英伝」だったし「ちゃんと宝塚」だったし(と偉そうに言えるほど宝塚を何度も観ているわけじゃないけども……)、観に来て良かった!と、すごーく満足。
 
以下、銀英伝の原作ファンの、ネタバレ含むねちっこい感想(自分用備忘録みたいなものなのでどうぞ読み飛ばしてください……)。
 
  • 女性キャラの少なさをどうカバーするのかしらと思っていたら、帝国側はヒルダ、アンネローゼ、貴族の婦女子、同盟側はジェシカ・エドワーズ、フレデリカを押し出して、けっこう違和感のない脚本に。主な流れは「ラインハルトvs門閥貴族」、そこに同盟軍が絡んで、フェザーンのルビンスキーもちょっと絡みますよ……といった感じで、原作2巻のあの山場まで。
     
  • 主人公たちの見せ場ということで……だと思うけれど、ヤン・ウェンリーが暴漢相手に大立ち回りしたり、ラインハルトの女あしらいが上手かったり。「天才って、往々にして色々人間的に欠けているところあるよね」的な原作キャラが、なんだか完全無欠の美丈夫に。「うん、宝塚っぽくていいよいいよ」と、妙に納得……。そうそう、「マントさばきの美麗さ」はさすが宝塚。美しかった。
     
  • ルビンスキー(とその愛人ドミニク)が狂言回し的な役どころ。銀英伝は、非常にうっとうしい「初期設定」がある(原作1巻、読み始めたところで早々に心が砕けそうになる)のだけれど、映像などをまじえつつわかりやすく説明してくれていた……けど、やっぱりわかりにくいよねぇ。イゼルローン要塞だのガイエスブルグ要塞だの、横文字多くて大変だなと思う。
     
  • 何しろ登場人物が多くて、原作ファンなら名前が出るだけで「おお!」というキャラもそんなに掘り下げることはできないから、「原作ファンではない、ヅカファンのおばさま方」のお客さんたちは幕間中にパンフレット確認しながらハニワ顔になっている方が多かった風に見えた。「えっと……この、ルビンスキーという方は、どなただったかしら?同盟の方?」「違うわ、なんか、別の人なのよ、別の人。トリュー……ニヒト?って方は、同盟の方よね」とという会話が漏れ聞こえてきたりして。
     
  • 艦隊戦を、映像とダンスで表現していたのが面白かったし、ちゃんとわかった。まさかの白兵戦まで再現されたので(オフレッサーが出てきた……びっくり……)「だったらいっそシェーンコップも出して欲しかった」などと思ってしまったり。
     
  • 白髪だけど、義眼だけど、オーベルシュタインが美形でまったくどうしましょう状態。「嫌な奴」感は存分に出ていたけど、「きびきび動くオーベルシュタイン」「歌うオーベルシュタイン」「ラインハルトの背後で"私は悪魔"と"荒ぶる鷹のポーズ"的なダンスをするオーベルシュタイン」と、貴重なものをたくさん拝めた。
     
  • フィナーレ、二番手三番手まで羽根しょってくれるかなーだったら「ヤン・ウェンリーの羽根姿」とか見られたりするのかなー……とか思っていたら、残念、羽根はトップスターの凰稀かなめさんだけだった。ラインハルトと羽根って……すごく似合う……。
     
  • そしてフィナーレの「シャンシャン」、銀英伝ということでなんだか魔女っ子の変身アイテム的な?コスミックなデザインでピカピカ光るなんだか可愛いものだった。お花じゃなかった。
     
  • 「あ、その台詞は!」という原作名シーンがそこここで再現されて、原作ファンとしては充分萌え萌えできたのだけれど、「そのシーンやるなら、なぜこれを言ってくれない!」と思ったのは「まるで高原を吹き抜ける風のようだ」、「毒になさるがよろしいでしょう。実はすでに用意してあります」、「お口に合うかしら」「合わせますよ」のあたり。この台詞、聞きたかったなぁ。
 
……と、そんな感じ。
 
それにつけても、やっぱり私はラインダンスが大好きで大好きで。
心の中に小さい(いや、小さくないかも、大きいかも、フルサイズかも)おじさんがいる私は
「おお♪美少女たちの健康的な太もも♪いい♪」
と、毎回宝塚観劇の時に、ある意味一番滾るのがラインダンスシーン。「ヤッ!」って、あのかけ声がまた、可愛い。最高。
 
宝塚は、四季のミュージカルと比べても出演者の数が段違いに多くて、その「人数のうえでの圧倒」も魅力の一つかなと思う。群舞の壮観さ美麗さは他ではなかなか味わえなくて、「いいわー宝塚、やっぱりいいわー」と充実の午後を満喫しまくったのだった。
「てとて」の
 もろこし揚
「いとはん」の
 桜島どりの塩から揚げ
 京都産九条ねぎと淡路産ちりめんの和さらだ
けんちん汁
松茸御飯
麦茶
 
「帝国ホテル」のかぼちゃのヴェリーヌ
アイスカフェオレ
なんだかんだですっかり良い時間になってしまって、すぐ食べられるものをと、お総菜買って帰宅。
 
東京駅で乗り換えついでにGranStaに寄って(本当に便利……)、「てとて」と「いとはん」でお買い物してきた。
 
「てとて」で買ったのは、はんぺんにコーンを混ぜて揚げた風な「もろこし揚」。あとは鶏料理が多く並ぶ「いとはん」で、和風サラダと唐揚げ。
 
冷凍庫で保存していた松茸御飯と、昨日のけんちん汁の残りを温めて、ささっと夕御飯にした。
期待の「もろこし揚」は、コーンたっぷりではあったけど、ちょっと期待の方向とは違う味。九条ねぎのサラダが思ったよりもずっと美味しくて、これがたいそう幸せだった。大根たっぷりで、家でも真似できそうな感じではあるものの……ドレッシングが良いのかな、ともかく好みな感じ。
 
でも、今日の夕御飯の目玉はなんといってもかぼちゃのデザート。
 
夕方だと売り切れてるかも、と、お昼に取り置きに言ったのは正解だった帝国ホテルの季節商品「かぼちゃのヴェリーヌ」。案の定、夕方にはもう冷蔵ケースに1つも残っていなかった。
 
「ヴェリーヌ」とはフランス語の新語で、ヴェリーヌ(verrine)=ヴェール(verre:グラス)+テリーヌ(terrine)という意味だそう。グラスに固めたムース系デザートの事なのだそうだ。
 
「なめらかなかぼちゃのムースにチョコレートのこうもりやマシュマロのおばけをトッピングした、期間限定のグラスデザート」と紹介されていたそれは、お値段1個735円。その値段に買うのを少し躊躇したのだけれど、あんまりにも可愛い外見だったので買ってきたのだった。
 
四角いガラスの器、一番下にカラメルソース、その上にかぼちゃのムース。薄い板状のメレンゲを乗せた上に固めにホイップしたクリームを中心に、モンブランのように絞られたかぼちゃのクリーム。
 
ハロウィン柄の三角形の飴細工とコウモリ型のチョコレート、そしてマシュマロにチョコで顔をつけたゴースト。かぼちゃの種と飴がけナッツも散らされていた。
 
おばけの顔は1つ1つ全部違っていて、それがまたとてもキュート。持ち上げると、それは見事にちゃんと「ゴースト型」なのだった。尻尾のニョロニョロのあたりまで手を抜かず完璧にゴーストっぽい。
 
たいそう可愛いデザートは、しかもたいそう美味しくて、
「なんだこれ!面白い!」
と息子まで携帯で写真を撮る始末。
 
隅々まで手の込んだデザートは、ムース部分クリーム部分、それぞれ食感と味わいが異なる濃厚なかぼちゃ味。ゴーストのマシュマロがやたらと美味しくて笑ってしまった。さすが帝国ホテル。色々と「すごいなー」と思う。
 
全然ハロウィンっぽくない夕飯だったけれど、最後に「ぽいもの」を食べられて満足な夜だった。

2012年10月30日火曜日

今日は鶏すき丼♪

バタートースト
自家製コンビーフ入りスクランブルエッグ
ミルクティー
久しぶりにJohan覗いたし、と、買ってきた食パン(パン・ド・ミだったかパンカレだったか)。
 
変に味とかつけないで、フツーにフツーに食べたい気分なのよねと、フツーにフツーにバタートーストにした。昨夜のうちから常温に戻しておいたバターをこてこて塗って、魚焼きグリルで4分焼けばさくさくトーストのできあがり。ああ、お気に入りだったのに、ポップアップトースターはもうさっぱり使わなくなってしまったよ……(トースター、母にあげたら使ってくれるかしらん……)。
 
お供には自家製コンビーフを混ぜたスクランブルエッグ。改めて口にすると、「あ、やっぱりなんか和風の味だ」と感じる自家製コンビーフだけれど(お醤油入ってるからねぇ……)、塩胡椒をちゃんと効かせたので味のバランスは上々。市販のコンビーフほどには脂っぽくない、ちゃんと肉の味がする美味しいコンビーフだった。これは……ジャーマンポテト的なものを作りたくなる感じだなぁ。グラタンとか、キドニーパイ的なものにしても良いかも。
スティックきゅうり with マヨネーズ
香り野菜の鶏すき丼
けんちん汁
麦茶
「今日は肉の日」(特売的な意味ではなく献立的な意味で)と決めている火曜日。
 
買い置きの鶏肉を食べなきゃなぁということで、作ってみたのは「香り野菜の鶏すき丼」。ケンタロウさんレシピだ。
 
手元に春菊があって、「春菊と鶏なら"とり豆腐"かなぁ……でもちょっとそういう気分じゃないんだな」と考えて、これにしてみた。牛肉ではなく鶏肉ですき焼き作って、それをご飯の上に乗せる……というもの。
 
調味料は醤油と味醂と砂糖だから、いつもの「親子丼」などと方向性は同じはずだけど、鶏と長ねぎを香ばしく焼いて、そこに醤油と砂糖と味醂を加えて割り下にして白滝と春菊をさっと煮て……と作った「鶏すき」は、はっきりくっきりすき焼き味。いつもの丼と比べて、思った以上に目先の変わった味になってくれた。
 
鶏と葱と白滝と春菊を割り下と共にご飯に乗せて、中央に卵黄落としてできあがり。
 
丼には根菜が使えなかったし、と、汁物は「けんちん汁」にしてみた。味噌味ではなく醤油味。里芋と人参を炊いて豆腐も加え、味付けは塩と醤油。最後に胡麻油をひとたらし。参考にしたレシピはだしではなく「水」で煮るもので、「本当にそれでいいの?だしが出そうな具材入ってないけどちゃんと美味しくなるの?」と不安だったのだけれど、意外にも(?)ちゃんと美味しく仕上がった。
 
春菊は本当に風味の強い存在感のある葉野菜で、私はこれが大好き。今日は鶏で丼で、たいそう変則的な「すき焼き」ではあったけれど、「やっぱりすき焼きに春菊は必須よね」という思いを改めて持ったのだった。

2012年10月29日月曜日

黒糖金平糖とか

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「Johan」のチョコブレッド
カフェオレ
月曜の朝御飯は、信頼と実績の美味、「Johan」のチョコブレッド。
 
息子ときっちり半分こしたチョコブレッドを
「やっぱり美味しいよね……」
「なんでか、すごーく美味しいよね」
と、朝から感動しながらいただいたのだった。
 
息子も私も「お菓子の中ではチョコが大好き」というほどチョコ好きではない(たとえば、ケーキ屋さんでチョコレートケーキを自ら選ぶことはまずない)というのに、店に共に並ぶパンはどれもこれもが美味しいとわかっているのにチョコブレッドが食べたくなるのは、やっぱりすごいことじゃないかなぁと。
 
美味しいもの食べてやる気も出てきた。今日も一日がんばろう。
「緑寿庵清水」の
 蕎麦ノ実黒糖金平糖
 黒ごま金平糖
今日の写真は、緑寿庵清水の金平糖2種類。
 
公式サイトのこちらの記事では、2種セットとして販売されていた「黒糖」と「黒胡麻」の金平糖、面白いことに黒胡麻はだんなが京都伊勢丹で見つけて買ってきてくれたもので、黒糖の方は銀座三越の「菓遊庵」(←地方銘菓が並ぶコーナー。楽しいのよね、この売り場)で一昨日見つけたものだ。
 
緑寿庵清水の金平糖は日本橋三越でも扱いがあると聞いていたから「じゃあ銀座にもあったりして!?」と見てきたわけなのだけれど、店頭にあったのはこの黒糖金平糖一種類のみ。
 
「なんで黒糖だけあるんだろ?人気なくて売れないのかなぁ……」
どうしようかな、黒胡麻と対になって売られていたならちょっと興味あるんだけど……と店頭で悩んでいたら、だんな曰く
「絶対旨いでしょ。他の金平糖は普通の砂糖で作られているところ、黒糖使って作ってるんだよ?」
と。確かに、独特な味で美味しいかもねぇと買ってきたのだった。
 
というわけで、金平糖とは思えない渋い色合いのお菓子が2種類。見事なまでに黒胡麻色の黒い金平糖と、黒糖そのものの焦げ茶色の金平糖。どちらもわらっちゃうくらい、まんま「黒胡麻味」で「黒糖味」だった。炒った蕎麦の実が核になっているそうで、芯の部分にわずか、ほっくりした歯触りを感じる。「蕎麦の味だ!」というのは……ほとんどわからなかったけれど。
 
いずれにせよ、どちらも食べたことのない味わいでたいそう面白かったし美味しかった。黒糖金平糖も良いけれど、黒胡麻がとにかく衝撃。ますます「究極の金平糖」の梅酒と日本酒が気になってしまう今日この頃……。
ししゃもの南蛮漬け
「551蓬莱」の焼売
おでん(ラスト)
羽釜御飯
麦茶
今日の夕御飯は、らくちんに焼売!だんなが大阪で買ってきてくれた551蓬莱の焼売はかなり大ぶりなので、4個も食べるとかなり充実感がある。
 
「10個全部蒸したらちょっと多いよね?1人3~4個にしとこうか?」
「いいや!全部食べる!あるだけ食べる!」
だそうで、息子は6個、私は4個。
 
汁もの代わりにほんの少量残ったおでんも出してしまうことにして、あとは「ししゃもの南蛮漬け」。
 
魚がいまいち好きじゃない息子、その理由は「骨がめんどくさい」ということで、切り身の魚と刺身なら「まぁ、まだ、まし」くらいな顔で食べている(でも不満気)。でも、不思議なことに「子持ちししゃも」は前向きに好きなんですって。
 
というわけで、「普通に炙って食べるかな」と買ってきてみたししゃも、いざ調理という段になって「ただ炙って食べるって気分じゃないなぁ」と、急遽南蛮漬けにすることに。なんだかさっぱり味のものが恋しい気分だったりした。
 
汁気多めのたれに漬け込むのではなく、濃いめに作った南蛮だれを刻み野菜と和えて、それを魚の上に添える形にしてみた。醤油と酢と砂糖と赤唐辛子、胡麻油も少量混ぜたたれに薄切りにした玉ねぎ、ピーマン、人参を和えておく。ししゃもは片栗粉をはたいて、フライパンに「炒め物にするにはちょっと多め」くらいのサラダ油を入れて、揚げ焼きにする感じで火を通した。これがなかなか良い感じ。
 
南蛮漬けは、私の好物の一つ。でも揚げるのがめんどくさいのよね……と思っていたのだけれど、「そっか、大量の油で揚げることはないんだわ」と気付いたら心の敷居がぐんと低くなった。今は秋鮭の旬だし、鮭の南蛮漬けも良いかもね。

2012年10月28日日曜日

ステーキ丼とコンビーフ

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「Johan」の
 チョコブレッド
 スパイシーブレッド
ヨーグルト(牧場の朝)
カフェオレ
昨日は銀座三越「Johan」で朝ごパンを買ってきた。午後5時半頃にお店に着いたら、
「本日最後のチョコブレッドの整理券をお配りしてまーす!」
とのこと。整理券入手後、販売開始6時になったら改めて店頭に来てください、とのことだ。10分遅刻したらキャンセルになって「キャンセル待ち」の人に渡されちゃうとのこと。
 
30分店頭で並ぶよりはらくちんな方法で、お菓子売り場などをぷらぷらしながら時間を待った。久しぶりの「銀座三越のチョコブレッド」と、あとは食パン、美味しそうねと買ってみた「スパイシーブレッド」も1/2本。
 
なんでか知らないけれど、気のせいではなくて、銀座三越のJohanのパンは美味しい。どういうわけだか圧倒的に美味しい。材料は全店共通だろうし、それほどまでに設備に違いがあるとも思えないのだけれど……職人さんの腕???
 
久しぶりのチョコブレッドも、やっぱりうっとりするほど美味しかった。チョコの分量とか食感とか、色々諸々パーフェクト。軽く炙って食べたスパイシーブレッドは、フランスパン生地でベーコンやチーズを巻いて、黒胡椒を効かせた大ぶりのパン。ちょっと柔らかくなったくらいに溶けたチーズもたいそう風味の良いもので、
「やっぱりJohanのパンは美味しいよね~」
と感動しながらの朝御飯になった。
 
そして今日は朝から肉料理に没頭した日曜日。
 
昨日、肉のハナマサで買ってきたのは、1200gほどのアメリカ産牛バラブロックと、1枚330gほどもある2枚パックのアメリカ産牛ステーキ肉、そして1000g超の豚バラカット。こちらは1cm厚さの4本パック、だったかな。
 
どれもこれもが、100g100円を切るくらいの価格だったので、たいそうありがたかった。巨大な牛バラブロックか牛すねブロック買って、「自家製コンビーフ」を作ってみたいなと思っていたところだ。
 
豚バラカットは厚さを半分にして塩と砂糖に漬けて「ソルトポーク」に。月曜の夜にキッチンペーパーで水気を拭ってタッパーにしまってね、すぐに食べない分は冷凍しちゃって良いからね~……と、半量ほどをだんなに持たせることに。
 
コンビーフも、1kg量仕上がる事になるので、これもだんなが大阪に戻ってしまう前に急ぎ仕込んで持たせることにした。
 
……「夫に持たせる」と言えば。
 
つい1週間ほど前、クリスマスプレゼントどうしようかなぁ、単身赴任中にあると便利なのってあるのかしら……とネットで調べていて(ちなみに誕生日にはマッサージクッション「ルルド」をあげて、これはたいそう喜んでもらえた)、辿り着いたのは「夫が単身赴任中の妻の心がまえとは?」というページ。タイトルは良いけど、それを掲載しているのは「All About 離婚カテゴリー」。
 
うわぁ、求めている情報と違うのが出た!とニヤニヤしながらひととおり眺めてみると、曰く
■夫が単身赴任中の妻の心がまえ
 毎日メール・ブログ・電話等で夫とコミュニケーションをとる
 夫に子どもとの生活の様子を伝える
 妻の判断で何でも対処せず必ず夫に相談する
 夫の生活状況をマメにヒアリングして把握しておく
 夫の好物の手作りのお惣菜などを給料日などに定期的に送る
 いつも身体、健康のことを心配していることを伝える
……なんですって。ふーん、ほー、へー。
 
「自転車でこけた」とだんなから連絡もらって「そう、自転車は無事だったの?」なんて返事をしている私だったので、なるほど、と少しは神妙な気持ちになりつつも、衝撃的だったのは「給料日などに手作りのお総菜を送る」の一文。その発想はかけらもなかった!と笑うしかない私。「送る」どころか、先日大阪に行った時はだんなの買い置きの備蓄を強奪して帰るという暴挙に出たりしていたのだった(「うどんですかい」がたくさんあったから「いいなー」「じゃあ少しあげる」と……)。
 
というわけで「妻の手作りのお総菜」→「コンビーフ」。それで良いのかと思いつつ、ともかくも初挑戦のコンビーフ、がんばってみた。
 
参考にしたのは『「賛否両論」笠原将弘の極うま!圧力鍋レシピ』掲載の「和風コンビーフ」。
 
大ぶりにカットした牛バラ肉を一度下茹でしてから、玉ねぎ、セロリ、酒、醤油などと共に圧力鍋にかけて30分。肉だけ取り出して適当に茹で汁を加えながらほぐしたらできあがり……という、「ほんとにこれでコンビーフができるの!?」と思うほどに簡単なレシピだ。
 
更にその後、『オカズデザインのつくっておく、とっておく ビギナーでもできる保存食』でもコンビーフレシピを見た。こちらはすごく本格的で、まずは生肉(こちらは牛すね肉ブロック)を2週間、塩水に漬け込むことから始まる。その後の煮込みも香味野菜、スパイスと共に2時間半、じっくりと。
 
多分、後者の方が「いわゆるコンビーフ味」になるのだろうけれど、今日は時間も無いということで圧力鍋版で調理した。両者の良いとこ取りで次回アレンジしてみるのも良いかなと。
 
煮込んだ牛肉はフォーク2本使って櫛を入れる感じに動かしていくと、繊維に沿って細くほぐれていく。
 
色合いこそ地味だけれど、これは確かにコンビーフ。牛脂を混ぜると更にそれっぽい味わいになるのだろうけれど、肉についていた脂身を細かく叩いて混ぜる程度にとどめておいた。
 
レシピ通りにすると塩味控えめな仕上がりに。でも、日持ちや使い勝手を考えて、「普通のコンビーフ」に近いくらいに塩胡椒を加えることにして、めでたく初の「自家製コンビーフ」ができあがった。スープやパスタの具材、ホットサンドの具にも使えそうで、しばらく重宝しそうな感じ。
だんな特製ステーキ丼
コーンスープ(インスタント)
麦茶
で、昨日のハナマサ戦利品の一つが、計700g近くある厚切りステーキ肉2枚。
息子は
「大丈夫、1枚くらい余裕で食べられる!」
なんならお母さんが食べきれない分も食べる!……とのことだったけれど、でもやっぱり2人だとちょっともてあましそうな分量だ。
 
せっかく美味しそうな肉だし、と、だんながいるうちに食べてしまうことにして、お昼は急遽ステーキ丼。ご飯炊いて、スープはインスタントで簡単に。肉は俺が焼くよと、だんなが台所に立ってくれた。
 
かなりな厚切りカットなので、スライスするだけじゃ食べにくいかもと、サイコロステーキ状にカットしてくれた肉は、適度な歯ごたえがある上質な赤身で、大満足な肉質だった。私が使わないくらいの分量だろう、たっぷりなバターと醤油を使ったソースはご飯に染みるたっぷり量で、これまた良い感じ。
 
新橋駅近くのハナマサは目の前が中国人観光客のバス昇降場になってしまったこともあってか、ここ数年はうんざりするほど中国人だらけ(←大声で話す、そのへんにゴミ捨てる、本当に態度悪い……)で、「ハナマサ寄りたいけどあの前の道中国人だらけなんだもん」と少々げんなりしていた今日この頃。
 
尖閣諸島云々反日感情云々のここしばらくの流れは喜ばしくない面も多々あるのだろうけれど、銀座を歩く中国人観光客はここ数ヶ月で半減どころか8割減くらいになった印象を持った。その点には実のところ、ちょっとホッとしている私。
スティック野菜のサラダ
塩きのこと鶏肉のクリームソーススパゲティ
レタス入りコムタンスープ
麦茶
午後になってだんなは大阪に帰還。
 
昼はがっつり肉!だったので、夕飯は肉控えめに。作ったばかりのコンビーフを使おうかなとも思ったものの、手元に鶏肉の買い置きがあったのでまずはそれを使わなきゃと少量使ってクリームソースのパスタにした。
 
パスタのメインの具材は先日仕込んだ「塩きのこ」。
刻みにんにくを炒めて一口大に切った鶏肉と塩きのこも炒め合わせたら生クリームを加えて煮詰める。塩で味調えて茹でたパスタと合わせてできあがり……と、至極簡単な感じにした。
 
生クリームは、今回初めて買ってみたナカザワの「生クリーム屋さんのカロリー1/3カットフレッシュ」。パスタのソースに使う分には違和感なく使えるかなと期待して買ってみたら、これが案外良い感じ。特に物足りない印象もなく美味しくいただけた。
 
そして「塩きのこ」は、ぷりぷりな食感でたいそう良い感じ。きのこを買った時からは1週間ほど経っているわけだけれど、「冷蔵庫に1週間入れっぱなしだったきのこ」よりも良い歯ごたえに感じるくらい。適度に染みた塩のおかげでか、きのこの味も濃厚に感じられてこれはかなり良い感じだった。
 
あとは、コムタンスープが半端に残っていたので肉をほぐして葱を加えて温め直し、ちぎったレタスを入れたカップに注いでレタス入りスープに。人参、きゅうり、セロリを合わせたスティック野菜と一緒に食卓に並べて、そんな感じの夕御飯。
 
さぁ、明日からまたがんばろう~。

2012年10月27日土曜日

銀座でイタリアン

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フレンチトースト
ヨーグルト
カフェオレ
今朝は息子と2人の朝御飯(だんなは都内にお泊まり)。
 
良い具合に水分が抜けてスカスカになったバゲット、これは今こそこの料理にすべき!とばかりにフレンチトーストにした。スポンジもびっくりな勢いで卵液を吸い込む厚切りバゲットをバターでじっくり焼いていく。
 
私のフレンチトーストは、卵液に砂糖は入れない。かつて見たレシピには、卵液に小麦粉を混ぜるものもあったのだけれど、小麦粉も入れない。卵と牛乳のみ。
 
で、焼けたフレンチトーストに改めてバター落として、メープルシロップだばだばかけながらいただくのが好きなのだった。
 
綺麗な焼き色がついたフレンチトーストは今日もばっちりな出来映えで何より。午前練習の息子を学校に送り出してほどなくしたところで、だんなが帰ってきた。
2日目のおでん
菜飯
麦茶
都内に泊まるなら、土曜は銀座にお出かけなんだからそのまま銀座で合流すればらくちんじゃ?と言ったのだけれど、
「安宿にだらだらいてもしょーがないし、家でやりたいこともあるし」
と、精力的に活動するだんな。今日はいきなり2単位もの「豚味噌鍋用の練り味噌」を仕込み始めた。大阪にも持って帰って(あとあちらの友人知人にも配って)冬のお楽しみにするのだそうで。
 
午前中から味噌を炊き、すっかり良い香りになったダイニングで食べた昼は「2日目のおでん」。聖護院大根を煮て一番喜ぶのはだんなだから、と、帰宅に合わせておでんを煮ていたのだった。
 
それが、具材を買い足してけっこうなボリュームにしていたはずなのに、昨夜息子が「大盛りおでんを2杯食べる」という暴挙に出たせいで、鍋の中のおでんは思っていた以上に心もとない分量。おかわり分の大根などを少量残す感じで、練り物類は親子3人分「ちょっと足りないかも?」くらいの量になってしまっていた。……そっか、我が家でおでんをするときは、割としっかりたっぷり大量に作る感じにしないといけないのね、たとえ息子と2人でも……と、思い知った私。
 
おでんに合わせた御飯は、塩揉み大根葉を混ぜての菜飯。おでんは大根が必須だから、大根の葉が手元に残ることがままあって、だから菜飯にしているのだけれど、本当は茶飯を合わせるほうが一般的かも。菜飯はむしろ「味噌田楽に」という感じかなー……でも、菜飯も似合って美味しいのよ。
銀座 「GIAGGIOLO GINZA」にて
 テゴレ・新ごぼうの一口スープ
 15種類のハーブサラダ
 パルマ産22ヶ月熟成プロシュット
 ノルウェーサーモンとカブのスパゲッティ
 じゃがいものニョッキ ブロッコリーとハーブソーセージ
 群馬県産和豚もちぶた骨付きロースの炭火グリル
 パンナコッタ
 ハーブティー
 スプマンテ(ROTARI)
そして午後はだんなと2人、ゆるゆると銀座にお出かけ。
 
買い物に興味がない息子とは夕方に適当に合流することにして(「新橋乗り換えで銀座線で銀座に来て、三越地下にいるから」と言えば迷わず来てくれる……ありがたや……)、久しぶりにだんなと2人"銀ブラ"を楽しんだ。
 
いつの間にかユニクロは場所を移しているし(春に移転していたんだったわー……)、「ここにあるはずの店がない」みたいなのがちらちら。
ユニクロ覗いて本屋さん見て、パン買おう!と三越へ。久しぶりに綺麗なケーキやお総菜を目にしてうっとりしてしまった。そういえば最近、こういうお出かけしていなかったな。
 
そして首尾良く息子とも落ち合えて、裏通りをてくてく歩いて向かったのは「GIAGGIOLO GINZA(ジャッジョーロ銀座)」というイタリア料理屋さん。
 
「フィレンツェの世界最古の薬局"サンタ・マリア・ノヴェラ"の自然治癒や予防医学という思想をもとにしたリストランテ」なのだそうだ。そのコンセプトがちょっと面白い。
 
これは「共同購入クーポン」とはまたちょっと違うのだけれど、会員制サイトで発売されたディナーチケットを買ってみたもの。
 
GILT」という通販サイト(何度か調理器具やバッグなどを買っている)の「最大34%OFF ハーブ香るサンタ・マリア・ノヴェッラ伝統トスカーナ料理を堪能!」というプラン。
 
ディナーチケットは7480円が4900円への割引ということで、前菜2種・パスタ2種・メインディッシュ・食後のコーヒーという構成だった。有効期限が迫った割引チケットが手元にあったので、お得に食べられるなら……と、試しに買ってみたのだった。
 
裏通りにひっそりと入り口がある、地階のこぢんまりとしたレストラン。カウンター席もあって、「ワイン傍らに、のんびり過ごされるお客様もいらっしゃいます」ということだ。2人席が多くてカップル客が多い印象だけれど、子連れのお客さんもいたりして。
 
スプマンテROTARIを1本いただくことにして、それを前菜からメインまで飲み飲みコースを楽しんできた。選択できるのは「メインディッシュを魚にするか肉にするか」だけだったけれど、メニューの構成も良くてどれもちゃんと美味しかった。ハーブの使用が多い印象ではあるものの、"やりすぎ感"はなくて程よい感じ。
 
というわけで、以下、いただいてきたもの~。
 
突き出し&ハーブサラダ
突き出しにと最初にテーブルにやってきたのは、一口サイズの「新ごぼうのスープ」と、「テゴレ」という名のパリパリ薄焼きパン。
 
スープは、「スープ」というより「ピュレ」に近いほどの濃厚なもので、口当たりなめらか。「すごくごぼう」なのに泥臭くなく、甘くて美味しいものだった。「テゴレ」という名は初めて知った気がするけれど、他のお店でも時々見る、「薄焼きパルミジャーノ」的なチーズおつまみ。
 
次にやってきたのが、このお店のスペシャリテでもある「ジャッジョーロ名物 15種類のハーブサラダ」(今日の一番上の写真)。
 
一皿盛りで、生ハム盛り合わせ(目玉はパルマ産22カ月熟成プロシュット)も一緒にやってきて、かなりの迫力のボリュームだった。
 
「ハーブのサラダ」ということで少しばかり戦々恐々としていたのだけれど、ハーブといっても新芽を中心に柔らかな食べやすい葉ばかりで、香りの強いミントなどは分量控えめ、いただきやすい配合だった。
 
ザクロとブルーベリー(これが甘くてすごく美味しかった)が散らしてあるのもちょっと面白く、そっけない風に添えられていた野菜のマリネやオリーブもとても美味しかったりして、細部までこだわった素敵な前菜だった。
 
ノルウェーサーモンとカブのスパゲッティ
「ジャッジョーロ銀座」にて、ちょっとピリ辛、サーモンのパスタ パスタは2皿ということで、軽めのポーションでやってきたのはノルウェーサーモンをたっぷり乗せたオイルベースのスパゲティ。
 
サーモンの下には蕪が隠れ、ディルがたっぷり散らしてあって、「ああ、やっぱりハーブが好きなお店なのね」と。
 
「カロチーノオイル」を使ったのだと思われる、ほのかに赤みがかったオイルで仕上げてあるパスタはほんのりピリ辛味。
 
じゃがいものニョッキ ブロッコリーとハーブソーセージ
「ジャッジョーロ銀座」にて。ニョッキ食べたの久しぶりかも~。 パスタ2皿目は、優しい味のじゃがいものニョッキ。
 
でも、「ハーブソーセージは塩味強め」「ふりかけたペコリーノも塩味強めのチーズ」ということで、全体的に塩味はややしっかりめ。
 
もう少し、心持ち塩加減が控えめの方が好みな味だな~……なんて思ったりした。
 
でも、もっちもちしたニョッキの舌触りは良い感じで、ソースのバランスも程よい感じ。1.5倍量くらいいただきたかった気分。
 
群馬県産和豚もちぶた骨付きロースの炭火グリル
「ジャッジョーロ銀座」にて、骨付き豚~♪うま~♪ 「これは美味しい!」と家族全員大喜びだったメインディッシュは、もち豚の骨付きロースのグリル。
 
大ぶりにカットされたお肉が2切れと、骨も1本ごろり。テーブルにはフィンガーボール代わりにお手拭きがやってきた。
 
お手拭きを見て、「そうか」と一同納得し、最後は骨を持ってがぶがぶかぶりつくというメインディッシュだ。
 
塩胡椒の加減もばっちり、醤油やだしを加えたという、ほんのり和風な粒マスタードの自家製ソースも好みな味だった。
 
添えられていたのはトマトとモロッコいんげんと、「厚焼きクレープ」と紹介された卵焼き風なもの。茶碗蒸しに小麦粉足したみたいな、野菜と卵入りの小麦粉の生地を焼いた風なそれは、ほのかに甘くて美味しかった。
 
パンナコッタ ローズリキュールと薔薇のジェラートを添えて
で、ディナーはここまでで、あとはお茶とプチフールまでがコースだったのだけれど、ドルチェメニューをいただいて、「やっぱりデザートも食べたいね」と。
 
リストにあったのは5種類、濃厚チーズケーキとパンナコッタ、カタラーナ、柑橘類のテリーヌ、そしてヘーゼルナッツ入りチョコレートケーキ。
 
「オリーブオイルジェラート」が添えられるのだというチョコレートケーキも面白いなと思ったのだけれど、乳製品好きな私が選んだのはやっぱりパンナコッタ。10種類ほども揃うサンタ・マリア・ノヴェッラのハーブティーから消化に良いと書いてあった品をいただいて、しっかり食後の甘いものも堪能してきた。
 
「ジャッジョーロ銀座」にて、名物、濃厚チーズケーキ これは息子の皿、「名物 濃厚チーズケーキ スパイスの香りと生姜のジェラートを添えて」。
 
生姜のジェラートはかなり「生姜!」で、挑戦してみた息子は「やっぱり辛い……」とちょっと涙目。
 
生姜のジェラート、すごく美味しいよ?と、ジェラートは私とだんながありがたくいただいた。
 
「ジャッジョーロ銀座」にて、これは私が頼んだパンナコッタ。 そしてこれが私のパンナコッタ、「パンナコッタ サンタ・マリア・ノヴェッラ“リキュール ローズ”と薔薇のジェラートを添えて」。
 
3つの器が並ぶ面白いプレゼンテーションで、テーブルに持って来てからローズリキュールを注いでくれる。
 
これもまた、驚くほど「薔薇!」という感じで、なかなか衝撃的な味わい。香りがたいそう良いリキュールだったけれど、乳製品好きとしては、パンナコッタにローズリキュールは添えなくても良かったかなー、みたいな。
 
でも、薔薇のジェラートの方はたいそう良い感じだった。ほのかな薔薇の香りがただよって口の中が幸せな感じに。
 
「ジャッジョーロ銀座」にて、これはだんなのカタラーナ。美味しそう♪ そしてだんなの、自家製ミルクジェラートを乗せたカタラーナ。
 
こちらはクラシックな外見で、そして全体的に甘さはかなりしっかりめ。
 
「デザートはちゃんと甘くなければ!」と私は思っているので、充実のデザートメニューはたいそう幸せな感じだった。ちなみにドルチェはどれも1皿840円。
 
そしてハーブティー飲み飲み、プチフールもテーブルに。
 
驚きのハーブ風味(!)のビスコッティに、可愛いサイズバーチ・ディ・ダーマ、チョコがけアーモンド……と、4種類ほどのお菓子は全てお店の自家製だそう。
 
パスタがかなり軽めだったので、物足りないかなーと思いつつ、デザートまでいただくとそこそこお腹いっぱいに(息子はちょっと物足りない顔をしていたけど……まぁ、リストランテで150gサイズのパスタなんかはとうてい出ないわけで……)。
 
スプマンテも1本空になって、ほろ酔い気分で新橋に向かい、
「あ!ハナマサ寄りたい。ちょっとだけ!ね!」
と、肉のハナマサに寄り道。
 
うっかり2リットルのオリーブ油とか、1kg前後の肉パックを3つとか、尋常ならざるお買い物をしてしまって、どこの市場帰りですか?みたいな大荷物になってよろよろ帰宅したのだった。おかしい、銀座でお洒落な夜を過ごしに行ったはずなのに……。

2012年10月26日金曜日

今日はおでん♪

キャラメルシナモンシュガートースト
梨(新高)
カフェオレ
先日スーパーの特売ワゴンにみつけた「キャラメルシナモンシュガー」。
 
他にも「カカオシュガー」「アップルジンジャーシュガー」「アーモンドシュガー」「バニラシュガー」などと種類が色々あった。最近シナモントーストを焼くことが多いので、面白いかなと数本購入。今日は早速「キャラメルシナモンシュガー」を試してみた。食パンにバター塗ってこのシーズニングをふりかけてトーストするだけ。
 
キャラメルの風味がちょっとわざとらしい感じではあったけれど、目先が変わって悪くないかも。スーパーで買う大手メーカー産のパンでも、これならそこそこ美味しく食べられるしなぁ……なんて事を考えながらいただいた。
 
食後は新高梨。上品な甘さで果汁たっぷり、美味しい梨だった。
ほうれん草のナムル
「551蓬莱」の甘酢団子
おでん!
羽釜御飯
日本酒(醸し人九平次 純米吟醸うすにごり 生)
昨夜慌ただしく帰ってきただんな、今日はお仕事だそうで、息子と2人の夕御飯。
 
それでも、明日の昼とかにも食べられるかなーと、おでんを仕込むことにした。いよいよ肌寒くなってきたので、煮物が恋しくなるばかりな今日この頃。「らでぃっしゅぼーや」でおでん種セットと聖護院大根を買って、あとはちくわぶ、はんぺん、足りない具材をスーパーで買い足した。
 
息子はおでんが存外に好きらしい。大根にはそれほど愛は無いようだけど、練り物系が大好き。あと卵とか。
「……君はちくわぶには興味ないんだよね?」
「そう。興味あるのはちくわの方」
「2本までなら取っていいよ。それ以上は止めてね、あと卵も1人1個ね」
と伝えて、「好きなようによそっていいから」と息子の分は息子によそわせたら、深鉢に山盛りのおでんを持って来た息子。更にお代わりまでしている。
 
今日のおでんは牛すじ無し、こんにゃく無し。おでん種買う時に見かけたら買う「黒はんぺん」(静岡おでんに入れるよねー)も無し。四国のおでんに入る「じゃこ天」も無し。それでも充分幸せなおでん夕飯。
 
やっぱり日本酒よね~、と、九平次を冷蔵庫から出してきて、おでんをがつがつ食べている息子の隣隣で、私はのんびり夕御飯。肉っ気がたりないので、昨日だんなが買ってきてくれた、関東圏では稀少品の551蓬莱「甘酢団子」も食卓に。
 
昨夜の残りのナムルと、炊きたて御飯も並べたらなかなか良い感じの御馳走になった。

2012年10月25日木曜日

コムタンと夫の帰宅~

「551蓬莱」の豚まん
麦茶
この週末はちらっとだんなが帰ってくる。きっと「551蓬莱」の豚まん持って帰ってくる。
 
じゃあ食べても大丈夫だね!と、後生大事に冷凍庫に入れてあるストック豚まんを食べることにした。幸いちょっと早くに目が覚めたので、15分ほど、時間をかけてしっかり中まで温めて、お供は麦茶で。
 
この季節、コンビニを覗くと面妖な種類の中華まんが何種類も保温されていて、おでんの品揃えと共にちょっと興味のある私。
 
でも、食べるとがっかりすることも少なからずあるので、なかなかその気になる中華まんには(あとおでんにも)手が出せずにいるのだった。我ながらおかしなことに、「一人でカラオケに行くこと」よりも、「コンビニのおでんを買う」方がハードルが高いという……(中華まんは、買うこと自体には抵抗ないんだけど)。
 
なんでおでんおでん言ってるかと言うと、そろそろおでんが恋しいから。今日、「らでぃっしゅぼーや」の野菜宅配と一緒に、おでん種を注文してみた。明日の夜、聖護院大根(これも一緒に注文した)と一緒に煮込む予定なのだ。
ほうれん草のナムル
人参のポックム
牛すね肉のスープ
菜飯
麦茶
……というわけで、午後に届いた「らでぃっしゅぼーや」の野菜セット。
 
少量セットだと割高感が半端なく、かといって4人家族用とかを頼んでも持てあますだけだから、「息子と2人で1週間で食べきるにはちょっと多いかな」くらいのセットを隔週で届けてもらうような設定にしてある。
 
今週の「バラエティ野菜果物SS」セットは
人参1本・里芋3個・ブロッコリー1個・キャベツ1/4玉・ほうれん草1把・春菊1把・長ねぎ3本・ミディトマト1パック・りんご(紅玉)1個・梨(新高)1個
という感じだった。やっぱり、個人的には果物が入っているとわくわくする。
 
今日食べようと思っていたのは「牛すね肉」で、買った当初は赤ワインとトマトでビーフシチュー風にしようかと考えたのだけれど、ちょっとそんな気分じゃなくなってしまった今日。
 
ほうれん草と葱……「コムタンとナムル……って感じじゃない?」と思いたって、そんな感じの韓国風な献立の夕御飯にした。牡蠣かアサリも買ってきていたら、パジョンも焼けたところだけど、残念。
 
ごろっと、ハンバーグサイズくらいにカットされていたすね肉は、一度ゆでこぼしてあく抜きしてから圧力鍋にお任せ。水と塩だけで20分加圧して煮込んでみた。
 
届いたばかりのほうれん草を長ねぎも使いつつナムルにして、人参は塩味の黒胡麻入り炒め物(ポックム)に。聖護院大根には立派な葉がついてきていたので、落として刻んで塩揉みして湯通しして、御飯に混ぜて「菜飯」にした。葉はまだまだたっぷりあるからおでん本番の夜(って、明日か)も菜飯が用意できそうだ。
 
肉はごろっとスープに入っているものの、ちょっと軽めな感のある夕御飯。届いたばかりのほうれん草、甘くて濃厚な味でこれがたいそう美味しかった。
 
数年「大地を守る会」の宅配野菜を食べ続けていた後、「スーパーで買うお手頃価格野菜」に戻した時に「なんだか野菜、"不味い"という程には不味くはないけど、でも味気ない、薄い感じなんだよねぇ」と思っていたものだけれど、うん、やっぱり「らでぃっしゅぼーや」の野菜は美味しいのかも(個人的には一番はっきりわかるのは根菜だったりするのだけど)。
 
ただいま「お試し期間」中のらでぃっしゅぼーや、あと10日ほどで「本入会するかしないか(本入会するとなると年会費1050円が請求されることになる)」を決断しなければいけないのだけれど、どうしようかなぁ。息子と2人で美味しい野菜食べているというのもだんなにちょっと申し訳無い気分があったりもして。
 
そう、そして、そのだんなが本日帰宅。金曜朝から東京でお仕事だそうで、週末絡めて帰ってきたのだった。
 
ちょうどその少し前に仕事で京都に寄っただんな。
「駅ビルに、例の金平糖屋あるんでしょ?数十分時間あるから寄れそうなんだけど」
と連絡があって、
「!!!栗!ミルク!あとねぇ、巨峰!メロン!」
買ってきてくださーいとおねだりして、「なんか、金平糖買っただけなのに5000円くらいしたんだけど……?」と呆然としたメールが返ってきたりした。
 
その、お願いしていた金平糖と、黒胡麻(!)の金平糖(これ)と、551蓬莱の豚まんやあんまんと、「伏見の酒蔵巡りしていてこれみつけたー」と、黄桜の酒粕金平糖と。
 
予期せぬ嬉しいお土産がたくさんで、さっそく夜中に酒粕金平糖と黒胡麻金平糖を食べている私。
甘酒っぽい酒粕感が良い感じの金平糖も美味しかったけれど、なにしろびっくりしたのは黒胡麻金平糖。甘くて美味しいのに、笑っちゃうくらい濃厚な胡麻味。一体誰が何を思って黒胡麻を金平糖にしようと思ったのかが謎なところだけれど、黒胡麻金平糖はたいそう美味しかったのだった。

2012年10月24日水曜日

カスレ風。

チーズトースト
ヨーグルトwith自家製ジャム
カフェオレ
「今日はチーズトーストが食べたい」
と、なんだか明確に思い立って、脇目もふらずチーズトースト。
 
「ヨーグルトも食べたい」
と、これまた脇目もふらずプレーンヨーグルト。……私、どうやら乳製品に飢えていたらしい。毎日牛乳口にしているのにね(ミルクティーとかカフェオレとかで)。
 
ヨーグルトに添えるようにと出したのはりんごジャムとココナッツパインジャム。息子が手にしたのは当然りんごジャムで、
「うん、やっぱりこのジャム旨いよ」
とか言いつつ山盛り添えようとするから「それは入れすぎ」と諫めたりして。
 
私もちらっと食べたりんごジャムは、確かに素晴らしくヨーグルトに似合っていたりジャム自体もたいそう美味しいものだったけれど、でもやっぱり私は「ヨーグルト+ココナッツパインジャム」の組み合わせが最高に好きなんだなぁ。もうどうしましょうというくらいに好みな味。
 
ときどーき、お昼御飯に、リッツ+クリームチーズ+ココナッツパインジャム少し、なんてカナッペ風のものを2~3個作ってつまんだりしているのだけれど、これまた1個食べるだけで「よーし午後もがんばるぞー」とやる気が出てくる、そんな感じだ。
チーズ(カマンベール)+いちじくジャム
白いんげん豆の煮込みカスレ風
羽釜御飯
麦茶
今日は区役所に行って図書館に行って、午後はPTAの集まりがあって、たいそう精力的だった1日。
 
普段人と話さない生活をしているから(息子があれこれ話してくれるたちだから朝食夕食時にはそれなりに会話するけれど、息子不在の朝7時から夕方5時までで発声した言葉は「りゃんりゃーん!もふもーふ!」だけだったりとかざら……)、今日1日で2週間分くらいの会話をした気分。楽しかったし有意義だったけど、つっかれたー。
 
……で、会合終わったのが5時半頃で、それからバタバタ家の事やって、そういえばと冷蔵庫を見れば手元にあるのは「煮込み用の豚」と「煮込み用の牛」の2つ。こういう時に限って調理しやすい薄切り肉を用意していなかった。
 
作ろうと思っていたカスレ風の煮込みなら1時間弱でできるけど、でも材料全部切ってから炒め始めるのは更に時間が遅くなっちゃうなぁと、
「ちょいと息子さん。夕飯作るの手伝ってよ」
と、久しぶりに2人で夕食の支度を。
 
息子にフライパンをふるのをまかせて、私は横で次々野菜を切っていく。
 
まずは一口大に切って塩胡椒したブロックの豚ロース肉と拍子木切りにしたソルトポークを炒め、そこにみじん切りにした玉ねぎとにんにくを投入。更に皮を剥いて一口大に切った人参とじゃがいもも投入。あとは水煮いんげん豆(先日圧力鍋で仕込んだ豆の残り)、水、顆粒コンソメ、ローリエ、タイム、クローブ、トマトピュレを次々投入して、煮込んでいく。
 
本当はソーセージも入れると良かったのだけれど、あいにくソーセージは買い置きがなかったのだった。
 
めでたく煮込み料理の準備ができたところで御飯を炊いて、「そういえばサラダ野菜も無いわ……」と思い至って、せめてもと「もう1品」にはチーズを出すことに。長期保存可能なカマンベールがまるっと冷蔵庫にあったので、それを開けて、いちじくジャムを少量添えて出してみた。かなりマイルドな味の(意地悪な言い方すれば味気ない……)カマンベールだったので、ジャム添えて風味づけするのがちょうど良い感じだった。
 
……で、思いのほか、スパイシーに煮上がったカスレ(風)。
 
クローブが思った以上に良い仕事をしまくってくれたようで、かなりエスニックな香りぷんぷんの煮込みのできあがり。ソルトポークがまた良い仕事をしてくれたようで、塩加減もばっちりだった。
 
じゃがいもが適度に煮崩れて全体がぽくぽくした食感になった豆入り煮込みの夕御飯。
 
豆って、昔は本当にカケラも興味がなかったのだけれど、今はかなり好き。手軽な缶詰の食感も悪くないけど、乾燥豆を水で戻して煮るわくわく感も素敵だ。「フムス」とか、良いよねぇ……うちのフードプロセッサーでも美味しく作れるかなぁ。

2012年10月23日火曜日

ぶぶうなぎを食べる

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ぶぶうなぎ茶漬け

麦茶
昨夜は妙に蒸し暑くて、寝苦しかった一夜。
 
眠りも浅かったみたいで、「続きもの」みたいな夢を3つ連続でみた。3つの夢を鮮明に覚えているというのも珍しく、思わず書き残しちゃう。
 
1つめの夢。
「現地で会おうね」とだんなと待ち合わせていた"午後7時開始"のイベント(多分脱出系のイベント……)に出かけようと家を出るのだけれど、向かう電車の中で本当は"午後6時開始"だったことを知って間に合わないことに愕然とする。えー、行きたかったのに、すごく行きたかったのに!と、電車の中なのにおいおい泣く私。ここで覚醒。「おいおい泣く」なんてしたことないのに、一体どうした私。
 
2つめの夢。
やれやれ夢でよかった、と、起きて水飲んでベッドに戻ったら、「今度こそイベントに行こう(前回のは夢と認識していて、今回こそ本番だ、って感じ)」という夢になっていた。今度こそ間に合う時間に電車に乗る私。なのに乗った電車の中に「咳が止まらない人がいる」という理由でその電車が止まってしまう。電車動かない。駅と駅の間の停車で他の経路で行くこともできない。またイベントに行けなくて、すごくがっかりする私(今度は泣かなかった)。ここで覚醒。
 
3つめの夢。
変な夢ばっかりみる……と、もう一度寝たら、「イベントに行けなかったことだし、焼き肉食べに行かないか」と誰かに誘われる夢になった(誰だったかは覚えてない)。でも誘われて行った先は、誘ってくれた人以外は全く知らない人ばかりでしかも目上っぽい人ばかり。とてもじゃないけど箸が出せない。
「焼き肉食べたい、でも食べられない……」と煩悶しつつ、「ちょっとお化粧室へ」とトイレに逃げたら、トイレがだだっ広くて、なのに使い勝手が悪くて、「どうしろと!?」と頭抱えたところで覚醒。あ、私トイレに行きたいんだ……と、トイレに行ってからベッドに戻ったら、朝まで爆睡。
 
……こんな感じ。
 
ああ、どうせだったら焼き肉食べたかったなぁ……というのが感想だったりするのだけれど、「号泣する」というエピソードは、きっと最近やたらと目にする東京ガスのCMのせいじゃないかと(卓球の試合で負けて帰宅した子がお母さんに「先にあっちで出しちゃえば?汗とか全部」と言われ、風呂場で号泣する、というやつ……)。
 
ともあれ、今日の朝御飯は「ぶぶうなぎ茶漬け」。
 
京都で買ってきたは良いけれど、なかなか食べる機会が訪れなかったので冷凍庫に入れておいた「大國屋」の「ぶぶうなぎ」。
 
食べてみるか、と、お茶漬けでいただいてみることにした。
添付のリーフレット及びwebサイトの文章によると
 
ずーとむかしからのタレに北山の山椒の実をたしてながいことたいたのが山椒うなぎ
食べはるときは1センチくらいに切らはって
お茶づけにしゃはったりお酒の肴にしゃはったりあつあつのごはんにのせたりしゃはる
お粥さんもおいしいしおにぎりに入れるのもおいしおす
ぶぶづけにしゃはるときはぶぶあられをのせてお茶づけのお茶をかけるのがいちばんええ
 
というもの。つまりは山椒たっぷりの鰻の佃煮、という感じだ。家庭用の不揃いものを1パック買ってきていた。
 
これを御飯に2切ればかり乗せて、一緒に買った「ぶぶあられ」も散らして。茶漬け用のお茶として専用の煎茶とほうじ茶が店頭で売られていたけれど、これは手持ちのほうじ茶にした。
 
ほのかに香る山椒の存在感と、甘さ控えめに、でもこっくり煮られた鰻がとても良い感じ。「鰻の山椒煮」というのを他でちゃんと食べたことがないので比較のしようもないのだけれど、これはたいそう美味しかった。そのまま食べてももちろん美味しいので、「お酒の肴にしゃはったり」するのも勿論美味しいだろうなぁ。個人的にはおにぎりに入れるのもやってみたい感じ。
 
夢見が悪くて、天気も悪くて幸先悪い火曜日スタートだったけれど、美味しい朝食でやる気が出てきた。
天候崩れる前にと急ぎスーパーにだけ行って、今日行く予定だった区役所と図書館は明日以降に延期。夏のタオルケットを綺麗に片付けたり、そんな感じで。
豚肉のしょうが焼き風サラダ丼
豚肉、豆腐、ごぼうの味噌汁
麦茶
今日は豚ブロックと白いんげん豆の煮込みをしようかなーと思いつつ、習い事帰りの息子はもっと「がっつり!肉!」がよろしかろうということで献立変更。肉丼&肉の汁と、全体的に肉肉しい献立にしてやることにした。
 
豚肉の生姜焼きは、オイスターソースも少量入るケンタロウさんレシピで。生姜たっぷり、こっくり炒めた焼き肉カットの豚肉を御飯に乗せて、あとはサニーレタスとトマトを飾った。仕上げに炒り胡麻も少々。
 
息子からはばっちり喜ばれ、いつもよりも少し遅めの夕食は全体的に食欲をそそる感じで私も満足。
 
生姜焼きのたれにオイスターソースを混ぜると、いわゆる「生姜焼きの味」とはちょっと違う風だけれど、コクが出て御飯に似合う味になる。丼にするにはぴったりな味付けだった。
 
塩きのこ。色々使えそう……かな? そうそう、今日はきのこ瓶詰めも一つ作った。
 
「塩きのこ」は、『私の保存食手帖』(飛田和緒/著 扶桑社 2008.05)に掲載されていた保存食。
 
「きのこ狩り名人に教わったきのこの保存法」とのことで、簡単に書くと、きのこ5種各2パック(しめじ、しいたけ、エリンギ、えのき、舞茸)をゆがいてから瓶詰めし、塩大さじ2を回しかけて保存する……という感じ。そのままパスタの具や炊き込みご飯の具に使うことができるのだそうだ。保存は冷蔵庫で1週間。
 
今日はきのこがお手頃価格だったのだけれど、「きのこ料理」は種類が多いほど幸せな反面大量に買うと持てあますことにもなるわけで……と、この「塩きのこ」に加工してみることにしたのだった。
 
買ってきたのはしめじ、しいたけ、エリンギ、舞茸の4種類を1パックずつ。大きな瓶に1個ぎっちり分になり、塩は大さじ1弱。近いうちに炊き込みご飯にでもしてみようかな。

2012年10月22日月曜日

京都のお菓子とか

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バタートーストwithりんごジャム
ミルクティー
今朝はお茶漬けにしよう、御飯食べよう♪と、朝起きるなりお湯を沸かして、
「……いやいやいや、米炊いてないじゃん、作れないじゃん」
と愕然とする月曜の朝。
 
昨日の夕食の鍋では最後にうどんを食べたから、御飯は炊いてなかったのだった。こういう時にタイミング悪く、冷凍庫に入っているのも「炊き込みご飯」とか、そんなのばかり。
 
タイ米の御飯は冷凍してあるけど、タイ米のお茶漬けというのもファンキーな事になりそうだしなぁ……と、沸かした湯は紅茶を淹れるのに使うことにして、普通にトーストを用意した。こんがり炙った食パンにバター塗って、添えたのは昨日作ったばかりのりんごジャム。
 
ちょっと煮詰めすぎて固めなうえに甘さも濃厚めになった感があるけれど、それでも薄ピンク色のりんごジャムは市販のそれに負けない美味しさ。息子も私もついついジャムたっぷりめでいただいてしまった。
「亀屋清永」の「清浄歓喜団」
抹茶入り玄米茶
秋旅行のお土産を淡々と日々楽しんでいるここ数週間(主に金平糖とか、金平糖とか、金平糖とか)。
 
今日おやつにといただいたのは、京都「亀屋清永」の「清浄歓喜団」。1ヶ月ほども日持ちのするお菓子なので、長らく後回しにしていたのを今日食べることにしたのだった。
 
奈良時代に遣唐使が仏教と共に日本へ持ち込んだ「唐菓子」の一種だそうで、手のひらにころんと乗る巾着方の可愛い形は「金袋」になぞらえているのだそうで、結び目は「八葉の蓮華」。そもそも天台宗、真言宗などの密教のお供えものだったのだそうだ。とても庶民が口にできるものではなかったとかで、「ユニクロのジャージ着用の庶民がおやつにしてごめんなさい」という気分。
 
「清め」の意味を持つ7種の香を練り込んでいるとのことで、その風味は独特だけど、「あ、でもなんか懐かしい匂いなような気がしないでもない」という感じ。
 
身体の清めに使う「塗香」というのがあって(手水がない寺社でお参り前に手につけたりする)、お菓子の香りはその塗香と同じ方向。なんともエキゾチックな良い香りのお菓子だった。
 
「とっても美味しい!」と諸手を挙げて主張するような類のものではないけれど、歴史のある京都ならではのお菓子だし形状もユニークだし、これはなかなか楽しかった。
野菜と牛肉の具沢山塩炒め
豚肉、豆腐、ごぼうの味噌汁
刻み沢庵
羽釜御飯
麦茶
豚薄切り肉と牛薄切り肉の半端な残りが200g弱くらいずつ。どちらも「メインのおかず」にするには物足りない分量で、野菜の方も「いかにも残り物」然とした半端なものばかり。
 
鍋にと買った余りのキャベツとニラともやし、あとはパプリカ、ピーマン、人参あたり。豚と炒めたい気分になったところだけれど、「豚は汁物に使おう」と、野菜は牛肉と炒めることにした。
 
炒めものの味付けは枝元なほみさんレシピの「塩だれ」で。ゴーヤーの炒め物などに良く使っていたにんにく入りの塩だれは、塩味の焼き肉のたれと似た方向ではあるけれど、化学調味料臭さがない自然な味だから何かと使い勝手がいい。作っておけばそこそこ日持ちもするので、折をみて作っているのだった。
 
豚肉の方は、ごぼう、豆腐と一緒にこっくりめの味噌汁に。まんま「豚汁」にしようかとも思ったのだけれど、残念ながら大根がなかったので「けんちん汁」的なものになった。
 
「……というわけで、"ザ・残り物!"って感じの献立になりましたが」
物足りなかったら、御飯お代わりして米の飯を堪能すると良いよ~と息子に言ったら「うん!そうする!」と。
 
結局、炒め物の量がちょっと控えめだったので、息子も私も御飯をお代わり。京都で買った刻み沢庵をしこたまかけて2杯目の御飯を堪能した。