2012年7月31日火曜日

2012年07月[写真一覧]

2012年07月01日
2012年07月02日
2012年07月03日
2012年07月04日
2012年07月05日
2012年07月06日
2012年07月07日
2012年07月08日
2012年07月09日
2012年07月10日
2012年07月11日
2012年07月12日
2012年07月13日
2012年07月14日
2012年07月15日
2012年07月16日
2012年07月17日
2012年07月18日
2012年07月19日
2012年07月20日
2012年07月21日
2012年07月22日
2012年07月23日
2012年07月24日
2012年07月25日
2012年07月26日
2012年07月27日
2012年07月28日
2012年07月29日
2012年07月30日
2012年07月31日

香菜たんまり

目玉焼きトースト
ヨーグルトwithココナッツパインジャム
カフェオレ
朝御飯は久しぶりに「目玉焼きトースト」。
 
魚焼きグリルでやって焦がすと悲惨だなと、久しぶりにオーブンのスイッチを入れてみた。食パンにバター塗ってマヨネーズ塗ってハム乗せて、生卵割り落としてピザ用チーズを散らしたら220~230度で13分くらい。黄身がぎりぎり固まったくらいでいただくのがお気に入りだ。
 
こうも毎日暑いと朝に熱いものを食べるのもおっくうで、ゆえにチーズの消費も控えめになりがち。買い置きのチーズがダメになっちゃう~と、それもあって作ってみたのだけれど、ちゃんと手をかけて作ったものはやっぱり美味しい。
 
食後には、自家製ココナッツパインジャムを落としたヨーグルト。やっぱりこのジャム、ヨーグルトにすごく似合う。クリームチーズにも似合いそうだから、ワッフル焼いて、クリームチーズ混ぜたホイップクリームを添えてこのジャムでいただくのもきっとすごく美味しいだろうなー……なんて思ったりした。息子の弁当作りが不要になったら、やってみるかな。
 
で、今日の息子の弁当は、とうもろこしご飯・豚肉の生姜焼き・茹でもやし(生姜焼きの下に敷いた)・ほうれん草のおひたし・デラウェア……という感じで。そろそろ微妙にネタ切れ気味。タコライス弁当も、電子レンジ使えないとちょっとがっかりな感じになりそうだしなぁ……焼きそば、パスタ、うーん……と、悩ましい今日この頃なのだ。
キャベツのみそマヨあえ
中国風ひき肉混ぜ御飯
中華風コーンスープ
麦茶
午前中はささっとスーパーに買い物に行って、肉や野菜を買い込んできた。夕飯は、手元に残るきのこと筍を食べてしまいたいなぁ……というのがお題。合いびき肉を買ってきたので、ハンバーグにしてきのこソースかけようかなーなどとレシピ探しながら考えた結果、ケンタロウさんレシピの「中国風ひき肉混ぜ御飯」を作ってみることに。
 
オイスターソースベースのたれで、合いびき肉ときのこ、筍炒めて、それを温かいご飯に混ぜる、というもの。パッと見、炒飯のように見えなくもない。……というか、具を仕上げた後に卵と一緒に炒飯にしても美味しそうな料理だった。
 
今は手元に香菜の買い置きがあるので、何にでも香菜をトッピングしている「香菜強化週間」中。たいてい息子の皿にはお愛想適度に葉を1枚2枚乗せて、私の方にはたっぷりと。
 
連日の香菜攻め(というほど息子には食べさせていないし、息子も一応口にはするし)に、息子はちょいちょい
「お母さん、はやくパクチーハウスに行ってみればいいのに」
と。「パクチーハウス東京」は、香菜好きなら憧れてやまない、香菜料理だらけの香菜料理専門店だ。なんとカクテルにまで香菜が入ってるとか(カクテルならぬ「パクテル」だそうで……。
 
「いや、でもさ、あそこランチタイムやってないんだよー。夜行くしかないわけだけど……そしたら君も行く?」
「やだ」
「……でしょー?」
 
一緒に行ってくれそうな友人は何人かいるんだけどねぇ、なんて言っていたら
「いや、僕留守番でいいから。夜一人で食べるとか全然いいから、お母さん行ってみればいいのにー」
と息子は言うのだった。一緒に行って、香菜控えめ料理選ぶか、てか香菜部分はお母さん全部食べてあげるよ?と言っても
「だってきっと店全体がパクチー臭いんでしょ?そこに堪えられそうにない」
ですって。……確かに、そうかもしれないねぇ……(パラダイスだねぇ……)。
 
そんな事話しながらの今日の夕御飯。香菜が似合う中華風混ぜご飯はなかなか美味しかった。
 
缶詰ではなく生のとうもろこしを使った中華風コーンスープも、缶詰ではとうてい味わえない自然な甘さとプチプチ感が良い感じ。
 
「キャベツのみそマヨあえ」はこれまたケンタロウさんレシピで、ちぎったキャベツをマヨネーズと味噌、胡麻油と塩で和えたもの。和風なのか洋風なのか判然としない味付けだけれど、なんというか「居酒屋風」で、これも美味しかった。  
一応夏バテ的な感じになっているのか、このところ「がっつり肉!」という感じではなかった夕御飯。明日はスペアリブ買ってきてあるから、久々に「がっつり、肉!」にする予定。あ、ビール冷やしておかなきゃ。

2012年7月30日月曜日

肉茹でて、ゴーヤーも茹でて

バタートースト 1/2枚
神戸屋 レモンチーズパイ

アイスカフェオレ
昨日はスーパーに買い物に行ったので、「……月曜のお弁当はうどんでいいかな」と天ぷら買ってきて、お手間少なめうどん弁当。
 
冷やしうどんと凍らせただし、天ぷら2種類は小海老のかき揚げとさつまいも天。茹でた青菜と刻みきゅうり、別容器にデラウェア。調理らしい調理はほとんどしなくて良い、私にとってはたいそうな「手抜き」な弁当なのだけれど、息子はこれがたいそうお気に入り。
 
容器にしっかり凍らせただしは昼までぎりぎり溶けきらずに冷たく保たれるのだそうで、この暑さに「冷たいうどん弁当」はきっとすごい御馳走なのだろう。この調子で「冷やし中華」もやってみようかなと思ったものの、冷やし中華はたれの量が圧倒的に少ないから、たれを凍らせたところで「ぬるい冷やし中華」になってしまいそう。やっぱりうどんが無難なのであるらしかった。
 
で、朝御飯はパン。
 
2個セットだった「レモンチーズパイ」は、スーパーの特売菓子パン。神戸屋だったらそう不味いものでもないかな?と買ってきてみた。
息子と1個ずつ分けて、それだけでは物足りないかなとトーストも半切れずつ。こちらはパイナップルジャム添えながらいただいた。桃とカフェオレ、いつもな感じの朝御飯。
 
レモンチーズパイは、「スーパーで買うパンにしては、まぁまぁかなー」という味だった。パン屋の菓子パンの半分の値段だから味も半分……みたいな。
 
さて、今週末からいよいよ我が家の夏休み。息子の部活も一段落するし、だんなも休みをとって帰ってくる。遊びの予定をたっくさん詰め込んでいるから、今のうちに真面目に仕事しとかないとね。がりがり。
ゴーヤーのみょうが風味
茹で豚 オニオンジンジャーソース
鶏そぼろと豆腐の中華風スープ
羽釜ご飯
麦茶
今日の夕御飯はケンタロウさんレシピの「茹で豚 オニオンジンジャーソース」。
 
字面のまんま、茹でた豚に生姜風味の玉ねぎソースをかける、というもの。豚肉は、昨日青椒肉絲用に切り分けた肩ロースのブロックの残りを使った。
 
日持ちさせるために軽く塩をすりこんでおいた豚肉と長ねぎの青いところと生姜とにんにく1かけずつ落とした湯で茹でて、ソースはみじん切り玉ねぎ炒めて醤油と味醂で煮絡めて、最後にバターとおろし生姜おろしにんにく落として作る。茹でたもやしとクレソンを添えた。
 
あとは、ベランダ栽培のゴーヤーを食べようかなと、「ゴーヤーのみょうが風味」を。
 
刻んで茹でたゴーヤーの上に千切り茗荷→酢と醤油と砂糖を同量合わせておろし生姜加えたたれをかける→煙が出るまで熱した胡麻油を少量かける→香菜散らす
 
という感じ。雑誌に掲載されていたレシピだったと思う。ゴーヤーは「大好物」とはいえない食材ではあるものの、茗荷と香菜は大好物だから、これはなかなか好みな方向の副菜だった。でも、息子は茗荷も香菜もあまり好きじゃないから、この皿は地獄の一品だったかも。(一応平らげていたけど、渋い顔して箸動かしていた……)
 
幸いにして息子も私も夏バテとは無縁だけれど、なんだかそろそろがっつりしこたま焼き肉でも食べに行きたいような感じ。駅前の焼き肉屋はまだ改装工事やってるのかしらん……。

2012年7月29日日曜日

スイスロール焼いたり

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
豪華な鮭茶漬け
麦茶
今日はちょっと趣向を変えて、お弁当をパンにして、朝御飯を白米に。
 
一応、「弁当は米だしなー」ということも考えて、連日パンの朝御飯にしていた(私がパン好きだからという理由もあるけど、でも一応そのへんも考えていたのよ……)ところだったので、今日はこれ幸いとお茶漬けの支度。
 
冷やご飯に熱いお湯注いで、それほどには「あっつあつ」な感じにせず、いただいた。自家製鮭ふりかけもたっぷり入れて、とてもリッチなお茶漬けに。鮭さえあればあとは手持ちの材料(海苔と胡麻と鰹節)でできるふりかけ、めっちゃ便利だ。自然な味なのも良い感じ。朝からなんだかすっきりした気分になれた。
 
そしてお弁当は、バゲットを使った4種のサンドイッチ。
 
本当は「照り焼きチキン」的なものも入れたかったのだけれど、うっかり鶏は使い切ってしまったところなので、ド定番の組み合わせになってしまった。卵のマヨ和え(燻製塩でほんのり風味づけ)、ツナマヨ(刻み玉ねぎ、ピクルス入り)、ハムチーズきゅうり、そして甘味のも1つ入れるかなと、バター&パイナップルジャム。
 
4種類のサンドをオーブンペーパーとアルミホイルでくるみ、別容器にコールスローと葡萄を詰めた。サンドイッチは倍量作って、それは今日の私のお昼ご飯。
 
というわけで、日曜なれど息子は不在で、私は変わらず「いつも通り」な感じの一日。スーパー買い物行って、図書館行って、ゆるゆる過ごす事にした。
スイスロール
アイスカフェオレ
スーパー行って生クリーム買ってきたので、「じゃあ作ってみましょうか」と昼過ぎに取り組んでみたのは「スイスロール」作り。
 
ほぼ日刊イトイ新聞」内コンテンツ「なかしましほさんのちいさなレシピを1ダース。」、7月27日のお題は「スイスロール」なのだった。
 
正式なレシピのtweetがあった後に、「天ぷらバットなら」と少量版レシピも紹介されていたので、今回はこちらのミニサイズで作ってみることに。天板1枚分のロールケーキを食べきるのは、2人家族ではちと大変だ。
 
スイスロール:卵3個+砂糖70gを人肌まで湯煎して、もこもこに跡が残るまで泡立てる(電動4分)。油大1を混ぜ、ココア20g+薄力粉40gをふるって泡立て器で手早く混ぜ、天板(約30cm)に流して190度のオーブンで10分焼く。生クリーム150ml+砂糖大1を泡立て巻く。
 
天ぷらバットなら2/3量でいいかも。卵2個、砂糖50g、油大1、薄力粉35g、ココア15gで焼き時間は一緒。クリーム100ml、砂糖大1で。
残りの材料は手持ちのがある、余裕余裕♪と思っていたのだけれど、なんとココアと思っていたものがココアじゃなかった。だんながおフランスで買ってきてくれた、「マキシム・ド・パリ」の、ホットチョコレートミックスだった。粉末状で、砂糖も入っているタイプのもの。
 
何度か冬にいただいていたので、「マキシムドパリのココアがあったよねー?」と使いさしの袋を引っ張り出してみたら、袋に「チョコレート」の文字があって「あ、ココアじゃなかった……」と。
 
「ココア」と「ホットチョコレート」、ほぼイコールとみて良い向きもあるらしいのだけれど、厳密には含まれるココアバターの量の違いがあるみたい。
 
「……まぁ、でも、いいか」とそのままこの粉末を使って続行してみた。ココアを入れたら、その油分で卵の泡が消えていってしまうらしいので、手早く混ぜたのだけれど、焦りすぎて(か、あるいはもともとの粉末の粒が大きめだったのか……あるいは細かすぎて粉ふるいじゃダマが消えなかったのか……)生地にチョコ色の水玉模様がほんのり残る生地が焼き上がってしまった。ふわふわ加減は悪くなかったけれど、やっぱりココアを使うべうきだったかなぁ。
 
そもそも「ロールケーキを巻く」という作業も人生でまだ2度ほどしかやったことがなくて、この作業にも苦心。キュッと巻こうとするとクリームが押し出されてしまうし、なんとかそれっぽい感じに巻きあげて、ぱぱっとラップで包んで冷蔵庫で馴染ませることに。……でもここでまた慌て過ぎちゃって、そうやら天地を逆にしちゃったっぽい。「巻き終わり」がちゃんと下にならないと、これって見栄えが悪いのね……と、カットする段になって気がついたのだった。
 
スイスロール作りました~ というわけで、少なからず不格好な形になってしまったけれど、こんな感じで。
 
幸い、息子の部活が早めに終わったそうで、冷蔵庫に入れてひんやり冷えたスイスロールをちょっと遅めのおやつに食べることができた。
 
乳製品好き&バニラ好きの自分としては、自ら望んで作るロールケーキだったらプレーンなタイプのものを作ってしまうところ。ココア味というのも新鮮で悪くない。全体に甘さ控えめで、小ぶりなサイズもあいまっていくらでも食べられそうな味わいだった。……でもまだまだ精進努力が必要だ。
皮蛋豆腐
青椒肉絲
鶏そぼろと豆腐の中華風スープ
とうもろこしご飯
麦茶
今日の夕飯は、なんだかとても美味しかった。献立の組み合わせも我ながら悪くなかったし、どれも好きな味ばかりで「御馳走!」という感じ。
 
メインのおかずは青椒肉絲。もやしとエリンギが入る、野菜炒め風の「チンジャオロース」は、図書館で借りてきた『だれでも炒めもの達人になれる』という本に載っていた。著者は中華の料理人、五十嵐美幸さん。
 
家庭のコンロの火力で美味しい炒め物を、と、事前に具材に油を絡ませておいたりするちょっと変わった手法を提唱している本だった。この青椒肉絲も、肉に下味つけついでにサラダ油をまぶしておく。肉をしっかり炒めつけてからエリンギ、筍、もやし、ピーマンを次々加えて炒め合わせ、スープと醤油、オイスターソースなどを加えてざざっと絡めてできあがり。
 
いつものやり方と微妙に手順が異なる方法だったけれど、確かにこれは理にかなっているのか、良い感じにシャキッとした炒め物ができあがった。味つけの具合も良い感じ。
 
皮蛋豆腐は適当に、
 一口大に切った豆腐を深鉢に盛る
→上からちらっと醤油かける
→ハサミでちょきちょき切った皮蛋乗せる
→香菜をぶわっと乗せる
→刻み長ねぎも乗せる
→とどめに「桃ラー」をかける
 
……という感じで適当に。適当にやった割には幸せに美味しかった。久しぶりの山盛り香菜にうっとりの私。
 
スープは調理済みの鶏そぼろ(三色丼の残り)を使って、豆腐も加えてかき玉汁に。鶏そぼろに適度に醤油生姜味が染みていたこともあって、味付けは顆粒鶏ガラスープと塩をふったくらい。
 
そして何より美味しかったのがとうもろこしご飯♪
 
先月号の『きょうの料理』は塩麹ブーム再燃、ということか、塩麹のプチ特集が組まれていて、その中に掲載されていたレシピだった。
 
いつもの水加減で米2合と水を釜に入れ、そこに塩麹大さじ2ととうもろこし1本分のほぐし実(レシピでは生だったけれど、今回は既に茹でてあったのをほぐして入れた)を加えて炊きあげる。蒸らしのタイミングで茹でて鞘から出した枝豆入れて、最後に混ぜればできあがり。
 
とうもろこしご飯を作ったのは今回が初めてではなかったものの、美味しさは今回がダントツだった。とうもろこし自体美味しいものを使っていたせいもあるかと思うけれど、多分この旨味は塩麹効果だったと思う。適度な塩気と丸い旨味が加わったとうもろこしご飯はたいそう美味しくて、私も息子もご飯をおかわりしたのだった。
 
というわけで、さして肉っ気はなかった(今日の夕飯は2人分で計100gも肉を使ってなかったと思う……)のにたいそうな御馳走感があった今日の夕御飯。
 
「肉が出てれば御馳走」というわけではないんだなぁ、なんて改めて思ったのだった。

2012年7月28日土曜日

おいしいおかき。

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「サンジェルマン」のマンゴー&オレンジ
ヨーグルト(ダノンbio 白桃)
アイスカフェオレ
週末も連日弁当、の今週。
 
6時過ぎに起きて、「そういえば、開会式って5時頃からやってたんだっけ?」とテレビをつけたら、ちょうど各国入場が始まったところだった。というわけで、今日からロンドンオリンピック。
 
「息子、息子、起きなよ、そろそろ日本が入場するよ」
と途中で息子にも声をかけ、「今日の弁当の準備は簡単で済むもので良かったなー」と思いながらささっと弁当の準備をした。
 
今日の弁当は「牛すね肉の醤油煮丼」。
 
圧力鍋でシンプル味に煮た牛すね肉の残りを、老酒と醤油を同量ずつ合わせたところに砂糖を少しと八角のかけら、にんにく1かけを落とした煮汁で軽く煮て、最後にししとうも加えてさっと煮て、火を止めてからゆで卵を漬けて。
それを昨晩のうちにやっておいたので、今朝は温め直してご飯の上に乗せるだけ。
 
あとは茹でほうれん草と、チーズはんぺんを焼いたのと、ちくわの磯辺揚げ(これは冷凍食品)、そして葡萄(デラウェア)。
 
そして朝御飯は、「出してすぐ食べられるものを」と「サンジェルマン」で買ってきた甘いパン。「マンゴー&オレンジ」という新商品は、「マンゴーのほのかな甘みにオレンジの風味を加え、マンゴーの形に焼き上げました」というものだそうで、説明だけでは生地がマンゴーなのか、クリームを包んでいるのかちょっとわからなかったけれど、美味しそうだなと試しに買ってきてみた。
 
ツヤツヤとした照りのある、白っぽいマンゴー型のパンの中には色鮮やかなクリームが。マンゴーとオレンジ、両方の味がする甘酸っぱいクリームが詰まっているパンで、思っていたよりも甘さは濃厚、でもなかなか好みな味がした。我慢できずに朝から冷房つけた部屋で
「あ、このパン美味しいね」
などと言いつつもぐもぐもぐ。
 
そういうわけで、朝寝することもなく朝からがっつり活動開始。気温が上がりすぎないうちにと(いやもう既に充分暑いんだけど)掃除洗濯、植木鉢の水やり等々していると、段ボール箱が届いた。中身は「新潟味のれん本舗」のおかき色々♪
「新潟味のれん本舗」の
 もろこしあられ
 越乃豆もち
麦茶
「……美味しい豆おかきが食べたい」
と思ってしまった数日前。
 
ちゃんと美味しいのが食べたい、スーパーとかのじゃなくて専門店のおかきが食べたい、とムラムラしてしまって、でもあいにく地元にこれという店や品はなく。千葉のデパートとか行けばあるかなぁ、でもめんどくさいなぁ……と、「送料が多少かかってもいいや」とネットで検索してみた。
 
そこで見つけた「新潟味のれん本舗」という新潟のおかき屋さん。
似たようなネットショップは他にも色々あったのだけれど、webサイトがすっきりしていてわかりやすく、1ピースずつ単品包装されているというのもちょうど良く、そして何より気になったのが「きなこ雪餅」「もろこしあられ」という2つの商品。
 
やだこれ美味しそう、豆おかきも食べたいけど、あと、人気商品らしい田舎おかきとか揚もちとかも食べたいけど、でもこの2つはちょっと食べてみたいかも……とムラムラがピークに達してお買い物してしまった。少量多品種のセットものの内容を全部見比べた結果、定番商品が入った「団欒セット」に、単品の「もろこしあられ」と、もう一つ夏向け商品の「海老あられわさび味」をつけてもらうことに。
 
おせんべいだからけっこう日持ちはするけれど、けっこうたくさん買っちゃった。来週帰省するだんなにいくらか持ち帰ってもらおうかしらん……。
 
で、届いた袋を早速がさがさ開けて、もろこしあられと豆もちを出してみた。
 
焼きとうもろこしの香ばしい感じがちゃんとする「もろこしあられ」、カリコリした食感と袋に一緒に入ったピーナッツの存在もなかなか良い感じ。そして豆もちも、期待通りの美味しさだった。「どこのおかきよりもここのが美味しい!」と言えるほどには食べ比べをしていないので何とも言えないのだけれど、「そうそう、こういうのが食べたかったの」と充分幸せになれる味。
 
華美すぎず上品なパッケージも良かったし、これはなかなか良い感じ。
 
で、ちょっとしてから「やっぱりこれも食べてみよう……♪」と「きなこ雪餅」も1ついただいてみたのだけれど、これがすんばらしく美味しかった。元々私はきなこ好きだけれど、そんなきなこ好きの心にドストライクに来る美味しさ。和三盆ときなこがふわっとまぶしてある薄焼き煎餅で、その煎餅の焼きも淡い感じでまぶしたきなこもろともにホロモロッと崩れていく食感。絶妙な甘さと食感、「やだこれ美味しい!超美味しい!」と悶える結果になったのだった。
 
きなこ好きな方にこの品は本当にお勧め。
食べきったらまた買ってしまいそうな予感……。
 
甘酢らっきょう。美味しくおなり~♪ そして、今日の「3分保存食」(なにそれ)は、らっきょうの甘酢漬け。
 
そろそろ良かろう、と、塩水漬けにしていた「塩らっきょう」を小瓶1個分取り出して、昨日から真水に浸して塩抜きしていた。
 
それをさっと湯通しして、甘酢に漬けて冷蔵庫に。1週間くらいしたら、カレーの薬味でお馴染みの、あのらっきょうとして食べられるはず。美味しくできるといいなぁ……♪
茹で枝豆
コールスロー
ゴーヤ-と豚バラの味噌炒め丼
とうもろこしの冷製ポタージュ
自家製シャンディガフ
そして予定より1時間くらい早く帰ってきた息子。
 
「体育館で合奏したんだけどね、もう暑くてダメ、もうドロドロ……」
だってクーラーも扇風機もないんだよ!とのことで、生徒の疲労も極限に達して予定より早く終了したのであるらしい。早々にシャワーを浴びた後は、居間でゾンビのようになっていた。
 
ゾンビの疲れにゴーヤーは効くかしら……?と夕飯に作ってみたのは野崎洋光さんレシピの「ゴーヤーと豚バラの味噌炒め丼」。今日使ったのは我が家のベランダから収穫した白ゴーヤー。苦み控えめ、マイルドな味のゴーヤーだ。
 
ゴーヤーと豚バラの味噌炒め。うん、おいし♪ スライスしたゴーヤーとしいたけ、豚バラの薄切りを炒め合わせて、田舎味噌をベースにした調味料(味噌に卵黄、酒と砂糖、味醂を合わせる感じ)を加え炒める。それをご飯の上に盛っていただく。
 
液体調味料の分量は少なめ、醤油も入らないので、かなりがっつりと味噌味だ。
 
あとは作り置きのものあれこれ出して、暑さに耐えかねて「シャンディガフ」("第3のビール"に自家製ジンジャーシロップ垂らしたもの)も用意。
 
常からのずぼら根性も多分にあるのだけれど、このところとみに「冷蔵保存できるおかずをまとめ作りして数日かけて食べる」ことが多い今日この頃。「息子と2人分だけ作る」というのが、手間はかかる割に食材があまり減らなくて、食材管理が微妙にめんどくさくてつい「まとめて作っちゃえ」となってしまうのだった。
 
重宝していたコールスローもそろそろ食べきる頃合いなので、また別の何かを仕込んでおこうかな。
 
ゴーヤーと豚バラの味噌炒めは、期待どおりにほとんど苦さを感じないマイルドな炒め物になった。白ゴーヤーなのでおかず全体の見た目もあっさり白色系。甘じょっぱい味噌味だったので、むしろニガニガした緑ゴーヤーの方がこの料理には似合ったかも……と思いつつ、今日もがっつり小ぶりのゴーヤー1本を食べきったのだった。

2012年7月27日金曜日

絶品自家製かき氷

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「アンデルセン」のダンボ&チェダー チーズロール

アイスカフェオレ
今日の息子のお弁当は「オムライス」。
 
えーと、今日が27日だから……夏休み連続弁当作りの日々も残り8日。がんばれ私(息子もがんばれ)。
 
夏場ということで、卵でご飯包んだのをこちゃこちゃいじって弁当箱に詰めるとかしたくなくて(ただでさえ不器用だから……)、「チキンライス上に、しっかりめに焼いたオムレツトッピング」の簡易版オムライスにした。鶏肉たっぷり、コーンも入れて、あとは玉ねぎ、人参、グリンピースの代わりには枝豆を。
 
こんがり良い色に焼けたオムレツを乗せた後、小袋入りケチャップでも添えてやれば良かったのだけれどあいにくそんなものはなく、「じゃあ私がしぼっておいてやろう♪」とチューブを手にとって……魔が差した。
 
レモン型をしたオムレツの上に 「´・ω・`」の顔文字をにゅるにゅるっと絞って「いぇーい、キャラ弁♪」とかやってしまった私。二段弁当の残り一段にはコールスロー、グラタン(冷凍のお総菜)、葡萄(デラウェア)を詰めておいた。
 
……で、夕方帰ってきた息子に
「弁当美味しかったよ。でも、アレ……なに?見た後"はぁ?"って声出しちゃって、蓋閉じちゃったよ」
と苦笑いされた。
 
「なんか、ショボーンの顔があったんだけど!ていうか、なんでショボーン?」
「わかった、そうだよね、今度絞る時は"キリッ" (`・ω・´) にするね!」
「違う!そうじゃなくて!」
 
ぎゃあぎゃあ言いつつも息子は笑っていて、ゆえに受けが悪いというわけではなかったらしいので、ケチャップ技だったらまた遊べるかなー遊んじゃおうかなー、なんて思ったりした。さすがに「ふりかけでハート作る」とかはやらないから、息子よ、安心したまえ。
 
朝御飯は、「アンデルセン」のチーズロール。フランスパン生地に2種のチーズをトッピングした小ぶりだけれどリッチなパン。
 
今日ももれなく朝から暑くて、この連日の暑さに「卵を焼いて添えよう」という気力も減退気味。パンとカフェオレ、あとは桃を剥いて食べて終いにした。
 
山梨産の桃はまだちょっと固くて「甘いところは甘いけど、赤くないところはじんわり渋みもある」という味わい。蜜のようにとろけるように甘い桃、食べたいなぁ……高いの買えば絶対美味しいってわけじゃあないんだよねぇ……。
白桃かき氷
ここ数日、私を悩ませていたのは「保存食のラベル」について。
 
手元に、レトロチックなお洒落ラベルシールがあったので、一番最初に作った果実酒の瓶にはそれを貼ってみていた。……のだけれど、「じゃあそろそろ濾して細口瓶に移しますかね♪」となったところでラベル剥がそうとしたら、綺麗に剥がれてくれなくて、白い糊面がべたっと残ってしまい、「キィー!」となったのだった。そっか、お洒落なシールじゃ剥がし替えが効かないんだ、と。
 
で、色々考えた。
 
  • 「きれいにはがせる」がウリのシールを使う……でも白一色で地味だからフレーム型のスタンプとかを探して押してみるとか?
  • 「きれいにはがせる」系のプリンター用シールシートを買う。これなら好みな柄を印刷してから使えるね。
  • マスキングテープも綺麗に剥がせるから、上に文字書けるような柄のものを買ってくる、とか(探してみたら、まさにラベル柄のテープもあった)
 
地元の大型スーパー内の文房具屋にプリンター用のシールシートかマスキングテープは置いてあるかな?あったら買ってこよう……とお出かけしてみた。千葉まで行けばヨドバシカメラもLOFTもあるからどちらも入手できそうだけれど、それはちとめんどくさいな、と。
 
結果、私が欲しかったものはどちらも無く。どうしたもんかなぁと考えて、「……そっか、ガラス瓶なら、油性マーカーで文字が書けるよね?」と思いついて、試しにポスカの白色細字を買ってきてみた。
 
帰って試すと、綺麗に書けるし、乾いたら簡単には落ちないし、でもマニキュア除光液使えばすぐ落ちる。除光液でぬぐっても瓶には影響なく……「あ、とりあえずこれで問題ないや」と思ったのだった。めでたしめでたし。(ただ、冷蔵庫保存の瓶は、出し入れで瓶の表面に汗かいたときに文字が全部流れ落ちるということが判明)
 
ついでにスーパー覗いて、特売価格だったとうもろこしを買ってきた。あと、これまた安かった土管型カットパインも1個。
 
先日作った「ココナッツパインジャム」、まだまるっと1瓶残っているのだけれど、たいそう好きな味のジャムだったので、安いパインが手に入るうちにと第二弾を仕込んでみた。前回はレモンがレシピより控えめになってしまった(果実が冷蔵庫に残っていると思っていたけれど既に無く、瓶入りレモン果汁で代用したうえに足りなかった)ので、今回はレモンを買ってきてレシピ通りに。
 
酸味強めのすっきり爽やか味にできあがった今回のジャム。前回の甘さこってりのもヨーグルトに似合う風で美味しかったけれど、パンに添えるなら今回の方が美味しいかな。
 
あとは、塩らっきょうを漬けて1週間が過ぎたので小瓶1個分取り出して、塩抜き。これは明日になったら甘酢漬けに。とうもろこしも茹でてしまって、暑さピークの時間帯だというのに、ついつい色々やってしまった。
 
そして、一休みしましょうと用意したのがおやつの「白桃かき氷」。
 
先日コンポートにした、固くて未熟だった桃。そのまま食べても美味しくて朝食に出したり息子の弁当に詰めたりしていたのだけれど、「これがやりたかったのです」と半量ほど取り出して、シロップと一緒にミキサーにかけてピュレにした。かなりもったりした重いピュレになったので、適宜シロップ(かき氷用に作ったきび砂糖入りの自作シロップ)加えて、適当にかき氷に絡む感じに調整。とても綺麗なピンク色のシロップができた。
 
冷凍庫から出して、20Wで1分弱、軽く電子レンジにかけて温度を上げた氷をかき氷にして、この桃シロップかけて自家製練乳かければ、埜庵の「白桃みるく」のなんちゃってバージョンに。
 
「おお!なにこれ!めっちゃうま!」
いいよーこれは美味しいよ~。人に出してお金貰えるレベルだよ~……と自画自賛。
 
花のような香りと重さを感じさせない上品な甘さに「練乳」というのが不思議に似合って、上等な桃シェイク飲んでいるみたいな感じ。
 
「桃のシロップ」なんて普通には売っていないから、食べたければ家で桃を加工するしかない。「埜庵」で覚えた美味しさ、本家には遠く及ばないものの、家で「もどき」とはいえこれが食べられるのはたいそう幸せな事だった。
 
それでもやっぱり、私の白桃ソースは「コンポート味」以外の何物でもなくて、埜庵のはもっとずっとフレッシュな「桃そのもの」の味がしていた記憶がある。桃は切った端から色が悪くなってしまうから「煮るしかない」と思ったのだけれど、でも今の時期はジューススタンドに「桃」の文字を見るし、レモン汁混ぜてミキサーにかければ火を通さなくても大丈夫なのかな。
 
次回は新鮮な桃使って火は通さないか、通しても短い時間にする方向でシロップ作ってみようかなと決意。
とうもろこしの冷製ポタージュ
フレッシュトマトとクリームのペンネ
鶏肉のスパイシーオーブン焼き
麦茶
今日は「土用の丑の日」で、「うなぎ」ならずとも「う」で始まる食べ物を食べれば良し、という風潮もあるのだそうな。
 
……なのに「うどん」ですらなく、夕御飯はパスタ。「とうもろこし」の「う」は土用フラグ的にOKなのかどうか……まあ、どうでもいいや。先週鰻は食べられたし。
 
今日は洋風のものが恋しくて、パスタと冷製スープ、肉っけは鶏をシンプルにオーブン焼きに、という感じ。「手元にトマトがあるし、使いさしの生クリームもあるから」という理由で作ってみた「フレッシュトマトとクリームのペンネ」はさっぱり風味でなかなか美味しかった。
 
生クリームをフライパンに熱し、刻んだトマトを投入。再沸騰したらすぐ火を止めて、粉チーズ、刻みパセリと共に茹でたペンネと和える。
 
使うトマトによっては青臭くもなってしまいそうな料理だったけれど、青臭いトマトは私自身苦手なので、トマトはなるべく真っ赤に熟れた美味しそうなものを買うようにしている。なので今日のパスタもほのかに酸味を感じるものの青臭さのない、なかなか美味しい料理になった。
 
そしてこの季節、「とうもろこしの冷製ポタージュ」は生のとうもろこしを使って。
玉ねぎとほぐしたとうもろこしの粒をバターで炒めてチキンスープを注ぎ、とうもろこしが柔らかくなるまで火を通してからミキサーにかけ、牛乳を加え混ぜる。
 
これをちゃんと濾したら、お店でいただくような滑らかな口当たりになるのだけれど、「コーンの粒も味のうち」と、濾さずにそのまま。チキンスープは、鶏ももを茹でた時のを使ったので、化学調味料臭さのないスープができた。……うーん、ほんとに全然「土用」っぽくない献立になっちゃった。
 
……で、何度もこれで失敗しているというのに、今日もショートパスタを大量に茹ですぎた。ロングパスタのつもりで同じ重量茹でてしまうととんでもない事になるのは重々承知していたのに、今日も予定よりも若干大盛り気味に。
 
「あ、やばい、ちと茹ですぎた」
と呟いたら、
「茹ですぎてないよー、これでちょうど良かったよー」
と、息子が食べる食べる食べる。結局、私が80g量ほど食べて、息子は150g分くらい食べたんじゃないかなという感じだった。
 
「お母さんは、僕のパスタ好きをまだ甘くみてる」
だそうで……。

2012年7月26日木曜日

ビビンバ&コムタン

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「アンデルセン」の
 デンマークソーセージロール
 ツナフランス 半分
パイナップル
アイスカフェオレ
妙に疲労した気分で目覚めた木曜の朝。
 
明け方みた夢の中、私はなぜだか冷蔵庫を必死に整理していて(「これは夢」だという自覚があるのに真面目に整理していた私…)、「よっしゃ綺麗になったー!」というところで目が覚めたのだった。これで現実の冷蔵庫も綺麗になっていたら万々歳だけれど、当然そんなことはなく。
 
「そうだよねぇ、片付けたいと思っていたんだよねぇ……」
と、予定より少し早く目が覚めたのを良いことに、冷蔵庫内の片付けをした。「いずれ食べるかも」と半端に残していた、今ひとつ好みじゃなかった調味料やパスタソースなどを盛大に廃棄。夢の中ほどにはいかなかったけれど、かなりすっきり綺麗になった。
 
今日の息子弁当の献立は簡単なものを予定していた今日、冷蔵庫片付け後の弁当作りも至極簡単に済んだ。
昨日駅ビルに買い物に行ったので、ついでに買ってきた野菜かきあげ、それを使った「うどん弁当」。
 
どんぶり型弁当箱に茹でて水で締めたうどんを入れ、だしは別添で丸いスクリューキャップ容器に凍らせたもの。弁当箱の中皿に大きなかき揚げと刻みきゅうり、茹で青菜を入れたらもう中皿はいっぱいで、小さなタッパーもう1つ出して葡萄(息子大好きデラウェア)を詰めた。
 
朝御飯は、昨日買ってきた「アンデルセン」のしょっぱい系パン2種類。定番のソーセージロールと、私のお気に入りのツナフランス。ガスコンロの魚焼きグリルで数分、ささっと温めた。あっという間に火が通る(ただ、焦げやすいのでそれだけ注意)ので、電気オーブンはもうすっかりパン温めの用途には使われなくなってしまった今日この頃。
 
拳銃型爪楊枝、「Sniper Bites」。シュールだわぁ……。 そしてデザートにと出したパイナップルに、昨日の戦利品をぶすりぶすりと刺してみる。
 
南東向きの明るいダイニングテーブルが、一気に不穏な空気に包まれるこの光景。
 
昨日、息子のマグと一緒に買ってきたのは、ライフルや拳銃型の爪楊枝、「Sniper Bites」だ。
 
「うわぁ……変な商品みつけちゃった」
「なにこれ!?おもしろい!」
 
私が見つけ、息子が食いついたそれは、「カクテル用のピック」なのであるらしい。マティーニグラスに入れたオリーブやらチェリーやら、おつまみのチーズやらにこれを刺すとお洒落だぞ、と、そういう趣向の商品なのだった。
 
更に同じコーナーに「ヒゲ型爪楊枝」(こんなの)、「アーミー型爪楊枝」(こんなの)もあって、それらも妙に愛嬌がある面白いものだった(特にヒゲ!)のだけれど、息子のたっての希望でライフル型のを買ってきた次第。
 
いやぁ、面白いけど、でもほんと、どんな食卓にも戦慄を走らせてくれるよねぇ、これ……。いつ使うのよ、これ……。
 
新生姜の甘酢漬け。美味しくできてると良いなぁ。 そして午前中ささっと作ってみたのは、「新生姜の甘酢漬け」。
 
写真の甘酢漬けの隣は今日収穫した「白ゴーヤー」。もたもたしていたらほんのり黄変が進んでしまったので慌てて収穫した。
 
新生姜の甘酢漬け、作ってみたいと思いつつ、これは「冷蔵保存」が基本なレシピばかりなので、「冷蔵庫内に余裕がないなぁ」と指をくわえていたのだった。
 
が、我慢できず、新生姜がまだ八百屋の店頭にあったのを良いことに1パック分(ちょうど手持ちの大きなジャム瓶1本分くらい)挑戦してみることに。
 
レシピは色々、薄切りにした新生姜を水にさらしたりさらさなかったり、そのあと茹でたり、熱湯をかけるだけだったり。ただひとつ、湯に通した時は、アツアツのうちに水気を絞るのが肝要らしい。まだ熱の残る生姜を甘酢に漬ける。
 
水も湯も使わず、スライスした生姜をそのまま調味液に漬ける方法だと常温保存も可能……という記述を見たのだけれど、それはちょっとどうだろう、と思い、まずは冷蔵保存版のを作ってみることにした。
 
ここ1ヶ月ほどで色々な「新生姜レシピ」を眺めた結果、参考にしてみたのは色々美味しそうなものが満載だった『365日、おいしい手作り!「魔法のびん詰め」』(こてらみや 王様文庫 2012.03)に掲載のレシピ。
 
スライスした生姜を水にさらし、その後さっと茹で、水気をぎっちり絞ってから一度煮立てた甘酢に漬ける。スライスするのは大変だったけれど、新生姜の先っぽのピンク色をしたところも余さず漬けたら、瓶全体が綺麗なピンク色に染まっていった。
 
酢飯に混ぜていなり寿司にする……とかやりたいのだけれど、ここまでガリが好きなのは家族で私だけだから、まずは平日ランチに堪能かな~。
茹で枝豆(天狗の茶豆!)
ビビンバ
コムタンスープ
麦茶
昨日お肉屋で買ったのは、半額シールが貼られた和牛すね肉ブロック。
 
スープ煮かな、あっさり味で……と思いながら籠に入れ、レジに向かうところで今度はナムル盛りあわせの値引きシールが目に入った。20%off……牛すねスープとビビンバ、けっこう幸せな献立かも♪と、昨日の夕飯をそんな感じに考えて買ってきたのだった。結局昨日は、銚子丸に行っちゃったわけだけど。
 
そういうわけで、一日遅れの韓国風夕御飯。既製品のナムルを使えたので、けっこう手抜きさせていただいた。
 
「ガスコンロを使う時間を1分でも短くしましょう(室温上昇を防ぐために)」という意図もあって、牛すね肉煮は圧力鍋まかせ。一口大にカットしてから一度茹でこぼした牛すね肉を、水と塩、酒、ほんの少々のビーフコンソメで圧をかけていく。圧を抜いてから塩味調整して、器によそった後に刻み葱とすり胡麻、胡麻油少々を落とせば、なんとなくそれっぽい感じになった。
 
買ってきたナムルのセットは、もやし、ほうれん草、ぜんまい、大根(ピリ辛味)の4種類。もやしはちょうど買ってきたものもあったので、もやしのナムルは大増量。あとは、先月号の『NHKきょうの料理』に掲載されていた「とうもろこしのナムル」も作ってみることにした。
 
作り方を見ると、ナムル(=和え物)ではなくポックム(=炒め物)では?と思ったのだけれど、レシピ名は「とうもろこしのナムル」。胡麻油でほぐしたとうもろこしの実を炒め、醤油と味醂で調味する。にんにくや葱、唐辛子などが入ることもなく、特に「韓国風」という感じではない、むしろ居酒屋的な「コーンソテー」。
 
他のナムルとの味のバランスは、正直なところ良くはなかったかもしれないけれど、でもこれは息子も喜びそうだなぁと他のナムルと一緒にご飯の上に乗せてみた。コーンが甘い分、私の丼にはコチュジャンを多めに乗せてみたりして。
 
「……あ、やっぱり、自分で作ったナムルの方が美味しいわ……」
野菜の質、というより胡麻油の質が全然違うしなぁ、と思いつつも、ビビンバ用のナムルを2人分仕込むのは地味にめんどくさい(ぜんまいのナムルあたりが絶対余りまくるし……)ので、こうして手軽にビビンバが食べられたのは何より。コーン入りでほんのりマイルドな味わいになったビビンバはいつもよりちょっと違った味わいでなかなか美味しかった。

2012年7月25日水曜日

みんな大好き銚子丸

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
バタートースト
練乳ヨーグルト with 自家製ジャム
アイスカフェオレ
昨夜は盛大に夜更かしして、息子も私も眠い朝。
 
部活に行くぎりぎりまで寝かせておいてやり、「卵もなんだか食べたいって感じじゃないねぇ」と軽めの朝御飯にした。
 
バタートーストと、自家製練乳混ぜたヨーグルトには自家製ジャムを添えて。甘さ控えめのあんずジャムも美味しいけれど、なんといっても私の好みは昨日作った「ココナッツパインジャム」。ほのかにココナッツとバニラが香るジャムは、パンに添えても南国チックな甘酸っぱさが良い感じだし、それより何よりヨーグルトにとてもよく似合う。
 
ちょっと甘過ぎになってしまうかもだけど、このジャムをクリームパイにちょこっと入れたりしたらすごく幸せな事になりそうだ。
千葉 「銚子丸」にて
 はたはたから揚げ
 奄美生本まぐろ5カン
 旨塩炙り三人衆
 メバル握り
 キス南蛮握り
 生ビール
見切り品の和牛すね肉のブロックを買ってきたので、今日はこれをスープ煮にして……などと思っていたのだけれど、部活から夕方帰ってきた息子が
「もう夕飯準備しちゃった!?今日、これから千葉行って買って欲しいものがあるんだけど……」
でね、千葉行くんだったら夕飯は銚子丸で食べたいなぁ~と、上目遣い。
 
なぜまたそんなことに、と聞いてみたら、毎日学校に持って行っているトラベルマグの持ち手が割れて取れちゃったのだそうな。見れば、本体にまでヒビが入ってしまっていて、セメダインでくっつけて直せるというレベルじゃない。
 
もともとは私が買った調理雑貨の福袋か何かに入っていたものじゃなかったかなというそのマグ。程良いサイズで持ち手がついていて、飲みやすくて、完璧じゃないけれどそこそこ保温力もあって……ということで息子はたいそう気に入って使っていた。色も綺麗なブルーだし。
 
千葉の駅ビルにこれ売ってるお店あったんだよ、あそこ行けば買えるから……と言うので、ならばと出かけることにした。夕飯は、リクエストのとおり銚子丸でまぁいいか、と。
 
息子が言っていたお店は、私もけっこう気に入っている雑貨屋さんだった。調理器具や文房具、スマートフォン関連グッズ等々、ちょっと面白いものが揃っているお店。去年「"完全に一致"マグネット」を買った店だった。
 
あったあった、ほらこのマグカップ~と、息子がマグを手にした棚には、「SALE」の文字。マグの値札には「50%off」とある。あら、それは良かったねぇ~と値段を見たら945円。半額でその値段!?と、予想外の価格に軽くびっくりした(魔法瓶というわけじゃなく、見た目普通のプラスチックのマグだったから……)のだけれど、そこまで息子が気に入っているならと購入。他にもちょこちょこ買い物した。
 
帰宅して調べたら、このマグ、「Mepal Rosti」というメーカーのサーモマグだったのであるらしい(これ)。
 
デンマークのキッチン・ハウスウェアの老舗ブランドとのことで、
「このマグ、学校でいろんな人に"これ面白いね、かっこいいね"って言われる」
と息子が言っていた言葉を思い出して、そうかなるほど……と。朝、氷たっぷり詰めて麦茶入れていくと、昼までちゃんと冷たいのだそうだ。
 
私も千葉の駅ビルで新生姜をお手頃価格で買えた(今度はガリを仕込むよ!)りして、息子も私も買い物荷物をぶらさげて、回転寿司屋「銚子丸」に入った。7時を過ぎて混む前に……と急ぎ向かったのだけれど、店内はすでにほぼ満席。相変わらずの人気店だ。
 
席に案内されるまでの通路に「はたはたのから揚げ」の案内ポスターを目にして、カウンターにつくなり
「あ、生ビールください。あとはたはたのから揚げも」
と速攻注文。
 
「銚子丸」にて、はたはたのから揚げとビール♪ はたはたは、秋田ではすごく身近な魚。
 
米麹や塩、千切りの野菜と共に漬けた「ハタハタの飯寿司」は正月の定番料理で、私は昔からこれが大好きだった。
 
関東じゃほとんど見かけない魚(と料理)で、秋田のアンテナショップの冷蔵ケースに普通に「ハタハタの飯寿司」が置かれているのを先日見て、密かに嬉しかったところ。
 
「おお……はたはただ……」
しかもから揚げだと!?といただいてみたのだった。
 
尾はつけたまま、頭とはらわたを抜いてサクッとフライに。七味唐辛子をふったマヨネーズとレモンでいただく。こりゃおいしいや♪
 
そして今はちょうど「奄美生本まぐろ」のフェアだったようで、「奄美生本まぐろ5カン」が1200円。上赤身握り、中とろ握り、中落ち軍艦、上鉄火巻、そして玉子焼きもついてくる。
 
「銚子丸にしてはゴージャスな価格だけど……」
「僕も食べたい!」
「これは食べるよねぇ……」
と、2皿注文。
 
いつもの「ねぎとろ軍艦」とは全く違う、真っ赤で旨味濃厚な中落ち軍艦は最高だった。もちろん上赤身も中とろもちゃんと美味しくて、親子でうっとり。
 
真鯛・サーモン・えんがわの炙りを盛り合わせた「旨塩炙り三人衆」に、握りたてのメバルに、できたてのがレーンを流れてきたので思わずいただいてしまった「きす南蛮握り」(きすの天ぷらを甘辛だれにくぐらせて、大根おろし乗せて握ったもの)までいただいたら、もうお腹いっぱい。
 
息子と2人では「1皿を分けて食べる」ということがほとんどできないからそう何種類も食べられないのだけれど、今日は盛りあわせが多かったので「色々食べられたな~」と充実した気分になれた。
 
息子はというと、「そういえば、盛りあわせ食べたの、これが初めてだった!」と、本まぐろ盛りあわせに御満悦。
 
それだけ食べて、息子もかなりしっかり食べたというのにお会計は5000円ちょっと。ああ幸せ。
 
来週にはだんなが夏休みで帰ってくるから、そうしたらきっとまた銚子丸に来るだろうし、母も「上京したら銚子丸は絶対一度は行っておかなきゃ!」という感じだし、みんな大好き銚子丸、なのだった。

2012年7月24日火曜日

いろいろ作った&謎解いた

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
イングリッシュマフィンサンド
桃のコンポートの練乳ヨーグルトがけ
アイスカフェオレ
今日の朝御飯はイングリッシュマフィンのトーストサンド。美味しいハムを使って作ったら、たいそうゴージャスな味になった。こういう美味しいハム、常備しておきたいけれどなかなかそれも難しい。
 
「加熱しないでも食べられます」と売られていたボローニャソーセージは、駅ビルのお気に入りの店「MOUTOM」(モートン)のもの。「○mm厚さで○枚ください」と指定してカットして貰える。
 
パンケーキに添えたいなと先日買ってきたのは5mm厚さのを4枚。それで500円ほどしたから、やっぱり「普段使い」とするのはちょっと贅沢な存在だ。でも、こういうハム一度食べちゃうとスーパーの大手メーカー製のハムはもう食べたくなくなってしまうんだよね……。
 
半割りにして、スライスのモッツァレラチーズ乗せてトーストしたイングリッシュマフィンにそのボローニャソーセージを乗せて、あとは目玉焼きをトッピング。イングリッシュマフィンときっちり同じサイズだったボローニャソーセージは旨味たっぷりで、他に何の調味料も要らない美味しさだった。
 
更にほんのり御馳走な事に、食後に出したのは自家製の桃のコンポート。ヨーグルトに自家製練乳混ぜて甘みを軽くつけて、その上に桃コンポートを数切れ乗せた。アルコールはすっかり飛んでいるけれど、ほのかに白ワインの香りが残るコンポートはバニラの香りもほのかに漂うリッチなもの。ピュレにしてかき氷シロップにするには濃厚すぎちゃったかなぁと思いつつ、でもいずれやってみるつもり。
 
そして、今日の息子に持たせた弁当は野崎洋光さんレシピを参考にした「豆腐とじごはん」。昨夜作ったコールスローと葡萄(デラウェア)を別容器で持たせた。
 
鶏ひき(これは三色弁当の時に味付けて炒めたものの残りを使用)と角切り豆腐、刻んだ長ねぎを醤油と味醂入りのだしで煮て卵とじにする……という、親子丼風の丼もので、「豆腐丼は旨い」と思い知った昨日の私が「これだ!」と思って作ってみた。
 
「豆腐丼は旨い」というのは数年前からなんとなく耳に(目に)していたのだけれど、昨日なんとなく「作ってみるか」とお昼に食べて、「なんじゃこりゃ!」とのその美味しさに驚いた。
 
昨日今日のブームではなくて、知る人にとっては卵かけ御飯と同じくらい(とまで言うのは言い過ぎかな?)メジャーな存在なのであるらしい。
 
実際、野崎洋光さんのレシピ(アラレ切りにした大根や青じそを添える)やケンタロウさんのレシピ(茗荷と青じそ、ゆで卵まで乗る)が手元にある。更には『ELLE a table』にも自家製「食べるラー油」を作って「豆腐ラー油丼にしよう」なんて記事が載ったことがあり、その記事を見たのは2年も前の事だ。
 
と、そんな感じに凝ったレシピもある反面、基本の「豆腐丼」は至極シンプル。
「温かい御飯(冷たいのを好み人もいる)に冷たい豆腐を乗せて、崩して食べる」が基本形。
 
そこにめんつゆかけたり、めんつゆと醤油合わせたのをかけたり、単に塩だったり、あとは好みで刻み葱、もみ海苔、しそ、茗荷、ラー油、温泉卵などなど好みなものをトッピング。あと、胡麻油なりオリーブ油なり、油が少々加わると更に美味しいのであるらしい。
 
というわけで、昨日やってみたのは、
 
豆腐半丁に刻んだ長ねぎ、すり胡麻、七味唐辛子を乗せる
→めんつゆと醤油、胡麻油合わせたものをそこにかける
→ぐちゃぐちゃ混ぜる。見た目悪いけど、混ぜる
→混ぜたものを御飯に乗せる!
→適当に混ぜつつ食べる!
 
といった感じで。
 
これがもう、期待を遙かに上回る美味しさだった。美味しい。豆腐御飯が美味しい。単に「豆腐と御飯」なのに、やたら美味しい。豆腐の水気で「堅めの雑炊」食べているみたいな口当たりになるのが良いのか、「御飯に薬味と醤油かけて食べても、こうは美味しくないのにねぇ……」という驚きの美味しさなのだった。こりゃ、温泉卵なんかもきっと似合うだろうなぁ。
 
そういうわけで、突如豆腐ブームが始まった我が家。息子の弁当も豆腐入り丼。
鶏肉のタイ風サラダ
海鮮丼
野菜たっぷり味噌スープ
冷茶
今日は火曜日、お買い物の日。
 
このところ保存食の本をたて続けに読んでいたので、なんだか色々やりたくなってしまって、お手頃価格で売られていた食材を使って午後には「ココナッツパインジャム」と「鮭ふりかけ」を作ってみた。あ、豆腐もちゃんと買い足した。
 
「ココナッツパインジャム」は、『365日、おいしい手作り!「魔法のびん詰め」』(こてらみや 王様文庫 2012.03)の載っていて、すごく気になっていたレシピ。
 
とりあえずお試しということで、土管状のカット済パイナップルを買ってきてレシピの1/2単位(カット済パイン1個がほぼ1単位)で作ってみたのだけれど、できあがりは250mlそこそこという分量。ちらっと味見してみたら期待以上の美味しさだったので、これは素直に表示通りの1単位作ってしまえば良かったかも。
 
パイナップルはココナッツフレーク、バニラビーンズ、レモン汁と合わせて、グラニュー糖をふり入れて数時間おき、あとは煮るだけ。家中がパイナップルとココナッツ、バニラという私の好きなものばかりの香りが広がって、なんとも幸せな気分になった。
 
冷めてみるとそれほどにはココナッツとバニラは主張してなくて、でも明らかに「普通のパイナップルジャムとは違う感じ」とわかる風味。知らないで口にしたら、「なんだか複雑な味がするパイナップルジャムだね、何入ってるの?」と聞きたくなる感じの味わいだ。ココナッツとバニラだよ、と種明かしされて「なるほど!それだったか!」と思う感じ。
 
自家製鮭ふりかけ。重宝しそうです。 そして「鮭ふりかけ」は野崎洋光さんレシピ。
 
先週図書館で借りた、分厚いレシピ本『野崎洋光和のおかず決定版 「分とく山」の永久保存レシピ』(野崎洋光 世界文化社 2011.10)に載っていた。
 
塩鮭を焼いてからほぐし、フライパンで炒りつけてから胡麻や鰹節、焼き海苔などを加えて和える。鮭たっぷりの贅沢なふりかけはそこそこ日持ちもするし、弁当やお茶漬けに活用できそう。……一人のお昼御飯にも重宝しそうだ。
 
そして夕飯は、和風の海鮮丼と、アジアな味の、鶏肉入りのタイ風サラダにした。
 
お刺身が安かったので、酢飯を用意して刺身を並べ、貝割れ大根をベースに茗荷や青じそ、生姜などを混ぜた「基本の合わせ薬味」(野崎洋光さん提唱)をトッピング。
 
ナムプラーにレモン汁、砂糖などを加えたドレッシングで茹で鶏と春雨、きゅうりともやしを和えたサラダと、手持ちの野菜スープは今日の分を取り分けて塩気を薄めるために茹で鶏のスープを足してから薄めに味噌を溶いてほんのり和風の味噌スープにした。
 
小丼で、海鮮丼。 5種盛りの刺身も、2つの小丼に均等に盛り分けると充分「御馳走」な風になり、今日は夜10時からのお楽しみイベントを控えて、なんとなく「お祭り直前」なわくわく感を感じながらの夕御飯になった。
 
というわけで、お風呂も済ませて、息子のパソコンでskype立ち上げて大阪のだんなと回線つないで、私のノートパソコンはブラウザ以外のプログラムは可能な限り終了させて、座して待ったのは「リアル脱出ゲームオンライン Vol.1 ホーンテッドハウスからの脱出」。例の、私の大好きなSCRAPのネットイベントだ。事前登録制で参加費500円。
 
「脱出ゲーム」はもともとPC向けにflashゲームなどとして存在していたもので(私は元々これが大好きだった)、リアルの世界に持って来ようということで始まった「リアル脱出ゲーム」。それをまたPCの世界に戻してみましょうという、面白い趣向で、いつもの「リアル脱出ゲーム」同様、スタート時間があり時間制限もある。
 
PCゲームは時間制限もなく1人で暇な時にまったり……というのが普通だったから、いかにもSCRAPらしい取り組みにわくわくしていたのだった。
 
……が、残念なことに、カウントダウンが始まって開始早々にトラブル大発生。私の画面は「繋がってはいるけれど、背景が読み込まれないので真っ暗闇」という状況で、リロードしたらしたでビジーで繋がらない。公式サイトの発表にもあるように、回線自体に負荷がかかりすぎてサーバーが落ちたというわけではなく、データベースの処理が間に合わなくて(主にチャット機能の負荷だったとか)処理落ちしてしまったのだとか。
 
数十分後にUstreamで「一旦中断します」のアナウンスがあり、22:00スタート予定だったのが23:30スタートに仕切り直しになった。多分現場は大混乱だったのだと思うけど、仕切り直し&返金対応等の早い決断とアナウンスに
「まぁ、時間まで待ってみようか」
「そこでまた繋がらなくなっちゃったら諦めて寝るってことで」
と、家族でゆるゆる待ってみた。
 
私は夜更かしに慣れてるけれど(いよいよなったら私は昼寝もできるわけで)、明日普通に仕事のだんなも夜更かし、息子も本人のたっての希望で今日ばかりは盛大に夜更かし。
 
挑戦者の中には、カラオケボックスなどに集まってグループで謎解き、という人たちもいたらしい。23:30スタートで終了は24:30、終電もなくなってしまうかもな時間帯に、それでも3000人以上(当初本来の参加者は4000人弱)が待って謎解きをしたのだそう。お金を払って参加したのがその人数というわけだから、画面の向こうでグループ組んでる人も入れると相当な人数が同じ画面を注視していたんだなぁと思うとなんだか面白い。
 
そして、23:30にリスタートの待機開始、23:45に仕切り直しスタート。終了は24:45で、最後の解説はUstreamで生放送。
……で、まぁ、我が家は脱出失敗したわけです(くっくやしい…っ!)。
 
例によって「着眼点は合ってたけど間に合わなかった」的な感じで、最後の大謎で躓いてそこから進めず……みたいな。あと10分あったら状況は変わってたかも……みたいな。ほんと、いつものパターンになってしまった。
 
その、最後の謎を突破する時の、毛穴が開くみたいなゾクゾク感にやみつきになって我が家は脱出ゲームに参加しまくっているわけなのだけれど、これだけ参加していても簡単には突破させてくれないのだから、SCRAPおそるべしというか、私の頭の程度もしれている……というか。
 
来週にはだんながこちらに帰ってくる。そしたら「リアル脱出ゲーム×バイオハザード ある廃病院からの脱出」参加して、「ある牢獄からの脱出」参加して、「ヱヴァンゲリヲン 消えたパイロットの謎 in 東京ドームシティ アトラクションズ」にも行くんだー。……謎解きしすぎ?

2012年7月23日月曜日

胡麻味冷やし中華

ハムエッグ
パンケーキ
ヨーグルトwithパイナップルジャム
アイスカフェオレ
一昨日焼いて、ちょっと焦がしてしまったパンケーキ。
 
リベンジだ!と、美味しいボローニャソーセージを買ってきた。
 
イーストを使って膨らませるパンケーキ、今日はバター&メープルシロップ、そしてボローニャソーセージと目玉焼きを添えてみる。
 
ファイヤーキングの皿出して、本当はコーヒー用のカップを置くスペースにヨーグルトを置いた。ヨーグルトにはパイナップルジャムをトッピング。
 
あいにく今朝も気温は「朝から30℃越え」とはいかなかったので、人肌の湯煎にかけてゆるゆると発酵。今日こそはなかなか良い感じに焼き上がり、
「あれ?なんか、パンケーキが続いてるね?」
と言う息子も、それでも満足気な様子だった。
 
ふわもちした独特な食感のパンケーキは、いつものとはやっぱり違った感じで、「どちらが美味しいか」と比較する感じにならない。たとえて言うなら「焼き餃子と水餃子とどっちが好きか」みたいな感じ。どっちも良くてどっちも美味しい。
 
発酵する時間以外の手間はほとんどかからず、1単位できっかり4枚焼けるのもなかなか便利なので、またそのうち焼こうかなと。……ただ、暑さ本番になってくると朝から火を使ってパンケーキ焼くのはちょっと大変かしら……(ワッフルの方がまだ楽、というか……)。
 
さて、今日の息子のお弁当は、牛肉と玉ねぎの焼肉のタレ炒め・ニラ入り卵焼き・青菜のおひたし・ちくわきゅうり・ふりかけ御飯・葡萄という感じで。
 
弁当詰め終えて朝食も終えて息子を送り出した後に、テレビでは「キャラ弁」の特集が流れはじめた。
 
そういえばこんな感じのお弁当、作ったことがないし作ろうとも思わなかったし、結局作らないまま息子は良い年齢(キャラ弁を喜んではくれそうにない年齢)になってしまったなぁ、と。
 
「これ嫌い」「好きじゃない」と言いつつも「でもこれは君のだよ」と銘々皿によそった料理や持たせた弁当は9割9分残さず食べる息子だったので、「どうすれば子供が○○を食べてくれるか」などと悩む必要がなかった事については本当に幸い。
 
もし息子が大の偏食家だったら私はどうしていたかなぁ……と想像してみたのだけれど、「それでもやっぱりキャラ弁は作らない(というか、作る作らない以前に「作れない」……)」なという結論に至ったのだった。
コールスロー
胡麻だれ冷やし中華
麦茶
今日の夕御飯は、週末の昼御飯用にと買ってきていた中華麺を使って、胡麻だれ冷やし中華。日曜の昼に食べるつもりでいたのだけれど、息子が出かけてしまって食べられなかったのだった。
 
胡麻だれつきの麺だったので、「茹で鶏添えて棒々鶏風にしよう」と。刻みきゅうりと錦糸卵も用意して、氷水でキンキンに冷やした麺は暑さ復活の今日にはちょっと嬉しい献立になった。
 
あとは、買い置きのキャベツをもりもり食べたい気分だったのでコールスローもどっさり仕込んだ。
 
いつものセロリシード入りのではなく、「酢油キャベツ」でもないコールスローは、先日図書館で借りてきた『365日、おいしい手作り!「魔法のびん詰め」』(こてらみや 王様文庫 2012.03)に掲載されていた作り方で。
 
刻んだキャベツを塩と砂糖で揉んでおいてから刻んだ玉ねぎ、人参と合わせて油と酢で和える。「味付け控えめの酢油キャベツ」といった印象で、後からセロリシード足したりマヨネーズ加えて和えたりしても良さそうな、重宝しそうなレシピだった。
 
凝り性の私はこのところすごい勢いで保存食・瓶詰・果実酒・ジャムなどに関する本を読みまくっている(我が家に本が増えても後々困るのでもっぱら図書館で借りる形で)のだけれど、「写真は良いけど、レシピがなんだかピンとこない」とか、「レシピの内容は悪くなさそうだけど、いかんせん写真とレイアウトが美しくなくて見ているのがつらい」とか、「私にしっくり来る本」というのはあるようでなかなかないもの。
 
「これはすごくしっくり来た!」と思ったのが、この『365日、おいしい手作り!「魔法のびん詰め」』という本だった。果実酒やジャムのレシピは少なめで、常備菜的なものが多いのが面白い。いいな美味しそうだな便利そうだな作ってみようかなというレシピが色々載っていてとても参考になった。
 
あとは、本の中に一貫したポリシーを感じた『おいしい待ち時間私の保存食』(柳瀬久美子 文化出版局 2007.10)もとても素敵な本だったし、これでもかと大量の「果物の加工品」のレシピが載っていた『果実とハーブのお酒とシロップジャムとお茶とコンポート』(田端永子 主婦の友社 2010.04)も購入して手元に置いておこうかなと思った本のひとつ。
 
人気の本は他に予約者もいてなかなか私の番まで回ってこない状況にあって、まだまだ気になる本が10冊前後控えているのだけれど、とりあえず今お気に入りの「保存食関連の書物」はこの3冊なのだった。
 
というわけで、夕御飯。夕飯に冷やし中華では物足りないかなと、そこは大量のコールスローを出して「これでお腹いっぱいにおなり」ということで。
 
薄味のコールスローは、やっぱりどこか「酢油キャベツ」に似ていて、でも油控えめ塩控えめのマイルドな味わい。いくらでも食べられる風なコールスローだったので、とんかつ屋のキャベツの勢いで平らげた。
 
添付の胡麻だれを使った冷やし中華もなじみ深い味だったけれど、次回は自家製たれで「棒々鶏麺」も良いかも。ごってごてに胡麻の味がする冷やし中華も恋しいなと思ってしまった。

2012年7月22日日曜日

のんびり日曜日。

「アンデルセン」の半熟たまごのカレードーナツ

アイスカフェオレ
たまにはカレーパンが食べたいな~と、昨日「アンデルセン」で買ってきたのは、大好物の「半熟たまごのカレードーナツ」。
 
「カレーパン」じゃなく「カレードーナツ」なのはどこに違いがあるのかしら?と思いつつ、ともあれ中に半熟ゆで卵がごろりと1個入ったカレーパンはとても幸せな味わい。詰められたカレーも適度にスパイシーさがあって、これまた好みな味なのだった。
 
今日は息子の部活もないのんびりな朝……だったのだけれど、友達と朝から出かけることにしたそうで、ちょっと慌ただしく食後は桃など剥いてみる。
 
というわけで、今日も私は出かける予定もなく一日のんびりと。
 
私の在宅で喜んでいるのはもっぱらりゃんりゃんで(かすみさんは私がいてもいなくてもいつも通り……)、今日もベランダにトイレにと後追いしまくっては、ベッドで本でも読むかと寝転んだ私に「昼寝か!寝るのか!俺も寝るぞ!」とびたっと添い寝。
 
白くてふわっとしていて温かいものに脇腹に密着されて、それがすーすーと寝息立てたりしはじめた日には隣のニンゲンも眠くなるわけで……うっかり、するつもりではなかったのに昼寝に突入。猫の睡眠導入効果は本当にすごい。
 
「君、あれだよね。RPGのパーティーでずっとラリホーマとかスリプルあたりを唱え続ける位置づけのキャラクターだよね……」
どうせだったらギガデインとかティルトウェイトとかメテオあたりを覚えてくれると重宝するんだけどー……とかどうしようもない事を考えながら爆睡。ぐー。
スティックきゅうりのアンチョビマヨネーズ添え
南瓜と豚肉のカレー炒め
夏野菜のスープ
羽釜御飯
麦茶
昨日、ニラを買ってきたのでそれを炒めて食べることに。
 
ニラと合う肉系といえばやっぱり「豚肉」で、「レバーも良いけど、息子は多分嫌がるしなぁ」と、無難に豚ロース肉と炒めることにした。ケンタロウさんレシピの「南瓜と豚肉のカレー炒め」を参考に、醤油味醂入りの和風カレー味で炒めてみる。
 
スライスしたかぼちゃは塩胡椒して焼いておき、それを除けてから刻みにんにくと刻み生姜で豚肉炒め、ニラを加えてかぼちゃも戻し入れてから醤油と味醂とカレー粉で調味。「明らかにカレーの風味はあるけれど、醤油味もちゃんと感じる」くらいの甘じょっぱい味付けで、御飯にたいそう良く似合うおかずができた。夏っぽい料理で、これはなかなか良い感じ。
 
冷めてもこれは美味しく食べられそうだから、にんにくと生姜を控えめにして弁当おかずにするのも悪くないかも(でも、弁当箱開けて、もわわ~んとニラの香りがするのはいただけないかなぁ……そのあたりもカレー粉の存在感でカバーできるかな)。
 
そしてきゅうりが美味しいこのシーズン。私は1日1本きゅうり食べても全く飽きないくらいきゅうりが好き。それも、フツーにスティックにして、フツーにマヨネーズつけて食べるのが一番好き。
「だが、たまには別にマヨネーズにしよう」
と、今日はアンチョビ叩いて混ぜたマヨネーズにしてみた。味噌も良いけど、やっぱりマヨネーズが好きなのよね、とマヨネーズ。
 
さて、明日からは「13日連続弁当作り」。
 
夏のコンクール本番に向けて土日も関係なしの連日の部活が予定されていて、「あらまぁ、大変」という感じ。息子の好物のうどん弁当、丼もの(カツ丼親子丼)をはさみつつ、サンドイッチとか冷やし中華とかいなり寿司とか、ぼんやり献立を考えている。どうせだったら私の昼御飯も一緒に用意してしまおうかなと。
 
明日からは夏らしい暑さが戻りそうなので、揚げ物はお肉屋などのお総菜も活用しつつ、気楽にいく予定。冷凍食品も買ってきた方が良いかなぁ(私が冷凍食品の味を好きではないのよね……)。