2012年12月16日日曜日

日曜夜は「チーズチキン」

チーズトースト
ハムエッグ
カフェオレ
「日曜は朝から遊びに行くから」
お昼も外で食べてくるね~、と、息子。
 
中学生の外食先などたかがしれている(ほぼ毎回マクドナルドであるらしい)けれど、息子、週末に丸一日出かけることも珍しくなくなってきた。
 
じゃあ私も気にせずどこかにお出かけしちゃおうかなぁ……と思うも、ただいま緊縮財政絶賛推奨中の身であるので、「……出かけたら、お金使っちゃうし」と自重。今日は衆議院選挙の投票日なので、午前中早々に選挙会場に出かけた後は、一日おとなしーくしていることにした。
 
朝御飯は、チーズトーストとハムエッグ。厚切りハムをじっくり焼いて上に卵を割り落とし、お供にカフェオレ。
 
スーパーで買ったレギュラーコーヒーが衝撃の不味さで、その感動的な不味さを数日は楽しめていたのだけれど、そろそろ限界。昨日コーヒー屋さんでお手頃価格のブレンドを挽いてもらってきた。カフェオレに似合いそうな、酸味少なめ、苦み香り強めのそれは「リッチブレンド」とかいう名前だったかな。
 
「ああ……おいしい……」
とりわけ「すごーく美味しい」というほどではないものの、でも「ちゃんと美味しいコーヒー」に、やっと満足な心持ち。美味しくなかった珈琲は……とりあえずベランダの植物の肥料にでもするかなぁ。
チーズチキン
具沢山スープ
白ワイン(Ars Vitis Riesling (Q.b.A))
テキスト通巻600号記念の『きょうの料理』2012年11月号。色々面白い内容だったものだから作りたい料理が色々あって、今日の夕御飯は、先日に続いて掲載の料理に挑戦してみた。
 
3代続く堀江家の味」というコーナーに紹介されていた、「チーズチキン」という料理。品名はシンプルだけれど、ナポリタンスパゲッティの上にチーズを挟んだ鶏が乗る、ボリュームのあるワンプレートディッシュだ。
 
簡単に書くと、鶏は下ごしらえに、にんにくレモン風味に下味つけて電子レンジでチン→粗熱取れたら厚み半分に切り込み入れて、そこにプロセスチーズ(溶けないタイプ)を差し込む→フライパンで皮目の側だけ焼いて仕上げる……という感じ。
 
レンジにかけた際に器に溜まった肉汁は、パスタのソースの一部にして、鶏の旨味の染みたナポリタンスパゲティにする。あとは炒めたきのこやブロッコリーと共にパスタと肉を盛りつければできあがり。
 
昔々、小~中学生の頃、学校給食で出てきていた「鶏肉のホイル焼き」というのがそれはそれは好物だったのだけれど、それにちょっと通ずる美味しさ。
 
レンジであらかた火を通してしまうので、チーズを挟んでからはほとんどいじる必要がなく、ふっくら美味しく焼き上がった。本当はケチャップだけで調理するところ、自家製トマトソースを半量混ぜて作ったナポリタンもほんのり大人の味わいで良い感じ。期待しながら作ったのに、期待以上に美味しくできた。
 
スープは昨日仕込んだ、ありもの野菜をたくさん使った具沢山スープ。玉ねぎ人参セロリピーマン、さつまいも、白菜、大根、きのこ色々……と、和の野菜もあれこれ使ったスープは、昨日は昨日の食べきり分だけ取り分けてトマトソースを混ぜてトマト味でいただいた。今日はコンソメそのままのシンプル味で。
 
あんまり入れると甘ったるくなってしまうけれど、ミネストローネなどにさつまいもやかぼちゃを入れるのがけっこう好き。白菜も、案外洋風のスープによく似合う。
 
野菜を色々使った分、今回も両手鍋にけっこうな分量のスープができてしまったので、昨日はトマト、今日はプレーン、明日はミルク風味……と、味を変えつつ火入れしつつ、何日か楽しむ予定だ。
 
「日曜の夜は、手間のかからぬ鍋料理」が多い中、今日は割とがんばって支度したわけだけれど、手間の甲斐あってたいそう美味しい夕御飯になってくれた。きっと次はもっと美味しく作れるだろうから、忘れないうちにまた作らなきゃ。