2012年12月13日木曜日

マグロのユッケ丼♪

「神戸屋キッチン」の
 国産牛と霧島黒豚のカルツォーネ
ヨーグルト with リンゴジャム
カフェオレ
昨日は久しぶりに、「神戸屋キッチン」のパンを買ってきた。千葉界隈には店舗がなく、最寄りのお店は錦糸町になるので、なかなか買う機会がないお店だ。
 
「神戸屋スペシャル」という、ほのかに甘いデニッシュ食パン風のパンが美味しくて大好きで、それと一緒に今日の朝御飯用には「国産牛と霧島黒豚のカルツォーネ」という、なかなかすごい感じのカルツォーネを買ってきた。
 
「イタリア産チェリートマト、国産牛と霧島黒豚のボロネーゼフィリングにイタリア産リコッタチーズをもっちり感のある生地で包んで焼き上げました。」だそうで、半割りにしたチェリートマトが入っているちょっと面白いもの。チーズもたっぷり、ミートソースも濃厚な味でかなり良い感じ。
 
「サンジェルマン」と同じく、「パン屋さんのカルツォーネ」というパンの食感。イタリアンデリで買う、水分少なめのパリパリしたものではなくて、いかにも「日本のパン」的な、水分を適度に含んだもっちりとした歯触りが心地よい。
 
けっこう値段は良いんだけどね~たまに買うとやっぱり美味しいね、なんて言いながらもぐもぐ。
 
……ところで、パンとかヨーグルトとかジャムとかは美味しいのだけれど、今日、非常にがっかりだったのはコーヒー。
 
コーヒー屋さんで挽いてもらった豆を長らく使っていたのだけれど、モカ系でもキリマンジャロ系でもブレンドでも、どれも好みはあるけれど美味しいなと思って飲んでいた。
 
「じゃあ、案外、スーパーで売ってるような豆でもそんなに悪くないんじゃない?」
と、この度初めて、スーパーで売られていた大手メーカー製の豆(最初から挽いてあるやつ)を買ってきてみたのだけれど……これが非常に、美味しくない。香りもなにもなく、ただ苦いだけ。カフェオレには酸味少なめ苦味強めのコーヒーが似合うものなのに、カフェオレにしても全くこれが美味しくない。
 
小説に出てきた台詞に、コーヒーを「無粋な泥水」と表現するものがあったのを思い出したけれど、本当に、ここまで美味しくないコーヒーはある意味感動的。
 
「コーヒー3に牛乳7」くらいの、牛乳多めのカフェオレ(というより「コーヒー牛乳」)を飲んでいる息子にすら、「このコーヒー、美味しくない」と言われる始末で、ああ、今まで飲んでいたのはちゃんと美味しいコーヒーだったんだなと改めて思ったのだった。駅ビルのキーコーヒーあたりで、ちゃんと挽いてもらってこなきゃだなぁ……。美味しいもの食べていても、「飲み物が不味い」って、思った以上に気分がへこむのよ、これが。
たことセロリの辛みあえ
小松菜と豚肉のナムル風
鮪のタルタル丼
なめこと豆腐の赤だし
麦茶
今日はなんだか久しぶりな、「らでぃっしゅぼーや」の野菜セットの配達が。
 
母の上京中はとにかく外食が続くから、自炊用に野菜を買うのは控えようと2週間くらいお休みにしていたのだった。
 
今週の「バラエティ野菜果物SS」セットは、
玉ねぎ小4個・人参1本・長芋15cm・三浦大根1/3本・キャベツ1/4個・小松菜1把・野沢菜1把・セロリ1/4株・苺1パック
という内容。
 
どうしてもこの季節は小松菜が多くなるのね……と、以前の宅配野菜を思い出しつつ、でも、三浦大根や苺はとても嬉しいな。野沢菜も、自らは買う野菜じゃない(というかこのあたりでは売ってるのを見たことがない……かも)から、ちょっと面白い。普通に、「小松菜扱い」な感じで炒めるか茹でるかして食べることになってしまいそうだけれど、どうしようかなと野菜を見ながらわくわくしているところ。
 
そして今日の夕飯のメイン食材は「マグロぶつとタコぶつ」。昨日錦糸町駅前の「魚寅」で買ってきた、名物商品だ。マグロ300g、タコ100gでお会計1050円。今日のマグロはいつもよりちょっと筋が多めの感があったので、ちょっと細かめに切っていただくことにした。普通に「ねぎとろ丼」にしようか考えた結果、半熟目玉焼きを乗せていただく韓国風タルタル丼にすることに。
 
今日の味付けはコチュジャンは抜きで(でも辛みづけに香辣脆を少量)、胡麻油、砂糖、塩、醤油、おろしにんにくで調味。刻み葱と炒り胡麻も混ぜて、ほかほか御飯に目玉焼きと共に盛りつける。
 
なんだか胡麻油の風味が久しぶりな感じがして調子が出てきてしまい、残りの2品も胡麻油系。
 
「たことセロリの辛みあえ」はケンタロウさんレシピで、薄切りセロリとタコを合わせて、胡麻油、豆板醤(香辣脆で代用)、オイスターソース、塩や砂糖で和えたもの。小松菜はさっと茹でて刻み、コク出しに茹でた豚肉も少量加えて、胡麻油と塩と炒り胡麻でささっと和えた。全部胡麻油入りではあるけれど、味の方向は全部違ってなかなか良い感じの献立に。
 
で、買い置きのなめこがあったので、「これだけ超和風になっちゃったけど」と、なめこと豆腐の赤だしにした。
 
私は母が秋田出身ということもあって「味噌汁は塩分強めの東北系田舎味噌が至高」派ではあるけれど、赤だしも大好き。時々無性に飲みたくなるし、外食で出てくると、「お、赤だしだ♪」とちょっと嬉しくなる。
 
そんな感じの夕御飯。
 
改めて思ったのだけれど、ユッケ丼に乗せるのは、温泉卵ではなく目玉焼きの方が似合っている。白身がちゃんと固まって、黄身はとろんとろんにするのが最高で、今日のユッケ丼はかなりばっちりな出来映えだった。
 
今日はメインのマグロとタコも美味しいものだし、野菜もばっちり美味しいしで、素材が良いものだから
「おお!なんか今日の夕御飯美味しい!私天才!」
と、あらぬ自信を身につけてしまうくらいに美味しかった。でも、家御飯が美味しいというのは幸せなこと。