2012年10月19日金曜日

アンデルセンの素敵なパン

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「アンデルセン」の「ホットアップルパイ」
ミルクティー
昨日、表参道駅前の「アンデルセン」で朝ごパンのお買い物。
 
地元にもある大手チェーンではあるけれど、「関東の本店」にあたる青山のお店のパンはやっぱりひと味違うのだった。置いてある品もかなり違うし。
 
朝御飯にと選んだのは、「ホットアップルパイ」。「ホット」とついているからには温めた方が良いのかしらどうなのかしら?と、ともかくもオーブンで中までしっかり温めて出すことにした。おしぼりくらいのサイズの、四角い筒状のアップルパイで見た目は地味な風だけれど、ずっしりと重みがあってこれはたいそう良い感じ。
 
すごいすごい、パイ生地もしっかりしてるよね~と、感動しながらもぐもぐ。私は果実のリンゴそのものはそれほど好物じゃないのだけれど(食感がね……あのシャクッて感じがちょっと苦手……梨の瑞々しい感じは大好きなんだけど)、リンゴの加工品は大好物。このアップルパイもうっとりするほど美味しかった。
 
ジャム作り、保存食作りに嵌まっているここ数ヶ月、そろそろ作りたいのはリンゴジャム。昨日、3個400円の紅玉リンゴを買ってきたのでいよいよか!?と思う矢先にデジタルキッチンスケールの電池が切れていることが判明。計量できないとどうしようもないので、リンゴジャム作りは電池を入手してからのこの週末の課題ということになった。
 
で、今朝のパンと一緒に「アンデルセン」で買ってきたのが今日の一番上の写真「メルヘン大賞の本」。
 
これは毎年のイベントに合わせた立体パンなおんだけれど、毎月の童話パンもうっとりするような造形パンが多い。毎月「今月も可愛いなぁ」と店頭で眺めているこのパン、本型のこれを今回買ってきてみた(これは私のお昼御飯♪)。
 
「生地をページに見立てて一枚一枚重ね、間にカスタードクリームとアンズジャムを挟み、本が開きかけているような状態を表現しました。」
なのだそうだ。
 
鉛筆型のパンがチョコレートで固定されていて、パンはページのめくりも再現されている懲りよう。パンの左側はページとページの間にカスタードクリームが挟まり、右側も同様にあんずジャムが挟まり、外見同様中身にもしっかりこだわりのある美味しい菓子パンだった。
ポテトサラダ
れんこんと豚肉のピリッと煮物
人参と長ねぎ、油揚げの味噌汁
羽釜御飯
麦茶
手元に蓮根。美味しく煮付けて食べたいなぁと、夕飯のおかずは「れんこんと豚肉のピリッと煮物」にすることにした。初めて作るこの料理は枝元なほみさんレシピ。
 
蓮根と豚バラ薄切り肉、しいたけを次々炒めて砂糖、醤油、味醂を加えてだしで炊いていく。かなりこっくりめに仕上がる、いかにも「御飯のおかず」という料理で、甘じょっぱく美味しく煮上がった。
 
蓮根は、かつては自ら進んで食べたいほどには好きな食材ではなくて、宅配野菜セットを頼んで毎週のように届いていた頃は本気で悲鳴をあげていた(同様に悲鳴をあげていた対象は里芋と小松菜……)。
 
でも、試行錯誤しながら色々作っていたら、「なんだ、蓮根って美味しいじゃん」と。主成分は炭水化物ということで芋系に通ずるポクポクした食感は心地よく、しかも蓮根はじゃがいもなどと違って煮崩れない。どうやら私は「煮るしかない」くらいに思っていたから持てあましていたようで、「スライスしてただ焼いただけでも案外美味しい」と知ってからは調理に全く抵抗がなくなったのだった。
 
というわけで、肉は少なめ、蓮根と椎茸ごろごろの煮物が今日のメインディッシュ。
 
巨大なじゃがいも3個使って作ったポテトサラダは結局3日かけて食べることになり、あとは具沢山の味噌汁を用意しただけで夕餉の支度が調った。
 
洋風の味のものもしょっちゅう恋しくなる反面、醤油味醂味の煮物や味噌汁も食べるとやっぱりホッとする。今日は「日本の家庭料理」という感じの夕飯で、どれもこれも美味しかった。さー明日は土曜日だー(予定ないけどー!)。