2012年10月1日月曜日

圧力鍋で角煮!

チーズトースト
アイスカフェオレ
賞味期限切れのスライスチーズが残ってた!ということで、今日の朝御飯はチーズトースト。余熱要らずで4分でパリッと焼ける魚焼きグリルは、すっかり朝のトーストの救世主となっている今日この頃。せっかく買ったポップアップトースターの出番が減る一方で……(うーん)。
 
息子が少々寝坊したこともあって、週のはじめの月曜だというのにヨーグルトなどは抜きで「トーストとカフェオレ」だけの超簡単な朝御飯になってしまった。
秋刀魚のコンフィ丼
麦茶
一人で食べる平日昼御飯は、たいていどうしようもないものを食べているので日記には残していない。
 
駅ビルで買った弁当だったり、コンビニの新作おにぎり試してみるということもあったりするけれど、「どうしようもないもの」の最たるものは「すうどん」ならぬ「すパン」。食パンを袋から出して何もつけずに囓るだけ。……こんなの、日記に残しておいても、なんだか自分が後で「がくー」となるだけなので、記憶にも記録にも残さないことに数年前に決めたのだった。
 
でもでも、今日は思わず写真に撮ってしまったほどの幸せな昼御飯。
 
昨日の夜は秋刀魚のコンフィを食卓に出さなかったし、今日の夜も出さない予定なので「食べたいなーコンフィ食べたいなー食べちゃおう!」とお昼に食べることに。作ってみたかった「秋刀魚のコンフィ丼」にすることにした。
 
冷蔵庫から室温に10分ばかり出しておいたコンフィは、テフロンのフライパンで両面こんがり焼き付ける。温めた御飯の上にコンフィ乗せて、醤油をピャーッと回しかけたら白髪葱と七味唐辛子をトッピングしてできあがり。
 
オイルサーディンとか、鯖の水煮缶とか、魚の加工品を使って同じようにして食べるとすごく美味しいので秋刀魚のコンフィでも絶対美味しいはずだと思って作ってみたら、
「やばーい!美味し~い!なんだこれー!」
と悶えるほどに美味しかった。
 
コンフィを作るときに加えたハーブ類やホールの粒胡椒の存在感が案外しっかり感じられ、オイルで煮られた身はふくふく、皮はこんがりと香ばしく、これはもう普通に「御馳走」。やだーやだーこれ美味しいわー……と、うっとりしながら平らげた。
 
いかん、このままではコンフィ、全部丼にして食べてしまいそうだ。パスタの具とかにも使おうと思っているから自重しないと(あと、サンドイッチも美味しいらしい……!)。
茹で落花生と生ハム、野菜の和え物
豚の角煮 塩味キャベツ
大根と油揚げの味噌汁
羽釜御飯
ビール()
数日前、図書館で予約の本が入ったと連絡貰って借りてきた。
 
レシピ本は集め始めるときりがないし、フルカラーの本は安いものでもないので、なるべく図書館で借りるようにしている今日この頃。一時期、圧力鍋のレシピ本を何冊も借りて眺めていたのだけれど、数十人もの予約が入っていた人気の本が『「賛否両論」笠原将弘の極うま!圧力鍋レシピ』というものだった。予約したのは春先だったので、半年くらい待っていたことになる。
 
著者の笠原将弘さんは、恵比寿にある割烹料理屋さん「賛否両論」のご主人とのこと。ここ数年、色々なテレビ番組で見かけるし、料理雑誌でもよく顔を拝見する。雑誌に掲載されていたレシピが「あ、これは美味しそうだ」と感じたものだったので、圧力鍋レシピ本にも興味を持ったという次第。
 
このレシピ本がなかなか楽しくて、最初にいきなり「豚の角煮」レシピが7種類。定番の醤油味の角煮から始まり、塩味、味噌味、カレー味、トマト味、胡麻味、ピリ辛味、と、ひたすらに豚バラ肉ブロックの煮込み料理が続く。
 
魚の煮込みや豆や野菜の料理も載っていたけれど、前半はとにかく肉!という感じで、「和風コンビーフ」「牛すじとこんにゃくの煮込み」「牛テールスープのみぞれ仕立て」と、「わ~……好きな感じだ~……」とうっとりするような品名が並んでいた。
 
……で、いっちょ作ってみるかと、週末に特売していた国産豚バラ肉を使って、作ってみたのは「豚の角煮 塩味キャベツ」。醤油も味醂も入らない。下茹でした豚肉を、塩と隠し味程度の砂糖で数十分加圧して、圧を抜いてから最後にキャベツを加えて数分煮込む。時間がかからないうえに簡単だ。
 
シンプルな塩味メインディッシュなので、サラダはマヨネーズ味っぽいのが良いなぁと、茹でたしめじ、刻んだきゅうり、茹で落花生、ちぎった生ハムを適当に合わせてレモン汁と少量のマヨネーズで和えて。あとは味噌汁と羽釜御飯。角煮ならこれでしょ!とビールも出した。
 
角煮はこんな感じ、見た目も、醤油色ではないのであっさりな外見。
 
黒胡椒をたっぷりガリゴリ挽いてからいただいた。
 
塩味が中までじんわり染みていて、ほろりと煮えた圧力鍋特有の柔らかい食感が良い感じ。
 
で、私は脂身少なめの小さめカットを2個にしておいたのだけれど、1切れと半分くらい食べたところで、なんだかもう「脂身がお腹いっぱい」な感じに。
 
あああ、若かりし頃は角煮の3個や4個や5個(いや、5個は言い過ぎだわね)平気で食べられたものだけど、これが「寄る年波」というやつか、と改めて自覚。
 
レシピの角煮シリーズ、一通り作ってみたいのだけれど、私の胃袋を考慮するとけっこう間を空けないとダメみたいなのだった。悔しい……。