2012年7月26日木曜日

ビビンバ&コムタン

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「アンデルセン」の
 デンマークソーセージロール
 ツナフランス 半分
パイナップル
アイスカフェオレ
妙に疲労した気分で目覚めた木曜の朝。
 
明け方みた夢の中、私はなぜだか冷蔵庫を必死に整理していて(「これは夢」だという自覚があるのに真面目に整理していた私…)、「よっしゃ綺麗になったー!」というところで目が覚めたのだった。これで現実の冷蔵庫も綺麗になっていたら万々歳だけれど、当然そんなことはなく。
 
「そうだよねぇ、片付けたいと思っていたんだよねぇ……」
と、予定より少し早く目が覚めたのを良いことに、冷蔵庫内の片付けをした。「いずれ食べるかも」と半端に残していた、今ひとつ好みじゃなかった調味料やパスタソースなどを盛大に廃棄。夢の中ほどにはいかなかったけれど、かなりすっきり綺麗になった。
 
今日の息子弁当の献立は簡単なものを予定していた今日、冷蔵庫片付け後の弁当作りも至極簡単に済んだ。
昨日駅ビルに買い物に行ったので、ついでに買ってきた野菜かきあげ、それを使った「うどん弁当」。
 
どんぶり型弁当箱に茹でて水で締めたうどんを入れ、だしは別添で丸いスクリューキャップ容器に凍らせたもの。弁当箱の中皿に大きなかき揚げと刻みきゅうり、茹で青菜を入れたらもう中皿はいっぱいで、小さなタッパーもう1つ出して葡萄(息子大好きデラウェア)を詰めた。
 
朝御飯は、昨日買ってきた「アンデルセン」のしょっぱい系パン2種類。定番のソーセージロールと、私のお気に入りのツナフランス。ガスコンロの魚焼きグリルで数分、ささっと温めた。あっという間に火が通る(ただ、焦げやすいのでそれだけ注意)ので、電気オーブンはもうすっかりパン温めの用途には使われなくなってしまった今日この頃。
 
拳銃型爪楊枝、「Sniper Bites」。シュールだわぁ……。 そしてデザートにと出したパイナップルに、昨日の戦利品をぶすりぶすりと刺してみる。
 
南東向きの明るいダイニングテーブルが、一気に不穏な空気に包まれるこの光景。
 
昨日、息子のマグと一緒に買ってきたのは、ライフルや拳銃型の爪楊枝、「Sniper Bites」だ。
 
「うわぁ……変な商品みつけちゃった」
「なにこれ!?おもしろい!」
 
私が見つけ、息子が食いついたそれは、「カクテル用のピック」なのであるらしい。マティーニグラスに入れたオリーブやらチェリーやら、おつまみのチーズやらにこれを刺すとお洒落だぞ、と、そういう趣向の商品なのだった。
 
更に同じコーナーに「ヒゲ型爪楊枝」(こんなの)、「アーミー型爪楊枝」(こんなの)もあって、それらも妙に愛嬌がある面白いものだった(特にヒゲ!)のだけれど、息子のたっての希望でライフル型のを買ってきた次第。
 
いやぁ、面白いけど、でもほんと、どんな食卓にも戦慄を走らせてくれるよねぇ、これ……。いつ使うのよ、これ……。
 
新生姜の甘酢漬け。美味しくできてると良いなぁ。 そして午前中ささっと作ってみたのは、「新生姜の甘酢漬け」。
 
写真の甘酢漬けの隣は今日収穫した「白ゴーヤー」。もたもたしていたらほんのり黄変が進んでしまったので慌てて収穫した。
 
新生姜の甘酢漬け、作ってみたいと思いつつ、これは「冷蔵保存」が基本なレシピばかりなので、「冷蔵庫内に余裕がないなぁ」と指をくわえていたのだった。
 
が、我慢できず、新生姜がまだ八百屋の店頭にあったのを良いことに1パック分(ちょうど手持ちの大きなジャム瓶1本分くらい)挑戦してみることに。
 
レシピは色々、薄切りにした新生姜を水にさらしたりさらさなかったり、そのあと茹でたり、熱湯をかけるだけだったり。ただひとつ、湯に通した時は、アツアツのうちに水気を絞るのが肝要らしい。まだ熱の残る生姜を甘酢に漬ける。
 
水も湯も使わず、スライスした生姜をそのまま調味液に漬ける方法だと常温保存も可能……という記述を見たのだけれど、それはちょっとどうだろう、と思い、まずは冷蔵保存版のを作ってみることにした。
 
ここ1ヶ月ほどで色々な「新生姜レシピ」を眺めた結果、参考にしてみたのは色々美味しそうなものが満載だった『365日、おいしい手作り!「魔法のびん詰め」』(こてらみや 王様文庫 2012.03)に掲載のレシピ。
 
スライスした生姜を水にさらし、その後さっと茹で、水気をぎっちり絞ってから一度煮立てた甘酢に漬ける。スライスするのは大変だったけれど、新生姜の先っぽのピンク色をしたところも余さず漬けたら、瓶全体が綺麗なピンク色に染まっていった。
 
酢飯に混ぜていなり寿司にする……とかやりたいのだけれど、ここまでガリが好きなのは家族で私だけだから、まずは平日ランチに堪能かな~。
茹で枝豆(天狗の茶豆!)
ビビンバ
コムタンスープ
麦茶
昨日お肉屋で買ったのは、半額シールが貼られた和牛すね肉ブロック。
 
スープ煮かな、あっさり味で……と思いながら籠に入れ、レジに向かうところで今度はナムル盛りあわせの値引きシールが目に入った。20%off……牛すねスープとビビンバ、けっこう幸せな献立かも♪と、昨日の夕飯をそんな感じに考えて買ってきたのだった。結局昨日は、銚子丸に行っちゃったわけだけど。
 
そういうわけで、一日遅れの韓国風夕御飯。既製品のナムルを使えたので、けっこう手抜きさせていただいた。
 
「ガスコンロを使う時間を1分でも短くしましょう(室温上昇を防ぐために)」という意図もあって、牛すね肉煮は圧力鍋まかせ。一口大にカットしてから一度茹でこぼした牛すね肉を、水と塩、酒、ほんの少々のビーフコンソメで圧をかけていく。圧を抜いてから塩味調整して、器によそった後に刻み葱とすり胡麻、胡麻油少々を落とせば、なんとなくそれっぽい感じになった。
 
買ってきたナムルのセットは、もやし、ほうれん草、ぜんまい、大根(ピリ辛味)の4種類。もやしはちょうど買ってきたものもあったので、もやしのナムルは大増量。あとは、先月号の『NHKきょうの料理』に掲載されていた「とうもろこしのナムル」も作ってみることにした。
 
作り方を見ると、ナムル(=和え物)ではなくポックム(=炒め物)では?と思ったのだけれど、レシピ名は「とうもろこしのナムル」。胡麻油でほぐしたとうもろこしの実を炒め、醤油と味醂で調味する。にんにくや葱、唐辛子などが入ることもなく、特に「韓国風」という感じではない、むしろ居酒屋的な「コーンソテー」。
 
他のナムルとの味のバランスは、正直なところ良くはなかったかもしれないけれど、でもこれは息子も喜びそうだなぁと他のナムルと一緒にご飯の上に乗せてみた。コーンが甘い分、私の丼にはコチュジャンを多めに乗せてみたりして。
 
「……あ、やっぱり、自分で作ったナムルの方が美味しいわ……」
野菜の質、というより胡麻油の質が全然違うしなぁ、と思いつつも、ビビンバ用のナムルを2人分仕込むのは地味にめんどくさい(ぜんまいのナムルあたりが絶対余りまくるし……)ので、こうして手軽にビビンバが食べられたのは何より。コーン入りでほんのりマイルドな味わいになったビビンバはいつもよりちょっと違った味わいでなかなか美味しかった。