2012年5月10日木曜日

猫の御相伴

「モンタボー」の
 北海道牛乳パン
パイナップルのヨーグルトかけ
アイスチャイ
鵠沼海岸に行くと、つい帰りがけに買ってきてしまう「モンタボー」の牛乳パン。
 
神奈川のお店ではなくて本店は麻布十番のパン屋さんチェーンで、千葉県内にもちらちら支店があるみたいだけれど、あいにく我が家の近くにはお店がない。都心に出る時に見かけるということもあんまりなくて、だからつい「江の島行く時は埜庵でかき氷、帰りがけに牛乳パン購入」の流れが定番になりつつある。
 
息子の朝練のために起きる必要もない朝、おもうさま惰眠をむさぼろうかと思わなくもなかったけれど、
「今日はゴミの日じゃん……」
と、結局朝7時には起床。起きて早々チャイの準備してそのまま冷ましておき、ひととおり家事を終えてから氷を落としてアイスで飲むことにした。
 
ここぞとばかりにスパイスたっぷりのチャイにして、食後に大好物のパイナップル。ささやかながら一人御馳走。
人参の葉入りかき玉鶏スープ
山盛りルッコラと間引き根菜
ゆでどりのピータンソース
「神宗」の鰹昆布
黒米入り御飯
シードル
さて、昨日の夕方届いたのは「ビオファームまつき」の野菜セット。
 
購入予約を入れたのは1ヶ月前の事だったので、今週けっこう出かけしまうのも息子が不在なのも予定が見えていなくてちょっと残念なタイミング。時間に余裕がある、ねっちり料理できる週に届けば最高だったのだけれど、仕方がない。
 
公式サイトでも扱いがあるのだけれど、販売予告があるこちらの通販サイトの方で、送料込3110円のものを買ってみたのだった。
 
入っていたのは、いよいよ季節も盛りの葉野菜がほとんど。もうちょっと根菜がある方が日持ちがするんだけどなぁと思いつつ、でもルッコラもマスタードグリーンもすごく良い香り。箱を開けてわくわくした。
 
内容は、
リーフレタス(赤色)、リーフレタス(緑色)、エシャロット、水菜、マスタードリーフ(赤・青)、ルッコラ、間引き大根、間引き人参、黒米
だった。本当に緑色の葉ものがたくさん。
 
エシャロットは、たっぷり葉もついているのでこれも汁物の薬味に。間引き人参の葉は袋に入れて凍らせると手でぱりぱり砕けてスープやサラダのトッピングに使えるのだそう。合鴨と一緒に育てた黒米は白米1合にタイして大さじ1杯入れて炊いてみて……と、野菜のA4サイズの説明ペーパーにはいろいろアドバイスが書かれていた。
 
そのペーパー、裏にも「水菜とハムのシャキシャキサラダ」「水菜と油揚げの煮浸し」「マスタードリーフの親子和え」「万能エシャロットソース」と、届いた野菜を使うレシピがいくつか掲載されていて、至れり尽くせりだ。
 
今日はルッコラを鶏と食べることにしよう……と、鶏焼いてシーザーサラダ風にルッコラと盛りつけるのも良いかなと思いつつ、一応レシピ検索。日高良美さんレシピの「ゆでどりのピータンソース」というのがちょっと面白いなと、これにしてみることにした。
 
鶏は茹でる。鶏を入れて沸騰させる時間はほんの一瞬で、すぐ火を止めて余熱で柔らかく火を通す。ピータンソースは、刻んだピータンに玉ねぎ(せっかくなのでエシャロットで代用)、刻みパセリ(エシャロットの葉の部分で代用……)を混ぜて、塩胡椒、バルサミコ酢、オリーブ油で調味する。で、ルッコラと鶏とソースを盛り合わせてできあがり。
 
ソースはどうしても「ピータン色」なのでそう美しいものではなかったけれど、お酒に似合いそうななかなか美味しい皿の完成。
 
ルッコラたっぷり盛りつけて、更に「おかわりルッコラ」も用意して、山羊か兎かという勢いでわしわし食べた。
 
昨日のリーフレタスも美味しかったけれど、このルッコラの濃厚な味は格別。葉もバリッと力強い感じで、スーパーのルッコラ4~5株分が1株に凝縮されたような香りと味だった。
 
せっかくなので、一緒に届いた「黒米」も、リーフレットに書いてあったとおりに白米に混ぜて炊いてみた。見事に「黒い」米で、炊きあがった御飯は灰色……というより、薄紫色の綺麗な色。炊けた黒米は、香ばしいような甘いような独特な香りがした。そこに「神宗」の胡麻ふりかけをかけながらもぐもぐ。ついでに鰹昆布も出してもぐもぐ。
 
今日は朝から夜まで一歩も外に出ず、届けものもなく、会話した相手はと言えば2匹の猫だけ。
 
「席空いてますのニャ?じゃあ御相伴してますのニャ」
とばかりに、夕食中、ずーっとりゃんりゃんが空席に座っていたのが面白かった。鼻ひくひくさせていても、残念だけど鰹昆布は差し上げられませんのニャ。