2011年11月30日水曜日

2011年11月[写真一覧]

2011年11月01日
2011年11月02日
2011年11月03日
2011年11月04日
2011年11月05日
2011年11月06日
2011年11月07日
2011年11月08日
2011年11月11日
2011年11月10日
2011年11月11日
2011年11月12日
2011年11月13日
2011年11月14日
2011年11月15日
2011年11月16日
2011年11月17日
2011年11月18日
2011年11月19日
2011年11月20日
2011年11月21日
2011年11月22日
2011年11月23日
2011年11月24日
2011年11月25日
2011年11月26日
2011年11月27日
2011年11月28日
2011年11月29日
2011年11月30日

宅配総菜を頼んでみたり

ベーコンエッグ
バタートースト
紅茶(ヴィンテージダージリン)
今日の朝御飯は、トーストとベーコンエッグ。
 
今日は紅茶にしよう、と、だんなの出張土産のヴィンテージダージリンを淹れることにした。私はどちらかというと牛乳に似合う茶葉の方が好きなのでアッサムやセイロン系ばかり好んで使ってしまいがちなのだけれど、さすがのヴィンテージダージリンは、素晴らしく良い香り。
 
口に含むとうっすらとした甘さも感じる美味しいお茶は4煎目くらいまでになっても出涸らしな感じにならず、一日中私はこの茶葉でお茶を飲み続けていたという次第。
 
卵も美味しいものを使ったので、シンプルながらちょっと幸せな朝御飯だった。
宅配で届いたお総菜
 芝海老のマヨネーズソース
 イベリコ豚の酢豚
いんげんの胡麻和え
かき玉汁
羽釜御飯
麦茶
私は体調を激しく崩すことはあんまりない……と思っているのだけれど、どうも今月はずっと不調続き。今月頭に風邪ひいて、市販の風邪薬だけでやりすごしていたものの咳が止まらないどころか酷くなる一方で、ついに声帯がやられて声が全く出せなくなり病院に駆け込んだのが先々週。
 
早く病院に来なさいねと苦笑いされて処方された抗生物質など飲み飲み、咳も鼻水も収まったのでこれ幸いと先週お出かけしたら、見事にぶり返してしまった。微熱&喉痛→鼻水&咳のコンボをもう一度繰り返して、「スイマセン、ぶり返しました」とまたお医者に行ったのは昨日の事。
 
「あのね。薬飲んでいる間は、治ってるわけじゃなくて症状抑えてるだけだからね。免疫力も低下しているから、あんまりお出かけとかしちゃダメですよ」
と、また苦笑いされた。抗生物質も別のになった。漢方も処方するそのお医者からは、小青竜湯(激しく美味しくない)と五虎湯(美味しくはない)と麦門冬湯(これはちょっと甘くて美味しい)の大量の顆粒の薬も渡されて、レッツ薬漬け♪なここ最近。ちなみに今は声は出るけどまだまだ歌は歌えない。悲しい。
 
……と、そんな前置きというか言い訳を前提とした、今日の手抜き夕御飯。
スープ作っていんげん茹でるくらいしかやらなかったので、食べ終えてみると軽く自己嫌悪。
 
病院行った昨日の午前中の段階ではあんまり体調が良くなくて、
「あー……今日は材料あるからそれ作らなきゃだけど、明日の夕御飯は手抜きしてもいいかなぁ……」
と、「三越伊勢丹エムアイデリ」で野菜などの注文ついでに、今日配達依頼でお総菜も注文してしまったのだった。
 
何がありがたいって、「当日午後3時までに注文すれば翌日午後に届けてくれる」事。天気が芳しくなくて明日は絶対家を出たくないぞ、などという時にありがたいサービスだ。お総菜も美味しくて使えるようならますます手抜き、いや、利用の幅が広がるぞ、と。
 
で、頼んでみたのは中華料理。「王府井 芝海老のマヨネーズソース」と「四陸 イベリコ豚の酢豚」。どちらも1パック600~700円というところで、息子との2人分、1パックずつ2種類注文すれば充分かなと思ったのだけれど、届いたものは想像よりも物足りない分量だった。地元の中華定食屋「太閤園」の酢豚だったら、1人前で2パック分くらいは盛ってるよ……くらいの分量。
 
味の方はまさに「デパ地下総菜」的な感じで、味つけとか保存状態(ちゃんと冷蔵便で届くのよ)も良かったのだけれど、「しっかり食べようと思ったら2人で3パックは買わないといけない」となると、フトコロ的には嬉しくない。おとなしく「太閤園」の定食食べに行った方がむしろ安上がりというくらい。
 
悪くはないけど、緊急手段として使えなくはないけど(それこそ家族全員インフルエンザで倒れちゃったり、という時とか)、やっぱり宅配で総菜買うのは日常的にできることじゃないわね、と思い知った。
 
それはそれとして、マヨネーズソースが絡んだ海老は大ぶりでプリプリと美味しかったし、酢豚の方は「なにもイベリコ豚を揚げて甘酢に絡めなくても……」と思ったものの、確かに美味しい肉使ってるなと感じられるもの。きくらげやパプリカ、筍などが炒め合わされた大人っぽい味の酢豚だった。

2011年11月29日火曜日

シリコンスチーマーで鮭調理

とり豆腐
卵かけ御飯
麦茶
昨日、池袋西武の生鮮品売り場でうっかり卵がお買い得価格だったものだから、
「千葉まで生卵持って帰るって、よく考えたらめんどくさい……」
と思ってしまいつつもうっかり購入。
 
でも、今日の朝御飯は「とり豆腐&ご飯」の和風にするつもりでいたから、これ幸いと
「昨日買ってきたばかりの卵だから、卵かけご飯にしたら美味しいよ~」
と食卓に出すことができたのだった。結果オーライ。
 
小ぶりの卵は、殻が厚めで黄身もこんもり艶があって良い感じ。
最初は、
「私は卵かけご飯にしないでも良いわー、とり豆腐だけあれば良いわー」
なんて思っていたのだけれど、息子が嬉しそうに卵をかき混ぜているのを見たら私も卵かけご飯が恋しくなってしまって、結局私も卵かけご飯。
 
汁物とご飯だけ……と、字面だけ見ると簡素な朝御飯だけれど、とり豆腐はなにしろ具沢山なので、豆腐あり肉あり野菜ありでけっこうな食べ応え。朝からリッチな気分になれた朝食だった。
たたききゅうり
ノルウェーサーモンと野菜のバターレモン蒸し
とり豆腐(ラスト~)
羽釜御飯
麦茶
だんな激ジョブにつき、今日も息子と2人の夕御飯。
 
昨日、美味しそうなノルウェーサーモンを買ってきたので、これを塩焼きにしようかなと考えて
「いや、もっと簡単に、シリコンスチーマーにおまかせしてみよう」
ということに。
 
スチーマーに刻んだ白菜をたっぷり敷いて、更に玉ねぎ、しめじ、彩りにとラディッシュも少し。上に鮭を置いて塩胡椒。数ミリ角に刻んだバターをあちこちに落として、4分半ほどレンジでチンした。鍋を汚すこともなく、こびりついたりすることもなく火が通せるのは本当に重宝だけれど、切り身の魚だと皮目がこんがり美味しそうな仕上がりにはならないのがちょっと残念かな。
 
「そっか……皮つきの魚とかじゃなくて、鶏とか豚薄切り肉とか使った方が、そのあたりの違和感は無いってことなんだなー」
とまた一つ学習して、今日のところは良い感じに加熱が完了した野菜と魚を別皿に盛りつけた。
 
私はこれにポン酢をかけていただくことにして、魚が肉ほどにはウェルカムじゃない息子には
「ポン酢よりも……マヨチーズ味の方が嬉しい?」
と聞けば
「そっちがいい!」
とのことだったので、鮭の上からマヨネーズを格子にかけて、上にフワッとピザ用チーズをかけてから更に数十秒加熱したものを用意。インスタントなんちゃって洋風味……みたいな加工だったけれど、でも「あ、これなら美味しい」だそうで、息子には好評だった。
 
あとは、加熱している間にささっと準備したたたききゅうり(塩で揉んで胡麻油とラー油で和えた)と、これが最後のとり豆腐、炊きたて御飯が夕食の献立。
 
シリコンスチーマー、上手く使えば煮物から炊飯、お菓子作りにパン作りと色々な事ができるそうなのだけれど、そもそも「電子レンジ調理」自体にこれまで馴染みがあまりなかったから、手探り状態。
 
「料理している」という実感がほとんどないのでつまらないと言えばつまらないのだけれど、「一人の簡単な食事」とかにはシリコンスチーマーは本当に重宝だと思う。「これは作ってみたいな」というシリコンスチーマー料理レシピを、地味に集めている私。

2011年11月28日月曜日

ゴチランチの魚介御膳~

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
べダーウィズチェダ-ホットドッグ
カフェオレ
そういえばJohnsonvilleのBeddar with Cheddarがあったのでしたー、と、今日はこれを使ってリッチなホットドッグ作り。
 
市販のドッグパンではこのボリュームのあるソーセージをくるむのは至難の業で、こりゃキャベツとかザワークラウト詰めたらソーセージも乗らないぞということで、今日はシンプルドッグパン。ソーセージ自体にチーズが練り込まれているので、チーズも要らないかなと思いつつ、お愛想程度にシュレッドチーズを散らしてから、炒めたソーセージ挟んだドッグパンをオーブンに入れた。
 
パツンと皮が弾けるようなソーセージは相変わらずの美味しさで、肉汁が滴るようなジューシーさも、アメリカンな味わいも「そうそうこれこれ」と懐かしく感じるもの。パンはやっぱり自家製の大きめサイズドッグパンを用意した方が良いかな、と思いつつもぐもぐ。
池袋 「魚禅」にて
 本日の御膳(鰆の西京焼き)
 ビール
今日は仕事の打ちあわせ。
 
池袋のいつものお店で、いつものお客さんと、ゴチランチ(いつものビールつき)。
 
すっかり息子が肉食動物と化してしまって、目下、刺身と寿司以外の魚介料理の頻度が激減中の今日この頃、「魚禅」の魚尽くしの御膳は今日も嬉しい内容だった。
 
日替わりのメインのおかずは、蓮根の煮物と絹さやを添えた鰆の西京焼き。
 
天ぷらは海老とキス、ししとうと茄子、小鉢はがんもどきとくわいの含め煮。大きな椎茸と海老の入った茶碗蒸しと、蕪の漬け物、あとはいつもの内容で、胡麻ドレッシングのサラダとなめこの赤だし、御飯。
 
仕事の話もきっちりあれこれしつつ、魚介どっさり豪華なランチを今日も美味しく味わった。鰆がとろけるような口当たりで柔らかく脂が乗っていてたいそう良い感じ。
 
卓上には夜用のメニューも置かれていて、豪華な舟盛りの写真を見るだに「夜に来て、これ食べたい……」と思ってしまうのだけれど、あいにく池袋を夜訪れる用事がなくて、次の野望は「打ち合わせが入った日に早く家を出て、開館と同時にサンシャイン水族館に行く」というものだったりする。リニューアルオープン後、まだ一度も行ってないのよねサンシャイン水族館。
ほうれん草とミックスベジタブルのソテー
大沼ビーフのロールステーキ チーズ乗せ
コーンスープ(レトルト)
羽釜御飯
麦茶
打ち合わせ後は、せっかく都心に出たことだしとデパ地下をぷらぷらしてから帰宅。
 
池袋西武の地下の生鮮品売り場はなかなか魅力的で、美味しそうなサーモンの切り身を明日の夕飯用に購入し、今日の分をと手にしたのは「大沼ビーフのロールステーキ」なる不思議なもの。売り場のおばちゃんのセールストークに乗せられて買ってきてしまった。
 
「大沼ビーフ」は北海道、函館の牛なのだそう。その大沼ビーフの普通の薄切り肉も売られていたのだけれど、その薄切り肉をぐるぐるっと巻いてスライスした「ロールステーキ」(こんなの)がお手頃価格だった。
 
くず肉と脂を固めて作ったようなイメージがある、スーパーでよく見るような成型肉サイコロステーキとは違って、「ただ巻いて、切りました」的なロールステーキは自然な外見で美味しそう。
 
「これねぇ、両面しっかり焼いていただいて、仕上げにチーズ乗せて蓋して溶かすと良い感じですよぅ!」
と、売り場のおばちゃんが言うものだから「あ、それは良いかも」と籠に入れたという次第。
 
おばちゃんの言うとおり、塩胡椒してから両面を焼く。元が薄切り肉なので中までしっかりめに火を通し、最後にラクレットを適当に削ったものをトッピングして蒸し焼きにした。
 
で、焼けたステーキを皿に盛りつけてから空になったスキレットに湯と顆粒のデミグラスソースの素、ケチャップとソースを適当に落として簡単にソース作り。そのソースと、ほうれん草炒めを添えたら、悪くない風の洋食皿の夕飯ができあがった。
 
焼く段階で、
「そっかー、ステーキ肉じゃないからミディアムレアに仕上げるとかはしちゃいけないんだー」
と改めて思ったのだけれど、そういう意味ではちょっとつまらないロールステーキ。でも、「見た目ステーキなのに、箸でつまんで食べられる」面白さがあったし、どこも柔らかだったのでその点息子には好評だった。

2011年11月27日日曜日

山盛りたらこスパ

フレンチトースト
カフェオレ
みかん
久しぶりにフレンチトーストが食べたいな、とのリクエストがあって、日曜本日の朝御飯はフレンチトースト。
 
フレンチトーストのキモは、「中までしっかり染みた卵液」にあって、それを実現するために丸一日卵液にパンを浸すレシピも存在するくらいだけれど、家庭で簡単にそれを実現するのは電子レンジが重宝するとのことで、もっぱら最近は電子レンジを活用している。
 
今日も卵3個分のたっぷり卵液をしっかり染みこませたバゲットを焼いたら、中までふわふわの良い感じのフレンチトーストができあがった。定番のバターとメープルシロップを添えて、「いただきます」。
 
食パン使ったフレンチトーストもリッチな味わいだし、バリ島のブランチブッフェでいただいた「クロワッサンのフレンチトースト」も思い出になるくらいの美味しさだったけれど、基本はやっぱりバゲットを使ってのフレンチトースト。焼き色も綺麗につきやすいし見た目も可愛らしくて良い感じ。
 
今日は2つのフライパン使って一気に焼きあげて、大皿に全部盛りつけて「さぁ、好きなように取って食べろー!」という風にしてしまったから、「見た目も可愛らしい」とは程遠い外見の朝の食卓になったわけだけれど、だんなと息子には大好評。端っこだけ半端に残してもなと1本のバゲット丸ごとフレンチトーストにしてしまったのだけれど、全部綺麗になくなった。
たらこスパゲティ
アイスカフェオレ
今日も家でまったりのこの週末、お昼御飯は昨日スーパーでお手頃価格だったバラたらこを使って、息子垂涎の「たらこスパゲティ」。
 
献立を知った息子が、「お手伝いお願いしまーす」のだんなの声に立ち上がり、男2人がわいわいと昼食の支度をしてくれた。私はというと、午前中にひと仕事(洗面所下収納の整理整頓……100均行って棚っぽいの作ったりして)終えて、力つきていた次第。
 
なんだか、すごい量の麺がゆだっているなと思っていたら、なんと500g強(いや「600g弱」というべき……?570gくらいあったそうだから)も茹でたのだとか。確かに、他のスパゲティメニューに比べると、たらこスパゲティは「具のかさ」はほとんどないから、かなりな分量ぺろりと食べられてしまのだけれど、それにしても。
 
当然ながら私は一番少ない量で、それでも130gくらいはあったと思う。麺が少ないから和えるのも手早く終わり、そして見やるとだんなと息子がえらい量の麺と格闘中。例によって、「見ているだけでお腹一杯」な感じの食卓になったのだった。
 
使用バターはカルピスバター、たらこも昨日買ってきたばかりのもの、麺ももっちり太めのもの、ということで、かなり完璧な美味しさだった久々のたらこスパ。先ほどまで料理人ぶりを発揮していた男たちは、バキュームカーへとジョブチェンジしたらしく、すごい勢いで目の前の麺を消しにかかっていた。
スティックきゅうり with マヨネーズ
もやしとイベリコ豚の蒸籠蒸し
とり豆腐
羽釜御飯
ビール(キリン秋味)
……というわけで、夕飯は軽め、軽めに。
 
春菊がお手頃価格だったので「とり豆腐しましょう」ということになり、でもとり豆腐はメインディッシュというよりは「具沢山な汁物」くらいの位置づけなので、何かおかず的なものが欲しいなと。
 
そういえば冷凍庫の中に、安売りしていた時に買ったイベリコスライス肉があったのでしたーと、それを解凍して、もやしと一緒に蒸籠蒸しにしてみることにした。蒸籠にみっちりもやし詰めて、肉をふわっと乗せて、軽く塩して蒸かすだけ。1人1蒸籠で用意した。
 
とり豆腐は鰹と昆布のだし汁に、一度湯通しした鶏もも肉と豆腐を入れて、沸騰させないようにゆるゆると火を通し、食べ際に茹でた春菊添えるいつもの形で。春菊を使うというのが、香りが良くて素敵。……多分芹とかクレソンあたりも似合わなくはないのだろうなぁと思いつつ、他にはすき焼きの時くらいにしか買うこともない春菊を、とり豆腐の時はせっせと買ってきて使っている。
 
もやしと豚の蒸籠蒸しの味つけは、市販のたれ色々。
 
定番の旭ポンズに、ミツカンごましゃぶ。今秋にやたらと流行っていたので思わず1つ買ってしまったジュレ状のポン酢「ミツカン ぽんジュレ」も出してみた。だんなは「これが良いんじゃない?」と、先日福岡のアンテナショップで買ってきた「もやしのうまたれ」を食卓に。
 
「キャベツのうまたれ」と同じシリーズの「もやしのうまたれ」、似たような味かと思ったらこれが全然違っていて、「ああ、確かにもやしはもやしに似合うわ」と盛り上がる私たち。もやしの方には胡麻油が多めに入ってるのねー。
 
「ぽんジュレもけっこう旨いよ」
「いやいや、このもやしのたれが……!」
と、各自好みのものをかけて蒸籠蒸しを堪能。イベリコ豚も旨味たっぷりの美味しいものだったし、その肉汁を吸ったもやしもシャキシャキと良い感じ。蒸しもの旨いね、しかも簡単なのが嬉しいわー、と、あっさりヘルシーめな夕御飯が堪能できた日曜の夕御飯。

2011年11月26日土曜日

今日は焼き肉、ホルモンたっぷり

「アンデルセン」の
 ウィンナーロール 1/2個
 ハムチーズ 1/2個
 ミルクフランス 1/3個
ヨーグルト(メグミルク牧場の朝)
カフェオレ
昨日、閉店間際の「アンデルセン」の駆け込んで、朝ごパンを調達。
 
息子好物のミルクフランスは残り1つで、「じゃあこれは家族で分けて食べましょうかね」と、しょっぱい系も家族分見繕って帰ってきた。
 
息子とだんなはウィンナーロール、私はハムチーズのつもりだったのだけれど、息子が「僕もハムチーズ食べたい」だそうで、半分こ。ミルクフランスも等分に切って、なんだか「少量多品種」風な朝御飯。ミルクフランスはいつもながら、癒されるミルク味と濃厚な甘さがたまらなかった。いかんなーポイズンだとわかってるのになー。
だんな特製 「ダニエル」
麦茶
ここ数週間……いや、数ヶ月ばかり水漏れに悩まされていた洗面所の工事がやっとこさ入って、なんだかバタバタだった午前中。工事の人がいるので出かけるわけにもいかなくて、「……昼御飯どうしましょ」「卵があるしベーコンもあるから……ダニエルは作れるねぇ」と、だんなが炒めスパゲティを作ってくれることになった。
 
イタリアは勿論、他のどこの国にもないだろう、日本が誇る(?)ロメスパ系メニューの「ダニエル」はこんな感じの炒めスパ。
 
「生クリーム抜きのカルボナーラ」というのともちょっと違う、「炒り卵とベーコン入りの炒めスパ」という感じのもので、あとは玉ねぎやマッシュルームが入るのだそう。だんなが中華鍋でざっかざっかと炒めて作ってくれた。
 
オーバーボイル上等、という感じの太くもっちりとした麺と、マーガリンで炒めた独特の風味。久しぶりのダニエルは今日も美味しかった。
稲毛 「虎の子」にて
 白菜キムチ \300
 シャキシャキもやし \300
 もつ煮込み \350
 上タン塩 \1050
 粗挽きウィンナー \514
 トロホルモン \309
 テッチャン \309
 ハチノス \257
 シビレ \357
 カルビ 2×\300
 国産牛カルビ \514
 にんにく焼き \409
 サンチュ 2×\409
 ライス \357
 韓国海苔 2×\262
 生ビール(中) 6×\314
 ラムネ 3×\210
ホルモン半額なのに計1万円弱食べちゃってるし……
だんなも私も体調不良とあって、何も予定を入れなかったこの週末。
 
買い物その他用事を済ませに、洗面台の工事が終わった夕方にだんなと2人ちらっと外に出たのだけれど、
「んー……夕食、やる気ないねぇ……」
「どっか飲みにでも行っちゃう?」
ということに。
 
一度家に帰ってから、「最近、チェーン店の居酒屋もホットペッパーとかでクーポン出してるんだよねぇ」と、あれこれ検索。この店は食後のアイスがついてくるよ、こっちは10%引き……と色々調べていたら、お手頃価格の焼き肉屋さん虎の子の、「ホルモン全品半額クーポン」を見つけてしまった。
 
「曜日限定とか、入店早め限定とかじゃないの?」
「んー、そういうの、ないみたい……」
それはお得かもねと、当初は「もつ煮込みでもつまみながら居酒屋で焼酎飲み飲みディナー」くらいのつもりだったのが、「がっつり焼き肉ディナー」になった。今日は焼き肉!と、体の不調はどこへやら、家族でお出かけ。体の不調はどこへやら、けっこうな勢いで飲み食いしてきた。ホルモン半額なら~と、ついついビールも3杯。
 
トロホルモン、テッチャンあたりはお馴染みのホルモンdかえれど、ハチノス、シビレあたりはあまり焼いて食べたことはなくて(ハチノスなら煮込みが多いし、シビレは串焼きで食べたことがあるかな、くらい)、この機会にと注文してみたら、これがなかなか良い感じ。
 
ハチノスは独特のコリコリした食感が良かったし、シビレはたいそう脂が乗っていて、なのにどこかサクサクとした食感もあった。小さな一口大の肉を串焼きでいただくのとはまた違った感じで素敵素敵。
 
ホルモンよりは正肉が好みな息子は、お代わり無料の御飯と、韓国海苔、サンチュを貰って、一人でカルビをじゅーじゅー焼いて満足気。私は「今日はホルモンとビールがあればいいやー」と、いつもは頼むシメ冷麺も眼中から外して、もやしとキムチをつまみながらホルモンをおおいに堪能した。
 
ホルモン好きな自分にしてみれば、シビレあたりはホルモン独特の匂いも感じなくてホルモン好きの人にも食べやすいのではー……と思うのだけれど、やっぱり苦手な人には美味しくない部位なのだろうなぁ。このところ、頻繁に
「俺たち、食べ物の好みが似ていて本当に良かったよね」
「まぁ、色々とらくちんだよねー」
と話題にすることが多い私たち。

2011年11月25日金曜日

今夜は「旨麺」の担々麺

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
バナナミルクパン
 バター・ハニーミルクジャム
カフェオレ
今日の朝御飯は、久しぶりにパンを焼いてみた。「明日の朝御飯、用意してなかったなー」と気付いたのはもう夜になってからの事だったので、タイマーかけてホームベーカリーにおまかせすることに。朝6時半に焼き上がるようにパンミックスの材料をセットしておいた。
 
使ったのはcuocaの「バナナミルク食パンミックス」。
 
なにも考えずに食材置き場から手にとったパンミックスが「バナナミルク」だったので、これで良いやと焼いてみたのだけれど、なかなかしっかり濃厚なバナナミルク味で面白かった。
 
まだ焼きたてでミミの部分もふわふわと頼りない食感のパンを適当に皆でちぎりつつ、「これが似合うと思うのよ」とミルクジャムなどつけながらもぐもぐ。
 
焼きたてパンの味も幸せだったけれど、何より幸せだったのは、焼きたてパンの香りで目を覚ますことができたこと。その分、深夜にホームベーカーが動き出してガコンガコンと音がするわけだけれど、幸いその音では目が覚めることもなく、「パンの香りで目覚める朝……いいなぁ……」と改めて思ったのだった。
稲毛 「旨麺」にて
 担々麺 \750
 煮玉子(クーポンで無料)
体調が昨日に増してよろしくなかった一日、仕事も少なめだったので猫抱えてベッドで横になったりしていたのだけれど、夕方になってもスライムのようにやる気のない私。いや、それではスライムに対して失礼なほどにやる気のない私。
 
「……あったかいもの食べたい……でもあったかいもの作る気力が沸かない……」
そういえば発売日だったから本屋に行きたかったんだわ……と思い出して、習い事帰りの息子と待ち合わせて外で食べることにした。あっかいものと言えば……ラーメン?
 
「というわけでね、ラーメン食べたいの、お母さん」
「お母さんがラーメン食べたいなんて、珍しいね」
と、向かったのは駅近くの「旨麺」(ういめん)というお店。あまり強い個性のないお店なのだけれど、醤油ラーメン塩ラーメンとんこつラーメンと一通り揃っていて、排骨麺、排骨飯があるのがなかなか素敵。強い主張がないゆえに食べやすいというか、気合い入れて「よーし○○店の××ラーメン食べに行くぞー」と勢いつけていかなくても大丈夫なお店だ。
 
探したらクーポンがあって、煮玉子サービスとのこと。携帯にクーポンのアドレスを転送してからお店に向かうと、案の定息子がメニューを見ながら
「玉子つけたいなー」
などと言い出した。
 
「ご安心を!煮玉子無料クーポンがあります!」
シャキーン!とiPhone取り出して、「お母さんすげー」と息子から羨望の眼差しで見られる私。これだけで上がる母ちゃんの株ってどれだけ普段お安いのかしらという感じなのだけれど、ともあれ息子も私も煮玉子入りで。
 
熱くて辛いものが恋しい気分だったので、私は担々麺(750円)、息子は「醤油らあめん」(650円)の大盛(+100円)で、計1500円の夕御飯。
 
たっぷりの練り胡麻入りの、たいそう胡麻胡麻したスープにラー油も入って、期待通りの濃厚さ&ピリ辛さ。ほうれん草と肉味噌、そして刻み葱がどっさり乗っていて、食べると良い感じに汗が出てきて「そうそうこれこれ、こんな感じ」と美味しくいただいた。

2011年11月24日木曜日

ホットケーキとオムライス

ホットケーキ
バニラミルクティー
そういえば今日の朝食については思いを馳せていなかったのでした……と、「さてどうしましょう」な木曜の朝御飯。パンの買い置きはなく、でも冷凍御飯はあるから、それ解凍して卵かけ御飯かお茶漬けとか……?と考えて、「いやいや、これもあった」とホットケーキミックスを取り出した。
 
大手メーカー製のホットケーキミックス、森永のではなかった……はずだけど、焼き方はこんな感じで。
 
粉を加えてからは混ぜすぎず(小さなダマや粉っぽさが残るくらいで全然問題なし)、余熱したフライパンを一度濡れ布巾の上で冷ましてから、生地は「上から落とす」要領で。
 
ホットケーキミックスのパッケージの写真ってやたら厚みがある仕上がりで「いやいや、そんな綺麗に焼けないから」と思っていたのだけれど、ちゃんとコツを押さえて焼けばかなりそれに近いできあがりになる。今日もふかふかと厚めの、良い感じのパンケーキが焼き上がった。
 
美味しいバター落として、メープルシロップ添えて、ふっくら分厚いホットケーキをもぐもぐ。お供はバニラティーに牛乳入れて。
スティック野菜 with たらこマヨネーズ
オムライス
コーンスープ(レトルト)
麦茶
どうも昨日のお出かけで、声以外はほぼ治っていた風邪がぶり返した……というか、また別の風邪を貰ってきてしまったらしく、えらく喉が痛かった今日一日。諸々の風邪の諸症状も出てきて、困ったわーと、今日は出かけることもせずに家でのんびり過ごしていた。家で座ってできる仕事で本当に良かった……と、仕事はちゃんと。
 
息子と2人の夕御飯は、材料もあまり無いし献立をじっくり考える気力もなくて、「息子も私も間違いなく好物なものを」ということでありもの鶏肉を使ってオムライス。買い置きの紙パック入りコーンスープもあったのでそれも出すことにした。バーニャカウダ用にカットしてあった根菜はたらこペースト混ぜたマヨネーズを添えて。
 
オムライスはスタンダードにケチャップ味。鶏肉と玉ねぎ、人参、ピーマン炒めて塩胡椒とケチャップで調味、御飯を加えて炒め合わせる。溶き卵にはちょっと牛乳加えて、卵液たっぷりめの"薄焼き卵"を作る要領で最後に整形。……御飯を多めにくるもうとしたせいもあってか、たいそう難しかった。
 
「……ゴメン、なんかこう、バランス悪くなった……」
やけに皿の端に寄った盛りつけになってしまったオムライス、息子が「だいじょぶ、だいじょぶ」言いながらうまいことオムライスを皿の中央に来るように修正してくれた。
 
「今日は君の好きな献立だよ」 と言ったときに
「たらこスパ?カツ丼?クリームのスパゲティ?肉じゃが?」
あ!マッケンチーズか!?……と、息子が並べた言葉の中にあいにく正解はなかったけれど、オムライスはやっぱり好物だったらしい。包みきれなかったチキンライスがまだちょっと残っているよと伝えたら、それも綺麗に平らげてくれた。
 
今日の写真は、オムライスがかなーりがっかりな外見になってしまったので、代打で玄関まわりのクリスマス飾りなど撮影したもの。

2011年11月23日水曜日

白トリュフ祭り@Cozima

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
豚味噌うどん
麦茶
祝日の今日の朝は、ちょっと慌ただしく。
 
お昼はイタリアンだから、「これなら絶対味がかぶらないし」と、豚味噌鍋の残りのスープで豚味噌うどん。昼に備えて分量軽めで、2玉のうどんを3人で分けて食べた。
 
こっくり煮込んだうどんは、見た目はアレながらもうっとりするような美味しさ。体も温まったところで身支度していざお出かけ~。
富里 「Cucina Tokionese Cozima」にて
 白トリュフ特別ランチ
 ボトル スパークリングワイン
千葉、富里(成田の近く)にあるCucina Tokionese Cozima
 
青山にお店を構えていた頃からの馴染みのお店で、しばらくご無沙汰してしまっていたので久しぶりにお邪魔することにした。今年の春に友人夫妻と「併設のホースパークで乗馬してから食事しよう」という計画を立てていたのだけれど、でもそれが震災直後の予約だったことで流れてしまっていたので、改めて乗馬プランで申込み。
 
乗馬経験のある友人夫妻と、
「僕も馬に乗ってみたい~!」
という息子と、3人分の体験乗馬を申し込んで、"乗馬体験後、ランチ"という予約を入れた。
 
「富里ホースパーク」にて、体験乗馬。馬、可愛いなー。 乗馬クラブでの乗馬体験は、牧場などの子供相手の「引き馬」とは全く違うもの。
 
体重を後ろにかけて、手綱と脚(きゃく)で、進め、走れ、止まれの指示を出す。馬が軽く駆け足になってくれる頃には、騎手はお尻を上げて中腰体制にならなければいけなくて、これは見た目以上にハードな「スポーツ」なのだった。……いや、私は見ていただけだけど。
 
乗馬初体験の息子は始終トレーナーが手綱を持っていてくれていたけれど、経験のある友人夫妻はトレーナー無しで馬場をくるくる走らせていた。
 
馬の方も賢いもので、「お前誰だよ、乗馬経験あるのかよ」とばかりに、最初は全然言うことを聞かずにわざとギャラリー(私たち)のいる前で足を止めてやる気なさ気に立ってみたりするのが面白い。
 
曰く、馬は人間の3歳児くらいの知能があるのだそうで、そんなでっかい動物と心通わせて一緒に走ることが出来たら、そりゃ楽しいだろうなぁと思った。
 
思ったけど……乗馬を趣味にするのはよっぽど金銭面で余裕が無ければちょっと無理そうだ(入会金に月会費、それに加えて1回いくらの乗馬料、場合によっては馬の指名料などなど……)。今回は、体験乗馬のキャンペーン中ということで、20分1575円という格安料金で楽しめた次第。12月末までのキャンペーンなのだそうだ。
 
で、隣接するレストランで、ちょっと早めスタートのお昼御飯。
 
お客さんが続々とやってきてお店はほどなく満席になり、更に空席待ちのお客さんは2時過ぎまで絶え間なかったほどの盛況ぶり。でもお客さんの半分以上はカジュアルなパスタランチを楽しむお客さんといった感じ。フロアの片隅に食べ放題のミネストローネの大鍋とソフトドリンクが並び、日当たりの良いお店は賑わっていた。
 
そんな中、私たちは「酒だー」「白トリュフだー」と、3時間かけて宴会していたちょっと異色のお客さん。
 
というのも、別の案件でシェフとやりとりしていた時に
PS 白トリュフ始まったみたいです。
  今年は今のところキロ37万とかでかなりの激安
  のようです。タイミングが合えばご用意しますよ。
なんて事を言っていただいてしまったのが、今回の訪問のそもそものきっかけ。
 
「キロ37万円」と聞いても、それが安いのか高いのかピンと来ないのだけれど、でも確かに空前の円高傾向、日本経済全体には痛手でも白トリュフ激安のこのチャンスに乗らないのも勿体ないねと、それですぐさま予約を入れてしまったという次第。
 
震災前の予約で御一緒するはずだった友人にも「白トリュフ祭りしませんか!」と声をかけて、豪華ランチとあいなったのだった。
 
結果的には、5年ほど前は「コース料理と同じ金額かそれ以上がトリュフ代」な感じだったのが、今回は「コース料理の6割くらいがトリュフ代」(しかもコース代、青山時代よりも安いし……)という感じに。感覚的には5年前の半額以下という印象で白トリュフが楽しめてしまったのだった。
 
というわけで、「白トリュフ食べるよ~」と、組んでいただいたコースはこんな感じ。
近くのテーブルの人たちからは「あの人たち、何食べているのかしら」という不思議そうな視線が飛んできていた。
鶏レバーのクロステイーニ 黒胡椒風味
富里「Cucina Tokionese Cozima」にて、突き出しは鶏レバーのクロスティーニ 突き出しは、鶏レバーのふわふわ食感のクロステイーニ。上にパラッと粗挽き黒胡椒。
 
今日は息子も大人と同じコース料理を注文していたのだけれど、レバー好きの息子も抵抗なくいただける、クセのない美味しいものだった。
 
富里野菜のテリーヌ
富里「Cucina Tokionese Cozima」にて、スペシャリテの野菜のテリーヌ 2品目は、富里Cozimaのスペシャリテ、野菜のテリーヌ。
 
人参、ブロッコリー、蕪、かぼちゃ……と、野菜だけを固めた色鮮やかなテリーヌに、色鮮やかな五色のソース。
 
周囲にも紫キャベツ、食用菊などが飾られて、お皿の光景はいつも以上に賑やかだった。
 
テリーヌそのものには塩気がほとんどなくて、周囲のソースの塩気と、テリーヌに添えられた塩が調味料といった感じ。
 
青山時代の終盤は、皿の上にどんどん野菜の量が増えてきていたのだけれど、富里に移転してからは輪をかけて「野菜美味しいね、野菜食べようたくさん食べよう」というシェフの情熱が迸っているように感じる。その象徴がこのテリーヌなのかな、と。
 
野菜そのものの味を感じる、瑞々しいテリーヌは今日も素敵な味わいだった。
 
鱈のペースト ほうれん草とブロッコリーのソース
富里「Cucina Tokionese Cozima」にて、鱈のペースト&白トリュフ♪ 卓上には、
「今日はね、もう皆さんでかけちゃってください、白トリュフ置いていくので!」
と、S玉卵サイズくらいの白トリュフの塊がまるっと1個と、イタリア製のスライサー(それが今日の一番上の写真)。
 
最初にコースの説明をいただいた時に、この皿とこの皿を多めにかければ幸せかな、なんて話していたのだけれど、その「白トリュフ満喫1皿目」が、この鱈ペーストなのだった。
 
下に敷かれたソースはほうれん草とブロッコリーをベースにした、野菜の甘さを感じるもの。
 
上のふわふわは鱈のほくほくしたペーストで、「白トリュフといえばこれが似合うよね」という卵やチーズは使われていない感じなのに、素晴らしく白トリュフが似合う皿だった。
 
削りますよーかけますよー、と、ざーりざーりと白トリュフ削ってかけて、スプーンでいただくスープ感覚の料理、すっばらしく美味しかった。味といえば「あっさりめなきのこ……マッシュルームの方がまだ味はある」みたいな白トリュフなのに、香りは本当に素敵。
 
蟹とオマール海老を入れた白子のフラン
富里「Cucina Tokionese Cozima」にて、白子のフラン♪ そして白トリュフ満喫料理第二弾が「白子のフラン」。
 
「フラン」とは洋風の茶碗蒸しで、白子と蟹肉、オマール海老が入ったゴージャスなフランの上にアメリケーヌソース的なオレンジ色をした魚介のソースの層があった。
 
これがまた、先の鱈に輪をかけて白トリュフに似合う似合う。口に含むとふわっと溶ける口溶けのフランに白トリュフの香りが加わって、うっとりな食感と味わいだった。
 
くたくた野菜のフジッリ
富里「Cucina Tokionese Cozima」にて、優しい味のフジッリ ここでちょっと優しい味……という感じで、パスタは柔らかい味わいのフジッリ。でも塩気はしっかり効いていて、良い塩梅。
 
じゃがいもや人参が煮くずれるほどに火が入っていて、その砕けた野菜ごとソースにした風になっていて、お肉も入っているけれどその分量は少なめ。
 
息子は一人コースから外れて、パスタだけはミートソースを貰っていた。各テーブルに「今日のおすすめ:ミートソース」と書いてあるのがどうしようもなく気になってしまったのですって。息子のミートソースも美味しそうだったな。
 
青森産平目のグリル バルサミコ酢ソース
富里「Cucina Tokionese Cozima」にて、皮目パリパリ平目のグリル ここもテーブルでの協議の結果「白トリュフは次に賭けよう」ということで、トリュフは抜きでのお魚料理。
 
青森産の脂の乗った平目のグリルで、ソースはバルサミコ酢ベース。
 
敷かれた蕪と水菜は、粒マスタードを使ったドレッシングで和えられていた。酸味の利いた野菜は粒マスタードも多めで、見た目以上にガツンとした風味。シンプルな塩味の魚と一緒にいただいた。
 
仔羊の香草ロースト ポテトグラタン添え
富里「Cucina Tokionese Cozima」にて、仔羊&白トリュフ~♪ そして白トリュフ料理グランドフィナーレは、肉厚の仔羊!
 
香草パン粉をつけた仔羊のローストに、グラタン風のじゃがいもを1切れ添えたとてもシンプルな皿で、そのシンプルさがむしろ迫力、という感じ。
 
「全部かけまーす!」
「いっちゃえー!」
と、盛り上がるまま白トリュフをかけまくった。最後の方のカケラも、等分して「厚みがあるまま囓っちゃえ」という勢いで。
 
断面がロゼ色の仔羊はとてもジューシーで、厚い脂身部分も甘味があって美味しいもの。白トリュフとの相性もばっちりだった。
 
ティラミス
富里「Cucina Tokionese Cozima」にて、食後はティラミス ドルチェはティラミス。
 
苺の果肉とベリーのソースを添えた「苺のティラミス」で、お供にフレッシュハーブティ。
 
Cozimaでティラミスとは、むしろなんだか新鮮な感じがした。今日はチーズチーズした皿がなかったから、シメにチーズいただけてちょうど良かったかも。
 
自家製リモンチェロは、みかん入り!だそう 今日は何しろ満員御礼の混雑ぶりで、イレギュラーな私たちのコースも若干のんびりペース。
 
ドルチェを待つ間に、「よろしければ、こちら召し上がってくださいな」とテーブルに出していただいたのは、リモンチェロにしては鮮やかなオレンジ色の瓶。聞けば、「自家製のみかん入りリモンチェロ」なのだそう。
 
とろっと甘く、レモンの甘酸っぱさもあるけれど日本のみかんの風味が前面に出たリモンチェロ。「うはぁ~、甘い!」と、甘味系リキュールが苦手なだんなは閉口していたけれど、私と友人は「あ、美味しいね」「すごいみかん味だね」と、口当たりの良さについつい1杯2杯。
 
レモンの皮を乾燥させてリカーに漬けてシロップと合わせて……と、ざっくり作り方を伺ってしまったのだけれど、リモンチェロ、帰宅してググッてみたらこんな感じで作れるのであるらしい。
 
冬の酒というより夏の酒というイメージのリモンチェロ、冬のみかんの時期に仕込んでおいて翌夏にいただくのとか、たいそう素敵かも。美味しいみかんを今年も買ったので、12月にそれが届いたら皮を集めて作ってみようかと。……問題は、度数高めのアルコールをどこで手に入れるかだわ。
「銚子丸」にて
 御魚五彩
 背黒いわしの唐揚げ
 鶏の唐揚げ
 スペシャル茶碗蒸し
 なめろう軍艦
 いわし握り
 まぐろ中落ち軍艦
 まぐろ上赤身握り
 大トロ握り
 いくら手巻き
 お茶
などなど
今日は友人夫妻、だんなさんの運転で車で来ていて、帰りは我が家まで送っていただいてしまった。
 
「家まで送りますよ」
「いやいや、適当な駅までいいよ」
なんてやりとりの後、私が
「……うち寄って、猫撫でてく?」
と言ったらば「猫撫でていきますー♪」と。
 
友人宅には、かすみさんの娘(りゃんりゃんの姉もしくは妹)がいて、我が家の猫と同じかそれ以上に愛されて暮らしている。
「ああ、ほんとにそっくりだー」
「かすみさんにも似てるけど、やっぱりりゃんりゃんにも似てるよね」
と、我が家にお寄りいただいて、思うさまもふもふしていただいた。
 
……で、だらだらした勢いで、
「夕飯どうする?」
「ノーアイディア……」
「一緒に食べに行っちゃう?」
軽くでいいしね、昼豪遊したし、と、急遽「銚子丸」にゴー。
 
友人夫妻、初銚子丸だそうで、その派手なノリにちょっと圧倒されていた。「祝日の夜だしねー、けっこう混んでると思うよー」と予告した通りに、数十人が待合いコーナーで待っているのを目の当たりにしてそれにもかなり驚いていた。
 
祝日ということでか、今日はいつにも増して店内は賑やかで、
「いつもと違う茶碗蒸し!スペシャル茶碗蒸しできあがりましたよぅ!」
なんてトレイが厨房から出てくるのに
「それくださーい!」
「もひとつくださーい!」
と盛り上がってみたり、うっかり大トロも貰ってしまったり。結局、「軽くでいいしね」なんて皆がすっかり忘れる勢いでおおいにしっかりいただいてきた。
 
ちなみに「スペシャル茶碗蒸し」は、蟹肉入りで、べっこうあんがかかって枝豆がトッピングされたもの。確かにこんな茶碗蒸しは普段見かけたことがなかった。
 
さすがに夕飯ではお酒は控えて、お寿司を食べるのに専念して、盛り上がるままに夕食も終了。すっかり一日遊んでしまったのだった。
 
「コジマさん、今度は夕方早めに乗馬して、その後早めディナーというのもいいかもねー」
その方が、ランチで戦場状態のお店に迷惑にならないだろうし……なんて独り言いったら、それをしっかり聞いていた友人、
「私も私も!」
と手を挙げている。料理はもちろん乗馬もたいそう楽しかったようで、じゃあ次は夕御飯に。

2011年11月22日火曜日

バーニャカウダとチーズの夕べ

「Krispy Kreme Doughnuts」の
オリジナルグレーズド 1/4個
ミニカフェオレ
カフェオレ
ちょっと固くなっちゃったかなーと思いつつ、残っていたクリスピークリームドーナツの朝御飯。
 
日曜の朝にアホほど食べたほどの分量は残っていなくて、私と息子の前に残っていたのはオリジナルグレーズド2個と、「ミニカフェオレ」が1個。私もちょーっとだけオリジナル~も食べたいなと、「ちょっとだけちょうだいね」と一口分ほどカットして、ミニカフェオレと一緒にいただいた。なので息子の取り分はオリジナルグレーズド1個と3/4個ということに。
 
肌寒いこの季節になると、表面のグレーズドもベシャベシャにならずにシャクシャクした歯触りのまま残っている。10秒ばかり温めると、なかなか良い感じにふわふわになって美味しくいただけた。
チーズ(モンドール)
ラクレット
バーニャカウダ
(緑大根・黄人参・紫蕪・ラディッシュ・カリフラワー)
肉豆腐
わかめとねぎの味噌汁
羽釜御飯
ビール(銀河高原ビール)
夕飯どうしようかなー、息子は習い事で帰宅が遅い日だし適当で良いかなーとゆるく構えていたところ、夕方に
「今日は夕飯までに帰れそう」
とのだんなからのメール。
 
じゃあ色々出そうかな、ビールも冷やしておつまみになるものを~……と、簡単ながらバタバタと準備した。結果的に和洋折衷メニューになってしまったけれど、多分結果オーライ。
 
だんなの出張土産のモンドール出して、ラクレットも出す。ラクレットの方はスライスしてフライパンで焼いて溶かしたものを茹でたじゃがいもにかけて。
 
週末買ってきた色鮮やかな鎌倉野菜は、ざくざく切ってバーニャカウダでいただくことにした。ソースは「青の洞窟」の、温めるだけのインスタントもの。野菜を全部出してちゃんと並べてみたら、黄色の人参に、緑大根、蕪は紫……と、たいそう綺麗。同じ袋に入っていたカリフラワーだけは茹でて、あとは一口サイズにカットして器に盛りつけた。
 
チーズとバーニャカウダは「ビールのアテ」の位置づけで、あとは「お食事」、肉豆腐と味噌汁と羽釜御飯。
 
美味しい牛肉が手元にあったので「あまり火を入れすぎにようにしないとー」と、軽く火を通す感じでだしと醤油、味醂、酒で肉と豆腐と玉ねぎを煮たのだけれど、火を通す時間に比して味つけが薄めだったせいか、かーなーりーあっさり味の肉豆腐になってしまった。さっと通すなら調味料はその分こっくりめにしないといけなかったわね……と、一つ学んだ肉豆腐レシピ。
 
今日は仕事もみっちりしたし、風邪治療の病院にも行ったし(日に8種類服用していた薬が明日からは2種類に減った!万歳!)、図書館行ったし、下駄箱界隈をクリスマス使用に模様替えしたしで、充実の一日。夕飯も充実の内容で何よりだった。

2011年11月21日月曜日

酒&豚味噌鍋

ピザトースト
カフェオレ
今日の朝御飯は、だんなたっての希望でピザトースト。
 
「え?だって、ドーナツ残ってるよ?ちょびっとだけど」
と言っても、「それは火曜日食べるから、月曜はピザトースト!」と。
 
うーん、ピザトーストはオーブンしっかり余熱する必要があるし、そこから更に10分焼かないといけないしで、けっこう時間かかるんだよなぁ……早起きしないと作れないんだよ……と思いながら、そこまで言うならと用意した。いつも通り、トッピングは玉ねぎ、ピーマン、ベーコン。チーズは当然たっぷりと。
 
ぷーぷー言いながらも私はピザトーストは好きなわけで、4枚切りのパンを使ったボリュームたっぷりのアツアツピザトーストはやっぱり美味しいものなのだった。ピザトーストとか、ホットサンドとか、寒くなるとハイカロリーな朝御飯が恋しくなるのはちょっと困る。
豚味噌鍋
 (豚バラ薄切り・白菜・長ねぎ・うどん)
日本酒(醸し人九平次 純米大吟醸 別誂)
今日は久しぶりに「お片づけスイッチ」が入った日。わやくちゃになったあそことかこことか片づけたい!……と、午前中一杯かかって家をすっきり綺麗に片づけた。
 
お客さんが来ると家が綺麗になるのだけれど、本当は「いつお客さんが来ても大丈夫」な状態がベストなわけで、でも今はそうではないわけで、「がんばりましょう」という感じ……。
 
夕飯は、待望の今シーズン初「豚味噌鍋」。今年の酒粕ももう巷に出回っているタイミングだけれど、冷蔵庫には昨年練った練り味噌がまだ残っているので今日のところはそれを使って。土鍋にたっぷり湯を沸かし、味噌を溶いたら白菜の芯の部分を加えて数十分煮込む(白菜の芯はクタクタに煮えたところが好きなので)。
 
長ねぎも加えてちょっと煮たら豚肉加えて、豚が煮えたところで食卓のカセットコンロに移動。
あとはひたすら、具材をスープと一緒に器によそって、たっぷりの刻み万能葱と七味唐辛子を添えながらいただく。ひたすらいただく。
 
鍋ものとか、あとラーメンなんかは「一つの味がずーっと続く料理」だから私は途中で飽きてしまうことがままあるのだけれど、豚味噌鍋はお腹一杯になるまで止まらなくなってしまう数少ないメニューの一つ。頃合いで冷凍うどんを入れていただくのも最高。白菜の葉先の部分を入れてしゃきしゃきのところをいただくのもまた最高。
 
息子の食欲も増進する今日この頃、
「肉、700g?800g?」
「……800は要るんじゃない?息子すごい食べるよ……」
と、しゃぶしゃぶ用豚バラ肉を800g用意したのだけれど、見事に全部無くなった。
 
白菜は1/2玉、長ねぎは3本。そしてうどんは4玉。
 
お決まりの「肉ばっかり取らない!野菜も食べなさーい」なんて言葉も飛び出しつつ、大人たちは美味しいお酒ですっかり良い気分。冷蔵庫で存在感を放ちまくっていた、4合分ほど残っていた「醸し人九平次 純米大吟醸 別誂」もすっかり空になっちゃったのだった。九平次美味しいね九平次。